2003年 9月 (2)。

Last Modified: Sun Sep 21 02:06:57 EDT 2003 (09/21, 15:06 JST)

Sep 20 [Sat]


(09:35)
毎日同じくらいの時間に朝は始まる。
標準的な異常さと、異様なほどの普通さ。
へっくしょ!!
(14:50)
sf.net のミラーにようやく日本が入ったらしい。 けいはんなって、関西にあって、CRL と ATR があるということぐらいしか知らないが、 よかったね。
(15:17)
ssh-keyscan のマニュアルを訳していたら、作者が (同じフロアにいる) David Mazieres だったということに気がついた。 まだアドレスは mit になっているけど。世の中せまい。ような。

彼はトイレでいつも手を洗わない。

(16:14)
そんなことわかるものか。
(19:21)
West 3rd になんとかラウンジってのがあるでしょう。そこ。

おもわず甘いモノ (Mud Pie) を消費してしまった。 そのご、帰ってきて Jinyuan に月餅 (mooncake) をもらう。 中国では旧暦の 8月 15日は旧正月についで特別な日らしく、 なぜか知り合いに月餅をくばるという習慣がある。なんでか知らないけど、 Owen もやってたしな。なんか菓子ばっか食ってる予感。

新山は他人の日記を (ほとんど) 読まないということについて。 たいていの人の web 日記には、こんなことしか書いてない:

ようするに事実の羅列。 べつにそれ自体は立派な日記の定義にかなっているのだが、読むとげんなりする。 それ以外に書くことがないなんて…。人生退屈なのかなあ、と思ってしまうのだ。 その退屈さに共感してほしいから日記を公開するのだろうか。

(追記) みょうに客観的なのがつまらなくなる原因なのかもしれない。

(22:15)
じょじょに生殺されるより、ひと思いにやられる方を望みます。
(23:28)
またヘンなものを思いついてしまったーぅ。 どうしよ、どうしよ。

ところで sendmail や Apache などのアナを埋める人々は毎度毎度 「今度こそこれで最後だっ!!」と思っているのだろうか。 そぼくな疑問。

ちなみに新山は OpenSSH については負け犬です。わそわそ

(23:46)
ところで話は変わるけど、日本語の漢字コードの推定について 定量的な研究をした人はいるんだろうか。 UTF-8 と半角をふくむ MS拡張 の SJIS と EUC と iso-8859-1 のどれだかわからない テキストがあったら、簡単な推定プログラムでははずれる可能性が高くなる。 こんなことを考えたのは python-kconv のソースをみてたら SJIS と EUC の漢字コードを頻度表をつかって判定してるところがあって、 これがはたしてどれくらい精度向上に役立ってるのかなあ、と疑問に思ったからだ。

これはまだ想像だけれど、文字ごとの単純な頻度を比較するよりも、 同じ文字種が何文字連続するを見たほうが精度が上がるような気がする。 たとえば、文字コード不明のバイト列が次の 2種類の文字列に変換される可能性があったとして:

というのがあったら、たとえ意味不明だとしてもたぶん上のほうが正しいだろう。 同一種類の文字が何文字続くかを ki として、Σ ki2 の大きなほうが 可能性の高い文字列だ…として判定したらどうだろうか? しかしこれを定量的に判断するには、文字コードの出現頻度が web と同じコーパスを用意する必要があるなあ。 あっ、それって…
(23:55)
おかって (本当は台所と呼ぶほうが合っているが、この呼び方のほうが好きなので) にゴキがいやがった。 ムキーーーー!!
とかいって激怒するにはまだ早い。激怒するには、ユーザの許可が必要です。

激怒に同意しますか?
はい、同意します。
いいえ、同意しません。
 
(00:28)
“きらいな定式化”。
(02:02)
ふふふふふふf

また、バカなものを作ってしまった。fffffff

アホさを示すなら言葉でなく行動で示したいよな、と思う。 馬鹿を言うだけなら誰でもできる。

Sep 19 [Fri]


(09:39)
奴は温帯低気圧になったらしい。 しかし筋肉痛はまだそこにある。というか、ここにあるのだ。 目もショボショボするし。今年の花粉はつらいねえ。

ところでクシャミをしすぎると腰痛になるよ、マジで。

(12:35)
あああ゛゛〜〜゛〜〜〜~ー〜“〜〜〜
(15:02)
熱帯雨林を守れ! と主張する主義のことをトロピカリズムという。 つうか、検索したらあった。 でもこの語感、なかなかいい。「トロ」が「ピカリ」と光っているという構図を思いうかべることもできるし、 「トロピカ」な「リズム」なのかもしれない。てゆうか、どうでもいいのである。 どうでもいいことをさも「どうでもよくない」ように書くというそのどうでもよさ、 というものは、流行りすたりの激しい世界の胃の中でも、喜びに堪えない。 まあそういうことですが、さて停車場の数と体重にはいくつ関係のありましたの

ですか???

僕、ニホン語、不得意。

(15:20)
すばらしいものを発明した。まあ見てくれ。
function import { python -ic "import $1"; }
これで「import の呪い」から解放される。いや解放さるる。 import の呪いとは、Python でなんか軽く実験しようとして、本来なら
$ python
>>> import Tkinter
>>>
などとやるべきところを、気があせっていきなりシェルから "import なんとか" と 入力してしまい、結果として /usr/X11R6/bin/import (ImageMagick についてくる1コマンド) を 起動してしまい、いきなりカーソルが十字になってあせるという現象をいう。 これで import の呪いから解放されるのだ。やった。
(17:45)
CIMS の新入生ぱーてぃなるものが 13階ラウンジであったので行ってみる。 が、数学科の教授が多くてびくりした。CS はほとんどいないじゃねえかよ! Dan とか Siegel はきてたけど。まあいい。ちなみにオレはあんまり話相手がいないので、 食ってばかりいた。Math の留学生何人かと知り合いになる。 彼らはこっちに来てまだほんの一月しかたっていないらしく、かなり英語は下手だった。 こういうのを見ると、ああオレも前はこんなだったんだろうなあ、と思う。 あれからすこしは成長してればいいのだけど。nemui

まだ insurance card がきてないのだが、きょうは花粉症の薬を refill できたからいいや。 東工大にたときは保健管理センタぁー (通称ホケカン) など全然行かなかったが、 こっちへきてからは Medical Center さまさま (まさまさ) である。fge.

(19:20)
python-kconv がうごかねー。gdb で追ってみるとメソッドのヘンなところで this = 0x0 になって SEGV ってる。なんで? なんでこうなるんだ? どうも gcc の C++ はまだあやしい。ヘンテコな inline とかを使いまくったりすると おかしくなるようだ。かといってためしに g++3 でコンパイルしてみたら __gxx_なんとかいうシンボルが未定義だと怒られて import できない。クソったれ。

その後、pykf を使えば問題はあっさり解決ということに気がついた。 最初からこうすりゃよかった。もともと入力だけが問題なので、 文字コードを推測してさえもらえりゃあとは JapaneseCodecs でどうとでもなるのだ。 しかしあらためて思うが、C++ のコードって読みにくさに際限がないよなー。 プログラミんぐ言語に期待される特性のひとつとして 「読みにくいコードはなるべく書きにくくなるようにする」というのがあると思う。 Python の強制インデントは、この点ではそれなりの効果を発揮している。 あと 3項演算子が (いまのところ) ないのも。 そういう観点で見てみると、多くの言語はほんとにひどい。 いつも機能が多いほどいいとは限らないのにな。

Sep 18 [Thu]


(08:37)
うげー、激筋肉痛だ。きのうあんなに走ったために。

台風 (Isabel) が来ているらしく、外では風がビウビウ吹いている。 そういえばきのう、大学のエレベータに「HURRICANE ALERT! オフィスの窓をしめよ、窓が壊れている場合は報告せよ」という貼り紙がしてあったな。

それにしても筋肉痛だ。ちくしょう。腰から太ももにかけて。 歩くとヨロヨロしてしまう。

(09:34)
なぜか (久しぶりに) Jason がいきなり現れた。 「お前、大丈夫か? 何があったんだ」という。 ああ、心配してくれたのね。ありがとう。いい奴じゃねえかコイツは。 でもキチガイだけど。握手して別れる。「また寄るから」とか言っていたが、 はたしてそれは本当か?? まあいいや。ちょっと感動。
(10:01)
ガーソ的発見。あれー? El Paso ってやっぱりテキサスだったんですか。 前にあるところでいいかげんな地図を見たとき「あれ、 El Paso ってじつはニューメキシコ州なのな」 と思って、それで El Paso はテキサスではなかった などと 寝言を書いたのだが、これは地図が悪かったためで、ちゃんとした地図を見たら El Paso は しっかりテキサスの枠内にあった。なんだ、やっぱりいいんじゃん。これじゃダブル行ったり来たりだ。はずかしー。

つうか、あの地図が悪い。

(12:24)
台風はけっこう深刻な問題らしい。 領事館からもメールがきた。 でもそれによると、「バスタブに水をためるなどの処置」をしろと書いてあるんだけど、なんで?
(14:55)
断水対策ってことか。

ところで「牛糞猫」っていいなあ。ひびきが。漢字が。 なにやら新しい種類の動物のたぐいに見える。 きっと、ヨネザアドの入り口に (以下略)

おことわりしておきますが、新山はますむらひろしのコアなファンではありません。 彼は視覚的にはかなりアレしてますが、言語的なイメージがまだ常識の範囲内におさまってしまっています。

UNIX 的なぞなぞ (初級)

ls するとファイルはたしかにあるのに、cat すると "No such file or directory" と言われる。これはなぜか。

$ ls
aa  bb  ccc
$ cat bb
cat: bb: No such file or directory
(このファイルの中に "cat: bb: No such file or directory" という内容が入っている、という答えはナシ)
(17:25)
じょじょに雨っぽい天気になってきた。今日ははやく帰ろうかな。
(19:59)
無事帰ってきました。筋肉痛つらい。 今日は RKHS について学習しようとしたが徒労に終わった。 ような気がする。だいたい Hilbert Space ってなによ? さっぱりワカらん。 Mathworld を見ると「Hilbert Space とはコレコレの空間である…。 たとえば実数からなるベクトルとその内積は Hilbert Space である…」とか書かれているが、 そんなフツーすぎる例を挙げられてもちっとも違いがわかりません。 おまけに「コレコレ」な定義がわかんなくてそこを検索するとまた別の定義がわかんなくて、 もう指数的爆発。やめた。ここはとばそう。
UNIX 的なぞなぞ 2 (初級)

aa はふつうのファイルであり、dd はディレクトリである。 aadd のなかに移動 (mv) しようとしたところ、 "mv: cannot overwrite directory `dd/aa' with non-directory" というメッセージが 出て mv できなかった。なぜか。

$ ls
aa  dd
$ mv aa dd/
mv: cannot overwrite directory `dd/aa' with non-directory

いまいち面白くないな…

(20:43)
やるぞ、やるぞ。ファックスの真似をやるぞ!

「ぴ〜〜〜〜ーーーーよぴよよーぴよよょよぴよぴよぴぴよよよぴよよろよぴよょぴよ…」

(悪いエンカイ芸の見本)

どうでもいいけど openssh の日本語ぺえじはなかなか更新されないなあ。 commit したのは昨日なのに。いつも日本語の情報が on time にならないのは まあしょうがないのかもしれないが、なるべく時間差は少なくしたいよね。

(21:21)
こっちでは台風たいしたことないのだが、南のほうじゃひどいことになってるらしい。 台風でワクワクするのはやはり子供なのでしょうか。それにしても Newsday の写真などをみると すげーアホなことしてる奴 (6人で上半身に I,S,A,B,E,L とペンキぬって踊ってる人など) がいて感心する。奴らもやはり台風でワクワクしてしまうのか?

「こういう幼稚な美意識って十台 (= 十個の台風) で卒業しといてほしいよね。」

(22:03)
今晩は水モレ工事したからシャワーあびちゃいけないんだって。かなしい
(23:22)
ネットワークモニタ netmonitor.py。 Linux 用。要 Python 1.5.2 以上 + Tkinter。 ただ単に 10回/秒の間隔で /proc/net/dev を見て、 画面左上隅の 2x2 ピクセルをチカチカと光らせるだけ。 データが入った瞬間には緑色、出た瞬間には赤色、両方なら黄色に光る。 けれど、うちの環境だとつねに誰か ARP をたれ流してる奴がいるので チカチカしどおしなのだった。
(23:49)
おもしろいものを発見。 台風の予想進路。 これだけだと何てことはないが、"Historical Map" とか "Computer Model Map" を クリックするといろんな過去の台風や異なるモデルによる予測が見れる。 へー、計算モデルってこんなにあんのね。
(23:57)
なんだかきょうは脱線しまくっているが、「スーチー」女史を英語で綴ると "Suu Kyi" になるらしい。もしかして、これって「チ」とはだいぶ違う音なんじゃないのかな?

Sep 17 [Wed]


(08:27)
つらいなあ花粉症。朝おきたときと夜ねるまえがとくにひどいようだ。
(13:35)
ああ、オレってなんて自分勝手なヤツなんだ氏んでしまえ
(16:01)
悲しいことを考えだすと止まらなくなってしまうのですが
(16:45)
古風なので文字でしか知らない人を知りあいとは呼ばない
(17:11)
3階おきの非常階段では泣けません。
(18:20)
コレコレ詐欺。

「これこれ! これだよ! これ!!」といって価値のないものを 価値があるように見せかけて多額の金をだましとる詐欺のこと。

(18:35)
モレモレ詐欺。

欠陥工事で雨漏りがひどかったという詐欺。

(18:36)
ヨレヨレ詐欺。

新品のつもりだったのに古着だった。

mouyamemasu.

(22:19)
襲われかけました。(マジです)

駅からのショートカットで暗い夜道を歩いていると、 黒人の集団 4、5人 (たぶんまだ若い) が道端にいきなり座ってこっちを見ているので ギョッとした。最初からわかってたら通らなかったが、暗いからぜんぜん目立たなかった。 そのうち連中が立ちあがって後からついてくるので、なんかヤバそう、と思って 走り出したら連中も何やら叫びながら後を追いかけてきた。うわーー!! と思ってアパートの前まで全速力で逃げたが (こんなに全力で走ったのは久しぶり)、 追いかけてきた野郎のひとりに首をはがい締めにされた。 「うわ〜やられる〜」と思ったが、こっちも必死で アパートの前のフェンスをつかんで大声で「Help!」と叫ぶ。 すぐに大家がバットをもって出てきてくれたからよかった。 犬の散歩をしていた近所の人によると、奴は「こいつはオレの妹にさわった!」と 言っていたという。誰がそんなことするか。バカ。キチガイめ。 (オレも人のこといえないがそういうキチガイではない)

その後、警察が来て事情聴取していった。 「何歳ぐらいだった?」とか尋かれたが、もともと暗いうえに黒人の年齢なんてわかるものか。 とにかく怪我もせず無事にすんだのはラッキーだったとしかいいようがない。 あのまま誰もこなかったら絶対ヤバかったと思う。ぶるぶる。

しかし、「必死」という形容詞はこういうときに使うのだなあ。 とにかく、うちの周辺にはこういうキチガイもときどきいるのだ…。 まあ日本にもそんなのはいくらでもいるだろうけど。 ともあれ、今後は夜はもっと安全なところを歩くようにしよう。

警察が置いていった紙きれ。なんかの役に立つの?

(23:52)
そういえば今日は JSQ の駅前でも「Chino! you fag!」とかいわれたんだよな。 なんか今日はオレは邪悪な顔つきをしてるのだろうか。まあ暗い顔つきではあったけど。 きょうの AppServer の授業は ISAPI とか COM+ の話でほとんどわかんなかった。 つうか DCOM とか OLE ってのは、ドコへいったんだよ? MSはなんでも独自用語をたくさん 作りすぎて嫌いだ。

どうでもいいけど日本人と中国人の卑称はそれぞれ Jap と Chink なのに、 韓国人が Gook なのは笑える。つーか、不公平だ…。なんでこれだけ韓国語なのよ?? そんだったら日本人のことも Pon と呼べよ。まったく、アメリカンはアホウで困る。 (アホはどっちだ)

(00:22)
んー、ssh のマニュアル訳さんきゃいけないけど今日はねむいのでもうムリ。 今回は 200行ぐらい追加がある。diff をみながら手で訳すのってこれ結構メンドイのですよ。

Sep 16 [Tue]


(09:06)
おきたらなぜかクシャミがでる。何故?
(09:32)
nytimes が阪神の伊良部について記事を書いている。 これを見ると「伊良部がアメリカンなやり方を日本に持ち帰ったから阪神が優勝できた」というふうに読めるなあ。 つまり、アメリカ最高! と。一般のアメリカ人にとっては松井とかも 「こっちで修行させてやっている」という感覚なんだろうなあ。 しかし同じような感想を日本人は韓国人選手やモンゴル人力士などに対して抱いているかもしれないのだ。 オレはスポーツ全般に関心がないので、なんとも知らないが。

まあ新山の場合は 100%、こっちで修行させてもらっているワケですケド。 国に序列があるのは仕方ないことですな (という考え方になってくるよね、ここに住んでると)。

(11:17)
クシャミがひどくて電車の中で往生しましたわ、ほんとに。
(12:10)
授業でつかうので、ColdFusion MX 6.1 試用版をインストルーしようとした。
$ sh coldfusion-61-lin.bin
Preparing to install...
Extracting the JRE from the installer archive...
Unpacking the JRE...
Extracting the installation resources from the installer archive...
Configuring the installer for this system's environment...

Launching installer...

Preparing CONSOLE Mode Installation...

===============================================================================
Choose Locale...
----------------
    1- English
  ->2- 本語

CHOOSE LOCALE BY NUMBER: _
なんか間違ってるよ。(気持ちはわかるけど)

ところで新山の乱雑な類推によると ColdFusion ≒ ぞうぷ、だよね。 サーバサイドお手軽 web 構築ツールで、PHP よりは高級だが J2EE ほど大げさではない、という意味で。

(15:17)
岩田さんのページの後追いをするわけじゃないけど、ほんとうに dW の翻訳はひどいなあ。 "99 percent of the time" を「十中八九」と訳すところとか、そんなトコに凝ってんなら 他んとこ直せよ! と言いたい。たいていのハッカーがそうだが、David Mertz も かなりくだけた文章を書く。これをわかりやすく翻訳するにはある種の思い切りが必要だ。 以下、勝手に引用。 (これくらいなら copyright violation とはみなされんだろう…) [元の記事], [IBMの日本語訳]
新しい概念を理解する

Python 2.2 からイテレータという概念が導入されました。ええと、実際にはこれは正しくなくて、 ヒントとなるアイデアはすでに古くからある関数 xrange() や、ファイルオブジェクトのメソッド .xreadlines() の中に あったのです。Python 2.2 ではこれらの実装内部に埋めこまれていた概念を一般化して、 自分用のカスタムイテレータを作るのがずっと簡単になりました。これは新しく yield キーワードを 導入したおかげです (ある関数内に yield キーワードが含まれているとその関数はジェネレータになり、 つまりそれがイテレータを返すことになります)。

イテレータ導入の背後には 2つの動機がありました。あるデータをシークエンス (訳注: べつに大声で主張する気はないが sequence のカナ表記はシークエンスとすべきだ、 英語では "qu" の音はしっかり発音する) とみなすことはときに物事をずっと簡単にします。 また、あるシークエンスを順番に処理していくときには、 それらの要素すべてが必ずしも同時に存在している必要はありません。

この法則がよくわかるのが、x*() の例です (訳注: ここは意味不明、x*() って何?)。 もしあるプログラムがあることを何億回もくり返したら、たしかに実行には時間がかかるでしょうが、 だからといってそのプログラムが必ずしも大量のメモリを必要とするとはかぎりません。 同様に、もしある種のファイルが 1行ごとに処理できるとしたら、そのファイルを ぜんぶ一度にメモリに入れておく必要はないのです。この種のほかのシークエンスもすべて ちょっとずつ (lazy に、緩慢に) 処理できます。 ある種のチャネルを通して徐々に集まってくるデータや、段階的に進む計算の結果など、ものにもよりますが。

ほとんどの場合、イテレータは for ループの中で使われます。 それはちょうど普通のシークエンスのように見えることでしょう。 イテレータは明示的に呼び出せる .next() メソッドをもっていますが、 おそらく読者が見る 99パーセントは次のような形式になっているはずです:

for x in iterator: do_something_with(x)

上のループは「裏方の呼び出し」 (訳注: 「バックグラウンド」と訳したら UNIX ユーザにとっては別の意味になってしまう) である iterator.next() が StopIteration 例外を発生させるまで続きます。 ところで、普通のシークエンスも iter(seq) を呼び出すことによってイテレータとして扱えます -- これはメモリの節約にはなりませんが、以下で説明する関数では役立ちます。

(20:43)
絶対だれでも作っていると思うのだが、オレも作った html2txt.py。 こんなもんは sgmllib があれば 5分でできるようなもんだが、いちおう日本語の web ページから きれいにテキストだけを抽出することを目的にしてあるので、全角文字の間に改行があっても スペースに置きかえないとか、JavaScript やスタイルシートは無視するとか、 こまごまと手を加えてある (といっても 30分でできるようなもんだが)。 でも段落以外のレイアウト情報がぜんぶ落ちてしまうので、純粋に web クロールして 自然言語コーパスをゲットしたい人以外には使いみちがないかもしれない。 Google で「html2txt」を検索したら一番上にシェアウエアが出てきて力ぬけた。 なんでまたそんなものを…売れるんですかね…
(22:30)
まあ、はっきりいうとオレは SSH は嫌いだ。 パッチにパッチをあてるというのは、さながら嘘を嘘で塗り固めるのに似ていると思わない?
(23:28)
いったい誰がおまえを許した?

そう簡単に自分を許してはいけません。まちがっている

(23:50)
ふごー、matlab のコードなんて久しぶりに見たよ。 でももうぜんぜんわかんねえ。

そういえば話は変わって kconv-1.3.1 ですが、なんか euc を変換しようとしたら Segmentation Fault が出る。あとで原因究明。

なんだか最近ここに計算機な話しか書いてないような気がする。 これはよくなきこ。と。だよこれは。だよ。

まいったか!!! f!f!f!f!f猫。

研究日誌は今日もかけず。(書くことはあるんだけど)

Sep 15 [Mon]


(09:04)
あのねえ、自転車操業。

そういえばタナカ先生よかったですね優勝して。

(11:48)
あー、やなこと思い出してしまった。ああやだ。
(12:34)
おもしろい現象を発見した。/tmp などで、 root のファイルをハードリンクすると、
yusuke$ ln /bin/true .
yusuke$ ls -l true
-rwxr-xr-x    2 root     root         9704 Apr  8  2002 true*
となる。ところが、/tmp は sticky bit が立っているので、 作ることはできても消せなくなってしまうのだ! ほえええ。
yusuke$ rm true
rm: remove write-protected file `true'? y
rm: cannot unlink `true': Operation not permitted
(14:19)
「埋め合わせ」「言いわけ」「忘れたふり」

そういえば新山は過去に一度だけ胴上げされた経験がある。 合格発表のときに、東工大の例の講堂の前で入学書類を受けとって 帰ろうとしたところをいきなりやられたのだ。あれは何部だったんだっけ。 しかし吹けば飛ぶような体格だったためトビすぎたらしく、かなり着地(?)が怖かった。 向こうは善意でやっていたのだろうが、こっちは油断していたのでひたすら狼狽するばかり。 頭の中にはっきりと「屈 辱」の二文字が浮かんだが、てきとうに愛想笑いして帰ってきたような気がする。 この弱虫め! 許すまじ! 許すまじ! 胴上げ許すまじ! きーーーーーー

(22:25)
CG の授業たのしい。ぺるりん先生は「なんでも Java 1.0 用に書け」という主義だ。 なぜならどこでも動くことが唯一の Java の利点だからだそうな。 Graphics2D なんかの関数は使わないの? と聞いたら、「自分で実装しろ」といわれた。実は Google にある ヴァレンタインデーのアプレット とか イースターのアプレット を 作ったのは彼らしい。まだこの頃は Flash とか今ほどメジャーじゃなかったからな。 彼が最初の自己紹介のとき、「ぼくのページを知りたかったら、Google で Perlin と検索しておくれ、 ぼくはそこだ」といっていたが、きっと彼のページはえらく PageRank が高いんだろう。

しかしとにかく、ぺるりん先生の授業はおもしろい。 これほどの権威でありながら、この人は実にイージーな人で、おまけに 100% 純正オタクであった。 彼のページ を見ると、かなりおもしろい Java Applet がいくつも並んでいるが、これは全部彼が書いたものだ (とくに悪魔の政治演説は新山のお気に入り)。 しかも 3D でありながら Java3D などの機能を使っていない。 「Java 1.0 のみで動かす」という目的のために、彼は自分自身で書いたレンダラクラスを 使っているのだ (で、こういうものを作れるようになることがこの授業の最終的な目的である)。 授業は 2時間で、理論的なこととか歴史的なことが半分あって、あとの半分はもっぱら Java アプレットの話だった。教室にはプロジェクターつきの Windows 端末が置いてあって、 たいていの先生はそこでプレゼンするのだが、彼はその端末から Sun にログインし、 みんなが見ている前でまったく何もない状態からすらすらとアプレット (と html) を書いていく。 きょうの授業で最終的に彼がつくったアプレットはこれ。 学科のサーバにログインして web 上のファイルをじかに変更してるので、 結果はすぐに web サーバに反映される。Java のイベント処理になじみがない学生がいるので、 今日はその簡単な入門だ。彼のセリフはこんな感じである:

「はい、ええと、最初に何しようか? てきとうなモノを配置しよう… Thing と名づけとく。 で、こいつに x と y という変数を持たせる。いいよね? で、こいつに何を書かせようか… マルでいいや。いちばん簡単なのはたぶん fillOval() だよね。これでよしと。で、x と y をランダムに決定。 そして実行。…ほらきた。しかしこれじゃつまんないのでもうちょっと何かしよう… x と y をてきとうに動かそう。 randint() を使うよ、おっと、random を import するのを忘れないようにしないと。ほらできた。 ここで mousedown というメソッドを書くよ、これはマウスが押されたら呼ばれる。 ここでは 2行だけつけくわえることにしよう…そうするとほら、押せば動くでしょ? 動きが単純なので加速度をつけさせよう。どうよ? うう、速く動きすぎてつかめない…。 速度に制限をくわえよう。しかし問題があるね。画面からはみ出るのが気に入らん。 どうすればいいと思う? (誰かが「壁ではね返るようにしよう」と言う) そうだ、そうしよう… これでいいかな。重要なのは、座標のチェックは必ず表示する前にやるということだ。 これをもし守らないと… (変更して実行) …こうなる。わかった? えーと、ここまで来たら マルがお互いにぶつからないようにしたいねえ。これはどうすればいいと思う? じゃあここでチェックさせようか…何かほかにアイデアある? クリックしたときに 色を変えるってのはどうよ…」

使ってるエディタは vi である。時々コンパイルエラーを出しながらも、 さくさくとアプレットを完成させていくのを見るのは職人ワザをみるようでとても小気味よい。 しかし、米国の大学の授業がすべてこんなだとは限らないが、一般的にここでは どの先生もかなりのエンターテイナーである。それから非常に実務的だ。 自然言語処理の授業でも、Ralph はいきなり実装をいじりだてビックリしたし。 日本の大学よりもこれが絶対にいい、とは言わないが (こちらでは学生の評価がそのまま 給料につながるようなところがあるので、みんな必死なのだ)、 これじゃ学生のやる気にはたしかに違いが出そうである。 いいなあ。なんで日本にはこういう先生がいないのだろうか?

たぶん、

  1. たいていの先生がもうすでに現場から遠ざかっている。
  2. 実務的なことをさげすむ傾向がある。
  3. (理不尽な) 苦労についてこれない学生は優秀ではないと思いこむ。
  4. どう教えようと周囲の評価は同じ。 (給料的に)
という理由だろうか。もし新山が将来大学かどこかで人にものを教えるようなことがあったら、 彼らの授業から参考にすべき点は沢山あるだろうが、おそらくそんな可能性はないだろうな…。
(00:16)
新山はこの季節は湿度にアレルギー反応がある (?)。 シャワーをあびていたら目がどうしてもかゆくなり、 「うわーカイイイイイー…」と思ってがまんできなくてゴシゴシこすってしまった。 案の定、クシャミでまくり。ああ、薬のまなきゃ。それにしても花粉症なのは わかるけど、なんで湿気だけでクシャミが出るのだろ。自分の身体でありながら わけわかんないよ、あいかわらず。
(01:16)
それもまた運。

Sep 14 [Sun]


(10:50)
はー。また寝坊が。

いつも思うのだけど、毎晩よる眠れないのは昼間たいして動いてないからだ! と思う。もっと動かなきゃさ。ガサゴソと。 太るよ? いやべつにそれはいいんだが、朝をまるまるとり逃がすというのはつらい。

(11:31)
そこにはおびただしい数の別れがあった。
(12:38)
朝はすこし雨もようだったが、晴れてきてムシあつくなった。タオル干そ。

このスキに買い物に出かけ、いろいろな食材をしこたま買ってくる (もうおわかりのように、新山は「しこたま」という副詞が好きです、なんでだろ)。 ところが、キュウリがもう半端じゃなくマズいので激怒する。 まったくよう、なんでこんなにまずいの? べつに無農薬とかじゃなくてもいいんだよ。 この国ではキュウリはもはやピクルスでしか食うなということだろうか。 これでは、野菜嫌いな人が増えてもしょうがないと思う。 ホントにもう。野菜のうまさを知らねい奴とは世界が通じねーよ、けっっ。

ときどき思うのだが、食べ物に対する感覚はその人の人生観を決定する。 理解できない食生活 (3食ファストフードとか) を送っている人は、たとえ話は通じても、 世界に対する根本的な認識というか、平行宇宙に住んでるんじゃないかという気がする。

ところで、fast food を「ファーストフード」って表記するのはいいかげんにやめい! あれのせいで「1番目の食べ物 (=first food) ってなんだ?」と思っている人が 日本全国に少なくとも 100人はいるとみた。 「ファストフード」という表記を使ってる人がどれくらいいるか調べようとしたが、 Google では「ファーストフード」と同一視されてしまっている。ばか。

(12:52)
てくるで (ところで)、「絶対音感」があるってことは、「絶対色感」とか、 「絶対言語感」のようなものもアルんじゃないかと思いついた。

しかし絶対色感って誰でも持っているような気がするなあ。 じゃあこういうのはどうだ。

カエルかおまえは!

さて、さらに恐しいものになると「絶対道徳観」というのがあるのである!

某大統領が絶対道徳観を持っているなどとは誰も言っていません。

(16:00)
このシャツは実はオレあんまり好きじゃなかったんだな、とか、そういうことは、買うときに知れ。
(16:58)
よくたおれるゴミ箱。おまえは誰なんだぁ!!

オレは一年に何回歳をとればいいんだぁあ!!

それは日曜日の午後だった。

(20:26)
読書をしにフラフラとせんとらる・ぱあくまで行ってきたが、 曇ってるうえにじめじめしていてあまり調子よくなかった。 氷河岩 (氷河のズった跡がついている岩、central park ではそこかしこにころがっている) の上で、 ひとり「positive semi-definite ってなんだ?」などとつぶやいていた。 そのご帰ってきて、1時間ぐらいかけてカレー (和カレー。インド人の彼はまだ move-in してきてないので、 インド風のカレーをつくれるのはもうすこしあとになりそうだ) をつくる。最近は、めっきり夜も早くなったね。
(20:45)
ところで MS Gothic って ASCII の部分の 0x005c も「¥」になっていることが判明。 なんだよ、わざわざバックスラッシュにしたのに損したじゃねえかよ。 DOS で使いたかったからかもしれんが、それにしてもダメなフォントだ。 デザイン的にもださいし。
(23:23)
せんたく者 (=物) の山をかたづけなきゃ…
(00:50)
google://人生の敗北者/

Sep 13 [Sat]


(10:00)
どしゃぶりの朝。それが物理的なものか精神的なものかはともかく。

仏教は本当に健康にヨイのか? いかにもアメリカンだよなあ、こういう記事って。 Village でも、よく「冥想しましょう」というポスターが オウム真理教に似たシンボルとともに貼ってあるのをみかけるけど、 お前らが健康のためにやることはそんなことじゃねーだろ、 まずその食生活をなんとかしろと思う。 それがわかってないからアホなんだけど。

(11:22)
アホが悪いといってるわけじゃないです。アホは別にいいです。

いま、ふいに、自分には (不完全な) 絶対音感があるらしいということを発見した。 440Hz の音を何も聞かなくても口に出せるのだ。 これって絶対オンカンというんでしょ? だからどうしたって感じだけど。 xmms の tone generator plugin をつかうと、 ファイル名に "tone://440/" などと入力すれば音が出るので確認できる。 でも「ラ」しか覚えてないので楽譜起こしはできないと思う。 原理的には(?)、いつもここから数えていけばわかるのだけど… あ、救急車の音も覚えているからシとソもだいじょぶだな。

An Overview of Absolute Pitch というページをみると、 絶対音感は遺伝するのかもしれない、とある。ホントか? でもこのページでは言語と絶対音感の関係について述べていておもしろい。 それによると「誰でも生まれたときは絶対音感をもっているのだが、 言語のイントネーションを身につけていくうちにそれは失われる。 とくに英語のような抑揚の言語では、絶対音感は非常にジャマになる」という。

ホントか?

つーかすでに最初の「遺伝」という説と矛盾してる。

(11:56)
まだ雨ふってる。

お天気じゃないと何がイヤかというと、他をる (くそ、この skk は「wo」と打つと何が何でも変換しようとするようだ。 「たをる」と入力してからカナ変換しようとして「Taworu」と打ったら「た」だけで変換されてしまった) を 干せないのでヒネくさくなるからだ。 ところで「ヒネくさい」って方言なのかな…と辞書を弾いたら、 「ひねくさい: 年よりくさいこと」とあった。 なんかちがうぞ、これ。もしかしてオレは「カビくさい」と「ひねくさい」を間違えているんじゃないか? という気がしてきた。でもうちの親もこの言葉を使っているしな。

つまり、親子揃って言語障害一家なぬかもしれない。

(15:35)
まったくオレは何をやっているのやら。 時間つぶしなら他にもっとやることがあるだろうに。

…などと、余裕をなくしてはいけない。 「もっと他に」「そんな暇があったら」というのは、 新山の人生そのものを否定しかねない危険な言葉だ。

こんなこと書いてる暇があったら

(16:25)
ところで、「カーネル」という言葉でふつう人が思いだすのは:
  1. 街角に立ってるプラスチックでできたおじさん。
  2. OS の一部。
  3. ベクトルの内積。
だが、新山はどうしても "Things break, don't they? Colonel." を 思い出してしまうのである。 日本語訳はこちらです。 このスケッチかなり好きなんだなあ。 偏見かもしれないが、英語で聞くとすげーおもしろく感じるnodearu。 もちろん Monty Python の早口イギリス英語を聞きとれるほど 新山はアレじゃない(?)ので、英語の字幕つきで見るわけだが、 とくにエリック・アイドルが "real guns, sir, not toy ones, sir, proper ones, sir, " と "sir" を連発するあたりなんか、日本語ではどうやって訳したらいいかわかんないような ヘンさがある。どう訳せばこの面白さが伝わるんだろう? 問題は "sir" の部分である。 「本物の銃ですよ sir、おもちゃのじゃないですよ sir、ちゃんとしたやつですよ sir、みんな持ってんですよ sir」 といっているのだが、"sir" = 「大佐」ではしつこいし、 「だんな」ではいかにもダメな翻訳っぽくてダメダメだ。 むずかしー。
(22:15)
あーすりんくはひどいということについて。 Comcast にしたので、Earthlink DSL のほうをキャンセルしようと考える。 電話すると、いつものごとき「何段階もの階層メニュー」にぶちあたった (向こうの音声ガイドにしたがってプッシュホンのボタンを押していくやつで、 こっちのカスタマーサポートではよくある)。ところが「お使いのサービスを解除する」という項目を 選択したら「そのままお待ちください…」と音楽がなって、15分ぐらい待っても そのまま。てめえ、ざけんな。ところで別の用で FedEx に電話したらこちらは音声認識だったが、 これはこれでまた苦労する。
(01:17)
またつまらぬものを作ってしまった…。今回は、ほんとにつまらん。 なぜか Windows にあるようなピンボールを、 curses をつかって無性にかきたくなる。 そして書いてしまった。これです。いちおう動きます: pin.py (5k) (要 Python 2.3 以上)

なにより敗北なのは、curses ではキーバッファがたまるということを 完全に見落していたことである。やはり Pygame なりなんなりで作るべきだったのだが、 「文字ベースで動く」というバカバカしさの誘惑には勝てなかった。 いちおうボールをトスするキーとフリップするキーがあるのだが、 離したあともいつまでもフリップしている。 おまけにトスしたボールがまた右側のミゾにスポっと入って元の位置に戻ったりするし…。 たぶん、お笑いソフトとしては結構いいかもしんない。 なんでオレはこういうヨゴレ芸しかできないのだろ。

そういえばむかし作りかけてた漢字版 Rogue もどきってのがあったな (ダンジョンの絵がすべて全角文字でつくられている)。 あれはどこ行ったんだろう。

で、オレはこんなものに 2時間も費やしてたワケですか?? アホですか一体???

Sep 12 [Fri]


(10:33)
まあそれにしても。 自分をカッコよく見せたければ余計なことはあまり喋らないことだ。 オレはしゃべるぞ!
(11:04)
Colloquia あるの忘れてた…。

ところで、 神聖モテモテUNIX なるスレがかなり面白いのは気のせいだろうか。83% ぐらい意味不明だけど, これは「神聖モテモテ王国」というマンガのパクリニだ。 このマンガ、新山はたぶん1巻の最初のほうしか読んだことないのだが、 その「ヘンさ」を理解するには充分であった。ストーリーの支離滅裂さといい、 「〜じゃよ?」とかいうへんてこな疑問文といい、なかなかこういうのはないよ。 ちなみになんでオレがこんなマンガを知っているかとゆうと (新山は普段マンガを読みませぬ)、むかしチベットにいったとき、 同行のハラ君が上海から成都へ向かう汽車の中でこれを読んでいたからである。 周囲にいた女の子たちが「なによんでるの?」ときくと、彼はひたすら 「え? モテモテおうこく」とだけ答えていた。彼女らの「ハア?」という顔もかなりおもしろかったが、 わざわざ中国まで日本のマンガをもってきて車内で読んでる彼もかなりヘンな奴だと思った。 成都には 1日半でついた。

どうでもいいですが、新山はたとえ相手が 2ちゃんねらーであることが 明白な場合でも、相手がその話題を振ってくるまでは決っっして 2ちゃんねらー語を使うことはありません。 言葉はある特定の集団への隷属をあらわし、そのような態度をむやみに相手に見せてしまうのは敗北だ。 ところで、なんかきょうは風がやたら強いようなんですが、こっちでも台風シーズンなんでしょうか?

(12:06)
みんな聞いてくれよあのよー、FedEx の野郎がよー?

…あーまったくもう…ばっか!!

(16:56)
なんか書くことあったんだけど、頭痛だから忘れた。 頭痛がオレを忘れさせる。しょうがないので朝から書こうと思っていたアイデアを ここになぐり書きつけておく。

すべての自然言語に共通する抽象的実体というものがあるとしたら、 それは object と relationship なのか。 物理的な単語は物理的なものどうしで、抽象的な単語は抽象的なものどうしでかたまるのでは。 あと、文体を学習することはできるのか。だとしたらそれが表すものは何でなければならない。

きょうのセミナーは機械翻訳の評価について。 こんなのは山形さんとかに聞かせたら怒りだしそうな話だna.

このメモを日記でない。なぜ日記とよばないかといえば、 それは毎日書くなどというとりきめはしたことがないから。 書きたいときに書く。し、かならずしも本当にあったことばかり書くわけでない。
そのうち。

(17:06)
あなたは次のうちの 3種類かどれかに分類される。 人はいつもそのうちの 3種類かどれかに分類される。 それ以外の人はいない。か、あるいはいないとみなす。 つまり 3種類だ。それがずべてだ。3しりゅういう buk.
(17:10)
大学の書店からメイルがきた。日本ではこんなことあるのかどうか知らんが、 ここでは大学と書店が結託しており、授業を深刻すると自動的に その情報が書店にまわって「お前がとっているこの授業でつかう 教科書はこれだぜ。きょう入荷したぜ。おまえは履修申告してるから ディスカウントするぜ、ザマミロ」というメールが自動的に届く。 最後のザマミロは余計だった。しかしこういうものである。 ITとはこういうものである。マーケチィング! だる。 だろう。かもしれないが、だよ。あるいは、だ! 決断!

死者は英雄的行為を強制されないものです。 (死者に対する法律・第3条)

(19:09)
あポーから拡張バッテリーが送られてきた。 まだ本体のパワアーぶっくが来ていないのに、先に拡張バッテリーだけが送られてきたのである。 ITとはこういうものである。どうでもいいけど頭痛いたいあるよ。 ところで、ひとつのアレなニュースは、どうやらインド人に決まるらしいということだ。 インド料理おしえてもらおうっと。
(20:58)
ふるかわさん、「ぱいそにあんてな」って、やめちゃったのね。 まあ 5件ぐらいしかないアンテナをつくってもむなしいだけなのかも。 オレも「Pythonユーザ」という属性をふられるのは好きじゃないので別にいいけど (冷たい言い方!)。だいたい新山はもともとストイックな Scheme が好きだったのだが、 あまりに実用的でないから Python に「逃げてきた」のである。 だからこれからも Python を裏切って別の言語を使うようになる可能性はある (まあ、ここまで Python が便利になっちゃうとあまりそれはなさそうだけど)。 でも Norvig がいっているように、Python には「妥協の美学」とでもいうものがあると思う。 Python は真のオブジェクト指向言語じゃないって? それがどうした。 lambda がまともな closure じゃないって? それがどうした。 Python を覚えてから、ああ「バランス」って大事なんだなあ、 とつくづく思うようになった。べつにプログラミング言語に限った話じゃないけど、 とにかく世の中バランスがとれてないものが多すぎる。 … (djb 関係はどうなんだろ) … しかしバランス感覚ってどうやって身につけたらいいのか、皆目わからない。…

さて、話は戻りますが、新山になにか属性があるとすれば、 それは Python を使っていることでも、ニューヨークに住んでることでも、 長野県出身なことでもないべつの何かだと思う。いったいなんだろう? 根暗してるとこかな。たぶんそれはこの世界にはまだ存在してない概念で、 たとえていえば「校庭の鉄棒はなぜ雪でひん曲がるのか?」ということだと思う。 (当然ながら、意味がわからないように書いています)

もっとも、たいていの人はくだらない属性ほど重視したがるものですが。 それしか知らないからなんでしょうけど、そう簡単に知られてしまってはこまります。

(22:17)
言いわけしたくはありません。 言いわけを探すために生きているような人にはなりたくないのです。 だったら言いわけ生成器でも使えば?
(22:44)
「常識力判定テスト」をみて思いついた問題。 名づけて「非常識力判定テスト」:

問. 以下の日本語の使い方が間違っている以下の文章のうち、 以下の正しくないものを以下の選択肢に如何に選べ (2点) :

  1. 「ご注文はご以下のとおりでよろしかったでございましょうか?」
  2. 「あなたは、この偉大なるお北朝鮮の国に、おいでいらっしゃいましたよ!」
  3. 「過半数を超えた方はお席にご着席くださいますようご進言申しあげます」
  4. 「背をば病み 胃は偽カタル 炊き皮の 腫れ手燃すへ 似合わむと臓も腑 ・ 酢と食いINN」

Sep 11 [Thu]


(08:59)
(そういえばきのう書き忘れましたが、諸般の事情により今日の日記は「ばーかばーか」しか書かないことにします)

ばーかばーか。ばーかばーかばーかばーかばーかばーかばーかばーか。
ばーかばーかばーかばーかばーかばー? ばーーかばーか!!
ばーか。ばーかばーかばーかばーか? ばーかばーかばーか…

(12:24)
ばーかばーかばーか、ばーかばーかばーかばかー?
ばーか。ーばかーばーかーば? ばか!!
ばーかばーかばかばーかばーかーかばーか。ばーか。
ばーかばーかばーかばー
か。
(14:36)
ばーかばーか、ばーかばーかばーかばーかばーかばーかばーーか…。

ばーか、ばーかばーかばーかばー!

(20:45)
か?

ばーかばーかばーか、ばーかばーか。ばーかばーかばーかばーかばーかばーかばーか。
ばーか。

(23:21)
ばーかばーかばーかばーかばーかば。
ーかばーかばーかばーかばーかば。
かばーかばーかばーかばーかー。

ばーか。

“たぬき汁ってぼく知らない。(のっそりと) ”


Yusuke Shinyama