2004年 8月 (1)。

Last Modified: Wed Aug 11 00:08:22 EDT 2004 (08/11, 13:08 JST)

Aug 10 [Tue]


(08:16)
ussu!

ちなみにきのうはなぜか自宅サーバの音が微妙に気にさわったので、 マシンの電源を落として寝た。つながんなかったのは、そのせいです。 うちは公共サービスじゃないんだしさ、いいじゃん。。

(09:35)
フランクフルトにあった「携帯電話ビル」は、用賀のやつより立派だった。 (訳注: 「携帯電話ビル」とは、携帯電話の形をしたビルということです)
(10:21)
それはアレですかね、アノー
釣った魚にエサはやらん」ってやつですかね
?。

オドオドとオタオタはどう違うのか。

(10:57)
けしかる ←→ けしからん。「けしかる」は「怪しかる」と書き、風変りで楽しげなものをさす。
(12:04)
JSQ 駅でデンシャを待っていると、向こうから歩いてくる Navneet とバッタリ出会ってしまった。 やべー。別にヤバいことは何もしてないのだが、なんか気まずいじゃん。 で、彼がつかつかと近寄ってきて言うには「このところ郵便がぜんぜん来ないんだけど、オマエ知ってる?」という。 知らんよ。ウチの郵便ポストはあれから navneet の名前をひっぺがしたので、それ以来彼への郵便はなにも来ていない。 「郵便局に住所変更届け出したか?」というと、「なにそれ、知らなかった」。 オマエなああああ! 引っ越しする前にオレが「ちゃんと住所とか変更したのか?」ときくと 「ああオッケー、全部大丈夫だ、心配するな」といってたのにコレだからな。 まあ、引っ越すときのあの手際の悪さを見るにつけ、あやしーな、とは思っていたのである。 こっちでは携帯電話の請求書とかが全部郵便でくるので (日本のような「銀行引き落し」という制度は見たことがない -- 支払いはつねに web 経由でクレジットカードか、あるいは自分の小切手を電話会社に返信する)、 郵便が届かなくなると大変だよ。でも、知ったこっちゃねーので放っておくことにする。 どのみちオレができることはほとんどない。まあ、しかし、彼はこのようにダメ人間なのデスよ。 そのくせ服買ったり夜遊び行ったりするのだけは熱心なんだからやんなっちゃうよな。別れてよかった!
(13:21)
事実を並べたものを説明とは呼びませんぜ。

「アルカイダ系の組織による爆弾テロ」って、 なんか「山口組系の暴力団による発砲事件」と同じように聞こえる。 やつら内ゲバはしないのか。

(14:39)
なんか一個ズレてる。。。
(15:41)
いま nylug-talk で Linux のデスクトップ環境について、 非常に熱い議論がわき起こっている。 どれくらい熱いかというと、1分間に 3通ぐらいメールが来るくらい熱い。すごいなー、暇だなみんな。 パッケージの依存関係の話になって、Windows のほうがまだまだいい、といっている人がいる。

どうなんかね? 新山は Windows を使った経験が (ふつうの人の平均にくらべると) ほとんどないので、 Installshield を使ったことがあまりないが、Linux のパッケージ管理がむずかしいのは、 そもそもパッケージの命名や分類に問題があるからではないか。 たとえば xmms を esd 経由で出力するときに、その機能は xmms パッケージには デフォルトで含まれていなくて、xmms-esd を別個インストールしなければならないとする。 しかしこれはいったいどういう分類のパッケージなんだ。関係のとらえ方が複数あるぞ:

こういうのって…最近のパッケージマネージャではサポートしてるのかなあ。 でもこんなの、初心者にはわからんよね。単に「mp3プレーヤがほしい」といって xmms をインストールしたところで、その後「xmms-esd が必要だ」ということをわかるためには、 xmms と esd がどう協調動作するかをある程度知っていなければならない。 しかし、もし自分の環境で KDE+arts を使っていたら xmms-arts のほうをインストールしなければならないのだ。 もうしっちゃかめっちゃか。

ところで、依存しているパッケージ (dynamic library など) を あとから起きかえるのって本当にいいことなのかな。いまいちわからない。

(18:22)
また soho の支店に行っっっっっってみるの忘れた。
(22:36)
シャワーをあびてるときになんとなく電波ったもの。 最初はもっとナンセンスな会話にしようと思ったのに、なんとなくオチがついてしまった。
マイケルソン「マイケルソンでーすっ!」
モーリー「モーリーでぇえーすっ!!」
マイケルソン「はいはい、そういうわけでですね、アノー、いよいよ始まりましたわけですけども」
モーリー「何が」
マイケルソン「何がてねー君…」
モーリー「何が始まりますのん」
マイケルソン「君そんなこと言うてていいんかいな、もう幕あいてんのやでー!」
モーリー「そやかて君アレやで、お客さんウチらのこと全然知らへんやん」
マイケルソン「それは、やっぱアレや君、ウチらの芸名がよくないんやな」
モーリー「このさいバチィイっと格好いい芸名に変えとかんとアカんと思うね僕は」
マイケルソン「そんならな君、僕もう考えてある」
モーリー「なんや」
マイケルソン「とびっきり目立ってカッコいいオスャレな名前!」
モーリー「ほう!! とびっきり目立ってカッコいいオスャレな名前!」
マイケルソン「その名も!」
モーリー「その名も!!」
マイケルソン「コーシーとシュワルツ」
モーリー「地味やなぁ〜〜〜〜〜それ、誰も知らへんで、そんなもん」
マイケルソン「知らんかねやっぱ」
モーリー「駄目やね」
マイケルソン「そんなら『ポドゥルスキーとローゼン』ってのはどうかねこれ」
モーリー「それまた駄目やね、でも君、いま考えたんやけどな、一人の名前を二人で分けるというのはどや」
マイケルソン「一人の名前を二人で分ける! というと」
モーリー「きみが『ド』、ぼくが『モルガン』や。ふたり合わせて『ド・モルガン』、な」
マイケルソン「ちょっと待たんかい君! なんや『ド』って!? なんでぼくが『ド』やの!」
モーリー「いいやん短かくて、威厳ありそうやし」
マイケルソン「ちっともあらへん、もうちっとましな名前にしてや」
モーリー「やっぱメンバー 3人いるとだいぶバリエーションが出るんやけどね」
マイケルソン「ほう、3人いたらたとえば?」
モーリー「たとえば Theo!」
マイケルソン「de!」
モーリー「Raadt!」
マイケルソン「ちょっとまてやっぱり『ド』やんか僕!」
たいして面白くないうえに、正しい関西弁を使っている自信はまったくない。 しかし電波だったので書いておくのだ。

地球に乗ってどこまでも

(23:48)
そのへんだ。
(00:07)
ひさしぶりに SolarWolf をやったらバージョナップされていた。でもなんか改悪…。 じつはこのゲームは結構好きである。楽しいというよりは、「眠気ざまし」だな。

Aug 09 [Mon]


(08:05)
朝起きるとまたねむくなるのな。
(23:08)
きょうは新しいクレジッカ (= クレジットカードのこと。 新山は「○○ッ○」とか「○○○ッ○」とかいう響きが異常に好きらしいので、きょうは このように変態的に略すことにする。でも日本人ならぜったい「クレカ」と略してるやついそうだな… いた!) が送られてきた。 更新ね。いまのやつは 3年ぐらい使ってたんで、サインとかはもうほとんど すりきれてて「介」の部分とか見えなくなってたのである。 ら、これ、もう「すぐに利用可能」なのなー。 アクチベーションとか何にもなしで。なんか、こわいこと。

どうでもいいが、新山はふつうサインはローマ字でするようにしているが、 クレジットカードのサイン「だけ」は漢字である。なぜだか、そうなのだ。

(01:27)
web からデータを自動取得するというくだらないプログラムを書いているが、 取得する先の URL が動的に変化したり、form で適当な値を post しなければならない場合がある。 おまけにデータにたどりつくまでに複数のページを通過しなければならず (URL が決まってないので、最初から直接そこに飛ぶことはできない)、そのページも毎回内容が変わったりする。 こういうときは wget 一発ではすまない。ブラウザから「まずこのあたりのボタンをクリックしてえ、 つぎにこういうリンクをクリックしてえ」という操作をエミュレーションしなければならないのだ。 しかしそういうのをいちいち書くのって面倒くさいよな、と思ったので、 こんなフレームワークを考えてみた :
def do_search(s):
  agent = HTTPAgent()
  agent.get("http://どっか/")                     # 最初のページを開く
  form = getform(agent.narrow(このへん))
  form.field["query"].set_value(s)                # 検索文字列を入力
  # 「検索タイプ」をセレクタから指定できるようになっているとする
  for t in form.field["type"].possible_values():  # すべてのタイプで検索
    agent.post(form.action, form.postit())
    for url in getlinks(agent.narrow(検索結果一覧)): # 検索結果をひとつずつ取得
      agent.get(url)                              # そのリンクをさらに開く
      text = html2txt(agent.narrow(そのへん))     # テキストを取得
      process(text)                               $ なんかの処理
  return

まだ実装はしてないんだけどね。やっぱ、一度 html を構文木に変換してから いじったほうが楽だなあ。ドムってやつですよ。

(03:04)
ヨーロッパでみつけたヘンなもの というページをつくってみました。 マトモな写真も撮ったけどそれはここには載せていない。

学科のサーバが Apache 2.0 で日本語が出ないので (あの悪名高い「デフォルトの HTTP ヘッダが Content-Type: text/html; charset=ISO-8859-1」)、 しかたなく英語で書いた。

Aug 08 [Sun]


(06:06)
ゆうべは夕食をくってから妙にねむくなり気がつくとグースカ寝てしまっていて おきたらこんな時間だった。いくら食べると眠くなるとはいっても、ちょっとお前 寝すぎてないか? まあいいじゃん、ハヤオキたんだから。 それはいいとして、きのうの「麻婆豆腐モドキ」は結局 どうなったのかというと、オイスターソースと塩コショウでいためてみたら なんか麻婆豆腐とは別の物体ができたのだが、明らかな敗因は、 ということである。まあ、長ネギが効いてたのでそんなに間抜けな味にもならなかったし、 あれはあれで「食える料理」だったので結果オーライということにする。なんか 「鳥そぼろと豆腐のオイスターソースあえ」というかんじの料理だったな、あれは。 本当は牛や豚を使えばもうちょいマシな味になったんかもしれないが、 なぜか新山はいつもいつも鶏肉を買ってしまうのだった。
(07:26)
うろこ雲がいる。

その理由はまったく明瞭だ。

それはいくつかある創作のいち過程でしかない。

(08:11)
新山は「〜でしかない」って言い方が好きなようだ。たぶん、形がいいのだろう。
  1. 練習
  2. 練習
  3. 練習
(13:06)
やたら早起きしたのでもう午後遅くのように感じるが実際はまだお昼ちょっとすぎだ。
(14:53)
peercast なかなかいい。IP Mask に 192.168.255.255 : Network + Direct + Private を 設定して Max Direct を 1 にすれば LAN からでもストリームを開けることがわかったが (これは結局ソースを見て解決した)、やはり iTunes では QuickTime の ogg 用 codec インストールしても ogg ストリームは聴けないもよう。mp3 だと聴ける。しょうがないので、xmms を Linux で動かし、 esd 経由で Mac から音を出そうとするも失敗。どうもコマンド一回実行するたびに esd が終了してしまうのだ。 それに xmms からの forward もうまくいかない。ああ Mac 用の xmms を入れればいいのか? しかし OSX で X11 アプリを使うのは敗北なので却下。MPlayerOSX? もういいよ。

ところでこれ、BGM には適度にいいチャンネルがそれなりあるのだが、 個人がゴハン食べながらひとり言いうのとかを放送してるのはないのな。 (オレはやらんぞそんんんなこと)

もっと思いっきりバカっぽい「帯域のムダ」とでもいうべきチャンネルがそのうち現れるのではないかと 期待しているが (どういうわけか日本人ユーザが多いらしいし、Winnyの影響か?)、 まだ人数が少ないのかもしれない。

(16:08)
どうでもいいけど思いだしたけど北海道では冷房を「炊く」というらしい。

ちなみに北海道はデカイので、ニューヨーク州の面積はその 2倍です。

(21:49)
肉じゃが。なぜか大根と人参を入れてしまう。お前それは明らかに肉じゃがじゃねえだろ、 と作っているときから一人ツッコミをいれていたが、なにしろ、余っていたもので。 とかく大根は使いどきがむずかしい。新鮮なころなら何をしてもそれなりにうまいのだが、 こっちの大根はすでに買ったときからあまり新鮮じゃないし、早く使わないとマズくなる一方で、 しかも大根おろしとか味噌汁に入れる程度ではそんなに使いきれない。

ところで、じゃがいもを乱切りしてるときに、 いかに少ないステップでエントロピーが最大になるような切り方を実現するかという アルゴリズムをいろいろ考えてみたのだが、どうもうまくいかない。じゃがいもの大きさが まちまちなので、そのつどやり方を変えないと最終的な大きさがそろわないのだ。 まあ、もともと乱切りはそんなに揃わないから乱切りなのだけど、それでも一口サイズよりやや大きめ、 ぐらいのが理想でしょ。

さいきん、毎日ごはん食が自炊できるので、我ながらとても健康的だと思う。 Navneet がいたころはなぜダメだったかというと、だいたい彼か彼の来客が、 キッチンや冷蔵庫をゴタゴタ残り物で占領させておくからだった。 基本的にオレは料理してる間はキッチンを独占できないとイヤなのだ。 流し台やひどいときはテーブルの上に汚れ物がそのまま放ってあるような環境ではまともに料理する気にならない。 ちなみに彼が出ていった理由も基本的にはそんなようなことで、 ようするに「物が多すぎてどうにもしょうがなかった」のね。 にもかかわらず彼は友達に「ここがオレの部屋だぜ、いくらでも泊まっていっていいからな」と 言いたくてしょうがない人物であった。 しかし、そういうことは最初ここへ越してくるときに予想できたんではないか? とも思うが、しょうがない。まあ今から考えると、はっきりいって彼に悪気はないのだが、 やつはアホなくせに見栄っぱりだったと思う。金持ちのドラ息子ってあんなもんかな。 でも新山の見る目がなかったといわれればそれまでだし、 あれは彼自身の問題でインド人一般にいえることではないと思うので、ここにはこれ以上書かない。 それでも Micky (大家) は今回のことでだいぶ頭にきているらしく (Navneet の大家に対する態度は いつもかなり横暴だったから、まあこれは大家に限ったことじゃないが)、 こないだ「もうインド人はルームメイトにするな、やっぱり中国人のほうがお行儀がいい」と釘を差された。 まあ、自分でもそうかなと思う。新山としてもいちおう彼に合わせるためにそれ相応の努力はしたが、 結果的に振り回されるだけで終わったというのでは、まだまだ学習の余地ありといったところだ。

…いま日本国内では「中国人は礼儀正しくない」ということになっているが、 それは彼らが「礼儀正しくしようとしていない」んだから当たり前のことだと思う (だからといってアノ騒ぎがいいとは全然思わないが)。 中国人の考える礼儀正しさと、日本人の考える礼儀正しさは、深層では哲学が違うのかもしれないが、 表面的にはわりと同じ方向を向いていると思う。彼らがお行儀よくしようとしていれば、 日本人にはわりとその「お行儀よくしている」ということが見た目で理解できる。 逆もたぶん同様。でもインド人にお行儀よくされても、彼らのどこがお行儀いいんだかオレには ちっともわからんかった、のかもしれない。

(23:54)
またオレは、どうでもいいことを書いた
(01:30)
ねる前にトイレにいっとこうと思って電気をつけたらビカっとひかって電球のタマが切れた。

todo: あしたどらやきもってくこと。

Aug 07 [Sat]


(08:53)
すずしい。
(10:39)
けさはすずしいのでニドナー (ニドニング (二度寝'ing)) して、 ゆうべ「ポット洗浄中」をやっておいたのでそれを洗って、 また洗って、もういいような気がしたんだけどもう一度洗った。 どうも心配症で。さて、この「ポット洗浄中」もやはり小林製薬の製品だけあって 名前がヘンである。「ポット洗浄」まではいいとしても「中」ってなんだ? しかし同じことを考えた人はじつはおおぜいいたらしく、 google://小林製薬 ネーミング/ で検索すると驚くほど沢山のページがひっかかる。
(14:57)
空はどにょり曇りで (“どんより曇り”と書こうとして失敗した)、 なんとなく家から出る気がおこらず、ゴロゴロしている。 ふんげa。どうせ今日はメールもよめないしね (ネットワークが落ちているため、@cs.nyu.edu 宛の mx が reachable でない)。

たいした意味もなく Peercast とかを入れてみる。 さいしょ OSX 版をダウンロードしたら、すぐに落ちやがるので、Linux 版バイナリをダウンロードしてみたところ、 これまた libstdc++ のバージョン不一致で起動しないので、ソースから入れることに。 どうもいいかげんな作りで、セキュリティ的にまったく信用できない。 しょうがないのでユーザ peercast を作り chroot して動かそうとした。 ら、動かねえ。くそったれ。

(15:47)
…試行錯誤してるうちに動いたのでその方法をここに記しておく。バイナリを statically linked にして、 /etc/resolv.conf と /etc/hosts を chroot 環境から見えるようにしたら動いた。

  1. とうぜん daemontools は入ってますよね?
  2. ソースをダウンロードして展開。
  3. peercast-src/ui/linux/main.cpp と peercast-src/ui/linux/makefile にパッチあてる:
    diff -u peercast.orig/ui/linux/main.cpp peercast/ui/linux/main.cpp
    --- peercast.orig/ui/linux/main.cpp     Sat Aug  7 15:51:21 2004
    +++ peercast/ui/linux/main.cpp  Sat Aug  7 15:37:16 2004
    @@ -30,6 +30,7 @@
     #include <signal.h>
     #include <stdlib.h>
     #include "peercast.h"
    +#include <pwd.h>
    
    
     // ----------------------------------
    @@ -98,6 +99,28 @@
     // ----------------------------------
     int main(int argc, char* argv[])
     {
    +       {
    +               const char root[] = "/service/peercast/root";
    +               const char username[] = "peercast";
    +               struct passwd* pw;
    +               if ((pw = getpwnam(username)) == NULL) {
    +                       fprintf(stderr, "FATAL: cannot find user: %s\n", username);
    +                       exit(111);
    +               }
    +               if (chroot(root) != 0) {
    +                       fprintf(stderr, "FATAL: cannot chroot: %s\n", root);
    +                       exit(111);
    +               }
    +               if (setregid(pw->pw_gid, pw->pw_gid) != 0) {
    +                       fprintf(stderr, "FATAL: cannot setregid: %d\n", pw->pw_gid);
    +                       exit(111);
    +               }
    +               if (setreuid(pw->pw_uid, pw->pw_uid) != 0) {
    +                       fprintf(stderr, "FATAL: cannot setreuid: %d\n", pw->pw_uid);
    +                       exit(111);
    +               }
    +               chdir("/");
    +       }
    
            iniFileName.set("peercast.ini");
    
    diff -u peercast.orig/ui/linux/makefile peercast/ui/linux/makefile
    --- peercast.orig/ui/linux/makefile     Fri Aug  6 17:16:29 2004
    +++ peercast/ui/linux/makefile  Sat Aug  7 15:11:56 2004
    @@ -1,8 +1,8 @@
    -CPPFLAGS = -pthread  -D__cplusplus -D_UNIX -D_REENTRANT $(INCLUDES)
    -LDFLAGS = -pthread
    +#CPPFLAGS = -pthread  -D__cplusplus -D_UNIX -D_REENTRANT $(INCLUDES)
    +#LDFLAGS = -pthread
    
    -#CPPFLAGS = -static -pthread -D__cplusplus -D_UNIX -D_LINUX_STATIC -D_REENTRANT $(INCLUDES)
    -#LDFLAGS = -static -pthread
    +CPPFLAGS = -static -pthread -D__cplusplus -D_UNIX -D_LINUX_STATIC -D_REENTRANT $(INCLUDES)
    +LDFLAGS = -static -pthread
    
     LD = g++
     TAR = peercast-linux.tgz
    
  4. 架空ユーザ peercast:nofiles を作成。
  5. peercast 用の /etc/peercast ディレクトリを作り、できたバイナリを置く。
  6. chroot 用環境 /etc/peercast/root を作成。以下のものを置く。
  7. # ln -s /etc/peercast /service
(16:45)
ローカルからは聴けるようになったが、powerbook から http://192.168.0.2:7144/stream/XXXX.ogg を開こうとするとなぜか 503 Service Unavailable と言はれる。 HTTP で管理はできるのに、である。なにか設定すればいいと思うのだが、 ドキュメントがほとんどないので、どこをどうするのかわからん。くそったれ。 というかこいつは interface が 2つあることを認識しているのかなあ。どうもあやしい。 まあどうせ Ogg だから iTunes ではそのまま聴けないのか。
(18:09)
新山は旅行中にあつめたパンフや半券やレシートは全部とっておくタイプの人間である。 しかし、そのまま保存してもしっちゃかめっちゃかになるだけなので、今日やっと整理した。 あきらかに無駄なのは捨て、重要そうな (?) のだけを残してまとめる。 それにしてもカネを使った。とくに最初のころは慣れてなくて、往復切符を買えば安いところを、 わざわざ片道を別々に買ったりしている。そして、こういう作業をしていると、 旅の途中で起きたさまざまな出来事が思い出されてくる。ああこのメモは あそこの駅のねーちゃんが書いてくれたやつだとか、このレシートはあそこで物を買って、 ついでに道を尋いたときのだとか、あのホテルの主人は親切だったなあとか。 そう考えると、ひとり旅というのはじつに多くの名も知らない人々の親切によって支えられているのだ。 勝手のわからない街で心細くなっているときの親切というのは自分にとって 生涯忘れられないものとなる。そして無事戻ってきたあとには「よかったあ!」という印象ばかりが残る。 それを味わうために旅行しているのだ、というのはキザすぎるし、実際それだけが 目的なわけではないが、まあ…とにかく旅行は終わった。

それにしても風がふくと手がひえるんですが…今日はなんでこんなに涼しいのか??

余 剰
気 象

(18:57)
かいもの終了。

さて…ここにひとつのパズル (AI的にいえば“探索問題”) がございます :

問題: エウスケ君は麻婆豆腐をつくろうとしています。 が、いつも使っている麻婆豆腐の素が今回はありません。いまある調味料で 麻婆豆腐らしき味を出すにはどうすればよいでしょう。

初期状態: φ (空のナベ)

ゴール状態: 麻婆豆腐 (らしきもの)

使える材料: 豆腐、長ねぎ、挽肉、 塩、砂糖、醤油、オイスターソース、胡椒、わさび、オリーブオイル、 粉末バジル、トマトソース、味噌、ほんだし、めんつゆ、鷹の爪、 メイプルシロップ、水。

オペレータ:

これはいったい有限のステップ数で解をもつんでしょうか。非常に不安であります。

(20:35)
さむい
ねえ
今日...

Aug 06 [Fri]


(09:37)
必要以上に眠ることをこれ寝坊という。が、しかし、必要かどうかをオレの脳は無事判断できるのか。
(12:53)
きょうはとってもすずしいよねー! まるで五月みたい。 ちなみに今はこのフロアは冷房が入ってないので (すずしいから)、あたりはとても静かだ。 考えてみれば (オレにとっては) ことしはいい夏だと思う。7月の暑いときにヨーロッパへ 行っていたし、また今月の終わりにもヨーロッパに行ける。 試験には通ったし、とくに生活上問題もなく、授業が始まるまでにはまだ時間があるし、 おまけに涼しいときた! じつによろしいほ。今日の空はよく晴れているが、 なぜか風は冷たい。ぽこぽことした雲がいくつも浮かんでいる。 メガネを新しくして、ひとついいと思ったのは「雲がよく見えるようになった!」ことだ。 こういったことは実はひそかに重要なのだが、あんまり重要すぎても 「風流を重視するあまり実用をおろそかにするバカ者」っぽくてよくないので、 バランスをとることが肝要だる。あ、ドラヤキもってくんの忘れた (これはきのう 5コ $3.99 だったので思わず衝動買いして、家に帰ってから 冷蔵庫に保存しておき、毎日 1コずつ大学に持ってきては食おうという算段だったのだ)。 セキネさんはきょうから旅行に行き、スドウさんは論文ディフェンスのために 毎日徹夜状態らしい (ハテ? 「毎日徹夜」と「毎日徹夜状態」はどう違うのだろう?? なんか「徹夜状態」とつけると「徹夜のような状態」であって完全な徹夜ではないという ニュアンスが生まれる気がする)。そういえばきのうは Sunrise Mart で子持ちシシャモが $1.99 と安かったのだが、そのことを大学に戻ってきてからムラカミさんに言おうと 思ったらかれはもうすでに帰っていた。ところできのうはへれんの書いた bash スクリプトを 添削してあげたら、彼女の書いた 10行ぐらいのスクリプトが 1行でできてしまったので、 むむむむむ! このジュースは味はいいのだがなんか墨汁のような匂いがする! このように話の文脈が見境もなくあっちこっち移動するのは、 これはブンレツ者の特徴だが、新山家では家族の会話はこれがデフォルトなのであった。文句
(13:36)
とってもっし。(とっても静か、という意味の日本語)
(13:57)
ふとしたことで http://www.ippc.biz/ とゆーペエジをみたら、 これは日本人が書いた日本語ではなかった。中の文章そのものは丁寧語なのだが、 見出しの中に「抽選で素敵なプレゼントを差し上げる」とか 「password忘れた!」とか書いてあるのだ。「差し上げる」は謙譲なのに、語尾が 丁寧語になっていないとは、おかしい。つうか笑えた。やはりこうした感覚はネイティブでないと 見分けがつかないのかもしれない。

メジャーな言語の中で日本語ほど敬語体系が複雑な言語ってほかにあるだろうか。 そもそも欧米や中国では「敬語」という概念そのものが欠落しているように思える。 もちろん「丁寧な言い方」「無礼な言い方」というのはあるだろうが、それらは 日本語のように緊密には文法と結びついていない。つまり欧米人は一般に、言語というものを

言語 = 語彙 + 文法

これさえありゃ定義できると考えているのだが、日本人にとってはちがう:

言語 = 語彙 + 文法 + (敬語体系)

なのだ。日本では、ただ語彙と文法が便利なだけでは、 完全なコミュニケーションはできない。日本人にはもう 「この表現が相手の身分に即しているかどうか」を気にする 性質がしみついてしまっているからだ。そういう意味では、メジャーな言語のうち 日本で日本語のかわりに生活に使える言語は今のところないといっていいと思う。 なじみがない、とかいう以前に機能的に不十分なのだ。 英語には、敬語がないんだから! 中国語にもないと思う。 しかしこの「敬語」というのはべつに語彙や文法から完全に独立した 機能というわけではなく、それらは微妙に語彙や文法のなかに組み込まれている。 ふと、敬語というものは言語を「クロスカットする」属性なのではないかと 思いついた。ようするに、プログラミング言語におけるアスペクトね。 しかし欧米人はこの属性には気づいていないようだ。 そもそも、かれらは「そんな概念が必要とされていることすら知らない」と思う。 そう考えると、自然言語というものはその国の社会や、歴史などをまるごと反映させたもので、 その言語なしには社会が成りたたないといっていいと思う。同じことはプログラミング言語についてもいえるのだろうか。 たとえば新山はいまのところ欧米人の考案したプログラミング言語しか使っていないが、 これはなにかが欠けているといえるのだろうか。でもそこまで言いだすとさすがに電波だよなあ。 日本人が考えたからといって、ダメな言語はダメなのである。人工言語と自然言語の違いか。

(15:39)
なぜか無性にボタンが押したくなった。

  (56億7千万回押すとナニカが起こるようてす)

(16:19)
各国のポータルサイトを発見する方法を発見 (?) した。 人々の「ネット生活」の雰囲気をつかむには、その国のポータルを見るのがてっとり早いと思うのだが、 問題はそういう人気サイトをどうやって発見するかだ。国によっては Yahoo! などの米国派生ポータルがないこともあるし、かならずしもそれが その国の人々の一番利用するサイトではないことがある。おまけに言語もわからん。 そういうとき、どうやってポータルを探すのか? Google を使うのである。 やり方は以下のとおり:
  1. Google の検索オプションで、ポータルサイトを発見したい国の言語 (たとえば、ラトビア語) のみを対象に設定。
  2. "www", "com", "(その国のccTLD)" で検索。
こうすると、だいたいメジャーなポータルサイトは トップ 10のどこかに入るようだ。 たとえばラトビアでは delfi.lv なんかが ポータルっぽい…。ポータルサイトの作り方ってのはどの国も似たよーなもんだな。 しかし言葉がわからなくてどうやってそれを理解するのかはまだ考えていない。
(21:17)
ハラへったーー。帰ってきたら、ニューヨーク方面へのネットワークが通じていないらしく、 大学とか、nytimes が見えない状態になっていた。でも Google とかは通じる。 そんで、それ以外にとくに書くことがあるわけでもない。

と、思ったら、通じてないのは大学だけじゃんか。
と、思ったら、そういやー「停電するからネットワーク通じないよ」ってお達しがこの前あったじゃないか。オレはバカか。

(いや、アホです)

(21:37)
まったく<br>
すずしい<br>
<hr>
(03:20)
またやっっってしましました。

Aug 05 [Thu]


(09:39)
きょうはすずしいノァー。おまけにどんより曇っていて、新山がいちばん好きな天気である。 けさは、朝からきのうの残りごはんをあっためて幸せなのだ。 はっきりいって、navneet が出ていってから心なしか心が軽くなった(?)ような気がする。
(13:59)
使うとアレな人っぽく見える用語: “コモディティ化

もちろん、「アレな人」というのが何をさすのかは自分だけの秘密である。

(14:09)
起こっていないことを書くことについて。 たいていの日記は、「起こったこと」あるいは「考えたこと」しか書いていない。 しかしオレは「起こっていないこと」や「考えていないこと」を書くことが 重要なのだと思っている。といっても、起こっていないことを起こったかのように 書けばそれはウソになるし、考えていないことはそもそも書けないのでむずかしい。 けれども、起こっていないことを「起こっていない」とわかるように書けば問題ない。 だからそうする。しかし、起こったことはすでに起こった。 あとはワケわかんなすぎてそもそも起こったかどうかを誰も (書いた本人さえも) 確かめるすべがない、というのが好きだ。 まあ、そういうことは生きてるうちにやる必要もないのだaが、

すごい翻訳ですね?

(14:54)
会社のプレスリリースでさあ、<body>タグ (開始) が 2回出てくるのってどうよ、 その会社。しかも大企業なのに。どうよそれ。なあ?

Google は「HTML的に正しいかどうか」も PageRank の補助情報として利用しているという。 ちゃんとした HTML を書けてないような会社は、中身はどうあれ、少なくとも web サイトとして 信用ならないというのは、的を得ているような気もするが。

てくるっで、COLING のプレゼン環境ってどうなってんの。
Powerbook は持っていきたくないだよ。重いし、(パソコンの) 健康に悪いから。

(15:15)
めずらしい怪奇現象が起きたので報告しておく。いま、何もないところに、ハイフンが見えた。

ほんとうに見えたんだよ! ほんとうに見えたんだよ!! うソじゃじゃないってば!!

(22:35)
なんでこんなに涼しいんでしょう? 今夜というものは。
それは

それは月が出ているからです。あるいはそれが雲にかくれている。
満月のときは頭のおかしくなる人。きょうは満月ではないけれど。どうしたって。

(23:29)
最近なんとなく「ムーミン谷の冬」を読み返してみて、そういえば オレはこの話について思うところがたくさんあったことを思い出した。 しかし、いざそれを書きだそうとするとちっとも書けない。 象徴的な言葉はすぐ見つかるのに、である。

もっとむずかしいのは「ソフィア」のほうで、こちらはほとんど暗記するほど何回も読んでいるのに いまだにまったく書けていない (新山のディレクトリには、「書きかけ」のエッセイがいくつも ころがっております)。こっちのほうが思い入れが深いので、なおさら書きにくいというのはありうるが、 この話のいくつかはヤンソン短篇集のほうに出てくる話とモチーフがかぶっているであろうと 思われる部分もあるので、それが頭を混乱させているのかもしれない。 いつか頭がすっきりしているとき (死ぬほど冴えているか、あるいはやたらと落ちこんでいるとき) には うまく書けるかもしれないが…。いつでも、シリアライゼーションって大変ね (なんだかよくわからんものを 言語という一次元の情報に落として表現すること、計算機じゃなくてもやってることは同じだ)。

本好きの人がみんなこうなのかは知らないが、自分がとてもたいせつにしている本があって、 つねに枕もとに置いておきたい、というような人はいると思う。 新山にとってはこれがそういう本で、「寝る前に読みかえすような本」である。 ちょうどつねに聖書を枕元に置いておく人がいるように… しかしオレは聖書のあの文章にどう親しみをおぼえるのか まったく理解できないけどね (まあいい、彼らはオレと同じ世界にはいないのだ)。

まあ、いま書けないといっても死ぬまでに書けばいいのだが、 問題はいつ死ぬかもしれないということだ。

この物語は一見すると子供のソフィアが主役のようだが、背後では つねにソフィアのおばあさんの「老い」が一貫したテーマとして流れている。 そこが何ともいえないのだが… もうねむくなってきた。

Aug 04 [Wed]


(08:40)
旅行中に出したハガキがようやく全部ついたらしい。 ちなみに今回書いたのは 60枚ちょっとだが (一人の人に複数回出してるので、60人に出したわけではない)、 これでも前回より少ないのだった。いやあ、それにしても旅行先でハガキを書くのが 観光よりもむしろ楽しかったりする。
(10:44)
セキネさんちの仕事で作っているプログラミが、10日ちょっとしか時間がないのに、 仕様とか完成イマージュがまだ不確かでない (いや、非常に不確かだ)。
こんんなんんでほんんとうにできるんんかね??

そういえば今朝あけがたは寒かったんだよなあ、夜はあちかったのに。 まだおふとんは手放せない。ぬくぬく

(13:56)
html なんてもんを流行らしたのはどこの誰だ出てこい!
(18:16)
sgmllib でドハマリ地獄でございました。 けれども今はもうあまりに疲れたので書く気力がない。また、あとでね (といいつつ何度その努力を放棄してきたことか!)
(21:17)
きょうもしあわせな夕食でございました。いつもゴハンが主食だと食いすぎるような気がする。

しかし蚊に刺されたので「もしや西ナイルウイルスに感染したのでは??」と不安になった。
こわいぞ〜 感染したら死ぬぞ〜 わ〜〜“〜〜“〜〜 ー −

つねに意識すること。それはそれは

しかしこっちの蚊って刺されてもほとんどカユくないのな。なんでだろ。 やっぱりアメリカン育ちだから大味なのか。いや、そういう意味でいえば日本の蚊ってほんと優秀だわ。 本当にタチ悪いのはウイルス持ちのこっちのほうだが、これは優秀というのだろうか。

(21:49)
ということで本日の「ご冗談でしょう python さん」です。 sgmllib はとくに頻繁に利用してるのだが、また裏切られた。 もういい加減自分でパーサ書こうかな。きょうひっかかったのは、次のような部分だ:
class P(SGMLParser):
  def start_html(self, attrs): return
  def end_html(self): return
  def start_li(self, attrs): return
  def end_li(self): return

こうしておくと、たとえば 「<html><li><li></li></html>」などという入力に対しては </li> がひとつ省略されているとみなし、かならず start_liend_li が 1回ずつ呼ばれるようにしてくれるのだが、 unknown_start_tagunknown_end_tag を使うとこの対応はしてくれない (タグが現れたとおりに呼ばれるので文字どおり end_li が一回少なくなってしまう)。 ところで、この unknown_start_tag とか unknown_end_tag に 渡されるタグ名 tag や属性 attrs はかならず lower() されて いるので、わざわざケースの違いを心配する必要はない。それはいいんだが! …ぶつぶつ。もうひとつ最悪なのが、前にも書いたけど

self.stack って変数を内部で使うな! オレに使わせろ!
ってことです。しかしこれ、前にも経験してるのにまたぞろひっかかるオレが悪いのかいやそんな事はない。 ライブラリはそんな一般的な変数を使わないでほしい。これは型宣言しない python の 悪いところだと思う (Java であれば、たとえ public になっていても 継承したインスタンス変数は上書きできないから、すくなくともバグには気づく)。 sgmllib にはほかにもまだ不満があって、まあ単純なライブラリだからしゃあないのだが、 などなど。それとも HTML の解析に sgmllib なんか使うオレが間違っているのだろうか? データマイニングその他の目的で HTML を解析しなきゃいけない人は世の中にごまんといるはずなのに、 いったいそういう人たちの「正統派な」作り方というのはどういうのだろう? Gecko を使うのか? それとも、みんな perl でアホみたくやってるのか? それともこれはちゃんと正規化したあとに SAX なんかで…。 しかし、HTML はどうやっても XML ではないのよ。XHTML? 知らんね、そんなものわ。 今日はテストにずっと asahi.com のソースを使っていたのだが、 こいつがまだきちんとタグ対応がとれていない (つまり、終了タグの省略がある) のに がっかりした。XHTML なんてあと 100年くらい流行らねーよ。おまけに XML は 何をするにも不必要にライブラリがでかく、無理に機能をつめこんだせいで 構文的にも微妙にセンスわるい。たとえばきょうは「HTML の一部をとりだす」 ということをやる一般的な枠組みをつくろうと思って、XPath の仕様を読んだりしてみたが、 アレは一体なんだ? たいした機能じゃないのにパーズだけは面倒くさくなるように 設計してあんのか? わざと工数ふやしてプログラマが手間賃とれるようにってハラか?? おまけにあれらを全部 Java で実装している人がこの世のどこかにいると考えると、 なんか世の中の無情とでもいうものを感じる。

で、自分で新しく作るとしたら html 専用にして、 漢字コードをちゃんと扱えるようにして、javascript やスタイルシートでも 混乱しないようなのがいいな。つうか、スタイルシートのパーザも書きたいのだけど そこまでいくともうブラウザを…

しかし、しかし、そこまでガンバってもしょせん腐った HTML は存在し、 この世のどこかのページは絶対に解析に失敗するという摂理。

(23:48)
ああ、すらいどが…。

明日までにすらいどを作らないといけないのに…。

もう??救いようがない救いようがない救いようがな
い。

(「??」は打鍵ミスで入った)

Aug 03 [Tue]


(09:53)
旅行でドバドバ金を使ってしまったので (平均すると $100/日ぐらいの勢いで使っていた… 宿代は安くても汽車が高かったのだ)、これからは倹約生活である。 といってもべつに貯金が底をつくほどにはヤバくないのだが、この時期ほかにもモノイリなことが 多かったので (メガネも変えたし)、残高の数字がすごい勢いで減りつづけているのを見ると不安になった。 きょうも倹約するぞ!

(まあ、たんに「倹約生活」って響きがスキなだけかもしんない)

(12:30)
人間、精神的に余裕がなくなると口数すくなくなりますよね。こまったもんてす

本日の「ご冗談でしょう Python さん」はこれ:

>>> x=1
>>> 'x=%d' % x
'x=1'
>>> 'x=%d' % x+1
Traceback (most recent call last):
  File "<stdin>", line 1, in ?
TypeError: cannot concatenate 'str' and 'int' objects
>>> 'x=%d' % (x+1)
'x=2'
>>>

気をつけよう。

すべてにカッコが必要な Lisp や Scheme においては、このような 演算子の優先順位によるエラーはまず起こらない。しかし、かわりに、 カッコの対応づけを人間が間違うというエラーが頻発する。どっちがいいのやらね。

(15:17)
stylesheet によってサイトの趣味を判定するというアイデア。を、いま思いついた。

ごっぷり。

(15:24)
我々はスヌーピーが二足歩行するという現象にあまりにも慣れきってしまっているので、 たまに彼が四本足でいるのを見ると違和 臨場 感を感じてしまう。それが?
(17:48)
ふうふ。バックあっぷ用に使っていた、pear の 160GB ディスクがぶちこわれ始めなされたので、 そのことをセキネさんに言うと、さっそく帰りに STAPLES で即買いであった (新山は同行して品定め & 大学までお持ち帰り &とりつけ 係)。 しかし 1年ちょいしか持たねかったのな、これ。毎晩ガリガリしてたから、酷使しすぎたのだろうか。 具体的には、こんなエラーが出る:
Aug  3 04:19:42 pear kernel: end_request: I/O error, dev 21:41 (hdf), sector 104857776
Aug  3 04:19:42 pear kernel: EXT3-fs error (device ide2(33,65)): ext3_get_inode_loc: unable
 to read inode block - inode=6553904, block=13107222
Aug  3 04:19:42 pear kernel: end_request: I/O error, dev 21:41 (hdf), sector 179306808
Aug  3 04:19:42 pear kernel: EXT3-fs error (device ide2(33,65)): ext3_get_inode_loc: unable
 to read inode block - inode=11207501, block=22413351

で、新しいやつは 250G が $179。 激安、というほどでもないんかもしれないが、感覚がもうよくわからない。 てゆうか、ふつうの人はこんなの買って一体なにすんだ? テレビ番組でも録画すんのか?

そしてどうでもいいが、いまは SCSI ってどれくらいおトクなのか。 ソフトウェアの進歩にくらべるとハードの進歩ははやすぎる。 いやソフトのほうが遅すぎなのか。あ

(19:10)
増設終了。あまりにも慣れているため 15分で終わった。 まあ差して、fdisk して、mke2fs して、再起動するだけなんだからたいした手順じゃないのだが、 なんとなく「記録に挑戦!」のような気分でやっている。まったく、こういうことしてるから オレはいつまでたっても雑用おしつけられるんだよ、まったく。
(22:43)
バンごはんをたべてからプログラム書くのっていつも思うんだけどすごくむずかしい。 むかしから「夕食後の頭つかい」は苦手だったからなあ。ゲームはできるんだけど。

ところで (てくるで)、どうも最近、自分の読みたい日記が書けていない。 いや、べつに、オレが自分で書かなくても他の誰かが書いてくれればそれを読めばいいだけだが、 そういうページがみつかるわけでもなく、だいいち疲れるので探してもいない。いかんよ。

新山の読みたい日記とは、あんまりテンションが高くなくて、 あんまり具体的でなく、やや意味不明な謎をふくんだ文章群である。 このうちのどれかを満たす文章はすでにいろいろ見つけているが、 すべてを満たす文章はめったにみつからない。というか、書きすぎるんだ。

Aug 02 [Mon]


(09:44)
きょうは Trenton いくぞー。
(17:35)
みごとに敗北して帰ってきた。なんと、今や外国人 (permanent resident でないやつ) には Non-drivers ID はくれないんだと! (Drivers License は相変わらず外国人でもとれるが、 めんどくさいので新山はとる気なし) そんなこと このサイト のどこに書いてあった? 一体オレは何のために往復 3時間と $12 もかけてあんなところへ行ったのか。 DMV は駅のちかくですぐ見つかったけど、結局やったことといえば 近所の中華料理屋で Chicken with Broccoli を食しただけ。高い食事だったズラ。 こういうことがあると反社会的な気分になる。

ところで (てくるで、) みんなビルの窓、しめてるの? オレはあけてるぞ堂々と。 だって冷房寒いから。やつらは空からサリンでもまく気なのかしら? オリジナリティなし。 あと、Citi Group のビルって、あの全体的に傘のマークの入ったヤツ? いいかげんに傘させよ! (忌み不明)

(19:44)
腹がぐーぐー鳴っており、音楽を聴いてしんみりしつつ、Perl スクリプトに驚きあきれる パイソナーの生活というのはこれのことか。
(20:35)
がああああああああああああ

記事にじゅううううふく ID がまじってるううううう

なんでちゃんとチェックしとかなかったんだばかばかばかばかばかばか

おまけにおまけになんで 1行中に <IGNORED> タグが 2コも入ってるんだあああああっ! こんなの聞いてねーぞチクショウうぅ牛

夜がくらくなりましたね。はい

さ い き n

(01:53)
Computer Science が科学である、というのは、音楽が科学である、というのと同じくらい無理がある 言明だと思う。おやす3

Aug 01 [Sun]


(08:52)
旅行中ひまなのでいろいろなことを考えたのだが (なーんも暇つぶしの道具をもっていかなかったので、音楽も聴かなかったし、 本も読まなかった。論文くらいもってきゃよかった!)、 イラクで人質にされてきた通称「3××トリオ」がなぜあんなに日本で怒られるのかについて考えた。

これを考えたのは、Dresden でユースホステルの受け付けに文句をいっていたハンガリー人の おばちゃん勢をみていたときである。そのユースには窓口にひとりの男性スタッフしかおらず、 いつも長い列ができていた。でもそのおばちゃん達はものすごかった。5人ぐらいで窓口に陣取り、 他の誰をも寄せつけず、ひたすらそのスタッフを大声で質問攻め、あるいは要求攻めにしていた。 いわく「部屋が汚ない」とか「タオルがたりない」…などである。その合間にも 5人で あーでもない、こーでもないとハンガリー語で大さわぎ。多勢のオバちゃんでしかも旧共産圏出身ってのは最強だ。 もう誰も逆らえない。その男性スタッフは それらの要求にいちいち真面目にこたえて代わりのタオルをわざわざ物置からひっぱり出してきたり していたので、よけいに時間がかかった (もちろんその間窓口には誰もいなくなるので、 彼はいちいち戸締りしてから席を立つのである)。5分ぐらい待ってもいっこうに列が進まないので、 新山はいいかげんにしびれをきらしてそこを離れたのだが (別に急な用でもなかったし)、 その列の後尾に並んでいた人をみると全員が「ああ、もういや」という顔をしていた。

で、注目すべきは、かれらの表情である。みんな「もういや」という顔はしていたが、 それは「待っていること」そのものに対してのムカつきであり、とくにそのおばちゃん達に 対して怒りを向けている人はいないようだった。これは日本と違う。 ふつう、日本では、行列の先頭で長時間あーだこーだやっている奴がいたら、 非難の矛先は「そいつ」に向けられるのが普通である。「そいつ」が流れをせき止めているのだ。 悪いのは「そいつ」である。「そいつ」は後続の人に対して申しわけなく思わなければならない。… うんぬん。しかし、一般に彼らはそうは考えないらしい。 「そいつ」は、単に自分の権利を行使してるだけだからだ。何が悪いの? 考えてみれば似たような例を米国でも見たことがある。Duane Reade で 買い物をするのにものすごく時間のかかっているおばあちゃんがいて、 店員にあれこれ質問したり、もらったおつりを丹念に数えたり、しかもその間決してレジから動かないので 新山ははっきりいって後でえらくムカついていた。しかし周囲の人は、慣れているせいもあるのだろうが、 あまり気にしていないようだった。おかげでいまでは新山も多少のことでは行列でムカつくようなことは なくなったのだけど。

これを「イラクの 3人組」の例にあてはめてみると、彼らはまさにこの 「ハンガリー人のおはちゃん 5人勢」であるということができる。 彼らはすでに沢山の人が並んでいる行列の先頭でやたらでっかい騒ぎをおこし、 多くの後続の人々に迷惑をかけたので非難されるべきなのだ。 日本人がそういう「スムーズな流れをさまたげる奴」を非常に嫌うというのは、 道を歩いても電車とかに乗っててももう明らかである。たとえばお年寄りとか荷物の重い人が モタモタしていると後続からえらい嫌悪感を示されることがある。 重いんだから仕方ないじゃん、とかいってみてもその主張は認められない。 弱者とか関係ないのだ。 ところがイラクの 3人組はぜんぜん申し訳なさそうにしないで、 「我々は権利を行使してるだけで何が悪い」みたいなことを言いだしたので、 「そんな権利はない」と言うために「自己責任」がもちだされてきたのだろう。 しかし自己責任論は「なぜ彼らがダメなのか」を説明はするかもしれないが、 多くの日本人がムカついた直接的な原因は、「彼らが自己責任を負わなかったから」じゃないと思う。 本当の原因は「スムーズな流れが邪魔された」ためだ。それはムカつかれて当然である。 たぶん、ほんとうに彼らのしたことがものスゴかったら、多少は流れを乱しても 許してもらえただろうが、彼らのしたことは単にこの迷惑にはつり合わなかった。 NYtimes がまえに「彼らは『おカミ』に反抗したから叩かれたのだ」とか書いていたが、 それはまったくの見当はずれだ。日本で本当に強いのは「おカミ」などではなく「流れ」なのである。 実際には、その流れは「おカミ」やマスコミによって意図的に作られているのかもしれないが、 べつに彼らが意図しなくても「流れ」はどこにでも生じうる。 そして日本で「流れを乱す奴」が同情を得られる見込みは、よほどの例外を除いてはまずないのだ。

しかし逆に、いったんこうした事件が定型業務として「流れ」に組み込まれてしまうか、 あるいは完全に「流れの外」で起こると、日本人は必要以上に親切になる。 つうか親切すぎて余計なお節介をやくようになる。たとえば北朝鮮の人質は、 あれを通常の外交処理でやったら大ブーイングの嵐だと思うのだが、いまでは 「北朝鮮専用」の流れというか窓口がすでにできているため、みんな何もいわないし、 むしろ積極的に支援さえしている。もともとは彼らだって「自己責任」だったかもしれないが、 今ではそんなことはどうでもいいのだ。日本では流れを乱しさえしなければ親切にしてもらえるのだ。 この落差はおもしろい。もっと身近な例でいうと、たとえばお菓子によくある 「お気づきの点がありましたら弊社までお送りください」ってやつ。 あれも新山はやったことないけど、いざ実際に送るとすごい量のお菓子が「お詫び」として送られてくるらしい。 あんなのは、べつに「消費者の権利」でもなんでもないように思うのだが、 日本ではどこのメーカーもやっている。なぜならこれはもう「定型業務」として流れに組み込まれているからだ。 でも一番最初にやった人は絶対非難されたんじゃないかなあ。

そう考えると、いったい日本人がほんとうに「個人の権利」という概念を まともに理解しているのかどうか、あやしい。いや、頭ではわかっているが、 それを実際に適用するのはむずかしいように思える。なぜなら新山も行列でモタモタしている奴には、 頭ではわかっていても、どうしても心情的にムカついてしまうからだ。 これはもう小さい頃からの特訓の成果であって、成長してから変えるのはむずかしい。 こういうのをどこで特訓してるのかというと、やっぱり小学校とかかなあ (これは勝手な推測だが「前へならえ」の強制とか)。 まあ「権利」なんてしょせんはキリスト教かぶれ西洋人の考えたアイデアだからべつに 完全にマネする必要はなくて、別のやり方でできればそれはそれでいいと思うんだけど。 ただ、日本国としては彼らにバカにされないために 「わかってるフリ」をすることは重要だと思うし、こまったもんだね。 しかし日本なんてのはマイナー国なんで世界的にみればどうでもよくて、 問題は中国人とかインド人がちゃんとこの概念を理解できるかどうかだ。 もし彼らがダメだったら、いずれはこいつらのほうが国際社会では多数派になるのだから、 西洋人の考えてきた権利って概念はまるごと破壊されるんだろうな。 そしてそれは非常におもしろそうじゃないですか。 まあオレはそんな時期まで生きてはいないと思うけど…

結論: オバちゃんが強いのは万国共通である。

(10:26)
プラハで爆発、16人負傷だってさ。こわい。どこだったんだろ。
(20:17)
navneet と別れました。これについてはまたあとで書く。

さて、また新しいルームメイト探さなくっちゃなあ。

(23:45)
月がきれいだ。眼鏡の度がおそろしくよくなったので、いまや月の模様がはっきり見える。

ところで、むかしはカモミールとかラベンダーのお茶を「うげーっ、こんなんのめるか」と思っていたのに、 オレはいつのまにこれらを飲めるようになったんだろ。オレは


Yusuke Shinyama