2010/6 (a)

Last Modified: Mon Jul 5 10:27:12 UTC 2010

質問は、それ自体がメッセージである。
質問しないことも、それ自体がメッセージである。

/04 [Sun]


(13:45)
おや、そういえば今日は7月4日だ。といってオレにはなんの関係もないが。

(日記ファイルを更新しなければならない、が…めんどくさい)

きょうひとつ気づいたことがある。 新山は C# でプログラミングしていて、気持ちわるいと思っていたことのひとつに 「型名と識別子が同じ名前をもってもよい」ことがある。たとえば、C# では 「Window型をもつ、Windowという変数」をつくってもよい。 というか、むしろ C# のプログラミング作法ではそういう変数名のつけ方が推奨されている。 これは Int32 などの基本型でも許されている (ただし予約語である int などは変数名にできないが)。 すると、こういう変数の宣言は

  Window Window;
といったものになり、これがどうにも新山は気色わるいと思っていたのだが、 いま調べたら Java でもこれはできるらしい。つまり、どちらの言語も 「型名」と「変数名」は別々に管理されているのである。

なんで新山がこれを腑に落ちないかというと、Python (や Scheme) では これらは同じ名前空間に属していたからだということに、さっきふと気がついた。 Python においては、class A を宣言したら、A は型名であり、 同時に変数名でもある。Python では A() がインスタンス作成の構文なので、 new のようなキーワードが必要ない。いきおい「型もオブジェクトである」 という側面が強調されることになる。いっぽう、Java や C# では、型もオブジェクトとして扱えるが、 typeof() などの特殊な構文を使わない限り、型は型だ。 これは言語の (オブジェクトに対する) 設計思想の違いにまでさかのぼるといえそうだが、 それにしても、なんでこうなんだろう? Python (あるいはScheme)方式と、 Java (あるいはC#)方式のメリット/デメリットと、その背後にある仮定の違いというのは、 より明確にいえばどういうことなんだろうか?

(追記7/5: そういえば C でもそうだった。)

(23:32)
きょうは暇がありそうだからといって Ubuntu 10.04 LTS にアップグレードしようとした オレが悪かった。ひどい目にあった。どうやら新しいバージョンの e1000e が不安定らしく、 dhclient が動かない時がある (一度 rmmod/modprobe すると直る)。どうなってんだ、こんなろ

それと ubuntu の起動プロセスは本当に腐っている。 むかしの init.d がまだ残っているし、upstart とか insserv とか startpar とか initctl とか service とか update-rc.d とか、 一体いくつのシステムが混在してるんだよ? はっきりいってもうホントに嫌気がさしてきたので さっさとましなディストリビューションに移行するつもり。

/03 [Sat]


(12:01)
getting sleepy based on TIME, not LAUNCHNESS.
(01:41)
Royal Host の点字メニュー == epic win.

きょう、Royal Host が点字のメニューを用意しているということを知った。 しかもちゃんと最新の情報を反映している。えらい!

/02 [Fri]


(21:41)
Mirror's Edge をプレイする3歳児.

He's pretty good.

(01:04)
そういえば、きょうは健康診断があった。 新山の場合、下剤 (2錠) が効きだすのは服用後かっきり3時間である。そんだけ

/01 [Thu]


(07:53)
政治的なふるまいというのは、歴史的にみれば滑稽でしかないな。

/30 [Wed]


(07:42)
毎朝、今日こそは電車 (通勤) か? と思うのだが、 いつも ended up with 自転車で行くことになてしまう。

/29 [Tue]


(00:33)
ifvstpd.

/26 [Sat]


(13:55)
マスコット・カラクターに頼る日本的な方法に頼る日本的な方法に頼る日本的な方法。

を、最近もひき続きよくみる。

“ヨクミロ”
(ある道路上に書かれていた白線)

(19:47)
またおかしな Engrish を見つけてしまった (自分の持ち物で)。 新山の持っている下着 (トランクス) のひとつに、何やら文字が書いてある:

"you can challange even times how many"

。。。 「何度でもチャレンジできるさ」と言いたかったんだろうか?

(22:47)
もうすぐ米国の食卓にのぼるかもしれない 遺伝子組み換え鮭 だとさ。デカい!!

ちなみに、新山は遺伝子組み換え食品はぜんぜんオッケーである。 むしろ、日本製品に「遺伝子組み換え大豆 不使用」と大々的に書いてあるのは イヤラしいといつも思っている。日本人はリッチなんで、 安い遺伝子組み換え食品を食う必要がないだけなのだが、 その幸運を認識してる人は少ない。そもそも、人為的な操作のことをいいだしたら 現代の食料はほとんど人為的に操作された生物でできている。 たとえばほとんどの家畜はより多くの乳や肉をとるために薬品づけで生産されている。 その家畜の飼料がまたフルに人工的な産物だ。 (しかしこれらの事実は都合よく曖昧にされている。) そんなに人工物がいやだというなら、 むしろオレはグルタミン酸ナトリウムを不使用にしてみることをすすめるね。

/25 [Fri]


(08:28)
日本が「元気」になるとか社会の「活力」とかいう政治家のスローガンに、 人々はいいかげん飽きてこないんだろうか? 正直なところ、べつに元気になんなくていいよ。

/24 [Thu]


(21:34)

…オトナになるっていうのは、こういうことなのか?

(21:34)
3時間 - コメントなし。

/22 [Tue]


(07:34)
さいきん、エアコンをつけだしたのでよく眠れてしまう。ねむい
(08:13)
tactics と strategy の違いを最近知った。(より具体的にいえば、いま知った。)
(20:48)
科学は「なぜ (why)」という質問に答えようとし、
工学は「どのようにして (how)」という質問に答えようとする。

いやまちがえた、その逆か。
いや、やっぱり、その逆か。

GOTO 10

(22:35)
ニュートリノについて - Sixty Symbols

「ああ、ニュートリノね…。これは素粒子の中でもちょっと責任逃れみたいなところがあって、 質量もほとんどないし、電荷もない。それにありとあらゆる物質をつきぬける。 もしニュートリノを本当に止めたければ、これは誰か計算した奴がいるんだが、 4光年にもわたる鉛の壁が必要だそうだ。少なくともまともな確率で止めたければね」

「…それはおびただしい数ですよ。にもかかわらず見ることはできない、 あまりにも難しいんでね…。ニュートリノは太陽で生成されています。 核融合が起こるとき、4個の陽子、つまり4個の水素原子核ですね、 これが合わさってヘリウムができます。これが核融合のプロセスです。 ヘリウムは2個の陽子と2個の中性子をもっているので、 もとの2個の陽子は中性子に変換されています。このとき何が起きるのかというと、 陽子から 1個の陽電子 -- つまり電子の反粒子ですね -- と、 1個のニュートリノが放出されます。そしてニュートリノは太陽から出て、 そのまま私たちのもとにくるんです」

「ニュートリノに関する大きな疑問のひとつは、それに質量があるのかどうかということだ。 この疑問はいくつかの理由から重要だ。まず、素粒子物理における標準理論では、 ニュートリノは質量を持つはずがないとされている。だからもしニュートリノが質量をもつとすれば、 それは素粒子物理学者にとってはエキサイティングな仕事だよ、なぜなら彼らはなぜそれが 質量をもつのか説明しなきゃいけないからね。そしてこれは天文学にとっても 非常に重要だということがわかった。なぜなら天文学をやっている連中にとって 大きな疑問のひとつが、宇宙全体の質量がいったいどこからきているのかということで、 つまりダークマターの謎だ。宇宙のまったく見えない部分が質量をもっているというのは 非常におもしろい。そしてニュートリノは、ダークマターの強力な候補になっている。 なぜならこいつらはほとんど反応しないから全然見えないし、もし質量があるとすれば 宇宙全体の質量に寄与することになる。なにしろニュートリノは数が莫大に多いもんで、 たとえそのひとつひとつがどんなに小さな質量でも、全体としてみればものすごい量になる」

「毎秒、あなたの身体を、太陽からくる約15兆個のニュートリノが貫通しています。15兆個。 15×100万×100万個ですね…。(インタビュアー: 身体を?) そう、身体を。 なんかチクチクするって? わからないですよ…。とにかくこれらは物体と反応しないんです。 感じることもできない。発見するのは絶望的に難しい」

「ニュートリノは大量にある。そしてその質量は、ほとんどないに等しい」

「そして、これらはフレーヴァー (風味) を変えることができるんです。 これが発見されたいきさつは…たぶん60年代にさかのぼりますかね…」

「…そのころ『太陽ニュートリノ問題』と呼ばれる有名な問題があったんだ。 太陽中心部で起きている核融合プロセスを非常に細かく計算して、 どれくらいのニュートリノが生成されているか予測した。 そしてそれを実験で確かめるために、非常に複雑な装置をこしらえて ニュートリノを検出しようとしたが、予測されたほど多くは検出されなかったんだ…」

「…しかし太陽を説明するモデルは非常にうまくできていました。 では、なぜなのか? これらのニュートリノは一体どこへ行ったのか? …」

「…で、長い間これはニュートリノを検出することが非常にむずかしいためだと 信じられていた。あるいは太陽の内部でなにか起きているとか、 もしかすると太陽はいま信じられているよりも少ない量のエネルギーしか 生成していないのかもしれない…」

「…わかったことは、質量のあるニュートリノは、実際には あるニュートリノから別のニュートリノに変化することができるということなんです。 それらは『振動』して、フレーヴァーを変えることができるのです。 たとえば電子・ニュートリノは、ミューオン・ニュートリノになったり、 その逆になったり…」

「…で、わかったのが、これはニュートリノ自身に関する本質的な特徴だということだ。 もしニュートリノが本当に質量のない粒子だとすれば、 それは別のものに変わることはできない。質量のない粒子というのは、 基本的には生成されたときからずっとそのままでいる。でももしニュートリノに質量があれば、 それは別のものに変わることができる。そして、ニュートリノには 3つの種類があることがわかった…」

「…それが、ニュートリノが質量をもつかもしれないという、最初の直接的な証拠でした…」

「(インタビュアーの質問: もしニュートリノが質量をもっているなら、 なんで我々と衝突しないんですか?) …それはニュートリノが本当に みじなほど小さい質量しかもっていないからだよ。我々とニュートリノとの 重力による影響は微々たるもんだ。それは重力の影響をほとんど受けないし、 電磁気力の影響も受けない、なぜなら電荷がないからね。 それに強い核力の影響さえも受けない。唯一、影響を受けるのは 『弱い核力』と呼ばれるものなんだが、これは名前が示すとおり 悲惨なほど小さい力だ。だからやつらは本当に何とも反応しないんだよ」

「いまでも感心するのは、これがどうして発見できたかということです…。 これこそ、理論(物理)の極致ですよ。どのようにして仮説をたてたのか? ウォルフガング・パウリが最初にこの予言をしたのは 1930年代でした。 彼はβ崩壊を調べていて -- つまりこれは中性子が陽子になる過程ですが -- 彼は我々の知っているもっとも基本的な原理、つまりエネルギーの保存則と、 運動量の保存則を用いて、誰も見たことがない粒子の存在を予言したのです。 しかもそれはその後発見されるまで何年もかかったんです」

「で、その粒子はのちにイタリア人のエンリコ・フェルミによって発見され、 小さめの電子、イタリア語で『ニュートリノ』と名づけられたんだ。 この『ニュートリノ』は電子と関連づけられていて、電子が生成されるたびに 電子・反-ニュートリノが生まれ、反-電子が生成されるたびに電子・ニュートリノが生まれる。 それでこれは電子と関連づけられているというので、電子・ニュートリノと呼ばれている」

「これは本当に検出がむずかしいんですよね…。よくやられている方法が、 地底深くの場所を使うことです」

「それで最初の実験では、太陽からのニュートリノを検出するために使われていたのは、 洗浄液の四塩化炭素がはいった大きなタンクを使う方法だった。何が起こるかというと、 いつもは何ガロンもの四塩化炭素を貫通してしまうニュートリノだが、 ごくごくまれに、太陽からくるニュートリノが塩素原子のひとつのぶつかる時がある。 そしてこれが塩素原子をアルゴン原子に変化させるんだ。これは弱い核力と反応するので、 弱い核力ができることのひとつが物質の化学的性質を変化させるということだからね…。 で、そのあとに究極の「藁の山から針をさがしだす」仕事が待っている。この大量の四塩化炭素、 そのほとんどは塩素原子だが、そのどこかに1個のアルゴン原子が含まれている、 それを検出しなきゃいけない」

「もし、ニュートリノに対してより大きな交差領域 (cross section) を もつ物質を使って検出器をつくることができれば、ニュートリノ検出の可能性を 上げることができます。それがこれまで人々がやってきたことで、より大きな 確率で衝突する物質を使ってきました。たとえば重水を使うとかね…。 これは陽子と中性子がより集まっているので、ニュートリノが衝突して 縮退を起こす確率を上げることができます。その結果、少量の光子が生成され、 それを検出するんです」

「そしてそれは本当のド真ん中にヒットしなきゃいけない。 反応交差領域 (reaction cross section) という言葉があるんだが、 これは要するに、その原子核がどれくらい大きいかを示している。 そしてニュートリノについていえることは、反応交差領域が非常に狭いもんで、 実際にそこに衝突して何かをするって確率は、もうどうしようもなく小さい」

「それで、こうした検出器がいくつもつくられていて…ひとつは カナダのサドバリーにある炭鉱につくられている『SNOニュートリノ観測所』というやつで… もうひとつは日本にある『スーパーカミオカンデ』で… これまた、巨大な検出器に重水を満たして、光電子検出管で囲んであります。 これがわずかな光のシグナルを観測するのです。 なぜ地下深くに造らなければいけないかというと、光のシグナルを起こすものは ニュートリノ以外にもあるからで…宇宙線とか、私たちは それらが大量にあることを知っています。それらに邪魔されたくはないので、 とにかくなるべく深くでやる -- 少なくとも、宇宙線の影響を 排除できるぐらい深くでやる必要がありますね」

「まさにビッグバンのその瞬間、宇宙が広がるその前に、 巨大なエネルギーが生まれて、すべての粒子が生成された! -- ぼかぁそう想像するよ、まあ、その場にいたわけじゃないがね -- ここで大量の電子や、ニュートリノや、たぶんまだ見たこともないものまで含めて すべての素粒子が生まれた。しかしその後、物質がだんだん落ちついてきて、 電子・ニュートリノがいちばん軽いニュートリノなので、これが大量に残ることになった。 たぶん他のニュートリノもあるんだろうが、それはまた別の日の別のビデオにしよう」

「私たちはみな、初期宇宙からくる光子でできている、 宇宙背景放射について語ることができます。これは宇宙がどのように始まって、 どのように進化してきたかについての情報を与えてくれます。 ニュートリノは、もし検出することができるなら、おそらく それ以上の情報を与えてくれることでしょう」

「電子・ニュートリノは、非常に高速で飛散する。 そしてこれは何物にも吸収されない。だからこれはビッグバン時につくられた すべての物質をつきぬけて、宇宙全体に拡散している。まだ宇宙が小さいころに作られた ニュートリノは光子よりも早く我々に見えるようになり -- 光子は物質に吸収されるからね -- より早くから冷えているので、それは絶対温度で2Kしかない。 光子はそれよりもやや高い2.7Kの温度をもっている」

「この宇宙には光子による背景放射と、それとほぼ等しい 『背景ニュートリノ』があるはずです。実際それは今ここにもあるはずなんです… 角砂糖ほどの大きさのこの空間のなかに、56個のニュートリノがあるといわれています。 もしかすると 600個だったかもしれませんが、太陽でつくられたものではなく -- それらは大量にふりそそいでますからね -- 非常に若いころの 宇宙でつくられたニュートリノが、1立方センチメートルあたり 56個ほどあるわけです。 だからこの部屋にも何億個もあるわけですね… いま、まさに、宇宙初期のニュートリノが! もしそれをつかまえて見ることができたら、 どんなにか多くのことがわかるだろうに…」

「宇宙からくるニュートリノのうち、おもなものは太陽からのものなんだが、 それ以外のニュートリノも検出されたことがある。1987年に大マゼラン星雲で 超新星の 1987A が起こったとき、人々は地上からも突然明るくなった 星を見ることができたが、 そのとき世界じゅうのニュートリノ検出器では、 まさにその瞬間に大きなスパイクが検出されていたんだ。 しかし相変わらずニュートリノは検出しにくいので、 スパイクといっても小さなものだったがね、 超新星がおきたときでさえも、ものすごい量が放出されても 地球に届くのはそのうちのごく一部で、そのうち検出されるのはさらにごく少数だ。 でも、実際に1ダースぐらいのニュートリノが超新星から検出されたんだよ」

「(インタビュアー: あなたはニュートリノの調査を自分の仕事にしているわけですが、 その答えはこの部屋にいつもあるわけですね?) …ええ、たぶん何十億とね…!」

www.sixtysymbols.com
The University of Nottingham
By Brady Haran
(C) 2010

(00:35)
なに、2時間近くかかっただと?

/21 [Mon]


(19:10)
コクサイ電話のかけ方。 いつもいつも忘れるので、ここに書いておく。

NTTの場合は:
「(0033 +) 010 + 国番号」
だる。

まったくもー、いつから日本の電話はこんなに複雑になったんだ? KDD独占の時代がなつかしいよ。

/20 [Sun]


(15:26)
"twitter" のことを「ついったー」と発音する人は、 "tweety bird" のことを「ついーちーばーど」と発音したり、 "between" のことを「びついーん」と発音したりするのだろうか。 どことなくノスタルジアを感じさせる発音だる。

かつて、タナカ先生が Tim さんのことを「ちむ君」と呼んでいたのを思い出した。

さらにいえば、むかしジイちゃんに長野ダイエー隣の KFC に連れていってもらったとき (新山がせがんだのだが、彼はそれが食い物屋だとわからなかったらしい)、 "ディナー" というメニューを注文しようとして、じいちゃんが 「でいなーせうのをひとつ…」といっていたのを思い出す。 ちなみにジイちゃんはもう20年以上前に死んだし、その KFC も今はもうない。

そういえばダイエーももうなかった。ダイエーといえば碑文谷店だな。

/18 [Fri]


(08:20)
"browserism" という単語には、2通りの意味があるらしい:
  1. 「なんでもブラウザ上で済まそうという主義」
  2. 「ブラウザの実装上の差異によるくせ」
(19:42)
マスコミにおける科学関連のニュースは、大きく3種類に分けられる:
怪奇現象的なもの、恐怖を煽るもの、そして「ブレイクスルー」に関するものである。

/17 [Thu]


(21:35)
他人からバカにされる人生ってしあわせ。
(21:36)
きょうの問題:
Unixシステムのメモリを使いはたすための、てっとり早い方法をあげよ。 (つまり強制的にswapさせるってこと)

たぶんいろいろあるだろうが、お手軽な方法というと、こんなのがある:

$ `yes`

いっぽう、単純にCPU時間を使わせるだけなら、以下のような方法でもいい。

$ while true; do :; done
$ cat /dev/zero > /dev/null

ちなみに、以下のようにすると、cat のCPU負荷が上がるが、 xterm (あるいは screen) の負荷も同時に高くなる。

$ cat /dev/zero
なぜでしょう?
(21:41)
てくるで、きょう知ったこと。

/16 [Wed]


(20:22)
ときどき思うのだが、声をあげる度胸のない人々は、権利に値しない人々なのだろうか。

…かといって、他人が勝手に「あの人は○○を望んでいるに違いない!」なとど主張することは インチキ以外の何物でもない。

(cont.)

/15 [Tue]


(08:16)
ございますだって?

…いや、いいや、それはどうでもいいとして、きょうは暑くなりそうだる。

/14 [Mon]


(23:44)
The greatest challenge to any thinker is stating the problem in a way that will allow a solution.
-- Bertrand Russell

/13 [Sun]


(19:48)
彼らは、気づかれるのを待っている。

きょう、あるところでコーヒーを飲んでいたら、 ふたつ隣の席にすわってひどく不機嫌そうな顔をしていたおやじが、 知り合い (同性) が来たとたん快活になり、 どことなくおネエ口調で「僕さぁ〜」などと話し出しているのを見て、 おもわず吹きだしそうになった。

誰しも相手によって多少なりとも態度が変化するものだが、 これほど落差があるとひどく不自然に見え、いったいこいつの頭の中は どうなってるんだ? と思う。というか、これほどのあからさまな 変化は新山にはムリだ。(新山は、機嫌が悪いときは、 誰に対しても一律に機嫌が悪い)

(20:37)
mp4 を mp3 に変換するの方法:
$ sudo apt-get install gstreamer-tools
$ gst-launch filesrc location=input.mp4 ! decodebin ! lame ! filesink location=output.mp3

gst-launch に相当するツールは DirectShow にはあるんだろうか? GraphEdit はもう飽きた。

/12 [Sat]


(19:45)
いま pdfminer について debian のパッケージメンテナと話しあっているのだが、 あいかわらず CID には混乱が多いみたいだ。無理もない。新山も一時は混乱していた。 たぶん「縦書き」という文化を知らない人々には、なんでこんなもんが必要なのか理解できないだろう。 まったく、日本人でさえ混乱するのに、ましてや日本語を知らない人々が こんなのどうやって正しく扱えというんだろう?

CIDとUnicodeの違いを簡単にまとめると、こうなる:


Got it?

どうでもいいが、Unicode の偽善は、ほんらいこうした字形の差異は区別しない方針であったはずなのに、 なぜか欧米の文字に関してはリガチャ (ほら、あの ff- とか ffi- という文字がくっつくやつ) を 独立した文字として割り当てていることである。実際、ブラウザによっては ff (U+FB00) とか ffi (U+FB03) とか表示できるはずだ。 FAQ によれば、 これは既存のコーディング体系のテキストを Unicode に移行できるように 仕方なくこうしたのだそうな。bullshit!

(21:55)
またもや al-Jazeera がホゲー問題を取りあげている。 こいつらホントに捕鯨が好きだな。このまえもやってなかったっけ?

101 East - Japan's whale hunt

基本的な内容は…捕鯨賛成派の、酔っぱらったような英語を話すおやじと、 グリーンピース出身の若造が出てきて、双方とも極論しか言わない。 で、これを聞いていると「どっちも勝手にしてくれよ」と言いたくなる。 「捕鯨は日本の文化だ」的議論がイカレてるのは明らかだが、 「商業捕鯨は絶対反対」ってのも頭がおかしい。中間点はどこかって問題だろうに。 結局、このレベルの議論では何もかも趣味の問題になってしまう。

しかし、考えようによっては、日本を題材にした国際ニュースのネタって これくらいしかないのかもしれない。たいてい、最近の日本が ニュースになるのは以下のうちのどれかだ:

このうち、本当に (経済的に) 問題が深刻そうなのはトヨタだけである。 なぜなら景気に影響しそうなのがこれだけだから。それ以外は、 たとえクジラが絶滅しようが天皇が女装しようが靖国神社が倒壊しようが、 ほとんどの日本人にとっては「あっそ」という程度の話題で、 日本のワイドショーだったら一週間ももたないだろう。

/11 [Fri]


(06:53)
ゆうべはしたたかヨッパラって遅く帰ってきたのに (記憶があんまりない) 今朝はなぜか早くおきた。
(07:41)
教養と雑学の違いについて。 優等生的に聞こえるかもしれないけど、 基本的に「教養」というのは、世の中のさまざまな側面を理解することで、 総体的な世界というものを理解しようとするこころみであり、 個々のテーマは違っていても、実は同じものを見ている、と新山は理解している。 いっぽう雑学にはそのような目標はなく、ただひたすら (必ずしも関連があるとは言えない) 知識を集めているだけ、の、ように見える。

新山は教養には興味があるが、雑学には興味がない。

(19:09)
やっぱり今日はネムかった… いま、フワフワした気分だ。

自分がいまどれくらい寝不足かを測定する器具があればよいのに

/10 [Thu]


(07:45)
けさの夢の中で HALAL と書いてある食い物屋に入り、 kebab を注文して「ひさしぶりにケバブが食えるな、イッヒッヒ」と思っていたら、 料理がくるまえに目がさめた。

こんなのってある?

(07:58)
仕様がなければ実装はできず、実装がなければ仕様を思いつかない。

/09 [Wed]


(19:55)
今日はひさびすりにカレーを作ってしまった。こんばんは

/08 [Tue]


(19:00)
本日の EPICy な電話応対:

新山「では住所を変更いたしますので、お客様の以前の住所を教えてください」
お客「ええと前の住所は…東京都大田区の、東に雪と書いてですね…」
新山「ああ東雪谷ですね、では現在の住所を教えてください」
お客「現在の住所は、あのー同じく大田区のですね、南にいち、じゅう、ひゃく…」
新山「南千束ですね、わかりました」

この大田区在住経験ぶりを見よ。

ちなみに、昨日きょうと、新山はわりと電話に出る回数が多いようの気のする。 たぶんコーディングがあまり進んでないんだろう。

(22:37)
Quote of the day:
Be truthful. If you tell the truth, you don't have anything to remember!
(なるべく誠実であるよう心がけなさい。本当のことを言っておけば、なにも覚えておく必要がないからね!)
-- Mark Twain

/07 [Mon]


(07:53)
東工大出身の何者か (名前は知らない) が、夏の参院選に出馬する予定であるという。 で、支援するよう要請する手紙がうちの実家に届いたらしい。ここで2つの疑問がある:
  1. どっから住所もってきたんだ? というか、うちの実家の住所に来たってことは、 同窓会名簿から流出したとしか考えられないが、そもそも新山は同窓会に入ってすらいない。 (にもかかわらず連中は毎年のように寄付のお願いを送ってくる。死にやがれ)
  2. 同じ大学を出ただけのことが、どう政治に関係するというんだ? 新山は、東工大出身のほかの連中の考え方なんて知らないし、興味もない。 そもそもたいした共通項があるとも思えない。大学名のもとに団結してもいいのは、 大学対抗のスポーツとか、そういうバカな目的の時だけである。 (←ちなみに東工大はこれにも縁がない)

結論をいうと、こいつは人間をまともに扱ってないと考えられる。 まあ、世の中にはそういうバカが沢山いることは知っているけど、 よりによってこんなところで実例を見せつけなくてもいいと思う。

(19:05)
どうでもいいけど、イルカ保護団体の方々は 宮崎あたりで大量に殺されているらしい牛を盗撮しに来ないんだらうか。

* * *   衝撃的な映像のため、お食事中の方は音声を変えてあります   * * *
(21:07)
書きわすれたこと。きょうは会社に新しい湯沸しポットをもっていった。 これは先週の土曜日に島忠へいって買ってきたのである。 ちなみに由緒正しい『象印』ブランドの手押し式。 新山は以前から会社にあったモーター式給湯ポットが不満だった。 なぜかというと、この手のポットは電源を入れないとお湯が出せないうえに、 ボタンの接触が悪くなったりするとすごいストレスなのである。 なにより、新山はメカニカルなもののほうが好きだ。 きょうはこいつを自転車のカゴに入れて乗っていったら、 途中でガタガタとすごい音がして、道行く人々の注目のマトだった。

ちなみに、会社に渡すはずだった領収書は保証書とともに紛失した。 島忠から自転車で帰る途中、シャツのポケットに入れておいたら風で見事にスっとんじまったのである。 そのためこのポットは新山の寄贈品となった。 まあ、3000円ちょっとだからいいっしょ。

/06 [Sun]


(13:13)
一人の個人的な意見をあたかも大勢の共通意見であるかのように書くのこと、それ。 いんちき
(15:37)
ときどき思うことがある。たとえ政治や宗教や、 その他いろいろの趣味がすべて違っていたとしても、 食い物の好みが同じなら人は仲良くなれるんじゃないかと。 それがウマい物の重要である理由だ。 (そして同時にこれが新山が米国をキラいな理由でもある、 なぜならあそこは一般人の食ってるものがマズすぎて、 とても共通言語になりえないから!)

米国人は思想で団結しているが、日本人はおもに食い物で団結している (少なくとも新山はそう思っている)。 しかしそれを言い出したらアジアの他の国もそうかもしれない。 “食い物”を共通言語とするなら、もしかすると日本人は他のアジア人と 理解しあえるのかもしれないよな。

(18:37)
Engrishの話。きのう、洗濯していてふと気づいたのだが、 新山がもっているパジャマの一着には、ラベルに「BIG HAG」と書いてある。 …BIG HAG ですかい!! "BIG TONGUE" のほうがまだましだ。

どうでもいいが、google はいつデザインを変えたんだ??

(20:10)
「有名さ」にこだわるのは、視野が狭い証拠だね。
(21:45)
ふと考えたのだが、 http://www.treason.gov/という サイトがあったら、おもしろいだろうな。

/05 [Sat]


(09:06)
ふと思ったのだけど、「帯に短しタスキに長し」という日本語が 存在していること自体が、ソフトウェアの再利用がいかに難しいかを物語っている。 なぜって、ただの布きれを再利用するのでさえ難しい場合があるのに、 ましてやそれより何万倍もパラメータの多いソフトウェアの再利用など!

…このあいだ会社で、ソフトウェアの設計について議論していて思ったのだが、 「なるべくコードを書かないほうがいい」という思想は、 自分の頭の中でそう思っているぶんには問題ないが、 他人と議論するときに使ってもほとんど意味がない。 なぜなら「書かない」といっても、本当に1行のコードも書かずに 職業プログラマとしての一生を終えるわけにはいかないから。 (もし「生まれてからただの1行もコードを書かずに人生を終えた職業プログラマ」ってのが いるとしたら、そいつは真の意味で伝説といえるだろうけど。) 問題は、どの程度の「書かない」ならば「書かない」と言えるのか? ということであって、この定義は人によってみんな違っている。

結局のところ (ケッキョキ、) 「なるべくコードを書かないほうがいい」という思想を持つことが許されているのは、 すでにコードを書きすぎてしまった経験のある人々だけなのである。 そもそもこれまでに大した量のコードを書いたことがないプログラマは、 越えるべきでない一線がどこにあるのかを知らないので、加減というものを知らない。 そいつらが「なるべくコードは書かないように」とかいっても、 そもそもコードを書くこと自体が仕事の場合には、 サボっているようにしか見えない。トレードオフを議論するんなら、 トレードされているものの両側をきちんと知っておく必要があるのだ。

ケッキョキ、 (結局、) 人は誰しも一度は一線を踏みこえて 世界の端から落っこちてみなければならないのだと思う。 つまり失敗してみることが重要って意味で。 もちろん、本当に落ちて帰ってこれなくなるような一線だったら困るけど、 たいていの場合は帰ってこれるのだ。(本当か? それはどうもあやしいな…) そのような「世界」を構築するのは、新山の希望である。

(09:39)
「世代の違い」ってな便利な言葉だね。(あるいは「価値観の違い」でもいいよ)
(10:02)
自分がむかし書いたメールを読んでいたら、 自分でもびっくりするぐらい「イイこと」を書いている部分があった。 たとえばこんなの:
Research is an iterative search process. You have to implement
your own idea as quickly as possible.  It may or may not work, but
when it doesn't, modify the code or try something else until
you're satisfied (so called re-search).  That's how I developed
webstemmer. In the beginning, I wasn't even sure if this program
was going to work at all.

Good luck,
Yusuke
(11:52)
解法が見つかりゃ、実際に解決しなくてもオッケー」て 考え方は本当に問題があるよな、新山よう。

/04 [Fri]


(07:56)
けさ見たケッタイな夢:
東京湾に面した海沿いのどこかで、 なにやらロープウェーのようなものに乗っていたが、 途中でウトウトと眠っていた (夢の中なのに)。 その後、目的地に着いたらなにか事故が発生しており、 だれかロープウェーにイタズラしたやつがいたとかで、 意味もなく警察の事情聴取を受ける。その次の場面では、 高校だか中学だかの同窓会に出席したおり、みんな顔が昔と変わっていなかった。

疑問:
人間は、現実世界で寝ているときは夢の中では起きており、 現実世界で起きているときは夢の中では寝ているとされている (アタゴオルでは)。 夢の中でさらに寝たら、そのときの自分は起きているのだろうか??

(01:32)
苦しまぎれな状態の人の言動を記録しておくと、本当におもしろい。 いや、おもしろくない。

/02 [Wed]


(19:01)
とある学会 (どの学会だかは知らない) に行っている複数の人々から絵ハガキが届いた。 「絵ハガキありがと! サンキュー」ってメールを送ったら、 そのうちの一人は「オレはそんなとこ行ってないぞ?」という返事。 えええ?

…その後、差出人のところをよく見てみたら、 実は別人だったということが判明。なんつうこった。OMG!

(19:05)
そういえば忘れてたけど、コレだ: GCCの実装が C++ベースに

さて、Linusは?

ちなみにこのコメントは C++の設計ガイドラインを表すものとしては秀逸だる。そのとおり、 コーディング規約を作成する・守ることにエネルギーを費やしているようでは 先は見えているのだ。

(19:38)
「産学一体」ってな便利な言葉だね。
(19:39)
てくるで、いまの日本の首相って一体誰だ? イシハラ??
(19:55)
よくある変換ミス:

西早稲田 → ニセ早稲田

(21:22)
たとえ悪気はないということがわかっていたとしても、 「バカであること」は十分な悪気だ!!

Document ID: 258fdb0d9084ba36535660d44745c3fd

Yusuke Shinyama