- 9/1 :
- あーやることいっぱいガオーーーーーーー。
たのむから早く涼しくなってくれええええええ。
寒くなるのでもいい。そう、冬だ !!
- 9/1 :
- たいざんさんは私の指導してくださるいわば上司のようなヒトだが、
なんでこの人と私はこうも時間が相補的なのだろう。私が来るときに
ちょうど帰るたいざんさんとバッタリ会う。私が帰ろうとすると、
たいざんさんが来る。まったく、どーしよう。
- 9/1 の夕方 :
- 鈴木 裕之 (= ヒロちゃん) から次のようなメールがきた。
> にっこり!
そうか。
- いきなり戻って 8/29 のできごと :
- 回想録になってるな。でも面白いのだ。
私が 818号室 に行くと、そこではミヤカワさんがプレステを
やっていた。そこへ (運の悪いことに) トクナガ先生が登場。
ミヤカワさん「… (愛想笑いをしつつもゲームをやり続ける) …」
トクナガ先生「…。」
トクナガ先生「…きみはなぜ僕を見ると笑うのかな…」
先生にいわせると「時々しかこの部屋にこないのに、
来ると彼はいつもやっている」だそうである。なんか、たのしい。
- 9/2 :
- この暑さ許すまじ ! 節電警報許すまじ ! また出やがった。
まったくなんでこんなに出るんだ。授業が始まったとたんに
出るとゆうのはゆるせん !! でも数年後には東工大の全講義室に
冷房が入るという。そうなったら節電警報出っぱなしでほとんど
使えないんじゃないか ? マヌケだな。
きょう駅で東急 75周年のポスターが貼ってあるのを見て、
最初の東急線は目黒〜丸子間だけであったということを知る。
丸子とは、いま私が通っている駅、沼部の古い駅名であった。
いまでもあのへん一帯は下丸子とか、新丸子という名前が残ってる
よね。で、沼部という名前はもはや地名からは消えてしまったかと
思いきや、川崎のほうに下沼部という所があるのだ…という
話を昔どこかの飲み屋で聞いたことを思い出した、きょうの新山。
- 9/2 :
- 長津田はいーよねー警報出なくて。ヒロユキ君もいーよねー。
- 9/3 :
- はいはい。やっと lynx をインストールしおわった。
- 9/3 :
- あまりに暑いので csc へ逃避。今そこで書いている。
csc のイス恐るべし。調節部が 5つぐらい付いていて、
どれがどの調節なのかわからん。しかも、寝心地抜群。
となりではみのるがイス相手に悪戦苦闘。背もたれの
ぐあいを直したいらしい。
しかしあの節電警報はイヤガラセだと思う。
こっちはちゃんと冷房消してんのに「3時まで冷房を切って
節電してください」で、3時になったら「3時半まで冷房を
切って…」とくる。相手に一瞬のスキも与えないすさまじき
作戦だ。あれは絶対どっかの研究室がズルしてるに違いない。
きっとそうだ、間違いない ! うん。一件落着。かってに満足。
- 9/3 :
- 帰ろうとして研究室のドアを開けたらドシャ降りのすさまじい音が
聞こえてきた。外の水たまりは濁っている。みのるは置き傘があるから
大丈夫、とか余裕を見せていたが雨を見てみてあきらめたらしい。奴は
帰りたいと言っている。イマイさんは今日は泊まるので窓をあけてみて、
イマイさん「ああこりゃひでえなあ」
みのる「人ごとだと思ってー」
でもこのひとはドシャ降りの中自転車で大宮まで帰った豪傑なので、
案外何とも思わないのかもしれない (そして後日語ったセリフが
「でも 2時間切ったもんね」だった)。私はこんなことしてる
場合じゃないのに出れないよう。どうしたこっちゃ、こりゃ。
いい感じ。lynx がどのマシンでも動くっていい感じ。
- 9/4 :
- 今朝はイマイさんからきたメールまで載せてしまえ。
きのう私が書いた日記について、
> どうでもいいけど,「ドシャ降りの中大宮に帰る」だけなら誰でも
> できると思うぞ:-)
>
> ---- 今日はこれで限界,そろそろ寝ます いまい
とゆうツッコミが入ったので、ご覧のとおり訂正しましたです。はい。
- 9/4 :
- ある用事のある用件で米国の会社にメールを書いたのだが、
まったく、ダメダネーたかが英語のメール一通書くだけで
緊張のしどおしだ。やっぱ英語を勉強しないとな。よく
電車の広告とかで見かける英会話スクールって本当に効くんだろう
か ?
- 9/4 :
- イマイさんの持っている恐しい CD (と、ひとまず呼んでおく)
にババさんが感染 (そして爆発)。夜の研究室に笑い声がひびく。彼はどうやら
「化学反応で笑って」いたらしい。まったく、ホワイトボードに
何を一生懸命書きまくっているのかと思ったら…。
そして、やられてしまった
ババさんは「これ一番イイとこだけサンプリングしてくださいよおー」
とイマイさんに頼んでいる。毎晩のことだが、この時間は
だれもが現実逃避したくなる時間帯なのだ。そして、私もそうである。
- 9/5 :
- 朝食食ってないのにわざわざ歩いて 40分かけて学校まで来たりして、
しかもそのうえ階段で 8階まで上がったりしたもんだから、くそー。
この体力とこの状態では果てしなく続く階段のうずまきがやがて河になり、
高く舞いあがる龍になって、
あたりの風景と区別がつかなくなる。陽は堕ち、そしてまた昇る。
雪が降りはじめ、
すでに何階なのかもわからなくなり、意識がまさに夕闇の中に
朽ち果てんとしたころに私は文字を見る。「8」。8階だ ! 8階だ !
ついに私は 8階まできた ! でもそのあとわ汗だく。
ぜーぜー。飯食ってこよー。
- 9/5 :
- 東工大に科学では説明できない現象を発見 !!
S3 の階段は、ふつう 1階分が 18段なのだが、
1階から 2階に上がるときだけ 21段になっているのだ !
これは恐ろすい ! 科学では未だ解明されない現象。
- 9/5 :
- さきほど私の上にあげた報告に対して、天才 (これは固有名詞である) から
メールがくる。そのメールの中で、
天才はさまざまな意見 (ひとつしかないが) を比較検討した
あげく「(この現象は) 建築のきほんかも」という大変独創的な意見を
述べていた。天才は忘れていてもやってくる。さすがだ。
- 9/5 :
- ババさんは再来週に輪講持ちなのだがそれではヤバいらしく、
今日はマツモトさんに「輪講の順番替わってくれない ?」と頼んでいる。
しかし、その言い訳が秀逸。「今週田舎からバアちゃんが出てくるんで…」
そりゃバレバレだって。
- 9/5 :
- たいざんさんは、いったいだいじゃうぶなのだろうか。
今日になっても来てないぞ。なんでも、
医者へ行きたくなくて、保険証も持ってないんだそうな。
ムボーな人だよなー ー。
- 9/6 :
- 彼は復活したらしい。私は相変わらずニンニクくさいらしい。
ところで研究室に Ultra Sparc という種類のマシンが入ってくるのだが、
その名前がいま話題になっている。某研究室では Ultra Sparc には
タロウとかセブンとかいった名前をつけている。私とかイマイさんとかは
その影響をうけて「“父”がいいなあ」などと言っているのだが、
その意見はトクナガ先生によってあっさり却下されたらしい。
そして今日、研究室に来たら 808 のホワイトボードに「quiz」と
書いてあった。これは大ウケ ! いいなー、誰が書いたんだろ。
- 9/6 :
- 「quiz」の犯人はシライさんであることが判明。でも私は
アノ番組はアナウンサーがファイヤーな人になってからほとんど
見ていないのだった。だって、つまんねえもんな (でもよくよく
考えてみると、前も大して面白いワケではなかったような気がする)。
そういえう゛ぁ、HyperCard スタックの「うごかない夜」は消しました。
外の人が見てもさっぱわかんない。内の人が見てもよくわかんない。
- 9/6 :
- ホワイトボードの「quiz」の上に、
「ニューヨークへ行きたいかー」
「おーーっ」
と書いておいたら、シライさんに「これはきっとたいざんが書いたに
違いない」と言われてしまった。じつは書いたのは私なのだ。
でも、今日は開化丼 (開花じゃないよ) の謎が解明されてスッキリした。
急に話を変えるなっての。でもスッキリ、スッキリ。
- 9/7 :
- いまこの日付を書いていて恐しいことに気がついた…。まあ、そのことは
いまはやめよう。…で ?
Mac (intosh) のハンバアガアが 99円だったのでオイオイと言いながら
買ってきた。が、食ってしまってから実はこの選択がこの世の大大間違いであったことに
気がついた (遅すぎ)。世の中はなんでも大大のほうがいいと思っていたら、
大大じゃないホウがよい場合もあるのである。さか本だけだな、大大固定なのは。
あーきもちわりーーー〜。
- 9/7 :
- 「ぎゅわんぶらあ自己中心派」を読んだらつまらなかった。
田中・徳永研には漫画が山ほどあるのになぜかこれは最初の 1巻しかない。
そしてたしかにつまらない。私はいつ実家に帰れるのだろう。
今週には帰ることができるのだろうか。そして、その時はきちんと
鈍行に乗って横川で釜めしを買うことができるのだろか。そして、
私が長野行きの新幹線に乗るのはいったい、いつのことになるの
だろうか。
- 9/7 :
- 夕日を見そこねたので、屋上に登って飛来してくるインコを待つ。
東工大のインコはどこからともなく集まってくるのではなくて、
一回キャンパスの外の電柱に待機する。ズラーっと何百メートルも
電線に一列インコだらけ。そこから小集団が何回にもわかれて
飛んでくるのだが、それにしてもすさまじい光景だ。あんな
ミドリの点ひとつひとつが、すべてインコだなんて !
いやはやスゴイものを見たといいつつ戻ってくる。
- 9/7 :
- なぜか夜だというのに、そして 8階だというのに
818 にトンボが入ってきた。どうにかしてくれと言うので
行ってみると確かにトンボだ。この大学はトンボが多い、蜻蛉 (書けんだろ)。
捕まえようとするとトンボはあちらこちらと飛びまわり、
ホソヤさんは虫が苦手なのでアタフタし、私はせっかく捕まえたものの
羽根をひとつしか掴んでいないのである。それでもトンボは
非常に騒ぎたてるものだから、私とウエキさんは羽根がちぎれやせぬかと
ビクビクし、窓から逃がすもハテ何だったっけ ? この話。
- 9/8 :
- そしてそして今日はまた事件から始まった。
朝くると、ウエキさんとナメカワさんが 2人でコーヒーメーカーを
いじっている。コーヒーがあふれたそうなので一時的に使用禁止に
しようかとか言っているところだった。するとそこに犯人 (トクナガ先生) が
現れて、「あー…」とか嘆息している。聞けばフィルターをとり替えずに、
前のコナが残っているまま次のコナを入れてしまったらしい。
そりゃあふれるわな。機械全体がコーヒーまみれになっているので、
4人で手分けして洗いだしても茶色い水が次から次へと出てくる。
しょうがないからドライバーを持ってきて遂に分解。すると中まで
コーヒーが入りこんでいてえらいありさまだった。朝っぱらから
まさかコーヒーメーカーを分解することになるとは (笑)。
それにしてもトクナガ先生はどうもこのコーヒーメーカーとは
相性があわないらしい。買い替えたほうがいいんじゃない ?
- 9/8 :
- おい入澤、CD 鳴りっぱなしだぞ。
- 9/9 :
- 輪講にド遅刻したので今日は雨がふっていた (順序が逆)。
このようなとき人間は無意識のうちに原因を結果と転置させる
ようだ。なぜなら、論理的でない思考は不安だから。いや、
そうしなくてもヘーキな人もいるのかな ? 私とか。
私とか私とか私とか私とか私とか…
- 9/9 :
- cache があるせいで reload していない馬鹿から、
日記が変わってないぞとのメールがくる。あのねえ、
毎日更新される日記とかは、netscape では毎日 reload しないと
ダメなのよ。この日記も「なんだ新山は 3日にいっぺんしか
書いてねえじゃないか」とか思うのはよくない。私は、ちゃんと、
毎日、まいにち。でもあしたからチョット休む計画だけど。
きゃしー (cache)、カッス (cache)、かちぇ (cache)。
でも私の対策はもっと単純である。「そんな、Netscape とか、
Microsoft Internet なんとかを使うからいけねんだ。時代は lynx だ !」
…また児島とかになんかいわれそうだな。
- 9/9 :
- おやじ団体のミーティングを前にして少々腹がへってきたので
2食へいってどらやきを買ってくる。しかしその買ったどらやきを
ワイシャツの胸ポケットに入れて研究室まで歩いてきたら
道行く人がみんな変な目で見るのである。どうしてさ。
ふむ。やっぱ緑茶には、どらやきだ。
- 9/10 :
- 今日はもうすごーくムカつく火だ。なんでだかわからないけど
たてつづけにイヤなことがあってすごーくムカつく。
まず今朝洗濯しようと思ったら、
コインランドリーの洗濯機が全部埋まっててまずこれで
出鼻をくじかれた。ムカ。そのあと苦労して、やっと終わったら
ちょうど駅に行ったときに電車が出てるし…ムカつく。
すると写真撮影に遅れた。へん ! いいや !
卒業アルバムなんて ! それにオレは洗濯してたんだ !
すると入澤にさんざんバカにされてまたムカつく。
関口からは馬鹿なメールが来てるし、それに真面目に返事をしている
自分もまたムカつく。
で、808 は冷房がぜんぜん効かなくて (少なくとも私のところにゃ
効かなくて) あついし蒸し暑い。外のほうが涼しいってのがムカつく。
そしてあまりに暑いので頭にきて飲み物でも買いに行こうと
思ったら、自動販売機から出てきたのは全然まだ冷えてなくて
すっげームカ。そんで戻ってきたらまた部屋は暑いし、
やろうとしてたことは忘れるし、
しかも頭まで原因不明にガンガン痛くなってきたので、も〜、
フテ寝するっす。
- 9/10 :
- そういうことが明らかになるのが恐いから、私は
そういうことはひた隠しにしてこの日記を書き続けているのだ。
つまりそういうこと。私は、自分のことを話したつもりは
ほとんどない。すべては、自分自身へと向かう言葉なのだ。
深い、深〜い、たいして深くもない自分自身の内へと。
- 9/10 :
- 研究室に入ってから圧倒的に外食率の高くなった新山だが、
やはり研究室でよく行く場所というものはなんとなく
お約束ができているものだ。たとえば田中・徳永研の
御用達は四川と双葉である。そして今日、いつものように
双葉に行ってメシを食っていると途中からたいざんさんが登場した。
このヒトは一発で当てたらしい。それから、すでにそのとき
食べ始めていたウエキさんは「これでビリになることはないだろう」
と安心したそうだが、彼の予想を裏切ってたいざんさんはみごとに
逆転したのであーる。何のことだかわかんないだろうけど、
この研究室にはそーゆー、ひそかな争いがあるのだ。そして
今日もまた闘っている人がいるのである。
- 9/10 :
- 夕食後、こんどまた入る (らしい) 計算機の名前について
雑談に参加していた私だが、それにしても
計算機の名前とかを決めるのって楽しいよね〜。
じつは私は「名前を決める」だのといった操作がすごく好きなのだ。
名は体を表すという (大ウソだ)。でも「なんにしよっかな〜」
て考えている間は実にシアワセである。まったく、シアワセな
家庭に生まれついたものだ。どうでもいいけど私が高校のときの
寄せがきに書いた言葉はこうである。
ネコに「ネコ」って名づけた人はエライなあ。
ちょっと ? なに笑ってんのさ ? しょうがないじゃん、
こう思ったんだから ! そして実際、ネコは実に「ネコ」な感じ、であり、
ネコにネコって名づけた人はエライと今でも思ってるんだから !
- 9/10 :
- 懸命な読者ならば明日私が何をするかわかるはずだ。
ヒントはこの文章に隠されている。この文章はウソつきです。
話は変わるが、まったくなぜこーゆーときに頭が突然調子よくなる
のだろう。さっきまでゴンゴンだったのに。
そのとおり。日本語ではあまり言わないが、私は「霊感が戻ってくる」
という表現が好きである。でも霊感って何 ? むかしそーゆーよーな名前の
テレビ番組があってフランキー堺が (ばき) えー…、さいきんどうも
コーヒーメーカーの挙動が不審しているそうでありますがー…、
私は明日…! ごめんなさい、11日に 808 で釣りをする人すみません。
〜 空白の 一週間 〜
- 9/18 朝 :
- ホイ来た。空白が多くいてごめんなさいね。
今日は私のルス中にきたらしい児島のアホなメールから
はじめる。私の「旅に出ますのでよろしく」とのメールに対する児島の返事 :
> どうか行きて帰ってきてくれ。
>
> さもなくば松井ばんざい
>
> 児島
あらそ。こいつよっぽど暇なんだな。
- 9/18 :
- そういえば久々にきたために、今朝はガ〜ンなことが多い。
具体的になにがガ〜ンなのか ?
- 郵便物がきていた。
これくらいは、どうってことないね。
- 催促がきていた (何の催促かは言えぬ)。
おいおい、こりゃ困るよ。
- 一週間のあいだ読まなかった、メールの山。
ようやく整理したとこ。
- 4年生用 X 端末の一新、全カラー化。
ひょえー。
- …しかし新山のを除く。
シライさんによると「キミにはもーすぐ alpha がくるから、
しばらくそれでがまんして」とのこと。
でも私が不満なのは古いことじゃな〜い !! ディスプレイが、
でかいことなのだ。
…というわけで今朝はガ〜ン。
- 9/18 :
- 生協で注文した CD がじつは廃盤になっていてガ〜ン。
しかも…ブツブツ…。あー工大祭が終わるまではおそらく地獄の日々であろ。
- 9/18 :
- ディスプレイを小さいやつに変える。快適。
でもよう今日はめちゃめちゃ蒸してるぜ。なんだこりぁ。
雨もふってるし。
- 9/18 :
- 森研の設楽からメールがきて、そこには驚くべき事実が記されていた。
と、いっても、私にとってはどーでもいいようなことなのだけど
(おこられるか、こんなこというと)。
ま、それにしてもよかったね。しかし私はこーゆーのでバカ騒ぎするのに
なれない性格なのであった (暗いのう)。
- 9/18 :
- 井上陽水な気分。傘がない。またぞろハラへってきた。
- 9/18 :
- まだかくのか 9月 18日。S3 の屋上…いやいや S3 の 11階で
どうでもいい話をみのるとしてくる。しかも雨風の中 1時間も。
いったい私はどうかしてるのか。いいや、どうかしてる。
それはそうとみのるはいささかシォックらしいが、私も…
そうだなあ…いろいろ考えさせられることはあるし…。
- 9/19 :
- 昼メシを終えてコーヒーをやりながらこの日記を書く。
満足。しかしこんなことしてるヒマは私にはあるのか ??
泊まりこみだったらしいイマイさんが起きてきて、シライさんと
会話している。
イマイさん「あーもうかなり昼になってる…」
シライさん「泊まってたの ? 知らんかった…」
どーなってんだか、このやりとりは。そしてそれを記録する
私も私。
- 9/19 :
- きのうはたてつづけに不愉快なことがあって (設楽の一件を除く)、
沈みがちな日だったが、きょうは快適だ ! しかも台風明けで
空気がよいらしく、窓の外には丹沢の山々がはっきり見えている。
富士は頂上のあたりに雲がかかってるけど。と、いっても、
私の席の横にはブラインドがおろしてあって外は見えないんだけどね。
さーて、11階に行こう !
- 9/19 :
- 「ぼのぼの」をインストールする。これはもう家に置いておくのが
かなりの分量になったから。ところで、メシ食ったら眠くなってきた…
この野郎どうしてくれよう (= 新山)。バタッ
- 9/19 :
- 屋上に登る。油絵でぐりっと描いたようなごわごわの雲。
これは天才のなせる業だ ! (鈴木裕之じゃないよ)
雲はみごとに灰色で、下側が心もち白くなっており、ブキミである。
そしてこの力強さがいい。台風はこれだからいいよね (おこらえるかな)。
風があまりにも強く飛ばされそうになる。ときに、ほんとに飛ばされたら
楽しいだろうと思うけども。そのあとがね。
- 9/19 :
- なんとか会議とか称するものに出る。
なんだったのだ…あれは…。
- 9/20 :
- あさっぱらから、おつとめを果たしに来た。
私は、毎週土曜日に、おつとめなのである。
このあとハを抜いてこなきゃ。へこへこ…
- 9/20 :
- TR大の戸井田からメールがきて、これまたオンドリャーな日々であった。
何が何かだって ? へん、わかんねえ奴はわかんねえでいるがいい。
これは、まさにこれこそが、ギーちょ的なのだ ! このページがそれはそれ
誰にでもわかるものとなっていると思ったら大間違いである。
誰にもわからない !!
話を戻すが私はご承知のとおり「わかる人だけわかってりゃあいい」とゆー
態度な人間なので (そしてそれは態度であると同時に怠惰でもある)、
その私に万人むけの記事をかかそうなんてムリなこった
(誰も期待してないだ)。
- 9/20 :
- 午後 1時からケーブル張り。おどろくべきことに午後 9時半現在もまだ
終わっていない。ハラへった。ウエキさんが「信じらんな〜い、
もう四川のミッドナイトセットの時間じゃん〜」とか言っている。
田中・徳永研のケーブルは全部合わせると 100m を越えているそうだ。
こないだシライさんが買ってきた釣り竿で、8階の天井を開いて
ケーブルをおしこむ (たいざんさんは昔、天井裏に入ってブチ抜いたという)。
作業は難航をきわめてしまった。ズボンは汚れるし、ケーブル作りで
手は痛くなるし、いやはやその昔ネットワークをこのビル内に張りめぐらせた
人々はエライ…。
- 9/21 :
- 徹夜でゲートヱイの設定をする。といっても私はただうろうろ見てるだけ。
明け方、久しぶりにコンビニへ行ってあのオザキを見てしまった。
東工大の近くにあるローソンの店員が、このオザキなのだ。
この界隈では有名な愛想の悪い店員である。
明け方にいくとかならず奴なんだよなあ。ラーメンとか買っても
ハシはつけないし、ストローもつけないし、おまけにレシートまで
渡さない。愛想の悪さもここまで徹底すると迫力があり、圧倒されてしまふ。
たいざんさんが一人で四苦八苦してるときに、次のような場面に
遭遇。
たいざんさん : 「どうもネットワークが遅いなあ」
新山 : 「なんでですか ?」
たいざんさん : 「ルーティングテーブルが異常に増えてるんだよ」
寝ているはずのウエキさん :
「うん」
たいざんさん : 「…そんなとこで返事するな〜」
というわけであった。この頃になってくるとみんなバタバタと
次々に沈没。だいたい徹夜の前日からしてあの作業量が尋常でないためか。
- 9/21 :
- 涼しくていい一日だった。一旦下宿へ帰って久々に (ほんとに久々) メシ
つくる。ウトウトしてたら夜 8時。研究室へ来たらちょうどイマイさんと
ウエキさんがメシへ行こうとしているところだった。便乗。
なんだか怠惰なような、不健康なような一日である。
でも涼しいからいい。涼しければすべてが許される。
- 9/22 :
- 朝、家から出たら、そこら中にキンモクセイが香っていた。
- 9/22 :
- 3 日ぐらい前からこの田中・徳永研で、いったい何回
などの文句が叫ばれたことか…。
- 9/22 :
- 3度目のしょえー。ネットワークが遅いのでイマイさんとシライさんが
いろいろやっていた。すると画面にすべてのネットワークをオフにする
スイッチがあって「これなんだろ」とやったら田中・徳永研全体が
ピタ。
うーむ。ネットワークは楽しいなー。
- 9/23 :
- 今日は午前中に新しいカサを買ってくる。カサを持っててカサを買う。
ヘンなの。ふんぱつして大きいやつを買ってしまった。
色もシックでいい感じのやつだ。
でもいいよね。高かったけどそれだけいいモノだし、なくしたり
盗まれたりしないようにしようという気もわく。なにより、
気に入った傘をもっていくと雨の日でも外出がたのしくなるのがいい。
これって買物。
- 9/23 :
- 研究室に来たらネットワークが速くなっていた。原因不明。
シライさんによると「時が解決してくれたんだ、まあこういうときもあるよ」。
ホントか ?
卒研がやばいので、ピアノの練習をする。何しに学校来てんだか。
- 9/23 :
- 「もうしません」と孟子は何か関係あるのだろうか。
なにも障害がなくておまけに頭もさえていて、研究するのに
最適、という日和にかぎってやたらと現実逃避したかったりする。
今日がそれ。こうして私は貴重な時間を消していくのだった。
でもタナカ先生にガンバルように言われたから、やるもんね。
- 9/23 :
- 「ぶー…」
机の上で、みのるの PHS (震えている)。
「ぶー…」
みのる「もしもし…」
すると切れてしまうらしい。
みのる「切れちゃったー」
彼は廊下へ向かう。
電波状態のいい非常口に出て、電話がまたかかってくるのを待つ。
いつものパターンだ。なんて PHS は不便なのだろう !
オレは絶対あんなの買わないぞ。
(そして今日は、寒い中 1分間待っててもかかってこなかったらしい。
「ちゃんと再度チャレンジしてこいよ、まったく」と本人は弁ずる)
- 9/24 :
- いきなり雨だ。
- 9/24 :
- 工大祭な用件で勧銀に口座をつくってくる。しかしああいうところなどで、
受付のおネエチャンに作り笑いをされると、身の毛がよだつほどの恐怖を
覚えるのは私だけだろうか。ときどき見せる素の状態がさらに事態を
一層悪化させる。ああこわ。笑った方が客は喜ぶとでも思っているのだろうか。
あれなら公務員風の無愛想なほうがまだいいや、と思う私。
私は自分の感情を無視して笑ったりできないから、それができる人は
恐しいのかもしれない。どっちにせよこわかった。ぶるぶる。
- 9/25 :
- 洗濯してから来る。またも私とたいざんさんはすれ違った (でも
あの人が帰ったのは明け方らしいが)。アカウント名を euske ではなくて、
「synzan」にすればよかったなあ、とか思う今日この頃。
- 9/25 :
- 喪服をきた人の一群に遭遇。なんじゃ ?
この研究室は 8階にある。コーラー (ばあさん語) を飲みながら
階段をあがってここまでくるのは暴挙というべきだった。
ゲっぷ。
- 9/25 :
- ひまがあったら、みのるの席の左側にしゃがんで、
「んー…」
といってみよう ! みのるは PHS がかかってきたのでは
ないかと思ってだまされるぞ ! 実際かれはよくイマイさんや
入澤のひとりごと (「んー」) にだまされている。
- 9/25 :
- 「あと乗せさくさく」は「あと食べへろへろ」だった。
あと乗せは結局、先に食べないと。
- 9/26 :
- 雑誌もテレビもラジオも新聞も、あらゆる外部からのメディアを
読んでいないために、私の心の中はさながら北朝鮮なみの
情報統制が行われた状態になっている。しかし心の内部のほうから、
次からつぎへと恐るべき考えが湧いて出てくるので、
私は次第にその考えどもに侵蝕されていきそうだ…。ところで
精神的自殺というのはできるのだろうか ? できるのだとしたら、
果たしてどんなふうにやるのだろう ?
- 9/26 :
- タナカ先生がやってくる。「斉藤君と新山君は感心だねえ、
しょっちゅうきてる」と言われる。「他の人はどうしてるんだろうね」
とタナカ先生。
「遠藤君はどうやら人工知能基礎の単位はとれたようだ」
(この講座はタナカ先生が教えている)
「試験は 140人も受けに来てね、採点が大変だったよ」
「児島君のほうはサッパリわかっていないみたいだったな」
わははは児島。ばかばか。
「それからどうもカンニングしてるのがいるみたいなんだよ」
そこで「落としちゃえ、落としちゃえ !」と私とみのる。
「そうだな、今年はすこし厳しくいかないといかんな」
とタナカ先生。そういうわけなのだ。カンニングはいけんよね、
カンニングは。まさか児島じゃないだろな。
- 9/26 :
- さっき、私のカサよりでかいカサを持ってる人がいた。
くやしい。
- 9/26 :
- どうも私の研究はトップダウンに進まない。
私自身の思考は、傾向としてトップダウンなやり方にはまるようだ。
だから自分のやっていることがそうでないと結構わけわからん。
今回は、ボトムアップに攻めている感じがする。よくない。
今日はタナカ先生といろいろ話してうーむうーむどうしようかなあと
悩む。こういうとき、たいざんさんに相談できるといいのだが、
困ったことに彼はいない。うーむ。
だいたい、演繹的なのね、思考が。でもいまいち…この…
洗練されてない風景は…どこからくるのかな…。
- 9/27 :
- 今朝一番にメールをみたら、こんなのだった。
> Date: Sat, 27 Sep 1997 05:34:14 JST
>
> ああ誰か来ないかな。
>
> 俺が寝てたら神谷がいつの間にか帰ってるし。
>
> ついにTVが導入された。でも10と12市化移んない。今「歴史の隣人」見
> てる。面白くない。辛い。
>
> 呉王と越王がどうのこうのっていってる。どうでもいい。みんなもどうでも
> いいだろうし。ふんがー
>
> 今学校来るともれなくけつがいたくなるよ。なんかけつがいたくて。けつい
> たい病にかかった。深刻だ。
>
> OK、もうわかった。もういいよ。
>
> 児島
なんだよ、こいつは。
- 9/27 :
- 今日わたしはヤバいことをするのでもしかするともうだめかもしれない。
半分うそ。
- 9/27 :
- その「ヤバいこと」をしてきた。
血がとまらないが、屋上に出る。
今日は風が強いためか、非常にドラマチックな雲だ。
いいな、これから雲のきれいな季節になって。
- 9/27 :
- どうやら児島は人工知能基礎の単位はとれたらしい、
お情けで。
- 9/29 :
- 昨日は久々に発熱してしまった。しかもすごく運の悪い日だった。
さいきん張さんとかと疎遠になってる。よくないことだ。
エッセーもまだ完成してないし。あなどれんな。
うーむヘントウセンが…。
- 9/29 :
- うに。腹減った。でも飯食うとネムくなるんだよな間抜けなことに。
- 9/29 :
- もし、空のない国に行ったら、私はさぞや悲しむことだろう…!
屋上へ出て雲をながめる。鳥が飛んでいき、やがて点になって
見えなくなるまで追う。そのとき私はたいてい鳥よりも上の位置にいるのだが、
やっぱり、鳥のほうがうらやましい。
だが悔しいのでこれ以上は書かないのであった。
- 9/29 :
- シライさんが帰ったのでこの部屋は私一人きりになった。
今日は遅くまでやっている風呂へ行く日なので、まだ帰らなくても
大丈夫。でもそろそろ帰ろかな。たいざんさんからメールがきて、
今日中には遭遇できないということがわかったから。
家へ帰って続きを読もう。ハテ、何の?
- 9/30 :
- 見積りがきた。高い。helios が遅くなったのは入澤のせいなのに
私が濡れ衣をきせられる。どうせ遊んでばっかいるくせに文句言うんじゃない、
それは私も同じか。どうでもいいけどコップがないんだけど。
どこ行った ?
- 9/30 :
- ネットワークが一時停止していたらしい。
復旧してしばらくしてから、一時間前に神谷が出したメールがくる。
> Date: Tue, 30 Sep 1997 12:08:34 JST
> Subject: Strange!!!
> なんかおかしくねーか?もしかしてDNSサーバ死んでる?
>
> ----- kamiya
> Date: Tue, 30 Sep 1997 12:10:35 JST
> Subject: Strange2!!!
> まさか、丸研だけじゃないよな?田徳研もおかしいでしょ?
>
> ---- kamiya
> Date: Tue, 30 Sep 1997 12:14:04 JST
> Subject: Strange3!!!
> あー!!!
> NOCがルータ止めてやがる。なんてことを。
>
> ----- kamiya
こっちも「うげー k400 落ちてる」「うげー netscape に行けない」
「うげー S3 から出れない」とかわめいていた。
- 9/30 :
- トクナガ先生とシライさんと私は skk ユーザーだ。ほかに
研究室に skk ユーザーはいない (はず)。しかしだからといって
この 3人の意見がつねに一致するとは限らなかった。
- 9/30 :
- トクナガ先生が印刷した紙をとりに 808 のプリンタのところにきて
「あっ、なんだ ! 大変なことになっている !」と叫びあわてて
戻っていく。プリンタから出てくる紙は枠だけ描いてある。
大量のうらじろができてしまった。
9月はここまでね。