Nov 2001

back


Nov 1

(11:00) はい。寝坊しました。

(13:05) ふん。

(17:06) 最近新しくできた Google のイメージ検索 で、hoge とか aho を検索するとなんか笑える。

そういえばおとといはエレベータに閉じこめられそうになったのですよ。 いつも 7階で降りるのだけど、その時は 7階についたにもかかわらず、 ドアはずーっと (30秒ぐらい?) 開かず止まったまま。そしたら急に エレベータの内側のドアだけ開いたが、外側の7階のドアは閉じたままで、 外に出れない。そのあとドアが閉まってからいきなり急降下しだした。 このエレベータはいま何階かを表示する LED がぶっこわれているので、 何回なのかわからない。と、ドアが開いたらいきなりそこは壁だった。 おいおい。ついに狂いだしたか? ア然として見ていると じきにまたドアが閉まって上昇しだし、かなり長い間上がったあと いきなり止まってまた沈黙。とりあえず1階に戻ろうと思って ボタンを押してみるのだが、効いてんだかどうだかわからない。 もうどうすりゃいいの? と思って、Emergency のボタンを引っぱろうかと 思っていたところ、6階あたりで急にドアが開いたので、いそいで そこから出る。エレベータに乗ろうとしていた人がいたので「こいつは キケンだ、乗らないほうがいい」と説得し、結局階段で 7階へ。 しかし聞けばこれはよくあることなのだそうな。このエレベータは センサがイカレているので、たまに今自分がどこにいるのか わからなくなるらしい。「そういうときは一度 12階へ行け。 そうするとエレベータはリセットされて正常動作するようになる」 とのこと。へんな奴。


Nov 2

(12:36) きょうはここへくるのに 1時間以上かかった。原因はまたも 電車の停止。しかも今日のはスゴいぞ。まず JSQ 駅へ行ってみたら 階段のところから先が閉鎖されており、中にはおまわりが立っていた。 周囲には人がたくさんいたので、なにが起こったのか? と聞いても 警官は理由を教えてくれないそう。

こりゃ。また、バス作戦か。そう思って駅の裏側にある バスターミナルへ向かい、ウロウロするが、今日はなかなか ニューヨーク行きのバスがこない。と思ってたらフトそこを 見ると (わざとらしい) そこには警察の車が何台も止まっていて、 そのうちのひとつアヤしい形状のタンクを塔載した車には "BOMB SQUAD (爆弾班)" の文字が… つまりつまりこれは駅に爆弾か何かが仕掛けられたってことだろうか。 マジっ? (と大げさに驚いて見せる) その後なんとかこないだみたいなマンハッタン行きの小型バスを見つけ、 乗りこむ。料金 $2。出がけに駅のほうを見たら、閉鎖区域はさらに広がっていて もうそのときには駅全体が黄色いロープで囲まれていた。 そしてまたこないだみたいに Port Authority Bus Terminal でおろされる。 42st. Times Sq. から地下鉄、8st. NYU。しかしバスターミナルから Times Square まで地下道を歩くとけっこう長いね。溜池山王か永田町の駅を思い出した。

今日は気候がよく 9月なみのあったかさ。なので昼は 久しぶりにピザを買って外で食うことにする。Washington Square で リスとハトと散歩の犬を見ながら食う。隣のベンチでは くわえタバコの中年オヤジがギターを 弾いていてすげーかっこええ (キャップをかぶっている白人、 メガネにジーンズ)。曲はなにやらラテン系の、もの哀しい ヤツだったが、新山は音楽の種類をほとんど知らんのでここで その種類をいうことはできません。どうでもいいけど、 リスってかわいいよねー。動きを見ているだけで楽しい。

食ったあとでのんびり本屋に寄っていたらミーティングに遅刻した。 教訓: ミーティングは、あらかじめ場所を確かめておくこと。

(21:22) 帰りはとくに PATH も支障なく普通に JSQ で降りれる。 バクダン騒ぎなんかでいちいち休まれてたまっかよ! 今夜はセンタクしよ。ちなみにセンタク1回に使う25セント コイン (quarter) はうちでは洗濯機 5枚 + 乾燥機 5枚の計10枚である。 よって、25セントコインは大事。


Nov 3

(17:08) 寝坊したらまたも偏頭痛が起こって死ぬほどイタイので、 廃人的な顔をしながら朝飯を食ってクスリを飲んでからまた寝る。 目がさめたらひどく喉が喝いていて、なぜか同時に頭も冴えていたので 勢いで3時間ほど学習。継続は力なり。けど毎日 3時間もやってねえぞどうするよ。 するともう夕方になった。セキネさんから頼まれた仕事もやらにゃならんのに、 もう今日はマンハッタンに行くのは無理だな。 ネットに接続したいが、そうするとまた某掲示板などを読みふけってしまい 無駄に時間を消費するのでやめる。調子がいいときは ブッチギるほうがいいのだ。

最近、定期的に訪れる、ある感覚的な感覚 (精神的な、 トートロジー的な、) がある。それは感覚的ななのだ (日本ご、変)。 視覚、の問題。 自分がまともな人間だと思う証拠がどこにある? とにかく物事は なんでも悪いほうに考えたほうが自分にとってはいいらしい、精神衛生上的に (にほん吾、変。)

(22:34) そういえば今朝、WB でなんか日本製アニメを見たんだよな。 明らかに絵は日本製で (顔はやや東洋人風だしやたら絵が細かい)、 しかもわりと最近の絵柄っぽいのだが、でも何のアニメかはわからん。。 一瞬、ポケモン(ぼけもそ)か? と思ったが、 そうなのかなあ。まあ、声優は発音がしっかりしていて聞きやすいので 英語の学習にはいいだろうね。

さっきは大家が「ヒマなんでちょっと寄ってみた」と 訪ねてきたので (そういう雰囲気なのです、ここでは)、 ほうじ茶を出して 30分ぐらい世間話をする。 話題はおもにテロと炭疽菌について (べつにいつもこんな シリアスな話をしているわけではなく、このヒト、同居人の Owen と 話しているときはいつもオンナノコの話ばっかです)。 彼はバングラデシュ出身なのだが、 イスラム教徒のため、このところずっと周囲の視線が痛いのだそうな。 オレは「彼らのいちばんデッカい罪は人を殺したりビルを壊したことではなく、 国民を互いに疑わせるようにしたことだと思う (I think that, the biggest, their biggest crime is, uh, not killing people, or bombing buildings, but making we, uh, us, suspicious for each other. 以上言い間違い等を忠実に再現)」 と言ったつもりだが、あとになって はたしてこの suspicious の使い方は合ってたのかなと不安になる。 まあこれでいいのか…? 動詞にして doubt のほうがよかったような。 こんな話で苦労してちゃーいかんよなー、とは思いつつも、ハァ。

OpenBSD translator ML で、なんかヘンなフランス語の 中傷らしき文句が送られてきた。しかしフランス語担当者によるとこれは 「完璧にナンセンスで、文法も間違いだらけ」だという。 いろんな言語の使い手が集まっているというのはなんか楽しいね。


Nov 4

(10:02) おはよ。


(18:49) 記憶の倒錯。

はるかなる過去に同じことが、若干反転されつつ、あったような気が…

いや、反復されつつ。

へ。

つまり、記憶が倒錯してるとゆうことだ、記憶が、記憶が。 「あのとき自分は知っていた」つもりのことが、時代がずれている。 そのとき知っていたはずはない。時代がずれているのだから!

いや、ずれているのは記憶だ、記憶のほうだ、記憶が、記憶が。

記憶。

(およびあるいは分裂症・候群・気質・より・も・上・だよ)


あのー。これはふりですからね、ふり!

(19:32) いま、机の上にあるうらじろ (片面だけ印刷されたあとで メモ用に使われてるA4紙) を見てみたら、何やら楽譜が書いてあって「4小節同士の比較 - 類似度」などと 書かれている。某氏が 2年前の研究で使ったものらしい。そして 同じ面に重なって、某国立大の某先生宛てのアヤしい部外秘メールが 印刷されている (もう片面に印刷しようとして失敗したものらしい、よくあるこった)。

このようなものが、はるばる東京の某国立大から新山の 荷物にまぎれこみ (たぶん、たまたまメモ用に紙をごっそり持ち帰った時に ファイルに入り混んでいたのだと思う) ここマンハッタンまで だとり着いたというのはまことにアホなことである。 ありがたくうらじろとして使わせていただくべし。


Nov 5

(12:44) ちょとアセっています。

(20:15) やっぱ Python はいい。 プログラミングしていても、Perl と違って全然キモチワルさがない。 自分の直感と構文が一致している。


Nov 6

(14:06) 昼飯くいすぎたよー。大学ちかくの「写楽」とかいう 日本食レストランだったが、始めてカリホルニヤ巻き (トロの代わりにアボガドが巻いてある) をというものを食った。 アボガド自体には味はないので思ったより普通。つうか、 こっちの人はきっとサカナの生臭いのが嫌いなので かわりにアボガドを巻いたのね、きっと。焼き魚は…種類が わからなかったが、まあそこそこうまい。しかし食いすぎた。 これでは午後は仕事にならん。


Nov 7

(23:24) 今日はあたふたしていたら全然日記をかく暇がなかった。 さっき、トイレに行ったら突然、ズボンの上についてるボタンが 「ブチ」といってとれやがった。オレってそんなにデブなのかー?? でもその上からベルトをして隠せばバレないので明日もはいていくことにする。 つーか、いいかげんに服買えよっておもうのだけど。いやそれには 理由があって、どーでもいいけど (いや、実は全然よくな) いーかげん まだ給料はいつ振りこまれんんだア? 一体どーなっとるん、だ、 ちゃんとオレ手続きしたよね? まったくもうよー、どーなってんだか、 催促しなきゃ。

ハテ、最速とは?

今日の衝動買い: 駅前の Deli でイチゴ 1パック。 見たらどうしても食いたくなった。$1.99。そんなに安くない。 でもまあうまかったから許す (自分をね)。


Nov 8

17:04 やばいよーすっかり夜型になってしまーたよ。 昨夜 (今朝?) は朝の 6時半ごろまでずうっと眠れず、 仕方ないのでプログラムを進めた。そして起きたら昼すぎ。 なんでねむれなかったんだろ。 おかしいなあ。べつにお茶をのんだわけでもないのに。 研究は進んだからいいけど、いいかげん調子を戻さなきゃ。

Perl でコードを書くと、長くなるにつれて苦痛が増して楽しさは 薄れてくるのだが、Python にしてからそのストレス曲線は かなりゆるやかになる、ような、気がする…。

それにしてもプログラミング言語をこのように抽象的に (実例をださず) 語っていると、ただの宗教的妄言と大差ないことよ。

(19:21) んまあ、あっちこっちにある水…。

ところで水はいつになったらくるんだ!

水を怖がる…これは狂牛病に特有の症状だ… (by ブラックジャック)。

つまりオレはガキのころからずうっと狂牛病だったってことですね。 オーストラリア産牛肉的に、言って。

(19:50) Rika を改造するのはかなりきつい…なんであんな設計なんだろ…

(21:25) or じゃなくて and だろ! 馬鹿!


Nov 9

(12:41) ふふふふふふふふふふふf。ほほほほほほおほほほh。 DuaneReade でアメリカ製の缶入り緑茶というのを買ったら、 うげええええなんじゃこりゃ甘ええええええええよ。 緑茶というより午後の紅茶レモンティーみたいな味だ。「Total Fat 0g」と 書いてあるので大丈夫かと思ったら、INGRIDIENTS を見てびっくり。

INGRIDIENTS: PREMIUM BREWED GREEN TEA
USING FILTERED WATER, HIGH FRUCTOSE
CORN SYRUP, HONEY (注目), CITRIC ACID,
NATURAL FLAVORS, GENSENG EXTRACT (これ何?),
ASCORBIC ACID.

おまえらむかつくよ。むかつく。


Nov 10

(18:03) 狂は (なんだこの変換器) 早起きしたが家でぬくぬくしていたら 遅くなってしまった。きのうは日がな一日わきめもふらずに プログラミングしていたので気づいたら一日がすぎていたが、 研究は首尾よく進んだのでまあよしといえる。

でももうこんな時間なのかー。


Nov 11

(12:21) ほえー昨日は Owen の大学のクラスメート (みんな台湾人) がうちに 来ていて疲れたよ。最初泊まりに来るのは1人だと聞いていたが 帰ってみたら 3人いて、「アレ? こんなにいんの?」って感じ。 すでにみんなリビングでビールを囲んで盛り上がっており (Owen はビールをしこたま買いこんでいた、おそらく 2ダースぐらいか)、 ABC でやってた「Mission Impossible」を見ていた。 飯がまだだったのでオレはスパゲッティをゆでる。 とーぜん彼らの話はほとんど何いってんだかわかんねえ (何年か前に習った中国語はもはやまったく忘れたといっていい、もはや 最後に「マ」がつくのは疑問形だということぐらいしか覚えてないよ)。 ので、ときどき誰かが英語で説明してくれる。すこしは日本語を 知ってるのもいて、ときどき「すばらしですよね」などと相づちをうつ (使い方が微妙にズレてる気もするが)。 で、このへんまではまだ平和だったんだが… そのうち誰かが突如「よし、ゲームをやろう!」 といいだし、どこで覚えて来たんだか日本語の宴会ゲームみたいなのを 始めてからがさあ大変。ミスって負けたやつがビールを 飲まなければいけないのだが、Owen はこういうときになると かなりジャイアニズムが入るタイプらしく、負けたやつに 「こらあ! 飲め!」と怒鳴るのである。夜中なのに絶叫してるし。 オレは近所迷惑になるのではないかとずっとヒヤヒヤしていた。 それまでオレはお茶を飲んでいたのだが、結局ビールを 飲まされることに。みんなお互いに、相手のビール缶を 持ちあげて、ちゃんとみんな飲んでるかどうか確かめるありさま。 まあこんなの日本でもよくあるだろうけど、とにかく新山はこういう のには慣れてない。女性がひとりいたのだが、みんな彼女を飲ませようと しきりに攻撃していた。そうこうしているうちに一人(男)がマジで 顔面蒼白になりトイレでゲロゲロやりだし、 オレは「一体いつになったら寝れるのかな」と考えだしたのが 2時ごろ。そのあと男1人と女1人は沈没してそのままイスで 熟睡しはじめる。結局、このヒトたち全員泊まるんですか…。 別にいいけどね (イスで寝る分には)。4時ごろになると いいかげんオレも疲れたので自分の寝室に戻って寝る。 Owenとあとのもう1人は朝まで話していたらしい。

けさは 10時ごろ起きたら、彼らはもう目をさまして Owen が朝飯をつくっていた。なんか楽しそうでいいねえ。 彼らが帰ったあとようやく洗濯をする。 「いやあ、yusukeが彼らを気に入ってくれてよかったよ」 と Owen はいうが、でもはっきりいっておくがこんなのしょっちゅう やられたんじゃタマランからな俺は。結局、勉強は全然できず。

今回はまあちょっと楽しかったのでいいけど、でもやはり新山は 宴会それ自体は好きになれない。なんか宴会のために宴会しているように 見える。わからん。でもこんなこといってるようでは、いつまでたっても まともな人間にはなれないのだろう、おれは。

いや、ならなくていいんだけど。むしろなるな、と言いたい。


Nov 12

(11:31) とりあえず生きております。

今日も PATH Train の信号停止が異常に長かったんだよね。。 つうかおととい来た台湾人の学生は結構 Queens に住んでる人が 多いらしいんだけど大丈夫かな。

しかし、オレってなんつーかあんまり… いや、これはむしろ運がいいのだと思わなければ。。。ホント。。

(16:05) 昨日の夜、ABC でやってた Saving Private Ryan (邦題「プライベート・ライアン」) をみた。 Owen によると、最初の 30分間だけは見とけ、とのこと。すごかった。 後のストーリーは大したことなかったが、たしかにこの映画は 最初の 30分間だけでも見る価値がある。つうかああいうのを 見るとどうしても「撮影大変だったろうなあ」とかそっちの方ばかり 考えてしまうのね。でも、とにかく文句なしにすごい。 彼によると昨日のやつは少々残酷シーンがカットされているんではないか とのこと。オレ的にはあれでも充分だけど。それでもやっぱちょっと アメリカびいきな感じはするけど、けど (ドイツ人はなんだか時代劇の役人なみにホイホイやられるし、 海岸に死体がころがってるシーンもあんなキレイな曲流す必要ないやね)。

アジアはもっとひどかったろうけど。

番組の冒頭に「この映画は残虐なシーンを含むので子供に見せるときは云々」の 注意書きが出るのだが、中学生ぐらいになったらこれくらい 見せたほうがいいよな。軍隊や戦闘がカッコイイという考え方は 日本でもいたるところに見られる。脅威は内側にあるってこった。

ところで Private に「兵卒 (二等兵)」という意味があることを はじめて知りましたですね。


Nov 13

(18:57) 自宅のノートパソコンで、なぜか ウイソドウズでの電源制御がきかなくなるというヘンテコな 現象に遭遇した (Linux では問題なくつかえる)。 そもそも「apm などというデバイスは存在しない」ことになっとる。 あれーなんでだろう? と思ってあれこれいじってみても原因わからず、 結局 Windows 全部を再インストールすることに (たいして使ってないから これ自体はあまり問題ない)。ところが、それでも直らん!!

なんでー? ついにブっこわれたのだろうか、 とか思って考えていたのだが…もしかしてこの前入れた grub-0.90 が 原因ではないかと思い出した。そして fdisk /mbr で いったん消してみたら、あたり! grub-0.5.91 では 問題なかったんだが、grub も APM サポートが入ったりしてるとは知らなんだ。 Windows なんてたま〜にしか起動しないから豚(トン)と気づかぬ。 貴重な時間を無駄にしました。


Nov 14

(18:02) ただいま apple にて凶悪な Perl スクリプトがぶん回っております。 なんつーか、1つのプロセスが 100MBもメモリ占有してると ビクビクしてしまうおれは古い人間なのかしら。

yu@ap~$ ps ux
USER       PID %CPU %MEM   VSZ  RSS TTY      STAT START   TIME COMMAND
yusuke   15798  0.0  0.1  2776 1344 pts/11   S    16:06   0:00 -bash
yusuke   18540  0.0  0.0  1116  372 pts/11   S    17:17   0:00 xargs cat
yusuke   18541 98.4 18.3 164604 142348 pts/11 R   17:17  45:35 jperl /home/yus
yusuke   19043  2.5  0.1  2724 1272 pts/3    S    18:03   0:00 -bash
yusuke   19062  0.0  0.1  2480  836 pts/3    R    18:03   0:00 ps ux
yu@ap~$ free
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:        777280     766712      10568      78612     442996      82840
-/+ buffers/cache:     240876     536404
Swap:       265032          0     265032

(19:20) 1995年の新聞記事・固有名詞ランキング (1年間の記事で使われた回数あわせて)。

  1. 米国: 38462
  2. 阪神大震災: 30357
  3. ロシア: 17468
  4. オウム: 14627
  5. ニューヨーク: 13120
  6. フランス: 12253
  7. 韓国: 11994
  8. 大蔵省: 10471
  9. ドイツ: 10173
  10. サリン: 9706 (固有名詞じゃないけど)
  11. 自民党: 9160
  12. 兵庫県南部地震: 9078
  13. 社会党: 8658
  14. 日銀: 8143
  15. インターネット: 7999 (固有名詞じゃないけど)
  16. ...

「社会党」ってなつかしいね…。


Nov 15

(12:42) なんか最近さあ…。

(15:42) いや、それでも話し相手がいるだけいいっしょ。 もっとも、ぞれはこっちの努力次第というか。

(16:20) え? 聞こえない。

(17:21) あー今日はなんかダメだ。帰ろ。

(19:11) つうことで、帰ってきてしまいました。


Nov 16

(14:40) 「東邦生命」が「東邦生 (あづまくにお) 命」に解析されたのには笑った。 スゲーな。

問題: 文字列 hgoe を含むファイルをすべてひとつに連結しなさい。

回答: cat `grep -l hgoe *`

(15:24) デリで昼飯を買うのは楽しい。 あかるく照らされたたくさんの容器のなかにいろんなおかずが 入っていて、自分で好きなのをとってプラスチックの器に 入れていくのだが、とにかく種類がたくさんあってサラダの種類も 多いので、どれとどれの組み合わせを選ぶべきか考えるのだ。 これがイイ。ごはん(チャーハンみたいなやつ)は入れるべきか、 あるいはマカロニっぽいやつを取るか。 肉類は何にするか、あるいは魚にするか。ツナやポテトは 入れるか。個人的には野菜は絶対とりたいのだが、温野菜が 合うか生野菜が合うか。果物はどうする。そしてレイアウト。 「おつゆがウマイ!」というようなおかずの場合、 スプーンでおつゆをすくって入れるのだが、他のものと 混ざって味がくずれるのはイヤなのだ。 腹がへっているときなどは何を見ても欲しくなってしまい、 なんでもかんでも取ってレイアウトをめちゃくちゃにするので注意。 あとあまり重くしすぎると高くなるので、自分の食欲とおかずの 種類と今日の気分などによってよく考えなければならない。 ふつうに取ると $5 ぐらいなのだが、今日は税込みで $6 を こえてしまった。それでもとても楽しい。なにはさておき、 デリでおかずを選んでいるとつくづく幸せを感じる。 たぶんそのときはニヤニヤしているのだと思う。

こっちの人は、とにかく「何かを選択する」ことをとても 楽しみにしているような気がする (ってこれ前に書いたっけ)。 レストランでも店でも、とにかく選択肢がいくつもあるのが普通。 たとえメニューが決まっても、それをどう調理するかでまた選択を 迫られる。けれどもこっちの人はべつに「迫られる」と思っているのではなく、 むしろそれを楽しんでいるようだ。「選択」で自分の個性を 表現するということでもあるのか。

(16:20) トイレで独り言や鼻歌を聞かれることほどの屈辱はこれもうないよね (意味不明的独言、意味不、明)。

(16:39) とかやってるうちに、いまだに払われてない給料の催促にいくの忘れた… (もしかして、出ないのでは? と言ってみる)。 まったくこれって日本の感覚では尋常じゃないぜ? 仕事しろよ、なああ!!

そういえばこないだのミーティング時に「オレ給料まだ払われてない」 って言ったら、まわりの人々はもっとひどい状況にあることが判明。 2ヶ月の給料未収ぐらいでゴネてはいけないらしい。でもおカネがもうじき底をつく。

(17:57) 眠くなってきたのでもう帰るぞよ。

(1:15) 帰ったら、Owen が上の階に住んでる Ryan を呼んでて、 ふたりでビデオの「Dr. ドリドル (綴り忘れた、Doliddleか?)」を見ていた。 そのあと Ryan とメシを食ってしばらく話していたらこんな時間に。 かれは明るいアメリカンな若者ですごくいいヤツだ (公平を期すために書いておきますが、Owen もとてもいいヤツですよ念のため、 サケを飲まなければ)。英語が下手なアジア人二人の 会話にていねいにつきあってくれる。ちなみにこの人、 あの日は WTC で働いていたんだって。いまは職を変えてて大変そうだった。 政治的な話もすこししたが、それはここには書かない。 彼いわく「アメリカ人は恵まれているけど退屈している (bored)」。 そうかもね。


Nov 17

(15:12) そういえばきのう Ryan がオレに「ところできみら (Owen と俺) は お互いの言葉は共通なのかい?」と尋いてきたので、 「いや、ぜんぜんわからん」といったら笑われた。 彼からしてみれば、全部あわせてもアメリカよりはるかに小さい面積に 集まってる国どうしでお互いの言葉がぜんぜんわからないというのは 奇妙なのかもしれない。

ともあれ、こっちの人々は日本と中国と韓国の区別など 全然ついてないことは確かだ…こないだ "Whose line is it anyway?" を 見てたら、テキトーな外国語で映画の吹きかえをやろうみたいな コーナーがあんのね。で、Carey Drew が観客に「何の言語がいい?」 「どんな映画のタイトルにする?」と聞いて決まったのが中国語で、 題名が「soba noodle」。おまえそりゃ中国のモンじゃねえだろ! とつっこみたくなるのだが、でもまあ、こっちの人のイメージなんて 「東洋 = 仏像 + 富士山 + 中華料理 + サムライ」 ぐらいのもんだろうな。日本人だってヨーロッパに対しては 「ヨーロッパ = 教会 + アルプス + スパゲッティ + プロヴァンスの木陰」 ぐらいの連想だろうから大差ないやね。

午後にテレビをつけたら、日本のどこかの場所 (富士山に近いとこだ) でゴルフをやっている。 中継ではないようだが、紅葉がきれいだった。いいねえ。

(18:17) 寂しいと人は饒舌になるそうです。当たっています (日本にいたときみたいなアホな話はできねえしな)。 いや、街灯するのはオレだけではなくてさ、


Nov 18

(11:22) きのうの日記、いま読み返してみても何が言いたかったんだか 意味不明。

ま、それはいいとし。て。

風呂場に蚊がいたぞー。ここは東京か!!

こっちへきてからひとつ大変ありがたいことがある。 それはいつでもシャワーを浴びれることだ (べつにこっちが特殊なんじゃなくて、 前の環境が特殊だったのだけど)。だから毎日朝と夜に浴びている。 顔を洗うかわりにシャワーを浴びるというのはとてもいい。 でも、銭湯いきてー。松の湯がなつかしいよ。

(20:52) 夕食時に UPN でやっていたのはたぶんスタートレックだろう。 絵がそれっぽかった。しかし物語はなんつーかだいぶんガキ向けなのね。 そしてガキ向け番組らしく、合間に XBOX とかの CM もやってた。あれって、 ロゴのセンスとかがやっぱ日本人向けじゃないなあ (要するにダサい)。 そのあと FOX でシンプソンズをみる (こう書くとテレビばかり 見ているようですが決してそんなことはありません)。こいつは ストーリーを教訓的にしようとしてるのだが、その表現が すげー極端というかブラックで笑える。 結局、きのう今日とほとんど外へ出なかった。ひきこもり。

(22:49) フトンカバーやぶけた。悲しい。


Nov 19

(11:46) もうクリスマスの飾りつけがはじまった。8st. でも オレの住んでるちかくの Bergen Ave. でも街灯に電飾が つけられ、夜になると明るくなった。 まだクリスマスまでは 1ヶ月以上あるのに気の早いことよ。 Ryan によれば、Thanksgiving day からクリスマスにかけての 1ヶ月間、マンハッタンの商店街は人でごったがえすらしい。 うん。そういうこと。

(14:36) スクリプトをぶん回し中で実験結果待ち。

ところで… こらあ! なんで外人はトイレで手を洗わねー奴が多いんだコラア!

(22:20) a,moukonnajikann.


Nov 21

(10:54) きのうは忙しくて日中には日記が書けず、 帰ったらぐったりしていてやっぱり書けなかった。 NYPD BLUE を見はじめたが疲れていたのでさっぱり 英語についていけず。 1つの大ポカと 3つのややがっかりすることがあった。 が、そんなに大したダメージはないので続行 (何を?)。

ところで Everybody Loves Raymond は面白いよねー。 Raymond のあの醒めたトボけぶりが非常にいい。

もちろん、テレビばっかり見ているわけではありません (いや本当に…webを見ている時間のほうが多いし)。

(18:35) オイコラ! 更新されてないぞー!

(21:39) 気がついたら明日からThanksgivingでした。 どーせ大してやることないけどね。 しかし店はやっているのだろうか。 せっかく給料の小切手を貰ったのに現金化されるのは月曜日までおあずけか…。


Nov 22

(14:30) 寝坊した。 今日はなんか MACY'S のあたりで盛大にパレードかなにかやをやるらしく、 Owen はそれを見にさっさと出かけていった。

オレはひとり残って、薄暗い部屋でプログラムを組んでいる。 不健康きわまるね。今日はもう寝坊したからチャンスを逸したけど、 明日はでかけよう。

あと洗面所の流し台が詰まり気味なんだが、どうしよ。 めんどくさいなあ畜生。

google の表紙が Happy Thanksgiving! になってる。


Nov 23

(13:02) いやーきのうは参ったね。ほんとに日本でいう正月並みにどっこも やってなかったよ。でも C.H.MARTIN はやっていたので洗面所の詰まりを とりのぞく強力薬品をこうてきて、ごっぷりと流し込む。そして待つ。 そしたら効いた。 中のほうまでピッカピカ。Owen はこの手の薬品を見たことがないらしく えらく驚いていた様子。「(水道管などが) 詰まる」のは "clog"。 今日おぼえた英単語。

今日はすこしはマシになるようなのでどこかへ行くか。

(14:25) その歌詞を英訳したらこんなもんかな?

There is a dead man,
He left one wife and one child,
He left nothing else,
Even a piece of gravestone.

(これだけでは著作権には定食せんと重いますが…これじゃ原曲もわからん)

(20:38) これではダメだよな…。

(22:40) 肉じゃが。肉は牛肉で匂いがヘンだったけど (だって豚肉売ってないんだもん)、 ほんだしとキッコーマンの醤油があれば味つけはまあまあ。 Owen も満足してたらしいし、オレは熱すぎて舌をやけどしたし、 めでたしめでたしだ。


Nov 26

(01:01) 今日は Central Park へ行った。 紅葉を見るためにそしてそのためだけに。 結果は良好。つうか絶好。 朝方 雨がふったためにホコリっぽくなかったし、 地面はほどよく湿っていて樹木の匂いがよく聞こえた。 最近はとんと日が短くなったので午後3時ごろから もう夕暮れっぽい景色になるのだが、ちょうどよかった。 何の因果か最初地下鉄に乗ったら特急で 125st. (Harlem) まで 行ってしまい引きかえす。86 あたりで下車し、 左のほう (西側) から入ってデカイ池のまわりをすこし歩いたあと南下した。

休日ということもあり、 こんな時間なのにまだタンパンでランニングしてるやつがいた。 人の量は結構あり、どこへいっても混むほどではないがそこそこ人がいる。 地面には大量の葉っぱやドングリ等が落ちており、ところどころに リスがいた。どうでもいいけど Washington Square にはやけに リスが密集してるが、彼らはあそこだけで孤立しているのだろうか。 リスがあそこから市内を通って Central Park と連絡することは、 できないよなあ、やっぱ。どーでもいいか。

そのあと2つに分かれている池 (The Lake とだけ書いてある) の まんなかの橋を渡って、ボートの人達とカルカモにエサをやってるおじさんを ぼんやり見やる。このあたりはけっこう起伏に富んでおり、岩があったり 小川があったりして、なかなかよくできていた。 さらに南下してあちこち行ったあげく右側のほうから出たが (67st.)、 なんか急に The Metropolitan Museum of Art の前を通りたくなり 5av. をふたたび北上。結局、86st. 駅から来て V の字に歩いている。 ここらへんは 5av. の中でも Museum Mile というシャレた名前になっているのだった。 博物館に近づくと急に旅行者と露天のみやげもの屋が増える。 入り口付近は混んでいたのでそっちには近づかず、そのまま 右へ折れて Madison Ave. へ。そこをすこし南下したが えらくいい雰囲気の通りだった。マンホールから湯気が上がっている。 Lexington Ave. から地下鉄 6線。 Union Sq. で降りたらバザールをやっていた。 おお、これがあの Union Sq. の市。つーことでうろうろ。 なんか想像してたのよりもかなりちゃんとした店をつくってあるが、 売っているものは民芸品が多い。あと端っこの方では どっかのインスト系バンドがチンコラ演奏しながら (あの楽器はなんと言うのだろう) CD を売っていた。

リスとかカルガモ見るとなごんでいいよねー。 いずれまた行こう。

(01:32) あそうそう今日はまたも大学のエレベータにひっかかりました。 けども「12階トリック」をつかってうまくきりぬけました。


(13:13) さっき 4階に住んでいる Jason と初めて会った。 かれはいたっていい人なのだけど、とにかく英語が速い。 「ああオマエも NYU の Ph.D にアプライしてるのか? オレも今複数の 大学に出願しようとしていて…(聞きとれず)…anthropology がどうのこうの… cultural difference の study が…you know what I mean? でもオレは business school で 修士…cinema study…だからナントカカントカで apply して find a job … と思うんだ、make sense?」という感じ。とにかく怒涛のように喋りまくる。 長い名詞は聞きとれるが、その他はさっぱり。 これをきくと、ああオレの英語力もまだまだだ、と思う。


Nov 26

(11:42) 微妙に寝坊しつつやる気のでない月曜の朝…。

(15:26) 行動開始。 なんか名前を知ってる人々たくさん。

どうでもいいけど OREO がシケってる。ちくしょう

(15:36) 「ほげ」というのは決して肯定的な響きをもつ 言葉ではなくむしろ何つうか。

「うげ」に似ています、新山にとっては。 それをソフトにしたようなものです。語感的に。

(15:46) そういえばうちの駅前の中華料理屋はレジをガキ兄弟 (小学生ぐらいの子供) が担当している。いつも何やら 2人で大声で喋りあっているが、エライもんだ。そして新山は 最近ここでも顔を覚えられ常連化してきているらしく、 このあいだちょっと寄ったらそのガキンチョはニヤリと笑って 「あんたは税金なしでいいよ」といって税金分まけてくれた。 ガキのくせに客に負けるとは大した奴だ。 いや、いいんだけどね。


Nov 27

(17:08) いつもこの時間は外部へのネットワークが異常に遅くなる。 きっとみんな帰宅前に会社のPCでweb見てんだろうなあ。

(01:02) CTOWN で買ったメンチカツ (みたいなやつ) に店の匂いが しみついていて臭くて食えない。ゲキムカ。もう寝る。


Nov 28

(10:50) きのうから、あるデータを相手にずっとうなっている。 量はたいしたことないのだが、評価方法がわからん。うーむ。


Nov 29

(11:47) きょうは朝から霧雨がふっていてさむい。 Empire State Bldg. も 霧に覆われていて Wasington Sq. からは見えず。 今朝は電話代の支払い小切手を書いていたら失敗してムカついていたら 遅刻 (言い訳にならん)。


Nov 30

(16:44) このフロアではいつも何かと工事したりガサゴソやってるうるさい先生 (名前は知らん) が「誰かオレの IP アドレス使ってる奴いねが〜」と 7階じゅうを探しまわってる。オレんとこにも来て、ifconfig やってみせろと言う。 使ってねえって。しかし IP の間違いはだいぶ罪深いやね。


Last modified: Fri Nov 30 16:47:09 2001

Yusuke Shinyama