Nov 2002 (1)

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きょうのメニューは鼻づまり、だるけ、間接痛。

Last modified: Thu Nov 28 01:35:43 2002


Nov 16 [Sat]

(11:47) なにげなしに google://連想ゲーム 加藤キャプテン/ で検索したら自分のページが 1位になっていた。

なーんか、おんなしようなことばっかり繰り返し考えてるのかなあ、オレって。 アイデアの枯渇じゃ。

そういえば「まっぴら君」はいつのまにか終了したようです。

(13:01) Daikichi Sushi に弁当を買いにいくとき、いつも行きと帰りではなぜか別の道を通ってしまう。 いままでずっと、これはなぜなんだろう…と考えていた。さいきん、これは自分が greedy search を 行っているためによるものだ、と気がついた。

つまりこういうこと。自分はつねに近視眼的にしか物事を考えていない。 オフィス (715, Bway) を出て昼飯を買いに行くときは、 なぜか Wavery Place を通るのはとても混んでいて「コストが高そうに」見える。 そのためいつも安易な Broadway を選んでしまう。しかしこっちは歩いているうちに混んできて、 Daikichi Sushi の近くではとてもコストが高くなる。そのため、帰りは 別のルートを選んでしまい、こっちは Wavery Place を経由するため 大学につくころにコストが高くなる。かくして「自然に道を選ぶと」行きと帰りで ルートが異なる、という事態が発生しうるのだ。人間って頭悪いね。

715, Bway - Daikichi Sushi 間のポテンシャル・マップ

そしてこんな画像をいちいち tgif + gimp で作っているオレってもっと頭悪いね。

(14:02) なんで土日は雨降るんだよ、ちくしょう

(16:50) この感覚は…また風邪でも引いたか?

(21:34)

それは私を助けないでしょう。それは私を助けないでしょう。

あれはそれです。

(22:48) ああ、オレはまた死んだ人間と話そうとしている。


Nov 15 [Fri]

(09:09) けさふと「うれっここぞう」という名詞を思いついて 検索してみたが 何も見つからなかった。なんとなく回文っぽいのが気に入ってるんだけど。「ひとまねこざる」みたいなもんだな。全然違うか

ところで skk 辞書に一回登録しちゃったやつを消すには、辞書ファイルを手でいじるしか手はないのだろうか?

(12:14) 最近書きすぎてるのですこし控えよ。てゆうかやっぱり研究内容について まともに日誌をつけたほうがいいのかもしれない。

きょうは記事の類似度 1年分を計算しおわった。これで pp は抽出できるのだけど、 あと何をすべきだろうか? まず最初にやるべきことは、systematic な評価だろう。 しかしこれはどのように? そもそも何を見たいのかを考えなきゃいけない。 つぎにドメインを制限する方法について。パターンを使うべきかということについて。 TF/IDF を使うというのはまあいいとして、それをどの時点で、どれくらいの範囲に? 結局、アプリケーションベースの評価をするんなら、まず評価すべきアプリケーションが 手元にないと話になんないんだよな。

(14:16) なにやら張さんからアヤしいメールが…。なんですかこの「柿を食べる会」ってのは…。 まあどのみちオレは出席できないんだけど、それにしても彼の文章は果てしなくアヤしいなあ。 まあオレも似たようなもんかもしれないが… (なんとはなしに深く落ちこむ)

(21:15) 矛盾し混乱する発言を補足しようとする試み。

(00:08) ガキのようなことを言わせてもらいますが。

ガキっぽさ終了。どっかで書いておきたかった。


Nov 14 [Thu]

(09:46) けさは朝おきてまたなんとなくもぞもぞと考えていた。 「いっぺんに」という言葉の曖昧性について。「いっぺんにやる」というのは、 すべてについて一個ずつシーケンシャルに処理を繰り返すものであるのか、 それとも同時並列的に処理するものであるのか? こういったことは日常生活ではあまり違いはないのかもしれないが、 計算機では大きな違いになりうることがある。

学部生のときから、自然言語でプログラムの意味を記述するということはいったい どれくらい可能なのか? ということについて考えているんだけど、 どうにもこいつはむずかしい。もちろん細部まで完全に自然言語で記述するのは無理だ (もっとも自然言語はほかのあらゆる人工言語を包含すると考えてもいいから、 原理的にはなんでも記述可能かもしれないが、ここでいってるのは効率のこと)。 でも、プログラムの抽象的な意味であれば日本語で記述する (=形式言語のかわりに使う) ことができるかもしれない…。が、どこまで? これがいつも問題になる。 そもそも自然言語の意味は背後に膨大な一般常識があってはじめてなりたつものなので (と新山は信じている)、まずそういった知識の枠組みで推論する機構というのを 先に考えないと…でもそれには知識の表現形式が問題になってくるわけで… ああ、またニワトリとタマゴだ。いったいいつになったらこれは終わるのか? 宿題やれよ馬鹿。

(11:42) ところで最近、「ブロッグ」というものが、なにかと創世記だの黎明期だのヨブ記だのと騒がれているらしいので、 めづらしく新山も時流に乗って「ケロッグ」について考えてみる。 ケロッグ といえばとうぜん コーンフレークメーカーの大手 (つづりに注意) だが、“ケロッグ”って frog をどことなくほうふつとさせる響きだし、 おまけに「ケロ」という部分が含まれているので、新山の中では圧倒的に 「ケロッグ = カエル」のイメージなのだ。しかしコーンフレークのパッケージを見ると ケロッグにはニワトリの絵が描かれているなあ。納得いかん。ニワトリよりカエルの ほうが圧倒的に好きなんだけど (マンガでは、の話。実際のカエルはそんなに好きでない)。 ところでカエルといえば、銘菓「ひよ子」の CM でカエルが出てくるのがあって、 それがすっげー好きだったんだけど、あの CM まだ日本でやってるのかな。 …夕暮れ時の東京タワーをバックにカエルがじっと遠くを見つめているというアニメで、 素朴な声でナレーションが入る。

「…ひよ子を持って、ふるさと、かえる。」

そしてカエルの目から涙がツーツツツと頬 (アゴ?) をつたって流れる。 もうこのカエルの表情がめちゃくちゃイイ! こっちまでもらい泣きしてしまう。 この CM は一歩間違えればお笑いになりそうな展開を絶妙なところでうまく保っていると思う (いや、実はたんなるお笑いを狙ってるのかもしれない)。 どうでもいいけどなんでひよこの CM なのにカエルなんだ? カエルが先かひよこが先か、という問題提起をしているのであろうか。 でもそれは型エラーで、一般 GPL 保護違反です。

(13:52) 「ハードデスク」で google 検索していたら やっぱり児島の日記を発見した。 あの野郎、オレより 4年も先にすでにハードデスクについて書いていやがるじゃねえか、やるじゃねえか。 さすが在学中はカンニ(以下検閲により 3行削除)

(15:17) あーもおー、また切った。毎回提出するたびに用紙で指切ってるな。

オレのお肌はキレやすいのだろうか?

(17:10) 今日の OpenBSD 翻訳 ML にて。 終了タグの </p> と </li> はいるのか? という議論。 Nick が Theo のおことばを引用していta。

さらに、われらが怖いもの知らずのオヤビンによれば:
> ひとつ言っておくが。
>
> もし <li></li> とか <p></p> とか、その手のウンコを
> 誰かがやりやがったら、見つけ次第かたっぱしから消すからな。
> こんなのは無用の長物でしかない。はっきり言って帯域の無駄。
>
> 実際の規則がどんなだかは知らないが、ひどい規則ならべつに守らなくてもいい。
>
> 言いたいことはこれだけだ。あとは(訳注:この議論からは)はずしてくれ。

Theo は言われた。
とこのように Theo 尊師は云はれておりますです。ありがたやありがたや。

(00:11) きょうの英語はおもしろかった。LGBT (Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender) な 人々が話をするワークショップが別の学部であって、みんなでそれを聞きに行ったのだ。 内容は 4人の学部生 (男女2人ずつ) がそれぞれ自分の体験や、 ゲイに対する社会的な問題を語るというもので、なかなか興味ぶかいものだった。 基本的に彼らが話すことは個人的なストーリーで、自分がいつゲイであることに 気づいたかとか、どうやってデートしてるか、家族との問題、子供は持つ予定であるかどうか (身寄りのない子供を養子にもらうゲイ夫婦は多いらしい)、などをとつとつと語っていた。スゲー!

かれらはみんなアメリカ人だったが、そもそもアメリカ人が こういう個人的なことがらを人前で語るのを聞くというのは貴重な体験だと思う。 かれらによると、やはりこの国にあってもゲイであることをカミングアウトするのは それなりに度胸のいることで、やはり彼らも (ここニューヨークですら) 人目が気になることがあるという。 だいたいが高校生あたりで自分の性癖に気づくらしい。レズの一人 "きゃりー" によれば 「高校生のときに初めて男の子とキスして、なんじゃこりゃと思った」そうだ。 なんかこう書くと笑える。もうひとりのアジア系女子学生 "すー" はバイセクシャルで、 最初は自分はレズだと思ったが、実は「男もイケる」両刀使いであることに 気づいた、うんぬん。彼女によれば、純粋なレズだというよりも 両刀使いだといったほうが周囲の抵抗がすくないんじゃないかと思ったとか、いろいろ苦労したらしい。 いっぽう男で最近自分がホモであることに気づいたという "さみゅえる" は、 たとばもし自分がアラバマとかに生まれていたら、ゲイにはなれなかったろうと言う (アラバマは米国の中でもいちばん保守的で差別が根強い州と言われている)。 彼らの話を聞いているとオレなんかよりもずっと成熟しているのがわかる。 こいつら頭いいなと思った。やはりゲイには頭のいい奴らが多いのか? まあいろんな問題について向きあわざるを得ないということだろうか。 ただ、連中の見てくれはわりと控え目でおとなしかったので、ゲイってのは ウザい格好してる連中ばかりじゃないんだ、ということがわかっただけでもよし。 ただ今日は Transgender の連中はいなかったので、彼らについてはわからないけど。

(追記) そうそう、それから質疑応答では「『男役』と『女役』の区別はあるのか?」という質問が 出てこれまたおもしろかった。彼らいわく「それはない」という。あるゲイのカップルは いかにも“通常のカップルのように”ふるまい、片方が女っぽくて片方が男っぽいが、 べつのカップルは両方が男っぽかったり、バイセクシャルの場合だと相手によって 自分の“性別”も変わったりするそう。おもしれーな。 笑えたのは「ゲイのカップルは食事するときにどっちが金を払うのか?」という質問で、 そういうルールはカップルによってまったく違い、お互いが話し合って決めていくしかないという。 なぜなら彼らいわく「通常の人々は、周囲の人間やメディアから影響を受けて自分のあるべき理想像を構築できるが、 ゲイにはそれができない」からだそうだ。なかなかつらいですね。

恐しいことに NYU では大学が公式に LGBT の生徒をサポートしている。 LGBT の学生コミュニティ というのがちゃんとあるのだ。 正直に言うが、これには最初ぶったまげた。まあ、ニューヨークならではといえばいえるかもしれない。 で、こっちへ来てから知ったのだが、こちらには「LGBT Studies」と呼ばれる人文系の学問分野がある… いったい何を研究しとるんじゃ! しかし Strandbooks などに行っても LGBT Studies のセクションは異様に広いし、 新山の利用している PATH の Christopher St. 駅付近には LGBT 関連書籍 専門の書店があったり、図書館にもたいてい LGBT のコーナーがあるし、 とにかくこの街では LGBT Studies はメジャーな問題らしいのである。 Christopher St. 界隈は Gay Lesiban Movement のふるい歴史があるのだという。 ただのゲイバー街じゃねえかよ! とか言ったら殺されるのでしょうか?

ところできょうのクラスには中国人も多かったのだが、彼らはゲイに対しては 露骨に嫌悪感をあらわにしてた。なんとなく予想はつく。べつにそこまで否定的にならなくてもいーじゃん、 と新山は思うのだが、オレとてそんなに積極的に支持しているわけでもない。 しょせんオレは野次馬にすぎない (そのわりにはよう長々と書いとるな…さっさと寝れよ)。 つーか、ときどき事情をろくにわかってもいないくせにやたらリベラルを気取りたがるアホがいるけど、 ああいうのはエセ文化人っぽくて痛々しいからやめといたほうがいいよ。 かといってバリバリに保守的なことを主張する連中もまた頭おかしい… どっちにせよオレは黙っていたほうがいいってことだな…。 まあどうでもいいや疲れた。ちなみに、萩尾望都とかの読みすぎによる症状はいまのところ 確認されておりません。

でも…人口増加に悩む某国にとっては、子供をつくらない ゲイを認めるのというはそんなに悪い政策ではないという気がするんだけど?


Nov 13 [Wed]

(09:19) あいかわらず雨がかさついていて風がつよい。 これではせっかくできてきたビッグバードもみんな飛んでしまうではないか。 すでに道や建物の中には葉っぱが大量に舞っている。

けさはまたもや落ち込み状態でおきたが、原因不明。 なんかさいきん自分はマンネリではないだろうかという気がする。 まだ授業が始まって 2か月しか立ってないのにもうマンネリとはどうゆうことだ! こんな調子では就職したら一体どうなるのかわからん。 今より 5割増し (いや、もっとかな?) ぐらいでマンネリになるんだぞ! わからん。一体どうなってしまうのか。

たぶん、ひとつは「ああオレってこれから一生こんなかんじなんだな」と 思ってしまうことだろう。べつに何も見えているわけではないのに、 みょうに覚めた気分になってしまう。これはよくない。 てゆうかやる気がないのかもしれない。こんなことでいいのか。 いや、よくない。なんか論理的でねえや。

(11:17) そういえば昨日の英語は大学生のカンニングについての討論だった。 このクラスのほとんどは TA をやっている学生なので、この問題は重要である。

きょうび米国の大学では cheating は深刻な問題となっている。 ある研究者の調査によれば、米国の平均的な大学生の 9割が 試験やレポート提出などで今までに「なんらかの cheating / plagiarism をしたことがある」という。 試験前に問題がわかるとか、レポートを偽造するとかはザラで、 カリフォルニアにはそういう学生のために 専用にレポートを作成してくれる「カンニング企業」なるものがあるらしい。 これには笑った。ABC Nightline の潜入レポートでは、学生が分野とかを指定すると 1枚いくらで書いてくれる…とかいってる。しかもカネをとるだけあって (?)、 採点の評価は高いらしい。ニュウヨークにもこういう所はあるんだろうな、きっと。 NYU は学費が高いことで有名なので、単位をカネで買うぐらいのことはわけない ドラ息子が沢山いると思う (まあ新山は学費払ってないし貧乏ですが、一般的に)。

他の国の学生とディスカッションしててわかったこと。 日本でカンニングがあまり問題にならないのは、 大学の成績なんて誰も気にしないからだ。みんな卒業さえできりゃいいので、 わざわざカンニングしてまで成績をあげる必要はない。 いっぽう他の多くの国では、学業の成績はモロに就職に影響するらしい。 これは知らなかった。 日本の企業がおもに大学名でしか学生を見ないのに対して、 ほとんどの国では「学生の評価 = 大学の評価 + 学業成績」で換算されるので、 大学がヘボくてもいい成績をとれば巻き返しできるのだ。 だからカンニングをしてでも成績を上げたがる学生が後をたたないという。

ちなみに "じぜーる" によると、南米ではカンニングがめちゃ多いらしい (みんな小学生のころからやっている、というのにはウケタ)。 いっぽう米国ではカンニングに対して非常に厳しい。 試験でも、学生がカンニングしないように 1教室あたり 試験監督を4人も5人も置いたりしている (まだ試験を受けてないのでよく知らないが)。 たいしたもんだ。たいしたもんなのか? 本当に?

その後みんなで「自分の大学でやってた典型的なカンニング方法」を 紹介しあう (トンでもないことやってんな、我ながら)。 東工大で (というかウチらの間で) 典型的だったのは 「ハードデスク」 と呼ばれる手法で、これはようするに講義室の机に公式やら何やらをテスト前に書きつけておくだけ。 「これを『ハードデスクへのインストール』という」と言ったらみんなはウケていた。 あ、新山はそのような行為は一切やっておりませんよ。児島とかは詳しそうだな。 てゆうかおまえレポートを… (以下検閲により 5行削除)

(20:28) なんかまたやけに眠く、またもノドにある種の徴候がみられたので、 今日ははじめて英語の授業をサボって帰ってきてしまった。 やや罪悪感にさいなまれるが、“正当化”という高度な技術を使って 切りぬけることにする。

この“正当化”というのは、現代社会で生きていくには とても重要な技だから、覚えておいてソンはないよ。 まず、当たりさわりのない、どうでもいい理由をひとつ見つける。 たとえばまあ、きょうの新山の場合なら「健康」だ。そしたら 「これでいいんだ、なんたって健康が一番重要なのだから。 健康じゃなくなったら何もかもおしまいだ。 オレは正しい! オレは正しい! オレは正しい! オレは正」と 50回ぐらい繰り返す (この言い訳が論理的かどうかはあまり重要ではないので、さっさと先に進もう)。 そうするとアラ不思議! 悩みがスッキリととれ、自分の(殺那的)目標に向かって 何の罪も感じず一目散に突撃することができるのだ! …ちなみに、慣れた人になるとこのような「自分で自分に言い聞かせる」という プロセスは必要なく、いつでもどこでもすぐに正当化できるようになるらしいので、とても便利。 モバイル正当化。…ちなみにさらに徳の高い人間になると、正当化の手続き自体が必要なくなるという。 彼らの中では正当化は完全に無意識のうちに行われるので、もはやまったく引け目を感じるということがないのだ。 いやあ、すばらしい。涅槃の境地。悟りを開くとそうなるんでしょうね。オレもいつかそうなりたいもんです。 切に節に接に説に摂にそう願っています。雪に窃に泄にね!

…どーでもいーけど。 ひさしぶりに早く帰れたので自炊した。 Sunrise mart で甘柿を売っていたので、Owen に 渋柿との形状の違いを見せつけてやろうとひとつ買う。 これがサボりぐせにならなきゃいいがなあ。

(03:13) 眠れない。。。

症状はそんなにひどくならなかったらしいが、問題はあす締め切りの宿題が まだ終わってないことにあるようだ。かどうかはわからないけど、 とにかく目がさえて眠れず、夜中に起きてしまった。 Owen は中間試験のためにまだ勉強しているらしい。腹がへったので、 今日買ってきた「おばあちゃんのぽたぽた焼」を食う。 てゆうかこれ賞味期限かいてないんですけど。 こっちの売っている日本食でいつもムカつくことは、 たいていは賞味期限が書いてないか、ラベルで隠されていることだ。 くそー。いい気になりやがって。ムカつく。

それよりもいつも思うのだけど、夜中に目ざめるとまるで世界が別なように 感じるのはおかしなことだ。たとえばさっきは目がさめたとき、一瞬自分が どこか西洋風の家具が置いてある、優雅な寝室のベッドに寝ているような気がした。 でもじっさいに自分が寝ているのは安テーブルと棚が置いてあるだけの 殺風景な部屋で、ベッドはビールケース (のようなもの) で組んであるのだ…。 なんでそんなふうに感じたのかまったく謎である。夢のつづきが現実に 混入したためだろうか。わからない。まあこんなこと書いてるヒマがあったら 宿題やれってことよ。


Nov 12 [Tue]

(08:23) 曇っているが、これはオレのせいじゃない。

ある人が、どのような遍歴をへてこのような人格になったのかを知ることは興味深い。 なにが楽しいの? 標準偏差。言い訳しても空は暗くなり建物は沈んでいく一方なので、 うらやましいよね。壁のはがれたところをさらにはがす。ひたすらはがす。 そのうちに手が白くなってきて爪も汚れてくるからもうそれは手遅れだ、手遅れ。

頭が茫漠としてたり眠いときに文章を書くとトンでもないことを書くよう、 そんなもんにだまされたりはしないのだ。でもコーヒーは入れます。

(12:18) さいきんまともな情報を書いてたことが多かったので 今日からまたつまらなくて役にたたないことばかりかくぞ。 てゆうかまだ半月もたってないのにもう 40kbytes を超えている。 こんなペースで書いてはいかん。おれは忙しんだ。

(13:09) そういえば最近、なんとなく基礎教養ってことで King Crimson の CD なぞを買ってみたのだが、聞いてみたら「なんだ、高中正義みたいだな」と思った。 いや、これは逆なのでしょうが…。

(17:25) あーもうやってらんねー!!! と思った。ちょっと。
あーもうやってらんねー!!!!!!!!!!!

(23:39) きょうは雨風がつよくてひどい一日。 やや落ちこみ気味。なぜならカサが壊れて激ムカついたからだ。 しょうがないから帰りみち、「ゴー! ゴー! 未来の〜首都名古屋〜♪」と歌いながら帰ってくる。 馬鹿だな俺って。

まあたまにはこういう日もあるさ。いや毎日でもいいよ。来るならきやがれバカヤロウってんだ。


Nov 11 [Mon]

(10:30) はやくお湯わけよ!

(11:47) またしても今年も 11時11分をのがした。予備校時代からずっとのがしている。だからなんだって話だが。

この週末はとうぢてこんなに暖かいのだろう。ボストンもそうだったが、 NY も非常にあったかい。今朝は雨がふっているのだけど、ぜんぜん上着がいらないのだ。 厚いダウンジャケットをはおって歩いていると道行く人々が「なんじゃコイツはそんなに寒いのか?」 という顔をして通りすぎていくが、他に着るものがねえんだよ! いつも新山はこのように両極端だ。0 か 1 しかない。 しかし 0 と 1 を高速で切り換えることによって、擬似的に 0.5 を実現できると信じている… デジタルな男… アホじゃん…。 どうでもいいがこの「デジタルな男」って、めちゃくちゃカッコ悪い言い回しだと思うんですが…ああ恥ずかしい。

ちなみに、ふだんはボストンはここよりずっと寒いはずで、 ビッグバー度 は向こうのほうが高かったです。97.1% ぐらい。NY は 68.3% ぐらいかな。

(15:02) いまさら宿題終わる。もっとはやくにあげろって。 閉包 → クリック → ワトソン → 50%のバグは1%のコードで発生 → 0。

「0」って素敵な文字だよね!!!

(22:35) おっと。9日と10日のぶんを書き足していたらこんな時間。


Nov 10 [Sun]

きょうは帰るだけなので特にやることなし。 チェックアウトしてからテキトーにそこらを歩いた。 当然ながら、ボストンは NY よりずっときれいだ。まさに勉学にうってつけの環境。 ほんとは Science Museum とかに寄ろうと思ってたのだが、行ってみたら混んでたのでやめる。 もう疲れたので観光はどうでもいいやと思い (もともと新山はそういう観光ガイドブック的なものに興味がない)、 チャイナタウンでベトナム風サンドウィッチなるものを買って、 Boston Common (要するにただの公園) でのろのろと食す。 このサンドウィッチは一体どこがどうベトナム風なのであるか? というと、 たぶん 野菜がベトナム風 なのだと思う。香草とか入ってるから。 バスは午後 2:00 に予約したので、1時半ごろにチャイナタウンに戻る。 そしてびっくり。なぜならバスの運転手がまたもや中村敦夫だったからである。 つくづくこのおやじとは縁があるらしい。

そしてバスはまた帰りも 5時間かかった。くそー

(22:27) 無事帰宅して疲れました。

さっき洗濯物をとりに地下室のコインランドリーへ入ったら真っ暗な中に 「なにかいる!」と思って、電気をつけたらそれはクロネコだった。 ヒュゴー!! という勢いで逃げていった。

詳しくはまたあとで。


Nov 9 [Sun]

LL2 当日。 目が覚めたら、まず頭痛。やば、また風邪がぶり返したか? と思いつつも、 もうここまで来たらあとには引けないので頭痛薬を流しこみガマンする (結局、杞憂だった)。どうもこの 2段ベッドというやつは好きになれない。 おまけに上のやつは夜中に起きて足をぶらぶらさせてるし… 目障りなんだよ! (でも相手は若者だと思っていたのに、 あとで見てみたら 60近くのオヤジだった。) まあイカるとさらに眠れなくなるのでそれはどうでもいい。 で、なんだっけ。ああそう。宿は Massachusetts Ave. からほど近いところにあったので、MIT はすぐだった。 とりあえず写真をとりつつ会場へ。

会場についたら予想どおり朝飯が出ていた (ちなみに MS などの企業が協賛していたため、ワークショップの登録費はタダであった)。うっしっし。 そうこうしているうちにクラスメートの Eli が現れ、互いに「オーきたかきたか」と言いあう。 もともとこのワークショップを知ったきっかけは、かれが授業の ML に紹介してくれたおかげだ。 そしてかれの目的はあきらかに Ruby のまつもとさんのトークであった。 日本ではそうでもないが、Ruby ユーザはこの国では非常に珍しい (ふつうの学生は Ruby という名前すら知らない)。新山は Ruby 嫌いの Python 信者なので、 まえまえから ML では Eli と新山のあいだで 「Ruby ではこれがこう書けるよ」「Python だってこう書けるよ」というやり合いがひそかに続いていた。

で、Eli は休憩時間にまつもとさんを発見すると明らかに興奮し、 怒涛のように喋りまくっていた (たしか変数スコープの話)。 かれがこれほど筋金入りの Ruby 信者だとは知らなかった。でもかれは 「Programming in Ruby」を買ってから Ruby にハマったというから、Ruby 信者としては しごくまっとうなほうである (一方まっとうでない Ruby 厨房とはどういう人間かというと… 非常に興味深いテーマだが略させていただく)。 たぶんワークショップの参加者のなかでも一番の熱心さだったと思う。 まつもとさんとの写真をとってあげると、かれは非常に喜び「ウヒョーこれは web に載せなきゃ! ユウスケも撮ってやる」と言うので、結局オレも写真に映ることに。 いやまあ、なりゆきというのはこういうモンだ…。

さてワークショップの話だが、会場には Perl や Python 組がほとんどだった。でも Paul GrahamPLT-scheme の面々もきていて、 彼らの発表のほうが面白かった (PLT は教育用のめちゃくちゃよくできた統合環境で、 発表スライド自身が Scheme で書かれており、プレゼン中で動的にプログラムを走らせたりするのに最適)。 まつもとさんの発表も面白かったが、 質疑応答ではだいぶ PLT 組にいじめられていたなあ。 「なぜ Ruby では継続などという複雑で危険なモノをユーザに使わせるのに、 単純なマクロは使わせないのか?」ということだが、こいつはいつも論争の的になりそうな議論だ。 PLT の連中は非常なマクロ信者なのだけど、会場には総じてマクロに批判的な立場が多かった。 ほかにも面白かったのが、Microsoft Research の Todd Proebsting の発表。 「プログラミング言語は構文解析や制約充足などを『組み込み』でサポートすべきである」という主張で、 これまた論争になった。でもかれの議論にはなかなか説得力がある。 MS はプロダクトはどうしようもないが、研究者にはたしかにいい人材がそろっていると思う。 この会議で面白かったのは、C++ や Java などの、 現在のメインストリームと考えられている言語はみんな目の敵にされていたということだ。 Erlang の発表をしたおっさんもなかなか面白く、 こんな言語いままで全然知らなかったんだけど、関数型の超並列言語 (万単位のオーダーで スレッドを作成する) で、Ericsson の回線制御では何百万行というコードが使われているという。 へー!

さてワークショップが終わったあとは AI 研の建物に移動し、みんなでピザを食う。 ここでもみんなさかんにマクロや VM やオブジェクト指向の問題を議論していたのだが、 新山はほとんどついて行けなかった。 もうちょい勉強してくりゃよかったなと後悔する。あるいはもっと英語力がありゃ、 ぶっつけで会話に参加できるんだけど。

10時ごろになるとさすがに疲れてきたので抜けだす。道に迷った。 その後ホステルに帰ったら、なんかダイニングで一人ギターを弾いている いかにもアメリカンな若僧に会ったのだが、かれはいかにも適当に かきならしているふうに見えるのに、すげーウマいのである。 ああいうふうに楽器が弾けるっていいなあ。ちなみに、日本語のでる インタネ端末があったので (きょうび米国のユースにはどこにでもある)、 記念カキコ しておく。 こんなとこまで来て何やってんだか。


Nov 08 [Fri]

(09:06) ゆうべ食いすぎたので、けさはハラがはった状態で目ざめる。 目がさめてからしばらくフトンの中で「色っぽいしゃべり方と構文木はなにか関係があるのだろうか」 ということについて考えていた。さっぱりわからん。 そもそも 2+(3*4) とかいう式を喋るのに色っぽいもクソもあるもんか。 いつも起きた直後は頭が狂っているからしょうがない。

(10:27) ``You are on the verge of something big.''

(16:45) 先日、Dan が新しくアカウントを作ってくれというので、 パスワードは “カラアゲ (ローマ字)” にした。 もう変えたからここに書いても大丈夫だろう…。 でも「どういう意味?」ってきかれたときにこまった。 とりあえず「フライドチキン」と答えておいたが、 べつに鶏肉とは限らないわけだし。

ところで竜田揚げはカラアゲに分類されるのであろうか。 いままでずっと竜田揚げのことを「たたあげ」と読んでいたのだけど いま辞書を引いてみたら正しくは「たたあげ」だということが判明した。 google://たったあげ たつたあげ/ (1件)。 でも「たったあげ」のほうがなんか語感がよくて好きじゃん。skk辞書に登録してやる。 ついでに竜田揚げの「竜田」って一体なんなのかも調べようとしたが、わからなかった。

ああ、やべえ。カラアゲ食いたくなってきたよ。

(17:23) つうことで、LL2 を見にボストンえいってき桝。


さて、その後まずチャイナタウンまで歩き 7時15分のバスチケットを買う。 しかしありゃなんだ。工事中の足場の下の薄暗いところでおっさんが 一人机を出してチケットを売っているのだが、アヤしいことかぎりなし。 でも安い (たったの $15!) からいいや。

その後 Canal St. ぞいの中国料理屋「大四川」で知り合いの誕生日パーティーに 出席するが、連中とは別行動なのでいざ現場に行ってもまったく人がいねえ〜! 聞けば、彼らはこのレストランを見つけるのにえらい苦労したとのこと。 「なんでそんなに簡単に見つかったの?」と言われたが、バス乗り場から近かったのだ。 で、そこは中国風のナベが売り物なのだが、すでにその時点でもうバスが出るまで のこりあと 20分しか時間がなく、肉を 2〜3枚食ったところであえなく退散。 バス乗り場はこれまた非常に暗いところで人が沢山並んでいた。 なんか「難民」って雰囲気なんすけど。

運転手は中村敦夫のようなおっさんで、中国人だった。乗客も多くは中国人。 アナウンスも何もなしで、チケット確認して乗り込んだらすぐに出発。 しかし時刻が時刻なので Bronx あたりで渋滞にまきこまれ、高速にのるまでに 2時間ぐらいかかる。うげー。その後 2時間ぐらいして止まるので、 着いたのかと思ったら、そこはどこか見知らぬ場所 (何州だか不明) のホテルだった。 乗客の3割ぐらいがおりる。どこ、ここ? まわりの白人も「ここはどこだ??」と キョロキョロしているから、オレだけではないのだろう。バスはその後 2時間ぐらい 走ってようやく (Bostonの) チャイナタウンについた。もう 1時すぎだよコラざけんな。 いくら Boston が安全とはいえ、夜中に見知らぬ街をあるくのは避けたほうがいいよ、と言われていたにも かかわらず、もう MBTA (地下鉄) は全部止まってるし、残る手段はタクシーしかない。 だったら歩くね! …というわけで歩いた。地図はもっているし、 ユースホステル までは 単純な道だからそんなに時間もかからなかったが、 金曜の夜中だったので、パーティの解散後らしきヨッパライを大勢みかける。 やっぱ白人が多いな。Boylston St. をずうっと歩いて 30分ぐらいで到着、チェックイン。 2時頃にようやく泥のように眠る。


Nov 07 [Thu]

(10:03) きょう、ふと気がついた。 自分の行動パターンは「資格駆動型 (qualification-driven)」なんじゃないだろうかと。

何か面倒なこと (たとえば海外留学とか) をやろうとするときに まず最初に考えるのは、それをやる「価値」があるかどうかではなく、 自分にそれをやる「資格」があるかどうかである。 ここでいう資格というのはべつに TOEFL 600点とかそういう物理的な 資格ではなくて、 「とくに将来に希望があるわけでもないのに、親をほっといて、世話になった人にろくに恩返しもせずに、 友達も放置して海外へ行ってしまうほどの“後ろめたくなさ (ヘンな日本語)”が自分にあるのだろうか」ということだ。 そしていまだにこれには悩まされている。 自分にそんな資格があるかといえば、ないのだ。 つねに「資格」が重要なのである。 しかし、もしそんな資格が自分に「ある」と思ってしまったら それはそれでおしまいだとも思っている。 だから新山の病気というのはつねに「満たされない資格」について 悩むという癖でありましょうか…。

そしておもしろいことに資格は「分解 (decompose)」可能である。 ここらあたりから新山の理論はいよいよ狂ってくるのだが、 たとえば「留学する資格」は「親に心配をかける資格」とか 「人様のカネを無能な自分に使う資格 (奨学金をもらっているので)」とかに分解できる。 だから実際には資格がないものは非常にたくさんあって、それらは人間関係にまで及ぶ。 たとえば「人から感謝される資格」とか「人を好きになる資格」とか、その他いろいろ。 あんまり沢山あげるのはやめておく。 そんなものにまで資格が必要なのかとお思いでしょうが、 新山にとっては必要なんです! そしてそれらはたぶん永久に得られない。 だから自分は「無資格人間」である…。

あーなんか書いててつまんなくなってきたな。やーめた

誰にだってそんな資格なんてあるわけないんだから。 だいたい一体誰がライセンスするんだ? そもそも 「資格」を抽象的実体として扱うことに何のメリットがあるのか? 計算可能性? 氏ねよ。狂ってるのはきっと宿題のせいだろう。つまりそういうオチ

(11:50) なんかやはりカードを作り直さねばならないらしい。 去年からのカードを使っていたのだが結局有効期限があったようだ。 ったく、忙しいのに何だよ。そういうこたあ最初からいってくれ。 もっともオレが例外的なのはわかっていたんだけれど…

(13:49) ある意味、そういうところが基本的な防御になっていると思われるのである。 重要なところは、埋もれさせておけ、ということ。誰もこのページの各行の末端から n文字を並べたらある単語になっているのに気づいている人などいない (オレも含めて)、 ということ。唇が切れて血がでた。

どうでもいいけど「変更」って手書きで書こうとすると ついつい「変便」って書いちゃうんだけど、オレは病気でしょうka?

(14:34) Mike がアルゴリズムの宿題を尋きにくる。 彼は某工科大卒のいかにも優秀そうな学生だが、 問題の意味がわかんねーという。オレもわかんねーよ。 「この問題、ヘンだよね?」 ネイティブのキミにわかんないものがどうしてオレにわかるのよ? オレなんか、奴 (= しーげる先生) のいってることはいつもわかんないんだよ? (でも見てると面白いから授業に出る価値はあるけど) 「それはきみの責任じゃない、オレもそうだ、奴は nuts だ」と彼。 こんなことでは試験が心配だ。問題が well-defined であることを祈るばかしである (祈るばかし、ってところがなぜか気に入ってた)。

(17:51)
えいほっぷくらふとうるまん
えいほっぷくらふとうるまん
えいほっぷくらふとうるまん

(Aho, Hopcroft, Ullman)

(01:03) また騙されたよ!!! (何のことかわかる人のみ向け)

今日は授業が終わってから、同じ学科の宿題仲間である "へれん" と "中山" と 3人でメシ食いに行く。 ちなみにふたりとも中国人 (へれんは英語名で呼ばれることを望んでおり、中山は中国の男子名)。 今宵は East Village 界隈でも行ってみっか? と思ったが、 中山が「無性にギョーザくいてー!」とのたまったために、結局 2av. あたりの「竹屋 (bamboo house)」という中国料理+日本料理屋に入った。 入ってみたらほとんど中国メインだったのだけど。 オレはカツドンを頼んでみたが、まあまあの出来だ。 でもメチャクチャ量が多く、食い終えたころにはもう動けなくなっていた。 今日は 3人で、「いかに中国+日本の大学がダメか」ということを延々とグチる。

新山「しかし中国の大学生のほうが優秀そうに見えるけどなあ?」
へれん「そんなことないよ、GRE (大学院向けセンター試験の米国版) とか苦労したし」
新山「GRE なんて適当でいいんじゃ…オレの GRE スコアがいくつか知ってる?」
へれん「いくつ?」
新山「verbal が 330… (解説: GRE は選択式で、各科目は 250〜800点 で評価される、 330点なんてのはランダムに答えたのと同じくらいの、サルなみの点数)」
へれん「(仰天)」
中山「でも Computer Science の専門分野のスコアがよかったんじゃない?」
新山「うん、あっちのテストはなかなかよくできたと思うよ…9割ぐらいかな (得意気)」
へれん「それってあたしより低いかも…あたし 92〜3% だったし。 それでも他の学生たちよりかなり低かったのよ。 あんたが中国人だったら米国の大学には入れないと思う。 verbal だって中国人の間じゃ最低 550 はないと話になんないんだから」
新山「(ショック!) おまえらキチガイだ…いったいどうやったらそんなアホみたいな点数がとれるんだ…」
へれん「中国には GRE とか TOEFL 専用の予備校がものすごい数あって…」
中山「あのトレーニング方法はあきらかに illegal だと思うけどね… ETS (TOEFL, TOEIC, GRE 等を実施している米国 NGO) からも目をつけられているらしい…」
新山「ふーん。ところで大学ではみんないちおう研究してんじゃないの?」
へれん「ぜーんぜん! うちのところの教授なんかまともに研究もしてないのに、 なぜか論文書くと学会誌に載るのよ。で、あとの時間は ICQ で若い女子学生と話してる」
新山「セクハラってやつ?」
中山「まあそんなもんだ…そんな教授は中国にはいっぱいいる」

なんだ、それなら日本はまともなほうじゃないですか。 なんか安心したよ。しかし中国って一流大学でもソレなんですか? いやはや、だいぶイメージ違うな。

ところでこの2人、どちらのマシンもそのディスク中には 怪しい巨大 mpeg ファイルがころがっている。彼らが使うプロトコルは WinMX などというダサいものではない。FTPだ。 まいったか。 ちなみに日本の大学における情報系の女子のほとんどがそうであるように、 へれんもまた“チャットおたく”の症状を呈していて、これはなかなかにまた 面白いんだけどこれ以上詳しくは書かない (ここまで書いたら同じような気もするが)。 こういうアヤしい人々とめぐり会えた自分は、きっと幸せなのだろう。

しかし、やっぱオレって成績悪いダメ野郎だったのね。 NYU に拾ってもらえた幸運にはひたすら感謝するしかないってワケだ。


Nov 06 [Wed]

(10:00) 変更君。

この、動詞に「〜君」をつけるというやり方はどこで習ったのだろうか。 自分でも疑問に思う。 どうでもいいけどオレはなんぜこうも毎日毎日疑問ばかりを呈しておるのだろうか。 これは生まれつきの性質か、あるいは後天的な獲得形質か?

そういやーゆうべの英語授業では、はからずも「遺伝子組み替え食品はホントに安全なのか?」 ということについてディベート大会が始まってしまい、 「安全だ」側 (生物学科の4人) と 「そうかあ?」側 (化学科、物理学科および計算機科学科と先生) に分かれて論争がくり広げられた。「安全」側の言い分によれば 「遺伝子組み替え食品は徹底的にテストされているし、それに 使う農薬を減らせるものが多いので、たとえ遺伝子による影響があったとしても 農薬たっぷりの食品よりは差し引きで安全だ」というものである。 しかし、アメリカの企業はみんな遺伝子組み替え食品のテストを 発展途上国で行うというデータがある。安全なら自分らでテストすればいいのに。うんぬん。

そのあと有機野菜はほんとうに健康にいいのか…という話になり、 はっきりいってこんなのばっかりなのか? この授業は。 オレ自身は別に遺伝子組み替え物を食うことはやぶさかでないが、 このテの「テクノロジーへの盲信」が嫌いだ。人を見たらドロボーと思え。 人間の頭の良さなんてものは基本的にたかが知れている。 まあどっちにしても、もう現在じゃ何を食っても絶対安全なんてことはないでしょうが。 ちなみに新山がもっとも信用していない技術はコンピュータです、当然ながら。

(12:06) きょうの症状はだいぶまともになった。 まだ鼻がつまっているが、もうほとんど全快したとみていいだろう。 喉のいたみもまだ若干あるけど、昨日までとは違って痛さが表面化しているから さほど苦じゃあない (昨日までは、もっと喉の奧まったところがじわじわと痛いいたさだった)。 風邪は引いて 2日目ぐらいがいちばんきつい。それを過ぎればいつものパターンだ。

つうか金曜日までには何としても治さないとさ。行けなくなるじゃん。イサドに

(16:52) プログラミングの授業の終わったあとに、Eli と Sean と新山 (この3人はいつもいちばん前の席に陣取っている3人である) で雑談するが、 こいつらは二人ともネイティブ若者なのでヒジョーにしんどかった。 あなたは知らんだろうが(って誰?)、当節の若者はすげーー早口でスラング多用、 しかもあまり口を開けずに喋るので、聞き取りには非常な苦労がつきまとう。 Ben とかもそうだな。奴が早口でまくしたてるとほとんどわかんねーや。 新山は ML では口達者なのだが実際に喋るともうしどろもどろ。

(22:08) きょうも英語疲れ。でも帰りにオフィスに寄ろうとしたら、どうにもカードが Access Denied になってしまう。なんでー? 昼間は使えたのに。 アッタマに来てセキュリティオフィスに文句を言いに行くが 「わからん、明日にしてくれ」としか言わない。非常激怒。


Nov 05 [Tue]

(11:44) きょうのメニューは鼻づまり、だるけ、間接痛。 昨日とあんまり変わっていない。朝食を食ったらネムケに襲われるが無理して出かける。 大学に来たらまた端末の時間がズレていて (4日の 20時) ntpd を起動し直す。 もうこれは nVidia のドライバが悪いということに決定するのはいいとしてさっさと話を変えると、 今日の電車の中に Disney ON ICE の広告が貼ってあった。いつも思うのだけど デズニーのアニメはどうしてこうキャラクタがグロいのだろう。 とくに女の口がこわい。ありゃ口割け女か? それはいいとして、広告に描いてあったのは 白雪姫とかシンデレラとか美女と野獣とか、お決まりのものなのだが、 「美女と野獣」ってのを思い出したときに、この名詞句は助詞「と」によって接続されているから 辛うじて均衡を保っているのだ、ということに気がついた (ちょうどいま研究で「と」格の接続処理を 実装しているところなので)。ほかのどんな助詞をもってきてもダメである。 ためしにやってみよう。

どれをとっても見るからにヤバい雰囲気で、 とても宣伝なんかに使えたものではない。あとついでに 追加研究として、たとえば「イワンのばか」を「イワンの野獣」に変えたとき、 この「野獣」ははたしてイワンの所有物としての野獣 (一般名詞) をさすのか 「あいつは鬼畜だ」というときの「鬼畜」と同じような名詞の形容詞的用法であるのかが 曖昧である。ていうかもう疲れてきたからやめる。

(12:53) なんか具合悪くなってきた。もう死ぬかもしれない。 ところで au bon pain というカフェの チェーン店は、いままでフランス語だということはわかっていたが 全然意味がわからなかったのだけど、Winston によれば 「with good bread」という意味らしい。ああ、bon が good なのは知っていたが、 pain って日本語(外来語)の「パン」ですか。 ちなみに読み方は「お盆パン」。だからどうした。

(17:07) 忙しくて風邪どころじゃねーズラ

(22:36) ぜーぜー。今日の英語はマジつらかったっす。まず 16st. まで歩かなきゃいけないうえに、 3時間ぐらいぶっつづけだった。おまけに今日はオレがプレゼンする番だったので、 もう息切れしまくり。「またカゼ? ユウスケって弱いのね?」とか言われるし。 屈辱じゃ。健康なのだけがトリエなのに。いやほんと。 しかも終わって外に出てみたら雨が降ってやんの。もうね、アホかと。 しょうがないのでみんなで守衛のおじちゃんに黒いゴミ袋をもらって、 それをかぶって帰ってくる。あーもうオレ一体こんなとこでゴミ袋かぶって何やってんだろ、 と悲愴感ただようことしきり。以下、道すがらの会話 ...
新山「(日本語) まったくオレはまったく…病人なのによーチクショー…」
友人A「ユウスケ何喋ってんの?」
新山「I was thinking of my life!」

今日の教訓: 天気ヨッフォはちゃんと毎朝チェックしよう。

(23:27) カゼが新たな段階「鼻づまりフェーズ」に突入。 もう今日はあまりにも疲れて頭もボーッとしてるので なんだかナチュラルハイ。Owen が帰ってきて 「このあいだ窓の外に出しておいたカキはもう食えるのか?」と聞く。 「さあ、まだ2日しかたってないけど、いいんじゃないの (ある webページには 2〜3日と 書いてあった)」ということで、ご相伴にあずかる。

久しぶに柿を食した。泣けた。 鼻がつまっているのでニオイがよくわからないけれど、 「うわあ、この味はたしかに柿だ…」と思ったら涙が出てきた。 ウソですが。でもほんとに何年ぶりかしらん。 東京にいたときに柿なんか食ったことがあったろうか。 生の柿に食いつくなんてもう子供時代の記憶しかない。 田舎の家。当時、実家のちかくにはそこらじゅうに柿の木が生えていて、 よく祖母の家に行ったときに「柿取り」をやった。 オヤジが木に登って柿を投げてよこしたことを思い出す。 その家も祖父母が死んでからはもうなくなっている。 もう戻らないはるかな記憶…オレはなんでいきなりこんなことを書いているのだ…。 そういえば子供のころって寒いと感じた記憶がない (オレがおかしいのかもしれませんが)。 あのころはオレも純真だったなあ…と思う (いや、いまもじゅうぶんに純真ですが、 この歳になると純真という言葉は使われず「世間知らずの阿呆」という言葉で表現されます)。

そういえば渋柿と甘柿は形で区別できるということを思い出した。 謎なのは、なぜこんなものがこんな郊外の C-TOWN なんかで 売られていたのかということだ。 みんなこうやってウイスキーにつけて食っているんだろうか?

TODO: 家賃払え。


Nov 04 [Mon]

(09:14) 今朝は起きたらノドのいたみもだいぶおさまり、頭の狂乱具合もなくなっていた。 いやー昨日はスゴかったからなあ。夜中に起きたときもなんか鏡を指さして 「お、お前は!!」とか独り芝居してたし。ヤバすぎましたよ。 しかし、そういうことをここに書くのには何の抵抗もないのだが、 いざこれを一人でやってるところを誰か他人に見られたら、そりゃもう死にたくなるだろう。

でも今日はスゴい発見をしたよ。鏡にうつった自分の顔が丸く見えるのだ! 太ったのかな? と思ったが、太ったというより、顔が全体的に縦方向にクシャっとなったように 見える。もしかして新山は病気になると顔が伸びたり縮んだりするのでしょうか?? …まだ熱があんのかもしれない…。でも今日は授業出るぞ。

(12:12) 外出たら小雨 + 風。来る途中なんか息苦しかったが無事に大学に来れた。感謝

風邪なんかでダウソしているひまはないのだ

(14:55) 誰かが何かを食っているらしく、フロア全体にだる〜んとしたバターの匂いが漂っている。

どうでもいいけどまだ下痢気味だ。今年の風邪はハラに来るみたいだゾ

(21:45) 今日の英語はずっとハナミズ気味だったよ。まあ昨日にくらべれば天地の差。

てゆうかあんまり簡単に風邪が治られるとちょっとつまんないんだよなあ。 もうちょっと具合悪くなってほしい。というかこれは妄想なのだが、 病気のときに暗い部屋の中でパジャマのままだれだれして、青空みながら哀しげに ケホケホ咳をしてみたりする、っていうのが自分の憧れなわけです。「敗 北」って感じで。 つーか堀辰雄とか読みすぎじゃないの? オレは。でも 実際のところはほとんど読んだことありません、し、 新山本人は健康すぎてまるでゴリラか何かのようです。


Nov 03 [Sun]

(10:55) 今朝おきたら喉も頭も節々も痛かったので、やっぱこりゃ本格的に風邪ってことで、 意味もなくムカつく。 ったく、なんでこうなるんだよー。今回はべつに徹夜とかしたわけでもないし、 いたって健康的な日々を送っていたのに、なにかバチがあたることでもしたか? まったく、google://ぷんすか ぷんすか/

ちなみにこのような google へのリンクはどうやって生成しているのかと言いますと、

(defun string-to-urlencode (s)
  (apply 'concat
	 (mapcar (lambda (x) (format "%%%02x" x))
		 (string-to-list (encode-coding-string s 'shift_jis)))))
(defun googleurl (b e) (interactive "r")
  (let ((s (buffer-substring b e)))
    (kill-region b e)
    (insert (format "<a href=\"http://www.google.com/search?q=%25s&hl=ja&lr=lang_ja\&ie=utf-8">google://%s/</a>"
                    (string-to-urlencode s) s))))
こういうマクロを書いているわけですね。この暇人め。

ところで今朝はある人からこんなメールをもらいましたのですが…

> 実は、突然なのですが、先週結婚して引っ越しました(爆)。
なんだよこの「(爆)」ってのは! 化石的表現! ケンカ売ってんのか! でもかわりに 「先週結婚して引っ越しました(藁)。」とか書いてあったらもっとこわいので… まあどうでもいいや。新山は真の人非人であるので、もしそのキャラクターを期待されてるの だとしたらほんとはここで「おい、その相手はちゃんとオスなんだろうな?」などという 最低の失礼質問を返したほうがいいのかもしれないが、さすがにやめる。 っていうかもうここに書いちゃったら同じことだけど。

それにしても (数少ない) 女の知り合いはこのくらいの歳になると みんなホイホイ結婚していくなあ。ほんとにホイホイでもあるんだろうか (おっと、化石的発言)。何年か前にはみんな「あたしは結婚なんてしないわよ」ってな 顔してたのに、歳月は人を変えるってのは本当だね (← 間違った日本語の使い方)。 しかし本人たちからすれば深刻な選択なのかもしれないけど、 ハタからみるとまるで「何かの病気にかかった」かのように結婚していく人が 多いように見えるのはなんででしょう。やはり適齢期が気になるのでしょうか。 今回の場合は知らんけど。つーか、つーか、 なんできょうはこんなに舌が毒舌なのでしょう。風邪だから頭ボケってことでいいや。

でもそれに対して野郎はどーよ? 女の知り合いよりも圧倒的にこっちのほうが数が多いのに、 まわりで結婚したやつはほとんどいない。むしろこいつはいつになるのかと思うような 連中ばっかりだ (お前もな、新山)。おそらく自分のまわりには 甲斐性なしのダメ人間ばかりが集まるのだろう (いや“安易に妥協しない人”という ポジティブな言い方もあるか…こういう悪意ある言葉づかいをオレはもっと覚えなければならない)。 けっきょく類友。

そういえばこのあいだ日本に帰ったとき、親から「あんたは見合いしないとだめかもしれないねえ」 などと不吉なことを言われた。ほっといてくれ。どのみちそんなことを心配するのは まだ先の話だ。それにしても 今日はまた自分のダメ人間さを再認識させる材料がひとつ増えたということだよ…。 まあ人は人、自分は自分なんだけれど。 なにはともあれ、ご結婚おめでとうございました。

あー、これ書いてたらまた頭いたくなってきたので休む。

(12:28) やっぱり昼間なのでぜんぜん寝つけず、おまけにハラまでしくしくと痛みだし、本格的に心配に なってくる。おめーこんなとこで日記かいてる場合じゃねーだろ。

(19:34) この後、頭蓋骨が粉砕したかのように頭が痛くなり本格的にダウンする。 てゆうか、こんなにすごい風邪になったのは何年かぶりだ。 おまけに新山は頭痛がひどくなると吐き気も催してくるので、頭は痛いわ 目の後も痛くなるわ、腹は痛いわ吐き気はするわで、もうマジ死ぬかと思った。 目も廻ってるし。それでもなかなか寝つけず、頭の中で非常に前衛的な妄想が大爆発。 いつも思うんだけどオレって風邪のときはなんかすげー変なアイデアが 出てくるんだよな。残念ながらそのほとんどは覚えてないのだが、 頭ガンガンしてるときは脳内麻薬でも出ているのか、トリップ状態になってるらしい。 なにやら前衛アートな音楽 (しかもちゃんとリアルタイムに作曲している) と 映像が頭の中にこだまし、しかもその状況で頭の別の部分は研究と宿題のアルゴリズムについて 考えているのがわかる。おお、すげえ。本物の麻薬を試したらこうなるのでしょうか? しかしこれって意図的にやりたいというもんでもないような。

さて、そうして悶絶しているうちに Owen が帰ってきたので、 果物と牛乳を買ってきてくれと頼む。 もはや自分ひとりではまともに歩けないほどの頭痛だったので (マジっすよ、東京にいたときにこうなって、医者に行ったときは ほとんど電柱につかまりながら這っていくような状態でした)、 いやーこういうときに持つべきものはルームメイトだわ。感謝。 あまりに頭痛がひどいので頭痛薬だけ飲み (カゼ薬は信用してないので飲まない)、 Owen が持っていた謎の漢方薬セット (?) のようなものを煎じて飲むことにする。 なんか効きそうな味。そのあとどうにか動けるようになったので、 洗濯してコメをといで「Ryan はどうだった?」などと話す。 (ちなみに今日は水道の水がなぜか茶色くにごっていて、 オレはそれに気づかずコンランドリーで洗濯して仰天した。 シャツが茶色くなる。今日はもう厄日決定)

聞けばきょうのマラソンの参加者は(ランナーだけでも) 3万人以上で、日本からの参加者も沢山いたらしい。 モノすごい混雑だったそうな。Owen は Ryan ママと2人でカメラを持ってでかけたが、 ほとんど見るのに熱中して写真は撮ってこなかったという。そんなに大イベントだったとはね。 あーオレも行きたかった。 そのあとテレビを見てダベりながらメシを食うが、 彼の買ってきた果物のなかに柿が含まれていたのに気づく。 カキですか! Owen によれば「なんだかわかんなかったが、気になったので買ってみた」とのこと。 まさかここで柿が売っているとは思わなんだ。辞書を引いたところによると こういう柿 (Japanese persimmon) は日本原産である。kaki という英単語もあるらしい。 台湾では見たことがないという。まあ暑いところじゃあまりできなそうだわなあ。 しかし残念ながら、その柿はシブかった。「うげ〜」という顔をするので、 渋柿を甘くする方法を教えてやる (こういうときにも Google は役に立つ)。 なんかアルコホールが必要だというので彼が持ちだしてきたのは Remy-Martin だった。 オイオイ、もったいねーだろソレは!

ちなみにこの Owen も来月彼女と婚約することになっている (日本と違って、台湾ではまだ結納→結婚という儀式が重視されるらしい)。 実際の結婚は半年か1年後になるとのこと。おお…マトモな野郎がここに一人いた! こいつにも何かお祝いしてやらにゃなあ。

で…なんでこんなに今日は自虐的なまでに口数が多いの…?

(20:59) うー。どうでもいいけど明日は授業に出れるのか、オレは。

(23:12) 早く寝ようとしたけどやっぱり寝つけない。 しょうがないのでもう「食えば眠くナルだろう」の法則により、 キャンベル・スープをあっためて、なぜかバナナと一緒に(?)むさぼり食う。 そしてふと鍋の底に向かって「中村玉緒でございます、ぐーふーふふふふ」と言ってみる。反応なし。

さあこれでねむくなるかな。今日はカフェインあまり取ってないはずなのだが。


Nov 02 [Sat]

(15:59) なんか知らんけどきのうの夜いきなりノドがいたくなり、今朝おきてもまだ痛いかった。

またこれはカゼなのか。明日は New York City Marathon 2002 に出る Ryan を応援しに行こうと思ってたのに。カンベンしてくれよ。というわけで落ちこんでいる。 じつは落ちこむのにはもうひとつ理由があるのだが、この理由は





だ。

さてどうでもいいですが (なら書くなよ)、 さいきんある人の日記ページがたいへんおもしろいことを発見。 なんで今まで気づかなかったんだ、ということで、これからは ちゃんとチェックしよう。まあここに書くことのことでもないですが (なら書くなよ)。

(17:21) ええとね、他人の不幸なのを見ないと自分がしあわせだと思えない人 (たとえば新山) ってのは、 人間ゆがんでると思うよ。同様に、自分を不幸にしないと他人をしあわせにできないと思ってる人 (たとえば新山) ってのも、人間ゆがんでると思うよ。

2回ゆがんだので元に戻ってしまいました。

(19:15) 背景色を変えてみる。なんかまっしろだと目がショボるので

(21:52) まだ、痛いんですよ、喉。やめときましょうか? なんか風邪声になってきたし


Nov 01 [Fri]

(08:19) また朝っぱらから落ちこむ夢を見た。時刻はよく忘れたが、たぶん昔だ。 新山は必死に“あること”の言い訳をしようとしている。 でも相手には絶対に聞いてもらえない。それがただの言い訳でしかないのは、 自分でもわかっているのだ。でもさあ…。 ああもういいよ。あんたはつねに 正しい。そしてどうせオレが悪いよ、いつだって。なにもかも。 それがどうしたってんだ畜生。

自分の性格(の悪さ)を再認識させられるようにできている。 あいかわらず凝り性だなあオレって…。

(11:12) 先日のpanicがどうにも気になっていたので kernel-2.4.19 に入れかえる。 rpm があるのかもしれないけどソースからコンパイルしたほうがスッキリしていていいや。 つーか、やる気なし。どうにかして

(13:21) 機械学習のえらい人が来たので、講演にいってみたが、 つまんなかった。つーか、寝た。そいつはCGに口パクをやらせたりして喜んでいた。

CGっていいよね。大したことない研究でもCG使えばスゴそうにみえる (経験者談)。

(14:04) 某国ではファーストキッチンのことを“ファッキン”と略すらしい。 神をも恐れぬおそろしい国だよ日本は。

(14:25) きのうこのフロアで東南が、いや、盗難があったらしい。こわごわ

(17:56) すべてのプログラミングに重要なことのひとつは、 つねに「動くもの」を持っている、ということかもしれない。

(20:48) やっぱり nVidia のドライバ、変だよこれ〜。チクショウめ。

(23:05) いけね、きょうは一日中ピヨピヨしてた。

(00:48) 母親から「AirMacがこわれたー」というメールがきたんだけど、 そう言われてもどうしようもないですぜ旦那。


Yusuke Shinyama