2003年 4月 (1)。

人のせいにしてもフラクタルはフラクタル (当社比)。

Last Modified: Fri Apr 11 16:54:51 EDT 2003 (04/12, 05:54 JST)

Apr 11 [Fri]


(09:30)
また雨だ…。
(12:08)
ひどく悪いタイミングで来たらしい。びしょぬれ。なんじゃこりゃ。
(16:04)
きょうの NYCNLP は Dynamic Baysian Network (DBN - どぶん?) を使って IE (Internet Explorer ではありません、Information Extraction です) をやろうという人の発表。 こちとら IE といえば symbolical な pattern matching がすべてというかんじで やってるので、彼のようにすべて統計的な方法でやるというのは なかなかに新鮮であった。発表そのものはなんか無駄が多かったが、 もともと NLP の人ではないのかしらね。新山は Baysian Network については ほとんど知らない。Baysian Network というのは人工知能でよくやられている 確率的推論アルゴリズムのひとつで、原因-結果の複雑な確率ネットワークがあったときに 観測された「結果」から「原因」を推定するというやつだ。たとえば 「風が吹く→ 30% の確率で盲人増加 → 70% の確率でネコ減少 → 55% の確率でネズミが桶かじる → 83% の確率で桶屋がもうかる」とかいう法則があるときに、 「いま桶屋はもうかっているが、はたして風の吹いた可能性は何%か?」というような 逆方向の推論をするやつ。これはもろ Bayes の法則を地でいってるわけだけどね。 最初に「観測」があって、可能性の伝播があって、うんたらかんたら。 まえに本をすこし読んだが忘れてしまった。

で、きょうの人は形態素解析から最終的な情報の抽出までをすべて Baysian Network でやろうというものだった。 彼のアプリケーションは電子メールの 文章からセミナーのスケジュールを抽出しようというもので、たとえば

From: だれか@cs.nyu.edu
Date: 4/10
Subject: せみなあ

あすの午後セミナーやります。ひまならきてね:

講演者: なんとか博士
内容: 郵便ポストの赤方偏移について

場所は WWH, 102号室, まーさーすとりーと 251 です。
とかいう文章があったら、ここから 「日時 = 4/11 の午後、会場 = WWH, 102号室、講演者 = なんとか博士」 という情報を取り出すわけね。 彼はまず「メールの最初のほう → 40% の確率で日時を述べる → 77% の確率で時相名詞 → 24% の確率で“あす”」 とかいうどでかい確率ネットワークをつくって、こいつを いっぺんに解くことで形態素解析からなにから Baysian Network の 一枚岩な枠組みで実現できると。 確率ネットワークをくみあわせることにより形態素解析から文脈解析から いろんな統計情報が integration できるというのは、たしかにおもしろい。 ところで、なにが Dynamic なの? - と Dan が尋いたところによれば、 これは時系列で変化するから Dynamic なのだそうな。 聞けば HMM やら何やらもすべてこれらは Baysian Network の一形態でしかないという。 ほう。それはまあどーでもよろしいのだが。

ところで個人的にいちばんおもしろかったのは Baysian Network をつかって 形態論を考慮した形態素解析をやらせることで、未知語の多い環境や別ドメインにも 対応できるというくだりだった。かれはその実証例としてなーんと ジャばウォッキー に 形態素解析を適用したりしてるのである! 性能は悪かったけど…。 でも英語ネイティブの人間がこれをやると、だいたいちゃんとおおよその品詞がわかるそうな。 すげーなそれって。まあ山形訳でも「ほさめる」は動詞で、「ねれたる」とかは 形容詞だ (a, 動詞の連体形か?) というのはわかるからそんなもんかな?

そして終わってからもまたノドモトな仕事の続き。 まだできてません。ごめんなさいごめんなさい。 でもね、もう今回はすごいよ! 大発生! ものすごいノドモトぶり! つーかこの調子で 月曜までノドモトな予定…。ていうかそれが終わってもまだ 2つも 3つもヤルコトが…。 ああ、だれか頃してくだ。

Apr 10 [Thu]


(10:08)
やう゛ぇーまた寝坊しちった。 というか昨日よく寝たんだがまあ春だからとゆうことで。

つーか、しゅくだいが…。

(11:38)
大学に来たら、また grape が落ちていた。やんなっちゃうなあもう。

ところできょう、ふと自分が背筋をのばして歩いていないことに気づき、 背筋をシャンとのばして歩くようにした。そしたら、こんなことしたのは久しぶりだったらしく 腰がいたかった。落ちこんでいるとどうしても歩き方までが影響されがちであるが、 これはよくなき。つねに姿勢を正してニヤニヤしながら歩くこと (おなじ笑顔でも新山は「ニコニコ」というより「ニヤニヤ」のほうが あやしい表現で好きだ)。次の人のためにドアをおさえるくらいの余裕がほしいね。 余裕といえば、自分はどうも余裕がまるでない人間のように見える。 いつもチョコマカ、バタバタしてるか、そうでなければ落ちこんでいるという状態しかない。 たぶん新山の精神状態にはつぎの 3種類しかないのだろう:

まあ寝てるのが状態に含まれるかどうかは別として、 しかしこれはモデルの健全性のために必要べかりざる過程の対象として… (意味不明)。 まあそうゆうことだ。おやすみ! (いや、寝ませんよ)
(14:00)
こうしてまたノドモターな宿題が締め切りの 3時間前に終わった…。 でも日本にいたころはみんなもっとひどかったんだからいいじゃん (相・対・評・価・ウヒョ)。

そして次のノドモターな仕事がいまから始まる…。 もうまったくこいつはなんなんだ。ええ? お前こら、この、 反省してんのか、これはこれ。ええ? っったく。ノドモティスト。(nodomotist)

(14:25)
PyXML をアップデートしたら lpd が起動しなくなった。 /usr/sbin/printconf-backend が Python で動いていて、 これが XML の古いパッケージに依存していたらしい。そういうのは困るなあ。 で、けっきょく古いのにもどす。こうしてシステムはしっちゃかめっちゃかになっていくのだった。
(15:37)
StrandBooks の前を通ったら、いつのまにか看板が新しくなってる。 えー、前のあの古めかしいのがよかったのに。そしてなぜか "16 MILES" などと書いてある。あれーっ? 前は 8マイルじゃなかったっけ? おいおい、いつのまに一翻ついたんだよ、ええ? ざけんなこら。 …などと言いつつ、ウニスク (新山的に union square のこと、 UNIX とは関係ない) へ行き BN で本を物色していたら黒コートを 着たアヤしいおやじに声をかけられる。 「あんたはネットワーク管理者かい?」「いえ、ただの学生です」 「学習じゃな! ホゥホゥホゥ」といってそのおやじはあやしく笑った。 ちなみにこのときオレが読んでいたのは Kevin Mitnick の 「The Art of Deception」だったので、どっちがあやしいかわかったもんじゃーない。 前に山形さんがいっていた Practical Cryptography をさがしてみたが、みつからず。 きょうはあたたかで、コートがなくても歩ける日だった。
(19:48)
授業が終了し、鬼のようにハラがすいたので風のように帰宅。 かえりに JSQ の駅からうちまで歩いていると、自転車にのったガキが 後から「はあーーい!」といいながら追いこしていった。 見たらいつもの駅前の中華料理屋のガキ (兄貴の方) だった。 あいつめ、覚えてやがる、と思ったが、実は結構うれしい。

東京でもニューヨークでもそうだが、街でふだん暮らしていて 一番うれしいのはこういったなにげない人々に顔を覚えてもらえるということである。 韓国料理屋のおやじや、デリのおばちゃんや、ベーグル屋のおっさん、 コーヒー屋のねえちゃん、そして中華料理屋のガキんちょ、守衛のおじさん。 最初は「thank you, sir」と言われていたのがそのうち「thanks, buddy」になったりもする。 コーヒー屋ではもうすでに「いつものやつ」で通じる (といっても英語で「いつものやつ」ってどう言うかわかんないのだが)。 こういうところで顔を覚えてもらったり、なじみの場所で知り合いと バッタリ会ったりするのが学生生活でいちばん楽しくて、幸福なところだと思う。 逆にいえば、それがなければこんなところで生活するのははっきりいって 堪えられない。正直いって、もう10年ちかくもこんな生活を続けていられる自分は ものすごいしあわせ者と思わなければならないと思う。 今日はちょっぴりポリアンナ。 (しかしこれって「びっくりするほどユートピア」にどことなく語感が似てるな…まあいいや)

(予言: たぶんあとでこの段落を見たらもう恥づかしさのあまり首つって死にたくなるだろうこと必至)

(23:02)
死んできます。

つーか、名より実だろ、やっぱ。

(00:53)
なにげなくヒト様のページを見たら自分のことが書かれていてびっくりする。 やはりオレは文章だけ見ると頭オカシイ奴に見えるのだろうか…。いや、実際おかしいです。否定しませんけど。

新山に対する想像上のイメージいろいろ:

自意識過剰っぽいのでもうやめます。

まあ、どう思われようが、やりたいようにやるのだ! (というか他人の目を気にしだしたらこのサイトはオワリである)

(02:10)
どうにも眠れないのでブ然とした表情で起きてリビングに出ていくと、 テレビを見てた Owen が「オレが起こした?」と心配そうな顔。「…いや。単純に腹へった。」 ということで夜中にインスタントラーメンを作ってむさぼり食う新山。 「むさぼり食う」っていうとすごい表現だなこりゃ。お湯もかけずに生のまま バリバリ食ってるみたい。Owen いわく「インスタントラーメンって食うと ネムくなる化学物質が入ってるよな、オレはそう思うよ」。・・・・・。 それにはなんとも言いかねるが、まあ新山の場合はとにかく何でも食えばネムくなるので おんなしこった。 しかしやっぱビンボウ学生は夜中にラーメン、これでしょ、これ。 なんだか雰囲気に酔ってるクセがあるようだが気にしない。 大田区の下宿にいたころはもっと雰囲気あったのに。食したら、さっさ寝ますよ。 きょうは。どうでもいいけどまだスライドができてイナイのですが…。 ヤバイヨ。でもおやみす。

Apr 09 [Wed]


(09:07)
夢。ヒステリックなヤバい奴 (イジメっ子風情) が狂ったように 追いかけてくるので、必死で走って逃げた。こわかった。 どうやら逃げ切ったらしい、と思ったところで目がさめた。 きょうはかなり長い時間寝ていた。おきたら頭痛がしていた。

新山の夢にはしょっちゅう出てくる場所がある。それは現実には存在しない。 学校のようなところだが、どうもあやしい。 高校にしてはひろすぎるし、大学にしては工学部がない (工学部がない大学は大学ではない、とまでは言わないが、新山の場合は 「大学 ≒ 工学部」という世界で生きてきたので、工学部はあるモノということに なっておるのです)。そして必ずいつもどこかが工事中なのだった。 東工大やNYUでもいつもどこかを工事しているが、これらと決定的に違うのは、 その学校? が「田舎に建っている」ということである。 あれはどうみても長野かどこかの原風景があるとしか思えない。 学校のまわりは畑でなにもなく、すこし坂を下ったところに市街地があった (その点は高校と似ている)。街全体はゆるやかな南向き坂になっていて、 新山は敷地内での東西南北をつねに把握していた (「上」が北だから覚えるのは 簡単だ)。そして出口はなぜか西にある出口をいつも使っていた。 中学でも高校でも西に出口はあったが、なんかちがう。 ここが出てきた夢は何回かみているのだが、今回は久しぶりだったような 気がする。しかもやけにはっきり覚えている。そして、落ち込みは やや直っていた。

さて、いざ回復してみると (まだ完全ではなさそうなのだが) 「あの落ち込みは一体なんだったんだ?」ということになる。 自分がなんで落ちこんでいたのか全然わからない。 どうも足の指を切ったころに落ちこみだして、それが直ったころに 落ちこみから直ったようなのだが、それとなにか関係あるのだろうか…?

どうでもいいが「マイヤー (Meyer)」あるいは「マイヤーズ (Meyers)」という苗字は、 例の名前辞典によるとヘブライ語源でユダヤ系であるらしい。 ロッテンマイヤーさんも調べてくればよかった。

(10:59)
大学に来たがまだアタマガイタイのですが。

さて。きょう、あるところに 「ssh よりも telnet のほうがもしかすると安全では」と書いてあったのだが、 意表を突いて 80番とかを開けていたらもしかしてけっこう安全かもしれない。 しかしやっぱ最強なのは独自プロトコルでしょう。独自プロトコルに独自クライアントのシェル、 これ。これ最強。しかしクライアントまで自作というのはめんどくさいし どこでも使えない危険性があるので、既存のプロトコルを 2つ以上組み合わせた 独自プロトコルってのはどうだろう。たとえばある URL にアクセスすると どこかランダムなポートで telnet が 1分間だけ開く (listenする)、とか。 さすがにそこまで sniff する奴はいないから安全でしょう。 ボタンを押すと壁が開いて隠し通路が出たりする仕組みに似ているので、 名づけて「忍者屋敷プロトコル」と呼ぶことにしよう。 まあ「1分間だけ開く」ってとこに注目して「チューリッププロトコル」って 呼び方でも悪くはないが、でもチューリップなら確変しないとおもろくないよな…。 あいかわらず暇人だなオレは…さっさと頭痛治せよ。

(14:55)
本格的な頭痛のために何も手につかなくなり、頭も働かず、翻訳しかやることがなくなる (と書くと翻訳するときになんにも考えてなかったことがバレてしまうが…)。 こっち製のイブプロフェンを飲んでみたんだが、ぜんぜんキカンじゃないか! けしからヌ! もう授業サボって家に帰っちゃおうか、と思って外に出、フラフラと 5番街まで歩いたあたりで 必死に自分を抑え、どうにかこうにか戻ってくる。前よりひどくなった。 「そうだ辛いモノを食えば治るかもしれない」と思い (このあたりの思考はひどく筋が 通ってないことが多く、たいていロクな目にあわないことが多い。前も日本で風邪を ひいたときに「そうだアルコールを大量に入れれば治るかもしれない」と思い、その結果 記憶をトばして他人様の家に大量のゲロをはきまくってメガネをなくして帰ってきたのだった。 メガネがないのに夜中どうやって自転車に乗って中原街道を走ってこれたのかはいまだに大きな謎である)、 近所の韓国料理屋でカレーライスを注文。なぜかここはカレーにもキムチがついてくるので、 ダブル辛い。食ったがやっぱりどうにもならず、また氏にそうな顔をしてオフィスにもどってきて 「もうだめ、ばたっっ」と倒れ、1時間ぐらい経過したらやっと薬が効いてきたらしく こうやっていま無事に日記を書いているわけだ…。 しかしこれからやることは尼のようにある、いや、山のようにある (キー間違えた)。 このまま一生病気でいたい。いやでもそれは検便いや勘弁してくれ (またキーを間違えた)。 いやでもそれはそれは。
(19:43)
頭なおった。やはり夕方になると調子が上がるらしい。なんだかよくわからないがありがとう。
(22:31)
さーて授業もおわったし帰るか、と思っていたら、ひさしぶりに中山が登場 (いまは彼と共通の授業をとっていないためにほとんど会わなくなってしまっている)。 オヤどうした。「Linux が起動しなくなった、なんとかして」。きたよ〜〜〜! 筋金入りのオタクであることの醍醐味を感じられる数少ない瞬間。 行ってみたら、Windows から論理ドライブのパーティションをひとつ削除したために パーティション番号が変わってしまったことが原因であった。楽勝楽勝。 そのあと最近どうよ? とかいう話をしだし、いつのまにか 10時すぎていた。 自分の腕時計 (正確には腕にしていないので「ポケット時計」なんだが) の 時間を夏時間に直すの忘れててまだ 9時だと思っていた新山。なんてこったい。 電波を発信する時計がほしいな、受信じゃなくて。
(23:41)
で、次に借りてきた本はいったいいつになったら読み始めるのでそふか。

Apr 08 [Tue]


(03:07)
眠れない…。

ので、日付を変えてみる。

なんでねむれないのか謎だ。それなりに疲れてはいるんだが、 いざ眠りにつこうとするとさっぱり眠れない。 こんなことでは、またヨフカシャー (夜更しする人のこと) になってしまう。 きょう一日あんまり根暗じゃなかったからバチが当たったんだろうか。 いや、意味不明だ。とにかく眠れない。なんか頭がうっすら痛いんだけど、 とにかく眠れないにこしたことはない。

なにかが欠如しているような気がするのである。 最近思うのは、自分が目指すべき「理想の目標」たる人がいない、ということだ。 いやでも前だってそんな人いただろうか? いたようないないような。 とにかく、周囲に尊敬すべき人は多いのに、なぜかそれらの人達は自分の 「目標」とは違うと感じるのである。何いってんだかオレは。 しかしとにかくそう思っちゃったのだからしょうがない。

けど原因はそれだろうか? 歳をとると、男でもなにやら「生理的な落ちこみ期」というものが 生まれるらしいが、べつに自分はまだそんな歳でもないし、でも聞いた話によると 米国の Ph.D 学生の鬱病は多いらしい。おまけにソフトウエア産業にも鬱病は多いらしい…。 でもちょっと待った。統計が高いからといって自分もそうだというのは無理がある。 たぶん、余計なこと考える時間が多過ぎなんじゃないかと思う。…と、これはいま考えた仮説。 ああめずらしいな、オレがまともな日本語の長文を書いてるよ。おもしろくもないのに。 というか、中途半端にアタマで理解する癖が悪いような気がする。 ほんとうは、オレって何もわかっていないんだな、と思うようにしよう。つとめて。 そうすればちゃんと眠くなるだろうか? …ああ眠くなってきた、 だっていまアクビがでたもん。しかしこうやってキーボードをたたいていると またねむくなくなるのできょうは早めに寝てしまおう…。

もう遅い!

(07:39)
てゆーか、結局あんまり寝れずに目が覚めてしまった…。 そしてその結果、朝からテンションが高い。

というところで著者紹介のドラフトが送られてくる。 うげげげげ。みんなまともなこと書いてるよ。 オレももっとちゃんとした (=おかしな) こと書いたほうがよかったかしら。 いくつか考えてはみたのだ。たとえば物理情報に特化する形式とか:

新山 祐介: 1974年9月7日(土) 日本時間 午後5時24分、長野県中野市北信総合
病院にて生まれる。生後体重は 3070グラム、身長 51センチ。その後順調に推
移し、死亡推定時刻は 2038年1月19日(火) 日本時間 午後0時14分、死因は桁あ
ふれ。

自分の学歴をこまかく書く方式とか:

新山 祐介: 1977年、長野県中野市立西町保育園に入園。以後、中野市立
松川保育園を経て 1980年に千葉市稲毛区山王幼稚園に転勤。1981年千葉
市立山王小学校入学。1982年に長野県中野市立中野小学校に転勤。1988年
卒業、その後中野市立南宮中学校に入学。(以下スペースの都合により略)

…いったいオレはなにを朝から書いているのだろう。 あ、ちなみに数字はすべてデタラメですので本気になさらぬこと。

(11:42)
そして世界にはまだ雪が残っていた。
(14:41)
もうなんつうかね、チャンチャンコ着なかって外に出たらメチャクャチサムイわけですよ、もうこれね、もう。 まあ正確にはチャンチャンコなんかいつも着てないのだが、この命題は数学的には正しい。 切るものがチャンチャンコでもトレンチコートでも同じことだ、とにかく着てないのだから!
(15:46)
すげーーーー眠いです。。。。でばっぐが。。
(18:57)
そのあとヒルネしたらがーっと1時間ちかくも爆睡。ダメだなこりゃ。 その後プログラムを改良して実験する。で、きょうは暗くなりはじめるまえに帰ること。 なんとなく落ち込み気味なのはまだ直んないので。
(22:07)
新山はアニメや漫画をまったく見ない。少女漫画の一部は読むけど、 それ以外にはアニメも漫画もまったく音沙汰なしなのだ。 ひとつにはテレビがなかったこともあるが、 昔から古き良きコンピュータおたくといえばアニメに詳しいと相場が決まっているので、 これ (アニメを見ないこと) は公序良俗に反する。 しかし大学では周囲にちゃんとしたまともなオタクがいたため、 名セリフ (「ザクとは違うのだよザクとは!」とか) だけは覚えてしまうという結果になった。 こういうのを「教養ある雰囲気で育った」っていうのかなあ…。
(23:00)
春はやはり心ふさぐ季節なのだろうか。やはりどうもなにかが欠けている。 いつもの意味なき自信がない。 現在、電波の流入がかなり弱まっているので、いつものような 「(何事も) くるならきやがれ、こんチクショウ」という態度がとれない。 「ああ今こられたら負ける、こないで」という感じばっかりする。 なんでこんなになってしまったんだろうか。カミソリ負け。 しかし、いつもの受信している電波がどこの宇宙から流入しているものかは あいかわらず謎のままである。そういえば去年の春もこんなだったから、 毎年この時季はこうなるのかもしれないが、いつか直るとはわかっていても あまりうれしくはない。花粉症みたいなもんだろうか。 こっちでは、この季節じゃ花粉症ないのに…。日本での花粉症に 慣れすぎたため、春になると反射的に精神活動を抑えるような身体になっているのだろうか。 わかりませぬ。こんなことは他人様にとってはどうでもいいことだ。
(23:21)
…とゆーかあんた、それ以外に持ちネタないんかい!

Apr 07 [Mon]


(11:50)
すごい雪。ドカドカふってる。つーかほんとに4月なの?

セキネさんからは「雪なんで行かない」というメールがくる。 スドウさんは延期されたらしい。そりゃそうだろうな、この雪じゃ。 だいたい何人が大学に来ているのだか。

(12:44)
またサンビー (samby ← samba) ですか。
(13:52)
そのアホらしさが失われてしまってはもうあとに残るものは何もない。
(16:31)
やべ。"yusuke shinayama" で登録しちまった。
(16:57)
どうでもいいけれど、むかし大学のときの友達に 「将来の夢: 妊娠すること」と書いたヤツがいた (男ですよ)。

ところで 世界初の“妊夫” Mr. Lee は もう何年も妊娠したままだ。 しかし金かけてるよなあ、こんなホラサイトに…。

(19:35)
あたらしい歌を発明した。名づけて「あ の 人 は」という歌ダ。
まあこれを見てくれ:
あ
                 のっ
   人
                        は〜〜-!
。。。
自分より不幸♪
                        自分より不幸♪
    自分より不幸♪
                      自分より不幸♪
            自分より不幸♪
     自分より不幸♪
                          自分より不幸♪
         自分より平等♪
  自分より不幸♪
                   自分より不幸♪
       自分より不幸♪          自分より不幸♪

どうだいこのページのすばらしさ! ごいっしょに!

(20:29)
きょうはあまり外にでなかったせいか、 こころなしか心が薄暗くなった。こういうときはいつも ミムラねえさん(三村じゃないですよ)の次のセリフを思い出すことにしている:

“いまだったら、どんなことだってできるわ。 できるからって、するわけじゃないんだけど。 なんだって、したいことができるなんて、すごくすてきじゃないの。”

…そしてまた何でもできるはずの一日を、何もせずに終えたのだった、

と、いうことに気づき愕然とする。 いや、正確にいえばこれは契約に反する。 残念ながら新山は物語の中に生きていた。 それは、創作なのだ! そう考えたら、何もかもがバカバカしい。 自分が死ぬはずはないし、ヤバくなれば必ずナニカが起こるに決まっているから
だ!

つうか、すばらしき偶然! というより、すばらしき偶然! 偶然を賛美せよ! 偶然を賛美せよ! つーか、てゆーか、グーゼンベルク! ダジャレ逝ってよし!

(23:14)
ほとんど他人には理解できないが、自分自身にも理解できないってのもまたアレだ。

Apr 06 [Sun]


(10:11)
きょうはよく晴れた。
(11:33)
いつのまにか、きょうから夏時間になったらしい。 つまり1時間損失。夏時間って、まだ外は冬じゃねえかよ! 息が白いし。
(13:01)
言うまでもなく、自分には多くの借りがある。 親からの借り、教師からの借り、知人友人からの借り、 そして世間の多くの人からの借りである。 自分はこれらの借りをまだすこしも返していない。 しかも、その借りは増えつづけるいっぽうだ。 いったいいつになったら返せるのだろう、いや「返し始められる」のだろうか?

なにかを出力しなければならない、という脅迫観念にとりつかれているように思う。 がらくた以外のなにかを。

しかしこれは錯覚だと思う。 やはりお前は自分自身の罪悪感 (そもそもそんなものがあるとして) を減らすことしか考えていないのではないかと。

くだらん。外に出てこよう。

(17:27)
Donnell の 3階へ行き、みうらじゅん著「マイブームの狼」を 30分ぐらい立ち読みするが、すぐに飽きる。そんなことより奧にある スロバキア語とスロヴェニア語とセルボ=クロアチア語の書棚の違いが気になる新山。

しかし考えてみれば文字が似たよな言語はローマ字以外にもいくつもあり、 日本人にとっては Yiddish と Hebrew の違いなんてわからんし、 Arabic と Urdu の違いもわからんし、Tamiru と Telugu の違いもわからん (直感的には、Telugu のほうが昔流行した「丸文字」系みたいだけど…?)。

そのあと、reference 系のフロアをうろうろしていると (用もないのにこんなとこをうろうろする奴はそうはいまい)、 「アメリカ人名辞典」なるおもしろじみたものを発見。 これはアメリカに住んでいる人々のいろんな苗字の出自や語源が 書いてあるもので、かなりおもしろい。ほとんどは英語、スコットランド、 アイルランド、ドイツの苗字だが日本の苗字も多少は載っていて、 たとえば "Yamada" の項をひくと「(Jap.) Mountain, rice field」といったぐあい。 なるほどこれがあれば何人だかわからん苗字から出自をあるていど推測できるわけか。 だがなにしろ日本人は苗字が多い民族だからそう沢山は カヴァーされていなかった。さすがに "Shinyama" とかはない ("Shintani" さんは存在し、「(Jap.) New, valley」と書かれていた)。 知ってる苗字をいろいろ調べて遊んでいるうちに数十分経過。

きょうははじめて図書館の「自動貸し出し機」を使ってみた。 カードを入れて、本を開いてレーザーにバーコードを通すだけ。 すると「貸し出しレシート」が横のプリンタからガリガリと印刷され、手続きはすぐに完了する。 キー操作は一切必要なし。すごい。てゆーかこんなに簡単に貸し出しできちゃっていいのか。 しかしなぜかみんなは貸し出しカウンターにぞろぞろ行列していた。わからん。

(18:28)
そぬあと大学に来てから、 うーむ、The NYPL Picture Collection Online はすごいなー。 と思っていろいろ遊んでいたらなぜか無言電話が 3回もかかってきて、 アッタマにきたんで電話の受話器を上げたままにしておいたら いつのまにか背後にへれんが立っていた。「Java が動かない。」ホゲーー!! いつのまに! 携帯の電池が切れて喋れなかったらしい。しかしなぜ office phone を使わないのか。 どーしても classfile not found になってしまうのだという。はいはい、行きゃいいんでしょ、 あんたのオフィスに (こう書くといかにも仲がよさそうですが実際は新山が彼女にていよく 利用されてるダケですので念のため)。行ったら単に原因は classpass に . が 通ってないだけだった。てめー、これくらい自分で直せよ! それでも修士卒か! といいたかったがまた逆ギレされても困るのでさっさと直して帰ってくる。 こういうときに他人がいちいち助けてしまうという状況はたいへん不幸だ…。 しかし聞けば理系の研究室で女の子がこのテのことにちっとも詳しくならないのは、 みんな周囲のオトコ共がよろこんでやってしまうからだそうな。 これは前に Aさんからも同じようなことを聞いたなあ。 「男の子ってほんとにそういうのが好きよね」って、べつに好きでやってんじゃねえええんだよ! いや、好きでやってるのかもしんないけど。セキネさんからとかからは 新山は環境設定オタクと思われているようだが、実際にはオレはただ怠惰なだけだろう。

たとえば新山は、一部の人がやっているように壁紙に凝ったりスキンに凝ったりはしない。 とゆーか、壁紙に凝っている人の発想って激しく理解不能なのだが、 だいたい見にくいじゃん。 新山のような仕事だと使っているアプリケーションは もっぱら端末とブラウザだけなので、これらはふつう画面いっぱいにしている (で、端末のフォントは Kappa20-bold なわけですよ、狩野さんありがとうございます)。 そしたら壁紙なんて全然見えないじゃないですか。 KTerm やブラウザを (できるかどうかは別として) スケスケにする? でもそんなことしたら激しく見にくくなりかえって目が疲れること必至である。 だいたいこの路線はまえに Emacs 透過パッチまで作ったりして一度とことん追求したのだが、 どうやっても見にくいもんは見にくいということが判明し、あきらめた。 画像の輝度を落としてもだめ。落としすぎると暗くってそもそも壁紙の意味なしだ。 よって、どう考えても「壁紙は不要」という結論になってしまふ。 だいたいどんな仕事してても、デスクトップがそんなに露出してることって、 あまりないような気がするがなあ…。それともちょっと手を休めたときに いきなり画面が切りかわる「スクリーンセーバー型・壁紙」ならいいんだろうか? 激しくうざいです、やめてくださいそれは。しかしなぜか周囲を見わたすと カベガミャー (壁紙er、壁紙をはる人のこと) は多い。これはまあ、 科学では説明のつかない現象ってことで。

(19:49)
げーーーっ。もう8字だのにまだ外は明るいから気づかなかったよ。 また夏時間のワナにだまされる日々が始まるのか!
(22:37)
なんか明日は雪ふるらしいんですが…マジ?

Apr 05 [Sat]


(11:28)
なんか朝起きてやることを沢山思い出しているうちにまた落ちこんできた。 忙しいほうがいいって言ったのはおまえだろ!!
(13:04)
けぱさ (Que pasa)?
(17:23)
新山にとっての言葉遊びとは、ガキのころよくやっていた LEGO と同じようなものかもしれない。 意味もなくくっつけたりこわしたりを繰り返してるわけだ。

ところで個人的にはダイヤブロックよりもやっぱレゴだろうと思う。ハクライモノ。

(17:55)
きょうはサブいので、また一日じゅう家から出づに終わりそうな気配だる。 つーか、ホントに寒い。このサブさは一体なんだよ? また冬に逆戻ったかのようだ。 ところで Owen に「今年の休みはもしできたらヨーロッパかどっかに旅行にいきたいんだが」 といったら彼は大いに興味を示した。「ヨーロッパには一度もいったことがない、行きて〜〜!」 しかし彼は修飾活動があるので、6月あたりに時間が取れるかどうかは微妙だという (彼はことし MBA 卒業である)。おまけに引っ越しもあるしなかなか大変だろうな、それは。 しかもかれは台湾人なので渡航にはいたるところでビザが必要らしい。 うーむ、こんなところで差が出るとは思わなかった。 そういう意味でも日本はめぐまれているなあ。
(20:25)
ふぉ。よーーやく 1040NR-EZ への記入が終わった (どうでもいいけど、いま「記入」って単語が出てこなくて苦労した、 「英語では filling なんだけど日本語でなんていったっけ…記載じゃないし記録じゃないし…」 というバイリンガルのような気分を一瞬だけ味わった)。 今まで「チクショウ、やりたくねえな」と思ってて、ずっとのびのびにしてきたのだが、 いざ始めてみたらやっぱり時間がかかった。2時間ぐらいか。用語があやふやなので かなりあやしい状態だが、オレはなんでも適当にやったほうができがよいという 傾向があるので (なんつう傾向だ)、もうこれでいいやってことにしとく。 ノドモト人生。
(23:05)
閒聞間
(00:25)
やはり Nabokov を英語で読むのは (たとえそれがロシア語からの翻訳だとしても) かなりむずかしいということがわかった。ほぼ 1段落おきに辞書をひかねばならない。 lepidopterous! lepidopterous! lepidopterous! なんて読むんだよ!!

ちなみに、(ぜんぜんナボコフと関係ないが) Paul Auster とかは原書でも平易な英語でたいへんに読みやすい (City Of Glass のアレが特殊なだけだろ、などと言わぬように)。 が、個人的にはオースターは読後感がまったくヨクナイんで嫌いである。 そういや本人の肉声 (アルクの教材に入っていた) とかも すごく日本人に聞きとりやすい英語だった。でも、 日本で聞いたときは「わかりやすい英語だなー」と思ったが、 こっちへ来てすこし慣れてからあらためて聞きなおしてみると わかりやすいを通りこしてむしろ「たどたどしい」というくらいの印象になっていた。

Apr 04 [Fri]


(08:47)
ねむいよ。
(12:57)
きょうの colloquium は Duke 大で TACT とゆーシステム? を設計している人。あとで書く。

(あとで書いたもの) きょうは high-performance で high-availability のある web サービスを どうやったら提供できるか? というビジネス直結な話だった。 さいきんの colloquium じゃなんか実学よりの話が多いが、まあいい。 web へのアクセス向上をはかる研究には現在のところ 2つの流れがある。 ひとつはネットワークそのもののスループットを改善する話で、 これはプロトコルとか routing の研究になる。もうひとつは サーバを多重化してあちこちに置き、そのうえで同期をはかるという研究。 ようするに "akamai化" するわけね。ただし静的なコンテンツとちがって チケット予約システムのようなものは複数化するのはかなり気をつかう。 サーバ間の同期が重要になるからだ。

で、TACT というのはこのサーバ間同期のためのフレームワークなのだが、 従来よく行われてきた研究というのは「信頼性をとるか、スピードをとるか」のどちらかだった、という。 データの同期は基本的にサーバ-サーバ間のジャーナリングで行うのだが、 サーバ間同期を重視するとスピードはガタ落ちになり (そりゃそうだ、けっきょくそれじゃ 単一のサーバにアクセスしてるのとあまり変わらない)、スピードをとるとデータの同期が問題になる。 それを「continuous に」調整できるようにしたものが TACT、というわけらしい。 で、並列化されたシステムではサーバ間でデータに相違がでるのは当然なのだが、 彼はここで CONIT という「不一致許容度」のような抽象的な値を定義することによって、 「どれくらいまでのデータ不一致までなら通信しないか」を変更できるようにしたという。 CONIT は 3つのパラメータ (レコード数の数値的な差、レコード順序の差、および最大伝播時間) を 指定し、各サーバはこの制約を満たす範囲で通信をおこなう。で、この CONIT というのは データ依存の基準であり、その数値の意味はアプリケーションによってちがってくる。 たとえばチケット予約システムならレコード数の差は「残りの座席数」に相当するし、 USENET のようなものならこれは「あるスレッド上にあるメッセージ数」に相当するわけだ。 これを抽象的にしたところが従来の「物理的なデータのレベルで同期させるシステム」とは 一線をかくすところなのだという。

…ところが、ここまではよかったんだが、その後彼が例として「航空機のチケット予約システム」を 持ちだしたところで、周囲から「航空機のチケット予約みたいなのは信頼性を絶対重視するから この例はあてはまらないんじゃないの?」というツッコミ続出。 「むしろこういうのが使えるのは Amazon だよ」と。聞けば Amazon は 複数のサーバを使っているが、このテのデータ同期問題で多額の損を出しているという。 Amazon でも Ebay でも、この手の性能が 0.1% でも向上できればすごい利益につながるのだそうな。 そういや新山も Amazon で注文して、一回 OK だったのに「すんません、やっぱダメでした」 というメールがあとからきて憤怒した覚えがあるもんな。ユーザ全体の 0.1% でも改善できれば たしかにそりゃいいかもしんない。だからスピードと信頼性のトレードオフを綿密に 調整できるといいわけだ。そのあと「この(CONIT パラメータにある) 最大伝播時間というのは何だ? なんで必要なんだ?」と誰かが尋いたら、発表者が困っていた。そしたら前のほうにいる Gottlieb が 「たとえばゲームにこのシステムを導入するとしてだな、最大伝播時間=1min. で ある奴を撃ったら 1分後にはどのサーバでもそいつは死んでるのが保証されるってことだよ」 すばらしいたとえでございます。

(13:19)
Perl で XML-RPC や SOAP・・・そこまでやりたいか??
(15:18)
google://abstruct/ を検索すると圧倒的に日本人のミスが多い (自分を含めて) のだが、 これはなぜだろう。
(17:03)
ううう、眠いぞ。google://いまに見ろ、いまに見ろ。/
(19:48)
現在作成中の parser がようやく動くところまできた。 しかしまだ解析ミスが多い。これはたまたまうまくできてるけど:
近所の - HEAD:近所 TYPE:体言 CON:連体
┗コインランドリーへ - HEAD:ランドリー TYPE:体言 CON:へ
 ┃洗濯に - HEAD:洗濯 TYPE:体言 CON:に
 ┗┻出かけたら、 - PAST:1 PUNCT:1 HEAD:出かける TYPE:用言 CON:連用
   ┃少年ジャンプに - HEAD:少年ジャンプ TYPE:体言 CON:に
   ┗┻混じって - HEAD:混じる TYPE:用言 CON:連用
     ┃山岸凉子の - HEAD:凉子 TYPE:体言 CON:連体
     ┃┃『日出処の - PAREN:1 HEAD:出処 TYPE:体言 CON:連体
     ┃┗┻天子』 - HEAD:天子 TYPE:体言
     ┃  ┗全  - HEAD:全 TYPE:体言
     ┃   ┗11  - HEAD:11 TYPE:体言
     ┃    ┗巻が - HEAD:巻 TYPE:体言 CON:が
     ┗━━━━━┻積んであった。 - PAST:1 HEAD:積む TYPE:用言 CON:連用

こんなのはだめ:

「もう - PAREN:1 CON:連用
┃一つの - PAREN:1 HEAD:一つ TYPE:体言 CON:連体
┃┗道」の - HEAD:道 TYPE:体言 CON:連体
┃ ┃なんとか - CON:連用
┗━┻┻細いことか。 - HEAD:細い TYPE:用言

やはりカッコは別処理で扱わせるようにしたほうがいいと思う。それにしても。

(21:34)
さむい日だった。台所でひとり米を研いでいると、 自分が価値のない人間のように思えてくる。で、価値ってなんだ? と考えてしずかにおちこむのだ。それでいい。

ときどき、自分がものすごくイヤな奴に見えてしょうがないときがある。 たとえばいまはそうだ。いや、自分がイヤな奴なのは前からわかっていたはずなんだけど、 もうこうなると自分の顔とか目つきとか (自分では見えないけど)、喋り方とか ニオイまでが「生理的に嫌」なのですよ。他人が生理的に嫌いになるのはときどきあるが、 自分自身がその対象になってしまうとこれはもうかなり苦しい。離れることができないのだから。 唯一の解放は自殺である。でも人はこういう気分のときに自殺するのだろうか? なんか違うような気がする。ふつー自殺つったら 「もうなんにもやる気がしなくなりました…さよなら…」 という状態でするもんでしょう。 いや、こういうときはむしろ「自分を他人化」するのかもしれないな。 化粧したりとか。しかしその選択肢はオレにはむりなので、 つまり残る道はひたすら自分を罵倒しながら米を研いでろ、と。永久に。

(22:40)
おふろに入ったらすこし気持ちが落ち着きました。
というかそんなことわざわざ書くな。おまえなんか一生落ち着いてろ。

(まだすこし残ってるらしい)

なんか最近また tabesugi.net へのアクセスが増えたりへったりしているような気がする。 どっかからリンクされているのだろうか? しかしこのサイトに リンクするに足るほどの情報があるとはどうしても思えないんですが… (「ぞうぶ」に関する考察を除いて)。それとも、

http://tabesugi.net/ (← バカの見本。テロでさっさと死んでほしい。日本に帰ってくるな)
とかいう形で紹介されているのだろうか。いや、ありえないことではないな…。 いかんいかん、やはりどうもさいきん思考がアレしてるようだ。
(23:58)
ゴハンを食ったら思考が散漫化してきましたのでどうでもいいや。

きょうは自炊した。Owen から教わった数少ない中華料理 (というほどのものでもないが)、 チンゲンサイをおひたしにして中国風オイスターソースをだぼだぼかけて食べる。 これがけっこう白米によくあうのだ (なんか椎名誠な雰囲気)。みそ汁はオーソドックスに豆腐+わかめ。 最後に納豆が残ってたので納豆。なぜか大根もすこしあったので全部大根おろしにしてしまう。 …なんだか肉をぜんぜん食ってないな、ほんとに。 こんなことでは周囲の凶暴な肉食人種に負けてしまう。 しかしこっちの人は「肉を食っている」というよりも 「小麦粉を食っている」といったほうがなんかあってるような。

Apr 03 [Thu]


(07:51)
夢の中で、ある人からすばらしくデンピーなメールを受けとった。 「うひょっ、ヤツもなかなか面白い人間になったもんだな」と思ったら夢だった。 つまりそれは単にオレがそうってことじゃん。。。
(11:01)
みょうに右のオデコがスースーするなあと思ったら、 なんかカミノケがへんなハネ方をしているのだった。 なんじゃこりあ。
(12:00)
情報はモノではないので、情報が「ある」などというのは間違いだ。
存在はコピーなどできない。
(13:22)
新山は寄付をするが、その理由は「罪悪感を感じたくないから」である。 それだけだ。

まえまえから、寄付や募金でいちばんいやだったのが、 「寄付するかどうか」を自分の感情によって主観的に決めることができてしまうということだった。 個人的にはそういう甘えが寄付行為に入るのは許しがたいので、いまは己にルールを課すことにしている。

この規則を実践してからは罪悪感にさいなまれることもなくなり、 イキイキした毎日をおくれるようになりました。

ところで彼ら(募金活動やってる人)はいつも金を入れたあとに "God bless you!" っていってくれるのだが、本当にカミのシュクフクを 必要としている人間はオレではないだろうと思う。 それに新山の神サマはこんな異国の街のことなどは知りませんので (いや、たぶんね…)、 お前らのわがままでお節介焼きな神サマと一緒にしないでほしい。

(14:22)
おとなりの Tisch ビルが改装された。キレイになったのはよいのだが、 前面がこっちのビルとそっくりの外装になったために、 まるで同じビルが 2つ複製されたかのごとくなってしまい、 入るときに思わずまちがえそうになる (実際には Tisch のほうがぜんぜん 新しいのでまちがえないけど)。文句。モンカー。文句ist。 そういえば北のデリに行くのはなんか久しぶりだ。
(16:40)
どんより。どよどよ。
(21:01)
内田百0xFBE8 (うちだ ひゃっけん)。

なぜこれが iconv で utf-8 にできないのかなぞだ。

(22:34)
そういえば OpenOffice でも Unicode を編集することはできるらしい。
(23:54)
のろのろしているとすぐに一時間とかたってる。 なんでこんなに自分はアレなんだよ、馬鹿。 アレってなんだ? アレだよアレ! うー。 …といいつつ「そのアレ」が出てこないというのは廊下現象のはじまりだそうでう。 そういえば「部室」にまた勢いでバカなこと書いたような気がするよ。 だいたい新山の行動パターンは決まっている。 なんかぼんやりしてるとき (アホな発言を抑える機能がうまく作動してないらしい) に適当なことを発言 → 大恥かく → このバカ! という流れだ。これは授業のときも一緒で、 たいていぼんやり〜としてて、なんか適当に質問して、「ハァ?」とかいわれることが多い。 しかも英語がダメな割にはなんやらヤヤコシイ重箱のスミをつつきたがるので、 ダブル理解不能。きのうは Davis せんせいに naive bayes のことで「ハァ?」といわれ、 授業が終わったら隣にいたへれんに「あんたの質問はすごくバカっぽかった」といわれダブパン (これがダブルパンチか、はたまたダブダブしたパンツの意なのかは神のみぞ知る)。 きょうは Ralph を相手にまたクラスの中で恥をかいていた。 まったくなあ。しかし授業では恥をかくために質問しているようなものなのである。 おれってマゾ。

Apr 02 [Wed]


(08:10)
ゆうべはなんか調子悪いので早めに寝た。 が、どうやら杞憂だったらしい。
(10:55)
しかしどうもアタマが不健康である。疲れているのか、 なにやら弱気になって論理的な思考ができなくなっているようだ。 (いや、でもこれは逆か? ふだんは論理的に考えてないがヤバくなったときだけ 逆に論理的に思考するようになるのか?) 気づかないがストレスがたまっているような気がする。 とくにこれといった目下の急激な問題はないのだけど、 春だからかな。。。

新山は、春がきらいでした。 みんな、春のことが、なんにもわかっちゃいないんだわ。 春なんて、ほんとにあてにならないんだから。 風でバタンとあいてみたり、また、しまってしまったり…。

(11:40)
あるいは原因は都会にあるのかもしれない。 いろいろ無理はいっても新山は本質的に都会が嫌いである。 いくら便利でも嫌いなもんは嫌いなのだ。 じゃあなんでこんなとこにわざわざ来てるんだよ。 東京、NYと、もう 10年ちかく都会に住んではみたものの、 あいかわらず都会が本質的にはちっとも好きにならないらしいというのには、おどろきだ。 しかしこれで自分の性癖がはっきりした。いつか田舎に住むぞお。 それまで行きてたら。
(13:18)
sorosoroDAigakuIkuka...
(15:36)
マンハッタンまできたが、電車の中で読んでいた本のつづきがなんとなく 読みたかったので 8st. のスターバックスにいた。本ったって、教科書だからな。 遊んでるわけじゃないんだからな。…とか言い訳しつつ、1時間ほど読書。 そのうちにだんだん日がかたむいてきて、オレのいる席にも日があたって まぶしくなってきたのでじりじりと席を移動。そのうちどこも日があたってきたので 店を出る。ひさしぶりにアメリカンな気分(?)を堪能した。 そして Kraft の不等式の導出はよく理解できなかった。
(16:39)
「物部守屋」は Chasen 辞書に入ってんのに「蘇我毛人」は入ってないのな (当たり前か)。
(19:07)
ある人にすごく似ている人をみた。びっくりした。 「え? なんでこんなとこに来てんの?」というくらい。
(22:03)
帰ったらあべ君からの絵葉書がついていた。消印は 3月20日。…なに、カサブランカ?

この人はいつもおかしな所へいくので期待しているのだが、 今回はジブラルタル海峡をわたりにスペインから入ったらしい。 (が、フェリーでは寝てたらしい、それじゃ意味ないじゃん!)。 でもカッコよすぎるぜ、こいつ。そうかそうか。 しかしこの葉書はふいにオレの旅行熱 (というほどのものは本当のところないのだが…) に 火をつけたらしい。この夏休みにはぜったいどっか行ってやるからな。 どこにしよう?? いまんとこ考えてる候補がいくつかあって:

だが、南米とかにいくとこの時季はかなりアツいかもしれない。 うーむ、うーーーむ。やっぱりいちばんお手軽なアメリカか? しかし問題は「アメリカ国内を旅行してもそんなに面白くなさそう」というところにある。 ほんたぁインドとかも目をつけているのだが、やはり暑そうなのと、 べつにわざわざ遠いアジアへいくこたあない、というもっともな理由がある (いまちょっと Orbitz で調べてみたら乗り換えすると 24時間以上かかるっすよ、やってらんない、そんなの)。 うーーむ。

あともうひとついきたいのはロシアだ。しかしこれもつらそうなのでまたにしよう。。。

(23:49)
(実践 5分でできるアメリカンギャグ)

「おはようボブ」
「やあマイケル、どうだい調子は?」
「なめ茸のビンのフタが開かなくて死にそうだったよ」
「パッチはあてたかい?」
「あてたよ、ちゃんと」
「それは大変だね、フセインも草葉の陰からアルサムードってわけだ! (←意味不明) ワッハッハ!」

(↑意味不明、でも 4分25秒)

Apr 01 [Tue]


(09:35)
ということで移動した。
(09:58)
もしかして、オレもそうなのかな? といつも考えている。 自分だけが災厄を逃れられるなどということが、どうしてありうるだろうか。 甘ったれるんじゃない。もし誰かが不幸になる人間がランダムに選ばれるとしたら、 その中のひとりはおまえだ。そうに決まっている

てゆーか、だれかこのネムケから解放してくださいな…

(10:34)
ゆうべ「ハンドル名使うヤツはバカ」と書いたが、 考えてみればそれって「ハンドルを使うかどうか」という事実そのものよりも 使っている名前そのものが問題なように思える。 たとえ本名であっても、たとえばオレの名前が「早乙女 龍之介右衛門」とかだったら、 いまごろオレはもうとっくに自殺してこの世からいなくなっているであろう。 ようするに名前は名前でなければならないのだ。まあそういうこと。そういうとこ。 しかしあの顔でミッチーはねえだろおっさんよう (もういないけど)。油断大敵。 自分では「新山 祐介」という名前はわりと気にいっているのだが、 もしかすると自分自身の名前を気にいらない人がハンドル名に走るのかもしれないな、と思った。りして。
(11:14)
どうせなら上がるだけ上がってから落ちたほうが痛くていいよ。
(13:48)
さむい日。
(14:35)
すばらかしい。いいころかげん。
(14:55)
grep に --colour とか --only-match とかいう オプショソがあるのをいまさら知った深夜ま。
(17:16)
またニセの火災警報にやられた。しかもまたなんにもなかった (当然か)。 「またお前は騙されたわけだが… (火災報知器に)」といいながら外に出る。 どーせまた false positive なんだよなー。ほぼ月イチで起きてるような気がする。 雨がふっているので WWH の展望ラウンジで教科書をよんで時間をつぶす。 ふんげあ。もうそろそろいいか、と思って出ようとしたら、エレベーターで おなじフロアの外人 (名前知らず) に出くわす。「なんだ、お前もここに来てたのか?」 「暇をつぶしにね」「まったくあの警報にはいつもいつもムカつくな」 とかなんとかいいながら。途中でコーヒーとマフィソを買ってもどってきたら、 べつのグループの人々は平気でプレゼンをやってた。あっそ、、、。 その後、トイレでセキネさんに遭遇。「ちゃんと逃げたの? 偉いね」といわれる。 外に出ただけで偉いと言われるとは始めて知りました。
(19:30)
どうもうまく喋らないぞ。
(21:11)
げげっ。3.6.1 が出てる。しかも man ページはヘンなとこで改行入ってる。なんだこれ。
(22:00)
んー。あまり具合よくないなあ。
Yusuke Shinyama