つねに、「はっ」とさせられることのくり返し。
LWN をみたら、Python 2.4(final) がリリースされていた... おいこら gzip パッチがあたってねーじゃねーか!
てくるで MTO というのは「もったいないおばけ」の略として世界共通で使われているのではなかったのか?
ハイボッキブ。(== 敗北 + 的)
「ハイボッキブ」は、英語でかくと "hibockive" (思わず "heibokive" と書きそうになってしまうが、ここではドイツ語的発音は受け入られれない) であるが、これは日本語で表記するとしたら正しくは「ハイボッキヴ」である。 いまの日本語には「ヴ」音をあらわす字があるのにもかかわらず、多くの場合これは使われていない。 思うに、「イヴェント」「カヴァー」「イニシエイティヴ」などと書きまくっていると、 ふつうの人はヘンだと思うだろう。新山はすくなくともヘンだと思う。 ヘンというか、「無意味に英語に従順」な感じがする。このように 「英語の発音になるべく近づけるように書かれた日本語のカタカナ語」を 「英語近傍な発音 (ε-近傍)」と呼ぼう。いっぽう、もとは英語なのに、 もはやぜんぜん違う発音になってしまったカタカナ語を、健全にも英語から離れているという意味で 「英語健全な発音 (ε-健全)」と呼ぶことにする。ある単語は完全に英語近傍な発音が定着してしまっている。 たとえば「ジルバ (jitterbug)」はわりと古い ε-近傍な単語のひとつである (もうだれもこんな単語使ってないけど)。 いっぽう「コーヒー」は、もとは英語から来たのだろうけど (cafe だったらもっと違ってる)、 たぶん英語としては通じない ε-健全な単語だ。 しかしそれ以外の多くの単語は、だいたい ε-健全な発音 (イベント、カバー、イニシアチブ) を されることが多いが、ε-近傍な発音もときどき見かける。そしてそれはなぜか。 どっちがエライのか。…えーとオレはなにが言いたいんだっけ。 ああ、そうだ、(続く)
どうやら我々自然言語処理の研究者というのは、「実際に役立つものを作る」のが目的ではなくて、 「『役立っている』という幻想を人々に抱かせるものを作る」ことが目的のようだ。 ということが、最近わかってきた。でも、コンピュータ関連の仕事ってほとんどそういうものかもしれない。 文明社会は寛大にも我々のような人間にもそれなりの敬意と財産を与えてくれるものであるのか。 いやすばらしいね、まったく。
注意: 新山は研究者ではありません。
つまり、「英語に忠実な発音」をすればいいってもんじゃ、ないんだよ! たとへば、むかしの NHK 9時ニュースに出ていたメインキャスターの 高島なんとかいうおじさんは、「アメリカ」のことをいつも「アメーリカ」と 英語風に発音していたが、これがウザくてしょうがなかった。うちは一家でいつもムカついていたと思う。 そして新山はいまや以前よりもいっそう ε-健全指向になり、 ときどき自分が日本人と会話してるときに“ナガシマ風に”英単語が入ってしまうと深くおちこむのだ (ある意味ではこれは健全でない -- 「健康指向」はかならずしもそいつが「健康」であることを意味しない)。 だからそれを少しでもおぎなうため、 なるべく亜米利加国をさすときに「アメリカ」とは言わず、「米国」と言うようにしている (意味不明な補完d)。しかし「計算機」と「コンピュータ」は多少ニュアンスが違う。だからどうした。 いままで書いてきたこれらの話のすべてはまったくオチがない。だからどうした、 不機嫌。
/etc/passwd
や /etc/resolv.conf
を
XML で書いたら、ls や ping のたびに XML パーサが走ることになる。
おまけに、たかが ls のために libxml その他が必要になる。
それをスピードアップさせるために、キャッシュさせようとするといろいろ問題が。
/etc
のファイルで実際にこれをやっている人がいると聞いたことがあるが、かなり大変そうだ)。
正直、これは久しぶりに感動した。
どうせ変えるなら (ファイルシステムのレベルで) 地ならしをしてから思いっきり単純化したものを構築せよ、 という考え方はまともそうに見える。しかし問題はどれだけ普及するかだよ。 この手のものが普及するには単純さが導入の面倒くささに勝たないとだめだが、 Elektra はこの点でかなりいいセンいっているように見える。
ということである。いままで気づかなかったが、考えてみればこれは大変な謎だ。 日本で日本人が日本食を食って太るとか、中華料理で中国人が太るとかいうのは、まだ、わかる。 ウマイから、つい沢山食っちゃうからね。しかし米国はそうじゃない。 にもかかわらず、コレで太るってのはどういうわけだ!? これはアメリカンが食い物の味をまったくわかっていないことの確かな証拠になるが、 ただ普通に食うだけではなく太るとは。ふつうこんなの食ってたらやせるだろ。 だって、食えねーもん (事故矛盾)。この意味でアメリカンは食い物の味を ““2重に”” わかってない。 つまり日本の二乗、わかってないということだ。 ちなみに米国人のことはわざと「アメリカン」というようにしている。 なぜならこのほうがバカっぽいから。文句なし!
と、生魚を食っている変態民族が申しております (最近ぜんぜん食ってないけどよ)。 理論的にいって、われわれは国粋主義者ではない。 しかし、われわれの胃は国粋主義者だ。(文句あり。)
どうえもいいけろ、今日はひさしうりに狂っていますよね? (その訳はっ、豪華変な夢 3本立。)
てくるで、今週の週末には LL4 へいく予定だるが、 金曜日にも NJPLS などという イベントがあることが判明。しかもうちの大学。こりゃあちょっと顔だしてみっか。
一週間ぐらい前に出来心でうっかり買ったシュークリームを大学の冷蔵庫 (これ自体、大変あやしい) に 入れっぱなしのまま忘れてて、きょういきなり思いだしてちょっとかじってみたらもう酸っぱくなってた。 沈下…。やはり「なんとなく」でモノを買うとロクなことがないと思う。
…でも叫ばない。そうゆうのはヨクナイ人(じん)のやるところだ。 オレはかわりに人(ヒト)が叫んでいるのを聞くことにする。 rant! rant!!
fail
」というコマンドを発行するだけなのだが、
fail が起きたらその DB は現在進行中のトランザクションおよびロックをすべて消さなければならない
(これらはオンメモリにあると仮定されている)。いっぽう、全体の並列動作を監督するクライアント
(Transaction Manager と呼ばれる) はこれらのサイトに適切なコマンド列を送るのだが、ヤッカイなのは
DB だけでなくトランザクションも並列なことだ。「N個の並列プロセスが、M個の独立した DB に好き勝手にアクセスする
(つまり、全部で N+M 個の並列プロセスが存在)」
という状況をうまくシミュレートできるようにプログラムせねばならず、したがってクライアントのほうも
VM もどきにしていちいち本物のプロセスっぽくしてやる。おまけにいくつかのデータは複数の
DB に replicate されているという状況。とーぜんながらこれらの値はすべての DB で
同期していなければならないため、リカバリ時には replicate されたデータを他のサイトと同期させる処理が必要になる。
で、これらを全部シミュレーションで実現しようとすると、各サイトごとのメッセージキュー
(これはネットワークを模倣する) と、クライアントのトランザクション用の命令キュー (これは並列プロセスの真似)
というまったく別の 2つのキューを実装しなければならない。
ちなみに DBMS はユーザの命令を 1つずつ来た順に実行することになっていて、先読みとかのズルはできない。
しかし、ややいいかげんな仮定もあり、commit 時にはすべてのマシンが同期するため、
2-phase commit まではしなくてよい、ということになっている。しかし、すでにおっそろしく複雑。
とくに、エラーが起きたときどのタイミングでロックを解放すべきか?
とか考えていると頭がこんぐらがる。でもまあ、だいたいできたと思うけど、
「Python で 1000行」の上限をあやうく超えそうになった (現在 833行)。
これほど複雑になるとテストケースをすべて考えるのがむずかしい。不安なので、
assert とデバッグ出力を入れまくったが、assert はテストのかわりにはならないかもな。
どうでもいいが Python の split でいつもムカつくのは、空文字列 ''
を split したときに
空リスト []
にならないことだ。
てくるで、さいきんの ATHF はあまり面白くないなあ。そろそろネタ切れか?
コー
ヒー
ふぃる
ター
ところでゆでタマゴをコーヒーと一緒に食うとなぜかとてもうまい。 これは硫化水素による化学反応かなにかだろうか?? そしてついでに、ゆでタマゴを割る時は PowerBookG4 のあのマルい角っちょにゴチっとやると、 うまみが増すように思える。なぜならこいつには新山がいつも身体のどこかをゴチゴチぶつけて 痛い思いをさせられているからで、おりゃYOUだむあす日頃怨お前なんかタマゴがカドにぶつかって 割れれてそのあとたっぷり食べればいいいいだを思い知るがいいガハハハハハハハ!! はあ、はあ。
おやみす
さいきん、無線LANの混線が異常に多い。アパートなので、周りのネットワークの一覧をみると 5、6個出ているときがある (で、そのうちのいくつかは無パスワードでつなげたりする)。
誰だ犯人は。オレしか考えられない。
質問: トキは学名に「ニッポニア・ニッポン」とついているのに どうして中国にしかいないのですか?? 馬鹿げてます!! これを機に学名を「チョングオア・チョングオ」に変えるべきでs!! といっても、もう (変えられない) けど。
たぶんあなたは、オレがどこかえ出かけていたと思ってゐることだらう。
それはあたりだ!! K点超えを大幅に上まわるほどのあたりだ!!!
ぬぜなら人は 1日 20時間も眠ったままでいることはできぬいので、 、
ダメかどうかはおもにその速度・加速度あるいは方向ベクトルを見て決まるのだ。
質問: 誰がですか???
てくるで、いま木づいたが「生きる」と「生える」は同じ字なのだ!
…と、思ったら大間違い。じつは 0.008 オングストロームほど違います。
てくるで、きょう例の TC0 の人の会社が「じつに neat な WINS の脆弱性」をリリースしたそうです。 Windows の管理者はきょうも会社に行かなきゃなんないだろうね。Happy とんくすgiving!
どうでもいいけど新山は Python チュートリアルは鈴木訳のほうが好きだったのに、 もういまじゃ web 上に残っていないんだね…。
オレってひどいこと言ってるときのほうが面白いな。
間違っているんですよ、これ。 "in the Whitewater affair" の部分は "her actions" にかかるべきなのである。 やっぱ pp-attachment はダメだな。まあ最初からたいして期待もしてないのだが、 こういうのを必死に表層から学習しようとしてる人がいることを考えるとあれだ、 まるで不良債権の山を見ているような気分になるというのは、 わかってもらえると思う。「あの金でなにが買えたか」ではないが、 他人の研究を見て、「ああ、こんなことに地道をあげる暇があったら」と思うことは多…くもないが、 ときどきある。しかしこれまた彼ら自身の罪ではなくて、世の中というものがそういうもんなのではないか? と最近思うようになった。オレ自身もまたしかり。(TOP (S* (NP (NP DT:The NNP:Treasury NNP:Department POS*:'s) JJ:top JJ:legal NN*:officer) (VP* VBD*:defended (NP PRP$:her NNS*:actions) (PP IN*:in (NP DT:the NNP:Whitewater NN*:affair)) (NP NNP*:Monday) (SBAR IN*:as (S (NP PRP*:she) (VP* VBD*:came (PP IN*:under (NP (NP* NN*:fire) (PP IN*:from (NP (NP* NNS*:senators) (PP IN*:of (NP DT:both NNS*:parties .:.))))))))))))
茶番と番茶は違う。まあ、誰もこの事実に気づいてはいないけど。
google://チャババン/ (0件)
ひさしぶりに笑った日本の新聞記事。いや、笑うのは不謹慎なのだけど、 asahi.com の "「習い事しろと言われ」殺害容疑の19歳" というやつである。 親殺しの事件だが、笑ったのは事件そのものではなく、この見出しだ。 「習い事しろと言われ」殺害ってナンだよ?? お前、ぜったいウケ狙ってるだろ (ここでいう「お前」とは親殺しの 19歳ではなく、この記事を書いた新聞記者のことです)。 たぶん「最近の若者はどうでもいいことでキレる」という雰囲気をかもし出したいのですね。 しかしここから伝わってくるのはむしろ別の (最近の新聞記者に対する) メッセージである。いや、むかしからなのかもしれないけど、やはりこうやっておっさんに 媚びる記事をかくといいコトがあるのかな。新山はまだまともに社会に出てないので、こうした基本的な法則を知らない。
google://最近の若者/ (37,100)
おもしろいのは、米国ではこういう論調が (多少はあるけど) あまり目立たないことだ。 年功序列という考え方がないせいだろうか?
ed は以下のようなすぐれた点をもつラインエディタです。
/var
がマウントされてなくても使える。
簡単なサンプルセッションを以下に示す (太字はユーザが入力する部分) :
$ cat param1 (元のファイル) MESSAGE 20 FRACTION 16 VISIT 5 POSTOFFICE 2 REACHABILITY 100 0 0 0 0 $ ed param1 69 /^POST/ ("POST" で始まる行へ移動) POSTOFFICE 2 s/2/3/ ("2" を "3" に書き換える) . (変わっていることを確認) POSTOFFICE 3 w (保存) 69 q (終了) $
まえに考えたのだけど、ed はむしろ簡単なファイル編集のバッチ処理に使うといいかもしれない。 たとえば以下のコマンドラインは /etc/hosts で "localhost" が書いてある行にホスト名 "hoge" を追加して保存する:
メモリ中にバッファを保持するので sed よりも直接的な操作ができるし、行単位を超えた処理もできるだろう。 いまちょっと例が思いつかないけど。$ echo -ne 'r /etc/hosts\n/localhost/\ns/$/\thoge/\nw\nq\n' | ed >/dev/null 2>&1
はてなダイアリーのキーワード "ed"には、
「操作性があまりにも悪く、実際に使っている者はいないとされる」などとアホなことが書いてあるが、
こいつは全然わかってない。たしかに日本語は使えないしでかいファイルを偏執するのにも
向いていないが、何事にも適した使いみちというのはあるものだ。オレはいまだに yes
でさえ
無限数列を生成する方法として使っている (Solaris には seq
がないので、
yes '' | cat -n
とする)。
そういえば思い出したが、むかし大学の部室にあった 98 で EDLIN を使って原稿書いてたら変態扱いされた。
そういえば思い出したが、ghostscript に直接コマンドを入力して図形を描いてても変態扱いされた。
そうか! そうだったのか!!
いま発見した法則: “コマンドラインを使うと、人はだいたい変態扱いする。”
結局のところ、人は理解できないことをやっている人間を変態扱いするものだ -- そんなあなたにいい話をお教えしましょう。 西洋人の前で、漢字かな混じり文をすらすら手書きすると、確実に変態扱いされます。 ざまあみろ日本人!
ちなみに、この単語を検索したのにとくに意味はありません。
もともとこれを作った動機というのは、たんに XCruise のデモを 録画したかったからなのである。しかし、このソフト自体すでにぜんぜん開発進んでないしね… (べつに意図して止めてるわけではないのだが、もはや優先度が低くてほかにやることがありすぎる)。 ときどき Debian のパッケージャから upstream バグ報告がくるが、再現できない現象なので いかんともしがたい。
…という会話を (ふと) 思いだして思ったのだが、 キミたちはひとつ重大な見落しをしているよ。それは
てゆうか、そろそろネロな、俺、な。
<ぢv aligh='r
ずんばば、ずんば、 !
(ちなみに明日もとんくすギビングデーでヤスミデス)
やはりオレは苦労して朝型にシフトしたほうがよいのか。 朝早起きたほうが夜ふかしよりずっと調子がいい (スッキリ早起きできれば、の話)。 高校〜浪人のころ、オレはずっと朝 4時とか 5時に起きて 2〜3時間勉強、 という生活をしていたのである。考えてみれば、根性あったよなあ、あのころは。
さふいえば、この前書いた論理パズルの解答をのせておく:
答え: 13人。これは通信プロトコルの問題としてじつに興味ぶかい。 たしか日本にいたときに同じような話をすでに聞いたことがあるような気がしたが ずっと忘れていた。理由: これは帰納法により証明できる。 最初に、浮気亭主が 1人しかいない状態を考えてみよう。 この場合、国民のほとんどはその浮気亭主が誰であるかを知っている。 ところがその浮気亭主の妻だけはそのことを知らない。女王はつねに 真実を言うことになっているので、女王の「この国には少なくともひとりの浮気亭主がいる」と いう言明を聞いて彼女はアセってしまう。なぜなら自分はこの国の浮気亭主をひとりも 知らないからだ。したがって、論理的に考えると、浮気亭主は自分の夫であるとしか考えられない。 しかも「その日の夜にすぐさま殺すべし」といわれているので、 こうして浮気亭主が 1人しかいない場合は、1日目の夜にその亭主が殺される。
次に浮気亭主が 2人のケースを考えてみよう。 この場合も、国民のほとんどはその浮気亭主 2人を知っている。 しかし妻は自分の夫が浮気亭主であるかどうかを知ることだけはできないので、 当の浮気亭主の妻 2人だけは「この国には浮気亭主は 1人しかいない」と思っている (つまり、お互いにその夫がただ 1人の浮気亭主であると思っている)。 もしこの国に浮気亭主が 1人だけだとすれば、上の推論により彼は 1日目に殺されるはずだ。 ところが 2日目になってもお互いの亭主は生きているので、この 2人の妻はアセってしまう。 すると、論理的に考えて、自分の夫もじつは浮気亭主だったと結論するしかなくなる。 こうして、浮気亭主が 2人いる場合は、2日目に妻がその存在を確信し、両方の亭主が同時に殺される。
以下同様にこの推論が 13人目までつづく。 この国に浮気亭主が 13人いる場合、その 13人の妻たちは浮気亭主は 12人しかいないと 思っている。よって、論理的に考えれば 12日目に彼らは一斉に殺されるはずであるが、 12日を過ぎてもみんな生きているので、この 13人はアセってしまう。 論理的に考えて自分の夫も浮気亭主であるとしか考えられない。 以上の理由により、13日目の夜に 13人の亭主が一斉に殺される。 一般に、n人の浮気亭主がいればかれらは n日目に一斉に殺される (13という数値にべつに意味はない)。
助詞や連体詞などの機能語については、「対応する漢語がなかったから」ということもいえる (でも助詞「の」は中国語でいう「的」とほとんど同じ意味だし、「その」なんかも「其」と書こうと思えば書けるのだが)。 しかし、漢字があるのにわざわざひらがなで書くという行為は、 ほぼネイティブなみに日本語に慣れている人でないと理解できないような気がする…。
ちなみにかれは育ちがいいのか、中国人にしては すんごくおっとりした性格である。というか、おっとりしすぎ。 こんなに「ほのぼの感」がただよう奴をオレは日本人でもあまり見たことがない。
いや、1週間ぐらい前に、PATH 9st. の駅に "Ющенко! (日付)" と 書かれた紙がはってあったのよ。で、新山はそれを「ゆしぇんこ」と 読んでしまったのだが、意味がわからんかったので、 「なんだろう? 数字の 10 とかいう意味かな?」と勝手に思っていた (いま調べてみたら 10 は「десять」でした、全然ハズレ。 ポーランド語の発音は「じぇしぇんち」で、ちょっとは似ているから、 これに影響されたのかも)。けどいま新聞の写真をみたらわかった。
タイヘンなのはお前だ
経済学は、経済学者の雇用という面ではきわめて有用であru.-- ガルブレイス
XX学は、XX学者の雇用という面ではきわめて有用であru.-- その分野の有名人
しかし、あの使いにくいプログラムを 2つ (3つ?) とも飼いならすのはかなり… イヤだな。
以前だったら、こう書いていたところだろう:# list(groupy(range(10))) -> [(0, 1), (2, 3), (4, 5), (6, 7), (8, 9)] def groupy(seq): i = iter(seq) while 1: try: yield (i.next(), i.next()) except StopIteration: return
なんだこっちのほふうが簡単じゃないかああ! このやうに、 簡単に考えすぎて効率もコード量も悪いコードを書くのことはかくも堕落なり。def groupy(seq): for i in range(0, len(seq), 2): yield (seq[i], seq[i+1]) return
やあ、元気かい??
猫の名前はママペティとつけられ、マッペとよばれた。
「愛情ってふしぎなものね。愛すれば愛するほど、相手は好きでなくなるのね」
と、ソフィアはいった。
「ほんとうだよ。そのときはどうすればいいと思うかね?」
と、おばあさんはきいた。
「愛しつづけるんだわ。でも、だんだん愛するのがつらくなるわね」
ソフィアはおどしつけるように答えた。
おばあさんはためいきをついてなにもいわなかった。
家族たちは、猫の好きそうな、居心地のよさそうな場所をあっちこっちと 連れ歩いたが、マッペはあたりを見まわして、結局行ってしまうのだった。 猫はキュっと抱きしめられると、行儀よくがまんし、それから流し台の中へ そっとしのび込んだ。猫には猫なりの強い信念ができたらしく、 その黄色い眼をそらした。世の中に眠りと食べもの以外、 この猫の興味をひくものはなにもないようだった。
ソフィアはいった。
「ねえ、あたし、ときどきマッペを憎んでいるだなと思うの。 もうあたし、マッペをかわいがることはできないわ。でもいつだってマッペのことを 考えてやってはいるけれど!」
トーヴェ・ヤンソン 「少女ソフィアの夏」より
なんか、オレって、暇さえあれば「少女ソフィア」を引用してるような気がするな。 そのうち引用しすぎてしまわないよう注意せねばならない。おそらく、この本は、 新山の持ち物の中では、たぶん聖書を大切にする人が大切にするであろう度合と 同じくらい大切にされている。でもオレ自身は聖書なんかべつに大切にしないが。
てくるで nyphp および nycbug および nyclisp の合同忘年会は dec. 15 だ。 ところで、この 3団体の中でいちばんオタクっぽいのはどれだろう? たぶん php < bug(BSD) < lisp だろうな。
きょう、久しぶりに slackware をいじってみて、
やっぱりオレはこれが一番好きなディストリビューションであることに気がついた。
なにがいいって、この愚直な単純さである。依存関係とか何も面倒みてくんない。
全部人間がやってね、って感じ。RedHat などに慣れた人からみるとほどんど
壊れたディストリビューションに見えるんじゃないだろうか。
しかし仕組みが単純なぶん、理解も早い。ブっこわれたときの処置も早い。
RedHat みたいに「rpm データベースがイカれて何にもできなくなりました」ってことはまずない。
/etc/rc
もしごく簡単。新山がシェルスクリプトを勉強しだしたとき、
この slackware の rc はかなり参考になったものだ。というのはこのディストリビューションは
そもそもシェルスクリプトを読み書きできないとまともにインストールすらできないからである。
だから最近 slackware が「敷居が高い」などと言われるんだな。
今日もさっそくインストール中になぜか NFS を読んでくれない現象に出くわしまして、
しょーがないからぜんぶ手でインストールしました。slackware のいいのは、こういうとき
fdisk からなにから全部手動でできることである。つうか、そもそもあのアホな
setup
(これ自体、ただのシェルスクリプトだ) ってまともに使ってる人いるのか?
いっぽう RedHat はインストーラを使わずに
インストールする方法を新山は知らない。あれのインストール途中に止まられたら
最初からやりなおすしかなさそうだ。これに対して slackware は、こんなことよくあるので、
インストール中に多少おかしくなってもぜんぜんビクつく必要がない。起動ディスクもいまだにフロッピー何度も
入れかえなきゃいけないしさ。しかしこうした雰囲気を「ガラクタっぽい」と見る人もいるんだろうなあ。
いざ動かなくなって本当に困るのは、RedHat のほうなのに。
この単純さはもちろん長所にも短所にもなる。slackware でいまのところ弱いのは セキュリティホールなどが出たとき自動的に差分アップデートする方法がないことだ。 なにもかも人手を介するので時間がかかる。ただ、クラスタ環境などでは、逆にこれほどの 単純さがあれば一括インストールのスクリプトを作るのも簡単だと思うんだけどなあ。 誰かやってないんか。
だって彼らはもう死んでいるのだから!
久びすりに紀伊國屋に行こうと思っていたぬだが、 Book Off へいったらその必要がなくなり気力がうせた。 もどって繰る。来る。
Grand Central ではなぜか流行りの「レエザア項」なるもの夜空にきらへし。 ふつう昼飯を食いすぎるとそのあと仕事にならないがどのみち今日は仕事しない。 空大丈夫。田余
さふひへう゛ぁ本棚の「$3.00コーナー」に、ニューヨークに住んでも幸せになれなきことの 実証を示したの本が置いてありしが、それに載りたる症例のどれもが オレにはあてはまらないことだったので、アンシンる。それによると、 日本から「自分さがしの旅」にニュウーヨウクに出てきた日本人は たいてい言いわけがましくなることの多し。ま、そりゃそうだわな。だいたい 何か自分の将来を期待して出てくる奴がいたとすればそれは人なみはずれたアホか あるいはただのアホかだ。わかる? そして「日本に帰ってバケの皮がはげることを恐れている」 んだそうな。つまり日本にいる日本人に「アタシはニューヨークでこんなにガンバっている」って 思われたいという。それにしてもなぜおネエ言葉なのか。とにかく、そんな奴オレのまわりじゃみたことないな。 これからも見ないといいけど。そもそも、これほどダメな都市になぜ観光客がこうも世界中から おしよせてくるのか謎である。みんな、この「ダメさ」を見にきたのだろうか。 こんなとこ来なくてもキミらの国にはもっといいとこ一杯あるっしょ? それを理解する人が増えれば、世界はもっと明るくなるのだが。まあオレはあいかわらず暗いけど そりゃまたべつの理由だ。食いすぎたからだ。
今日の写真: