2006年 2月 (2)。

コーヒー豆にも重力がある。

Last Modified: Tue Feb 21 03:22:50 EST 2006 (02/21, 17:22 JST)

Feb 20 [Mon]


(17:17)
MetaCluster オブジェクトは複数個の BasicCluster オブジェクトを含んでおり、 BasicCluster オブジェクトは複数個の CArticle オブジェクトを含んでおり、 CArticle オブジェクトは複数個の CSentence オブジェクトを含んでおり、 CSentence オブジェクトは複数個の CMention オブジェクトを含んでおり、 CMention オブジェクトは複数個の Pattern オブジェクトを含んでいる。 アブラハムはイサクをもうけ、イサクはヤコブを、 ヤコブはダビデを、あれ? ダビデはもっと後だっけ? ソロモンは? もうどうでもよろ。 さらに、異なる CSentence オブジェクトに属する複数個の CMention オブジェクトは、 これまた複数個の CSlot オブジェクトによりリンクされ、まとめられている。 各 CSlot オブジェクトは BasicCluster オブジェクトに所属し、 Pattern オブジェクトの一覧をもち、個々の BasicCluster オブジェクトは 別の BasicCluster オブジェクトと mapping オブジェクトにより接続されている。 ちなみに BasicCluster オブジェクトは複数の MetaCluster オブジェクトから 「かけもち」でリンクされる。さらに、個々の BasicCluster をつなぐ mapping オブジェクトの集合とその計算過程が最終的に MetaCluster オブジェクトにも 収集される。さらに個々の CSentence, CMention オブジェクトは SummaryGenerator オブジェクトが 包括的にリンクしている。

いま作っているプログラムで使っているデータ構造をすべて言葉で説明するとこうなります。

UML図にしてもただ「完全グラフ」ができるダケデ、意味不明度は変わんない。

Mention と Mantion は違うよ!

(01:58)
よーーやく LWN 翻訳が 1日前まで追いついた。 先週、ずっとやれなかったのでたまりにたまっていたのである。 これはヤバいな。LWN はいちおう全部のエントリを訳すというポリシーでやっているが、 最近多くなってきた、アホな企業のプレスリリースなどはかなり訳すのがつらいものがある。 なぜなら抽象的な用語が多すぎて、何いってんだか全然わかんないからである。 「総合的な Linux ソリューション・プロバイダとしての…」とか、 「企業コンピューティング (enterprise computing) 環境に欠かせない…」って何? あと「戦略的な (strategic)」という単語とか、 お前ら自分で何いってんだかわかってねえだろ。 このドアホめ。 KDE についてのウーとか RMS がアーとかいう文章を訳すのはまだ楽しいが、 こういう自分でも意味が理解できてないつまんない文章を訳すのはかなり苦痛だ。

それはそうと、まちがって tak3 さんの変更上書きしちゃった。ごめんね。

Feb 19 [Sun]


(12:05)
悪い夢を見た。サーバ室でネットワークケーブルの張り替えをしていると、 ビルになにか災害 (詳細不明) が起こり、非常はしごで脱出するのだが、 降りてこないやつがいるのだ。

きのうはようやく実験結果が戦前と同じ水準に達したので 安心して眠ったってのに、なんてこった胃。

(16:53)
うげー、未訳記事がまだあと 30個もある。
(21:48)
(ナチュラルハイ状態におけるよかった探しシリーズ. その 4097) - Quadratisch. Praktisch. Gut! 歩いて 3分ほどのところで Ritter Sport が全種類買えるというオレは なんて幸せもんなんだ!! といっても、まだ全制覇はしていないケド。 最近、ヘタすると明治のチョコよりもいいかもしんないと思い始めてきた。 日本ではぜんぜん有名じゃないらしいが、チョコレートでは総合評価第一位である (オレにとっては)。 これよりもっと高いチョコレートはウマいのかもしれないけど、そんなの普通に買えないし、 この価格帯でいけばほかに選択肢はありえない。なによりも、この質実剛健さがいいじゃないですか。 これに比べると Godiva や Perugina はただ甘いだけでマズい。高いくせに! 新山は日本に帰るときはいつもおみやげとして異様にミントが強いキャンデーやガムを 近所のデリで買いあさることにしているが (母が好きなので)、 次回日本に帰るときはこのチョコレートを買っていこうと思う (日本国内でも売ってるとは思うけど、長野じゃ売ってない)。

でも、このプログラミングが終わるまでは絶対食わない。 おあずけ。

Feb 18 [Sat]


(14:39)
換気のため窓を開けていたら、ひさしぶりに Jason が叫んでいるのを聞いちまった。 ぶつくさいっている。 "Oh, man, it's fricking cold outside, WOOHOOOOOOW! Man, it's freEEEEいzing, Fxcking cold here..." (これは全部独り言だ)

しかし、奴はいつもこんな調子だが。

いいかげん窓を閉めよう。

(18:31)
ひっさしう゛りに Wikipedia を変更してみたのだけど、 編集画面で下に表示される注意書きがこれまでになく官僚的だ:

■投稿する前に以下を確認して下さい■

  1. あなたが著作権を保持していない作品を許諾なしに投稿してはいけません! 他のウェブサイトからの文書の転載(コピー)は避けてください。これは立派な犯罪です。それらの著作権は、もし明示されていなくても、ほとんどの場合は元の文書を書いた作者に帰属します。
    あなたの投稿する文章はあなた自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメインかそれに類する自由なリソースからの複製であることを約束して下さい。
  2. Wikipedia(ウィキペディア)に投稿された文書は、すべて GNU Free Documentation License (GFDL)(内容はリンク先を参照してください)によって発行し、 かつ、GFDLをウィキペディアにおいて適用した場合の解釈については Wikipedia:著作権 の通りであることを宣言したものとみなされます。 GFDLは、英語で書かれたものが法的な拘束力をもつ唯一の正文ですが、GFDLの非公式な日本語訳は、正文の理解をきわめて容易にするでしょう。但し、この翻訳はウィキペディアによるものではなく、訳の正確さ等についてウィキペディアは何らの保証を行うものでもありません。
  3. 「謝辞」「献辞」その他これに類するセクション名は、GFDL上の問題を必要以上に複雑にしますので、控えてください。
  4. あなたの文章が他人によって自由に編集、配布されることを望まない場合は、投稿を控えて下さい。
    また、あなたは、あなたの関与したページなどがウィキペディアにおいて不適当と判断された場合(不適当と判断される理由があなたの関与によるものではない場合を含む)には削除されることに、予め同意を与えます。

こんな長いの、誰か読もうとするか? 必要なことを全部書いているのだろうが、 読んでもらえなければ意味がない。

多少不正確でもオレならこうするね、という例:

確認:
  1. 変更部分はあなた自身が書いたものですか?
    いかなる形であれ、他の文書からの転載は著作権の違反 (= 犯罪) になります。
  2. 他の人があなたの書いた文章を複製、変更、あるいは削除してもかまいませんか?
    「投稿する」ボタンを押すことによって、あなたはこの文書の利用条件を記した GDFL に同意したものとみなされます。
    また、ウィキペディアにとって不適当と判断されたページは削除される場合もあることをご了承ください。
  3. 「謝辞」「献辞」の類はお控えください。
    これは GDFL ライセンス上の問題を複雑にします。ご協力をお願いします。

規則を「〜しなさい」という形式ではなく、質問形式で書くというアイデアは ライト、ついてますか からパクったもの。 「相手が常識をわきまえている場合には、問題をちょっと意識させてやるだけでいい」 というやつだ (相手が常識をわきまえていない場合は最初っから何を言ってもムダなので対象外)。 そういえば JSQ の駅でも、ホームの先頭に運転手のための看板が立っていて、 そこには "Do you need to apply snow brake? (スノー・ブレーキをかける必要はあるか?)" とだけ 書かれていた。

思いつくかぎりのルールをまとめるとこんなふうなる: (ここでも当然、圧縮を試みている)

ああ、ちなみに、このサイト自身はこんな基準にまったく従ってませにょ。(ませんよ。) なぜなら、なぜだから。

ちなみに「なぜならなぜだから」とは、 「なぜ? どうして?」と尋かれたときに「どうしても!」と答えるのを 一人で (尋かれるまえに) やってしまおうという試みである (そして失敗)。

(19:38)
チェキラチェケラ はどちらが正しいの?? ちなみに新山の東日本的な音韻感覚からいくと、どっちも日本語の語感では 「チェケラ!」と最初の「チェ」の部分にアクセントがいきそうだが、 米語では「ちぇげぅ、麺」のように「ラ」の部分にアクセントがあるほうが 自然な気がする。「ちぇげらぅ麺」っていうラーメンがあったらウケそうだな。(オレは買わないが)
(01:23)
そういえば、写真をいくつか撮ったんだった。

vv こちら側のどこからでも切れます vv

Feb 17 [Fri]


(12:23)
きのうは早く起きすぎ、きょうは寝坊する。油断できない。
(13:14)
David Smith - 百年祭。 ようするに、“鉄のゲージツ家”ね。
(18:54)
今日の気温 … 最高:+12℃ 最低:-2℃
明日の気温 … 最高:0℃ 最低:-10℃

nanikore? (なにこあー)

tableタグの border 属性は どれくらいの大きさにしても耐えられるのだろう。 Firefox では 99999 にしてもまだ生きていた。 9999999 にすると表示がおかしくなるけど落ちない。 9999999999999 (すでに 32bit 超) にすると挙動がおかしくなるけど落ちはしない。 それ以上の値になると無視される。

(20:25)
世の中には有名になりたい人がいっぱいいるということがわかった。
(01:28)
DRM で個人情報って守れるの? なんか無理そう。 個人情報を守るってのは、人混みの中で乳飲み子の世話をするのに似ている。 そいつはちょっと目をはなすと誰かについていってしまうのだが、 身内の部署にもその子をダッコしたい人は沢山いるのだ。 いちばんの問題は、個人情報というものが小さすぎることだ。 そしてこいつは小さすぎるため、口がきけない (手続きを埋め込むことができない)。 それに映画や音楽で使われる DRM とくらべて、 トランザクションの方法がずっと多様だ。 企業内における個人情報の使われ方はただ「再生する」だけではない。 メールの文中に住所一覧をコピーしたかったらどうするの? そして、実際にそれを許してしまったらおわりだ。 つまり、DRM によって保護された個人情報をというのは、さしづめ 「誰か知らない人につれ去られたら自動的に舌を噛み切って自殺するような赤ん坊」 なわけである。そんな子供、コワくて近寄れねーよ。CIA もまっさおだね。
(02:02)
ころきあのお知らせが来たけdo、さっぱりわかんなそう:
SPECIAL COMPUTER SCIENCE COLLOQUIUM

Thursday, February 23, 2006 3:30 P.M.
Room 101 Warren Weaver Hall
251 Mercer Street
New York, NY 10012-1185

Speaker: Zur Izhakian, Tel Aviv University
Title: Extended Tropical Algebra/Geometry - Basic Notion

Abstract:

Tropical mathematics is a mathematics over the Tropical Semi-Ring,
(R,+,max), the real numbers equipped with the operations of maximum and
summation -- addition and multiplication respectively. The objective of
the lecture is to present an overview of the fundamentals of tropical
algebra/geometry defined over the Extended Tropical Semi-Ring -- a new
structure that generalizes the former structure. The included topics
will be: basic structure of the extended tropical semi-ring, its
corresponding convex geometry and the compatible matrices' algebra.

「とろぴかる半環」って何だネ? 熱帯的な代数?? 意味不明。オレにわかるのだろうか。

Feb 16 [Thu]


(12:05)
今日のトークは非常おもしろかった。 vision 系では有名な研究者らしい。 ああいう研究はナーンの役にも立たないといわれればそれまでだが、 アカデミックとしてはいいと思う。

(追記) 概要: きょうの講演のテーマは「ルネッサンス期の画家はほんとうに“いんちき (cheat)”をしていたのか?」 というものだった。 背景: ルネッサンス期 (15世紀中) のころから、ヨーロッパの絵画は異様なまでに写実的になった。 中世に描かれた絵画と比べるとほとんどそれは写真のように見える。 これはいったいなぜなのか? Hockney と Falco は 2001年にある学説を発表し、 たとえば Jan van Eyck の "Portrait of Giovanni Arnolfini and his Wife (1434)" に描かれているシャンデリアなどは、 「ほとんど正確無比で、人間業とは思えない (Hockney)」 ため、これは彼らが「(当時としてはおそらく最先端の技術だった) 凹面鏡をつかって 画像を壁に投影し、それをなぞって描く」技術 (投影法) を開発したためだと主張した。 つまり、ルネッサンス期の画家たちは道具を使って写実的に書くという 「いんちき」をしていた、というのである。この学説は美術界に大論争をまき起こした。 今日のトークのおじさん (David Stork) は画像認識の専門家かつ 美術研究家としてこの主張に反対している。 そのおもな根拠とは、絵がほんとうに投影法をつかって描かれていれば、 それらの画像は透視画法の数学的な性質 -- つまり、平行な線を延ばしていくと それはかならずある高さの地平線上で交わる (vanishing point) -- を満たしていなければならないからである。 ところが、Jan van Eyck のシャンデリアを実際に分析してみると、これらの線は 透視画法であるべき位置から著しくズレていた。しかし、これはシャンデリアが完璧に対称であるという 仮定をもとにした 2次元画像からの推測にすぎない。実際のシャンデリアそのものが歪んでいた可能性もある。 当時ヨーロッパで作られていたシャンデリアはそんなに歪んでいるのが普通だったのか? -- 答はノーで、製法からいっても当時のシャンデリアは通常ずっと精密だった。 さらに例の絵では、その絵の中に描かれている凹面鏡自身が 使われたと説明されていた。ところがこの説明には問題がある。 通常 3次元を 2次元の画像に投影するときは焦点距離が存在するはずで、 この絵と同じ構図を実際に 3DCG モデルで再現してみると、この絵の登場人物をこの構図におさめるには その焦点距離が 60cm程度なければならない。つまり、絵の中に現れている凹面鏡 (18cm程度) よりも ずっと大きい鏡を使う必要がある。また、凹面鏡の説明は Georges La Tour の "Joseph the Carpenter (1645)" のような作品で問題をひき起こす。通常、レンズを使うと画像は非常に非常に暗くなるので、 ものを描くときには被写体にほとんど太陽光に近い明るさが必要になる。 ところがこの作品は非常に明度が低い状態で描かれている。 Hockney の説では、この絵は左右 2つに分けて描かれ、 どちらも太陽光を照明に使って描かれたあとに貼り合わされたと説明されていた。 もし太陽光を使ったのなら、その光源は絵の外側にあるはずだ。ところが、 この絵の陰影をアルゴリズム的に分析してみると (一般的な立体画像の光源推定は難問だが、描画面と平行な法線ベクトルの光度を推定すれば解ける問題になる、 これってスゲーかしこいやり方!)、その光源はキリストが手にもっているロウソクに ほぼ完璧に収束するということがわかった。つまり、この絵が太陽光を使って投影法で 描かれたという説明は非常に苦しい。さらに、実際の画家らによる実験では、 簡単な器具 (X字型のコンパスのようなもので、一定の比率で 2点間の距離を拡大縮小するのに使われる、 これはローマ時代にすでに発明されていた) とよく訓練された技術があれば、こういった超写実的絵画も “人間業”の範囲内であることが示されている。しかも、投影法が実際に文書によって説明されていたのは これらの絵より 2世紀もあとで、それまでには何の記録も残っていなかった -- こういうことを合わせて考えてみると、最初の質問 「ルネッサンス期の画家はインチキをしたか?」に対する答えは "Probably No!" …というのがおもな内容だった。ちなみに このテーマは WebExibits にもある日経サイエンスにもあった。 それにしてもこのおじさん、cs の研究者なのに美術史も教えているというのがすげえ。 よほど絵画が好きなんだろうな。「あの天才画家がじつはインチキだった」という主張は きっと許せないものだったのだろうと思われる。 しかし真贋論争ってのは美術でも科学でもいつも燃えるよねー (ラゐブドアもある意味、真贋論争だ)。 みんな「転落」が大好きなんだろうよ。新山もまた転落は大好きである。 しかしそもそも何かが「上にあった (落ちる状態にあった)」と考える (思いこまされる) こと自体が、 じつは本質的な罠なんだと思う。あるいはこれが民主主義的な息抜きというもの。

…で、講演が終わって、 7階のオフィスに帰ってきてみたら、ある人が無線 LAN につながらなくなったという。 見てみたら D-link の無線 LAN スイッチが暴走していたことが原因だった。 なぜ LAN スイッチはどいつもこいつもしょっちゅう暴走するのか。 ふざけやがれ!

(14:35)

などとか、フザけている場合ではなかった。 GLARFで、自分が改造した部分に重重大大なバグがあることにより発見。落ち込むる。

まだフザけ過多が足りないるって? たしかにあんたにゃ、十字架ってもんがないよ! (そりゃあそうだ、なんしろオエには協賛主義ってものがないからね! 高校生かおまえは!)

「おれ様」とか「おまえさん」っていう呼び方はあるのに、 なぜ「おれ殿」とか「おまえ君」っていう呼び方はないんだろう。 きょうはじめてまともな疑問を呈した。

Feb 15 [Wed]


(14:18)
なにごとも経験だが、すべてを経験したいわけではない。

昨日はべつだん遊んでいたワケでもないのに、 いろんな人に話しかけられ、仕事があまりできなかった。

てくるで、明日の午前に画像認識系でおもしろそうなトークがあるぞ。(少なくとも、題名だけは)

Thursday, February 16th, 2006 at 10:00am
719 Broadway, Room 1221
"Did the Great Masters 'Cheat' Using Optics?: The Mysterious Rise in Naturalism in Renaissance Painting"
David Stork
Chief Scientist, Ricoh Innovations
(14:34)
計算機科学の研究者が研究結果を他人に伝えるには、 以下の 2つの方法のうちどちらかが選べる:

どっちもできない場合 → 終わってる。

(15:32)
Python のインデントがいくら気に入っているといっても、 自分は本能的にインデントが好きじゃないんだと思う。 深い / あるいは複雑なインデントは避ける傾向がある。 たとえば:
while なんとか:
  if foo:
    if bar:
      if baz:
        うんたら
      else:
        かんたら
    else:
      break

こう書くよりも、次のような書き方を好む:

while なんとか:
  if not foo: continue
  if not bar: break
  if baz:
    うんたら
    continue
  かんたら

つまり、頭の中のスタックをなるべく増やさずに 「結論が出る部分はさっさと結論を出す」ようにしむける。 これはたぶん多くの人がやっているだろうけど、 コードの書き方にクセとなって現れる人はどれくらいいるのか。

それと、間違いなく新山は goto 的なモノが好きである。 もっとも goto 自体はあまり使わないが、break とか continue とか、 「何かをスキップする」という表示をよく使う。 同じく goto が好きらしい Knuth にもどことなくシンパシーを感じる。 でも TeX は嫌いだけど。

(16:05)
どうでもいいが、機械学習の分野として画像処理や自然言語処理はもう古い。 最近は「機械学習で巨大なソフトウェアのバグを発見する」というのが 新たなトレンドになりつつあるらしい。頭おかしいよね? このぶんでいくと、 「機械学習によって、将来殺人をおかしそうな奴やテロリスト候補を 小学生ぐらいのうちから発見する (そして適切な処置をとる)」 というような研究がはじまるのもそう遠くはないだろう、というか、 もうすでに始まっているような気がする。 問題の本質は考えなくていいからいいよね。論文だけは書けそうだしね…。 おっと、某所では結果を発表しちゃいけないのか。
(19:30)
google://your-call-may-be-monitored-for-quality-assurance-purposes/ (130)

それにしても、Google は日本語インターフェイスで使うに限る (「補足結果」とか日本語が少々ヘンだけど…)。 英語だと検索するたびに毎回毎回、広告が上と右にぞろぞろ出てきてとても見にくいのである。 かなりクダラナイ単語でも広告が表示されてうざい (しかも、広告は検索した一部の単語だけがマッチしても表示されるらしい)。 Firefox には「Google の広告を自動的に見えなくするプラグイン」があるが、 たしかに英語だとこういうのが欲しくなるかもなあ。 これが流行りだしたら連中はどうするんだろうか。 そもそも彼らは (IE用の) google toolbar にポップアップ広告のブロック機能をつけていたんだから、 自分たちが同じことされても何も言えないはずだよね。

(23:27)
google://stephen-colbert 加藤茶/ (0)

Feb 14 [Tue]


(11:11)
Soy sauce はスペイン語で sauce de soja というらしい。 これって「そひゃ」と発音するんだよね? ちなみにスペイン語圏の人間は英語の j も h に発音する傾向がある。 Javier はムラカミさん (Koji) のことを「こひ」と呼んでいたし、 Java は「ひゃば」、AJAX は「あひゃっくす」と言うので、 最初なんのことだかわからんかった。ぬ
(14:32)
まあ、なんだかんだいって、新山はこのアホらしき学生生活が気に入ってるのかもしれない。 なんしろ、アホなことやってても (例: 箸を両手に持ってカチカチ叩いてリズムをとりながら廊下を歩く)、 みんな適度に無視してくれるからな (新山がヘンだというのにみんな慣れているという理由もある)。 それはそうと、さっきラウンジのホワイトボードに落書きしている人間を発見した。 なんと、工事のおっさんだった。 さいきんフロアの内装を改装している関係で工事関係者が何人も出入りしているのだが、 このおっさん、先日トイレでいきなり 「この国のコーヒーはひでえやな! ありゃ飲めたもんじゃねえよ!」 という話をしてきて、お前出身どこだよと尋ねたら、ドミニカだと。 でもこのおっさんが昨日のへのへの君の犯人じゃないと思う。 ニューヨークには謎が多い。
(00:46)
ヴァレンタイン日だというのに lispnyc みーてぃんぐ at Westside ぶるわりー。heow は奥さんをつれてきてた。 日本から出した年賀ハガキはどうやら届いたらしい。 きょうも pilzner をのむ。 帰りの電車の中ではウトウトっときた。もう今日は何もできないので寝る。

Feb 13 [Mon]


(14:51)
気温は上がってあったかくなったけど、 雪がとけてきてひどいことになっちょる。 うちの近所でもそうだが、マンハッタンでも歩道のまわりはどこも水ハケが悪く、 大きな茶色い水たまりがドバーーーっとできているので女装して跳び越えねばならない。

ちなみに、今回の雪は大雪だということになっているが、 今年の長野ではもっとふってた。大したことない。

さて、「ニューヨークでは長靴が流行っている」というのをどこか日本のメディアで (というより、より正確には、たぶんミヤノ日記を通して…) 聞いたことがあるが、 そんなのはしょせん日本のマスコミがでっちあげたネタに違いないと思っているが、 こういう雪グシャグシャの日になると、たしかに女性のゴム長部隊が出動するようである。 とはいってもデザインはそんなに派手というわけでもなく、 「薄ピンク地にパステル色系の水玉」とか、「緑の地に青い縞模様」とか、 なんかかなりビミョ〜〜〜。

どうでもよいが (どうでもよろ)、今日はセキネさんは来ていないようである。 ついでに Ralph も来ていない。たぶん、どっちも雪でクルマが出ないから 来ないんだと思う。というか数学的に無理なのである。 どうでもよろ。

それにしてもだな (なにがそれにしてもだ?)、 うちのフロアのホワイトボードに何者かが「へのへのもへじ」を描いたのを発見。 こんなことをやりそうなのは新山ぐらいのもんなのに誰だろう!? どうでもいいけろ (どうでもよろ)、「へのへのもへじ」って なんか困ったような顔してるよね。なんでだろ。歴史。

(15:20)
コウヒイ君。
(23:49)
なぜか異常にジャンクフードが食いたくなり、 絶対後悔すると思いつつもピザを食い、やっぱ後悔した。 なんでこんなもんが食いたくなったんだろ? とくに罰を受けるようなこともしていないのに、 自分からすすんで罰を受ける必要もないと思う。
(00:30)
そういえばきょう、レキシントン・あう゛にゅーの駅で、 どことなくホリヱモンに似た感じの小太りなコロンコロンしたおっさんが 楽器をやっていたが、そのうちにオペラかなんかを歌いだし、 そしたらすげえ張りのあるテノールでびっくり。 地下鉄構内でもよく通る声量。すげえよ。 やっぱしダテに太ってねえなと思った。 黒人でブルースを唄ってるおばちゃんとかを見ても思うけど、 ああいう「太ってる人にしか出せない声」ってあるよね。カンロク。

Feb 12 [Sun]


(14:04)
てくるで (ところで)、今までシェルで
cat << EOF
なんとか
EOF
とやるのを「ひあ・どきゅめんと」って呼ぶのは知ってたが、 これは "hear document" なのかと思っていた。 ところがじつは、"here document" のことだとわかった。 アホってた。 そんだヶ。
(14:23)
コーヒー豆にも重力があった!! びっくり!!
(20:06)
ひさしぶりにすげーー雪じゃのうー。 50センチはつもっている。 この週末はなんやかやでずっとヒキコ森生活。
(23:07)
このごろたてつづけに実装上の問題にぶちあたる。 ふんげあ。ずっとやり続けてると気が狂ってくるし楽観的な思考もできなくなってくるし、 もう、ヤバ放題。誰か止めろ! (あるいは ACL の締め切りが 100年ぐらい延びるかのどちらか)

て、ゆうか、次回の論文は (たとえ間に合うとしても) 「記念受験」的な性格のものなので、どっちにせよロクなもんではない。 前回のはそれなりに自分でも面白いと思ったが、 「これは面白いネタだ!」と自分自身で思えるようなキチガイ性をもったものというのは、 はっきりいって 5年にいっぺんぐらいしか出てこないんではないかと思える。 つまりオレって研究者に向いていない。

てくるで、emacs の dired で .zip アーカイブの中身が見れるって知ってた? オレは知らんかった。

(00:49)
実験スクリプトが走っている間だけ休める。
そして実験スクリプトはさっさと終了してしまう。
ふざける菜。
(01:50)
はあ〜〜やっとここまできた。 ここまで、というのは、やっとエラーが出ずに最後まで完走するところまできた、 という意味である。マダタダシイケッカガデルカドウカハワカラナイ。

どうでもいいけど、この間買った海苔「瀬戸内の旬」はひどいしろもんだ。 なんか生臭さがやたらつよいし、すぐ崩れる。 おまけに玉子の黄身はつぶれるし…。


Yusuke Shinyama