2009/4 (b)

Last Modified: Thu Apr 30 22:38:11 JST 2009

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(20:18)
そういえば最近知ったんだけど、“倫理”や“道徳”という概念は、 保守的な立場と密接に関連しているんだなあ。たとえば 「なるべく質素倹約をするべし」という意見は、べつに科学的なデータにもとづいた結論ではない。 これは (新山の知るかぎりでは) たんなる“美徳”とか“道徳”のたぐいである。 保守的な立場というのは「古くからの価値観を守ったほうが世の中たぶん安全だろう」という 考え方であるので (←これはどっかに書いてあった説明の受け売り)、 基本的に“道徳”うんぬんをいう人々は保守である、といってよい。 さて、新山もある程度 (それとも、かなり?) は「道徳的」な意見を持っているので、 そういう意味では新山の中にも保守の部分があるわけだ。 問題は、それがどのくらいか、ということである。 なんかめんどくさい文章になってきたのでこのへんで終了。

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(12:16)
またある (知人の) メールアドレスが消えていた。音もなく。 よく思うのだあるが、消えるんなら挨拶ぐらいしろ、と思う。 ネットではこういうことはよくあることだが、彼は実世界でも知っている人間である (そうでなければ新山は気にしない)。しかしいまの時代ではネット以外に 連絡方法がないことも多いので、こういう人とはメールあるいは web が 使えなければ音信不通になってしまう。Facebook にすればいいとか、そういう問題ではない。 つくづく自分はナメられたもんだと感じる。だいたい、いい大人のくせに、 なんつう投げ遣りな、いいかげんな他人の扱い方だ。 でも、こういうことは、なにもネットに限ったことではないらしい。

まえにうちの会社の社長が言っていたが、倒産する前にきちんと連絡してくる会社はまじめだ、と。 たいていの中小企業というのは、ある日突然になくなるものらしい。 突然、電話番号が「使われておりません」になる。アレっ? と思っていたら、 会社そのものが消えていた -- ということが多々あるらしいのである。 実世界でも自分のケツがふけない人ってのは、多いんだなあ。 自分はそうならないように気をつけよう、と思う。

なんだかんだいって、このサイト (と unixuser.org/~euske 以下) が 10年近くもしぶとく続いているのは、 自分でも驚くべきことである。たいしたモチベーションがあるわけでもないのだが、逆にいうと それがいいのかもしれない。いきなり隕石が落ちてきて死んだりしないかぎり、このサイトを 「やめる」ときにはちゃんとここに書くつもり。誰のためでもないが。

(14:45)
Abstraction ability as an indicator of success for learning object-oriented programming? (物事の抽象化の能力は、オブジェクト指向プログラミングの学習にどれくらい影響しているか?)

期待して読んだ論文だったが、大したことなかった。 オブジェクト指向に限らず、プログラミングの学習には物事をある程度、 抽象的に考える能力が必要だというのは、直感的にはわかる。 しかし、この研究によれば、この2つの能力はあんまり相関していないという。 しかしその測定手法が脱力。まず、人の抽象化能力を測定する「ピアジェの振り子テスト (IQテストのようなもの)」というものがあり、 それを被験者 (18〜22歳の大学生) に対して実施する。つぎに被験者をCSのプログラミング授業に出させ、 その期末試験の成績との相関を調べるというもの。なんだそりゃ。そもそも大学のCS授業なんて、 重要なのは「要領のよさ」であって、プログラミング能力なんて必要ないだろが。 (実際、新山はCのポインタって何か知らずに某国立大の情報科をぶじ卒業し、 大手IT企業に就職した人間を知っている。彼はやる気は全然なかったが、 人から答えを教えてもらったりするのはうまかった。それに実際、 社会に出てから役に立つ能力というのはそういうものなのだ。)

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(19:50)
どうでもいいが (どうでもよろ)、 「インフルエンザ」のことを「インフル」って略すのは、いったいいつの頃から日本語の 標準仕様に組み入れられたのか。JIS番号を示せ! なんとなく「コンサルタント」を「コンサル」って略すような軽々しさで、 オッサン用語っぽい臭いがする。こういうときは古来から日本では漢字をあてると決まっている。 誰かつくれよ! たとえば「殷触焔座」とか。

どうでもいいけど (どうでもよろ)、なぜか異常にミョウガ食いたい。なんでだろ。

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(20:32)
もんのすごく中途半端な位置でファイルを切り替えよう。 なぜなら、今月こそは 2つに分けるという目標があるのだから!!1

ずんげら。

(22:53)
毎回 youtube を引用するのはやめようと思うのだが、それにしてもこれにはウケた。ちょっと見てよ:

新山はよく AlJazeera English を見ているが、この放送局は 中東近辺の報道についてはいいけど、日本のことになるとてんでダメだということがよくわかった。 NYTimesのオオニシ記者の記事なんか目じゃないよ。東スポだってこれよりはマシかもしんない。 さて、その内容ですが … 41歳の会社社長である日本人ユカコさんが、 21世紀スタイルのお見合いとして、 ガイジンの結婚相手を探す旅と、それにからむインターナショナル結婚斡旋業者の話である。 まず最初に、日本がいかにハイテクで先進的にもかかわらず、人々 (とくに男) はものすごく 保守的だということが語られる。つうか AlJazeera の日本をとりあげるスタイルはいつもワンパターンだ。 まず、毎回かならず箏曲が流れるね。そして「世界一のハイテク国家である日本ですが、 経済は非人間的な企業サムライたちによって支えられており、 人々はいまだに男尊女卑的な考えで暮らしています…」というのがお定まりのパターンである。 それから、日本の結婚は現在でもお見合いでするのがふつうなんだそうな。 司会者が出てきてこう言う: 「日本では女性はクリスマスケーキに例えられます… そこで、25歳を過ぎた女性は海外に目を向けるのです」 …ワーお。一体それはどこの国だ! オレはまるで自分が宇宙人になったような気分だよ。

そんで、さらにアヤしさ抜群なのは、この“白人男斡旋業者”の方々である。 まず日本の男がいかに閉鎖的かつ時代遅れで、西洋人の男がいかに紳士的かという、 よくあるおばさんたちの妄想がくり広げられる。 こいつらは41歳の迷える子羊をつかまえて「あなたの人生はこれでよかったのでしょうか?」とかいう カルト宗教っぽい文句をかませ、見ず知らずの人間とデートを設定し、講習会を開いて 「どういう髪型にすれば/どういう話題を振ればガイジンを落とせるか」ということを調教する。 (この場面に来たら、みんな画面に向かって "what a bunch of sluts!" と叫ぼう。) 中東のCNNともあろうものが、よくまあこんなチンピラを取材する気になったもんだ。 これを見て日本人にまともな印象を抱くヤツはいないだろうよ。 そんで、この哀れなユカコさんは、どこの馬の骨とも知らぬ美術商のおっさんに会いに ロンドンくんだりまで行くのである。 どうかこれはヤラセだと言ってくれ…誰か!! で、決め手は、最後に出てくる司会者のなげやりなセリフ: 「では、ユカコさんが幸福を見つけられるよう祈りましょう」 それで終わりかよ!! 爆笑した。いやー、もうなんつうか…

…正直いって、ここで新山は人のことを笑っていられる場合では全然ないのだが、でも笑うぞ。 ここに出てくる女性はみんな自分の尊厳を捨てた人々ばかりである。 こんなのを平均的な日本人みたいに登場させないでほしい。 まったく余計なお世話だが、この連中にいま本当に必要なのは 白人のオトコなどではなく、バカなことを言い合える同性の友達なんではないかと思う (ようするに、こいつら友達いなそうだ)。それと鬱病の薬だね。 ま、アルジャジーラもひどい報道をする例を観察できたからよしとしよう。

(p.s. てくるで、「パツキン」という形容詞は「パツキンのねーちゃん」のようには使われるが、 「パツキンの男」というふうには使われない。なんでだろう)


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Yusuke Shinyama