いまさらな話だが、ようやく kterm
を使うのをやめた。
今までずっと kterm-6.2.0
に手でパッチをあてて使ってきたが、毎回、
どっかのライブラリが更新するたびにコンパイルしなおすのに疲れたのだる。
これで新山の Linux 環境は、
fvwm2 + kterm + tmux + emacs
fvwm2 + xterm + tmux + emacs
日本語環境で文字コードを変更するのは実にややこしい。
なぜなら端末ベースのすべてのプログラムが UTF-8 とワイド文字にまともに対応していないと、
どこかの過程で文字化けが起こるのだ。さて、だいぶ前から xterm
やら tmux
やらの
プログラムがまともに UTF-8 対応していることは気づいていたのだが、
ながらく移行しなかったのはフォントのためであった。
新山はもう10年以上も Kappa 20pt bold を使っていて、
なにかまともに作業するためにはこのフォントでないとだめなのだ。
しかし xterm
で日本語を表示するためには ISO-10646 (UCS) エンコーディングの
フォントを用意する必要があった。
そこで、既存の (ISO-8859 やら JISX0201ベースの) フォントを合成して
UCS対応フォントを生成する スクリプトを作った。
これでほぼ kterm
を使っていたときとまったく同じ見栄えが得られるようになった。
tmux
, emacs
, weechat
もほぼ UTF-8 で文字化けなく使えている。これまで UTF-8 のテキストを
見るためには lv
を使っていたが、これからはふつうに UTF-8 の日本語を
cat
できることになる。
ちなみに Xresources
の記述は以下のとおり:
そゆこと。以上XTerm*VT100*utf8: true XTerm*VT100*font: -kappa-fixed-bold-r-normal--20-*-iso8859-1 XTerm*VT100*wideFont: -kappa-fixed-bold-r-normal--20-*-iso10646-1 XTerm*VT100*cjkWidth: true XTerm*VT100*scaleHeight: 1.15
なぜ日本人はこうもカタカナ語を2文字+2文字(モーラ)に略すのが好きなのか。 「ブレスト」とか。 個人的にはこういった略語は本当にキライである。なぜなら、混乱するから。
「バーキン」 → Burger King
こないだ盲人の生徒が「点字ブロック」のことを 「テンブロ」と呼んでるのを見てショックだった。