11月のアホなこと。

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コーヒーミルク (コーミル) が拡散するのを待ちましょう。


  1. 雨だったので電車にった。連結器ちかくの把手に つかまりながら、ふと自分の反対側の手をのぞくと、中指が いちめん血だらけになっていた。なぜか。おそらくこれはきっと、 きのう皮をむいたところが切れて出血しているのであろう。 私はその指をなめながら、思った。ふむ、いまここでこの車両が 事故ったら、連結器のこっち側とそっち側に二股かけて立っている 私はきっと紙くずのようにつぶれてしまうだろうな。クシャリと。 そして内蔵とび出すだろうな。ゲャぐっっと。自分の口の中に 自分の内蔵が入ってきたらどんな味がするだろう。ああ考えたくない。 骨なんかまるでケンタッキーフライドチキンのそれのように パリパリと折られてしまうことだろう、口の中で。だれの口の中だ? それは 列車だ。列車に食べられると思えばよい。しかし、食い残すなよ。
  2. カネもらってるわけでもないのに「仕事」と呼ぶのがすきです。
    なぜならこれは、誇り高いコトバだから。
  3. シーツにカオをこすりつけていると、なぜかヨダレがでてきますよ (実験済)。
  4. あなたはそのツボを美しいと言う。 ぼくは知ったふうなかおをして、かかわらないように、壁ぎわに、 かまえているというわけ。おれはぼくの反対側にいて、 こういう人間にだけはなりたくないなあ、とかんがえている。

    きみはインクジェット・プリンタだ。


  5. “マルチメディア関係” → マルメカ (マル関)
  6. 常に笑ってる人がいちばんこわい、
    常に怒ってる人より。
  7. 石頭ははたしてほんとうに固いのだろうか。さっき、 金属をうちあわせるような音がして、いっしゅん CD の音が でかくなったしが、景色をみながら話ていると話のつながりが まったくわかりませんね、集中口座。
    泣けば時間が無駄になる。しかし、なぜ鳴くか!
    (人ー人)
    謎的顔文字。
  8. 誰もいない家で、あたりは秋で (いまや冬)、 なぜかタタミの上に枯れ葉が一枚陽をあびていたりすると、 おもわず窓を開けていることに気づくのです。いや、 気づいたりするかもしれません。最近になって新たな日本語を おぼえた。それは石化。いやそんなことはどうでもいい。 わたしの文章は分裂症にしすぎます。本人はホラこんなに 統一のとれた思考をしている人間なのにですよ。空に だんだん雲がでてきました。もうすぐ閉じるでしょう、庭の 扉は。モグラがでてきますのでね、春になると (いまや秋)。 コタツにすわっていた (いつからすわっていたんだ?) おばあちゃんは言いました。 アンマリ人サマヲカラカウモンジャアリマセン。
  9. その言葉の意味はわからないが…

    好きな言葉: 「やせがまん」


  10. この「宙ぶらりん」な感覚はいったい何? 二股かけるほどやばいことはないよね、世界的に (けれども実世界ではなんでこんなに夕刊になれないのだろうか?)。
  11. 「自爆」って、“self-destruct”っていうのか。 日本語より穏やかな言葉だね。

    どうだか
    な…


  12. このところ鬼のように忙しい日々が続いている (てゆうか、 なりそうだ)。しかし考えてみた。もしまったくやることがなくて、 日がな一日ぼけ〜っとしていることに比べてみたらどうよ? このようがよっぽど、幸せだ。幸せ、幸せ。でも怖いな、 心のもちようは、場合によっては人をも崩す。
  13. なるほどねえ、「ぐれる」か。

    ところでちくま文学の森と、新ちくま文学の森は、どちらも これを子供だけに読ませてたまるか! といった出来のよい短篇集で あるが、さし絵がないのが残念。せっかく子供向けなんだし、 安野光雅のカバー表紙もいいんだから。ただ、ぜんぶがぜんぶ 同じ人がさし絵を描いていたら、それもつまらないんだろうな、 あ、いや、表紙のアンノ画伯の絵はなかなかいいですよ。

    絵がねえと読めねえなんてやつは餓鬼なんだ! (ピー)


  14. あんたはどこに。
  15. コピー (cp ではない) してる最中に眠くなる。cp してる最中 (もなか ではない) に眠くなる。際中? サイ! goo (ごお) が また使いにくくなった。まったくあんたはもうやめてほしい。 よくあることが、よくあることだが。
  16. 年をとったら、単純になるべきだ。
    ぐちぐちと理屈をこねる老人ほど厄介なものはなし。
  17. きょうトショカンへいったら腹痛がして敗退した。って、 おや? ここは? 私は向こうから頬骨が歩いてくる (日本語じゃなん)、 これはこれはあんたも沈鬱になったもんだ、サム。(殿様!) 聞くところによれば、今の日本人子供の 4割はお都市寄りと 話をしたくないという。そりゃあそうだろうよ!! と、ある (ピー) はいうだろう。はいうだろう。はいう。小学校に 入りたてのころとかが、知らんがな、おまえは。彼らと 彼女らの血がどれほどうまいのかを。ドラクラ (= 吸血鬼ク) だ! 菊? そんなこともない、おまえは。きのうトソカンへいったら どうにも階段が暗くて降りていかれない → 降りていない。 オヤ? それはそう? オンヤ??
  18. 愛は幻で、身体は時計。自分のからだは実に機械みたいだ。 ああすればこうなる、今朝ここがこう痛むのはきのうあれが あれしたからだ。便所でうなる。こういう時刻にこういう状態なのは 昨日のメシの時間帯と量から逆算すればわかる。まったく規則正しい。 医者ってこういう気分なのかな。だとしたらおもしろい。

    ではアタマはどうなのか!? これもまた真なり。けれどもそこには 誰も踏み入れるを得ず。


  19. お茶はシブシブとそれに従った。
  20. 『島暮らしの記録』を読んで思う。手で実際に「ものをこしらえる」 ことができる人を、ほんとに心からうらやましいと。木でも石でも。 どうでもいいようなものを。長い時間をかけて。こつこつと。こしらえていく。 「こしらえる」ってのはいい言葉だ。古語でいえば「拵ふ」ってやつだそうだ。 「作る」ってのは抽象的なことに対しても使える動詞だが、 「製作する」「こしらえる」は無理。けれども今のこの時期に そんなことをやっているひまも度胸もないので… (許されないな)。 結局、ここでわたし (= 新山) 自身の話に戻るわけだが、自分は プログラムをコツコツと書き上げていく感覚を楽しみにしている。 こつこつとね。ああ、ダメだ、どうしても「書き上げる」になってしまう! そう、構築ね。

    けっきょく、人生の大半の時間というのは、けっきょき、 どうでもいいことに費やされている。 けれどもそれがなかったら、休符のない音楽のようなものだね? (誰かがいってたな、なんておそろしいことを)


  21. ああそう。私はそういいながら、背すじをのばしつつ、 意を決してまっすく線をひく。するとそれは必ず途中でぐにゃりと 曲がり、私はペンを持つ手を震えながらじっと見つめる。 夜が深い。
  22. つまり入れ弧。
    “私のものであるこの理論は、どれが私のものであるか言うという ことですが、私のものです。私の理論は、つまり私のものですが、 これから私が関連づけようとしている状況 (lines) の結果として生じる (follows) のです。これから私が言うのは私の理論のことです。 いいですか? 私の理論は以下のやり方 (following lines) です。”

    - Anne Elk

    (MONTY PYTHON, ``Miss Anne Elk,'' Monty Python's previous record, Charisma, 1972).

    あれま。日本語にするとぜんぜん意味がわかんない (正直いうと英語でもわけわかんないのだが、これはまた別のことだ、 別のことだ!)。

    (``Polaroid Words,'' Semantic interpretation and the resolution of ambiguity からの重引用)


  23. ほんと、弱いんだよなあ。どうにかなんないんだろ。
  24. 無神経な (つうか、うわべは神経質そうに見えても深層ではほんとに 無神経な) 人は、音でわかる。鼻息の音、うがいをするときの音、 そして足音。あんたらはなんなんだい? おれは無神経だけどほらこのとおり 無神経だけど、あんたはどうなのよ?
  25. お茶に飲まれると酒に呑まれるよりはタチがいいっちゅー話。 あのオヤジくさい迷惑な癖。困ったなあ。
  26. 論理と理論。
    社会と会社。
    形成と成形 (きょう見つけた)。

Last modified: Tue Nov 30 09:35:01 1999

Yusuke Shinyama