2005年 7月 (3)。

Last Modified: Mon Aug 1 00:16:03 EDT 2005 (08/01, 13:16 JST)

Jul 31 [Sun]


(14:10)
人間の性格なんてものは、人生のある一時期において決定的に決まってしまうものだ。

…と、思うようなことはこれまでに何度もあった。 そのたびに性格は変わりつづけてきたような気がするが.

じつはぜんぜん変わってないような気もする

(17:24)
いつものようにちゃいなタウンへ行って野菜と冷凍餃子を買ってきた。 チャイナタウンで買い物するときには、中国語の数字を理解できると役に立つ。 なぜなら彼らはほとんどの場合、新山には英語で値段を言ってくれないので。 3ドル50セントは「さんうーしぃ」だ。

今日はすずしいが、日ざしが強いためずっと歩きつづけているとさすがにあつい。 餃子がとろけないうちにすばやく帰ってくる。 とちゅうでノドがかわいたので BW の Starbucks で tazo chai latte を飲んでみたが、 こんなら午後の紅茶 (あるいはその類似品) ミルクチーのほうが安くていいやと思った。

電車の中での光景でひとつ印ゾウに残ったこと。 WTC に行く地下鉄の中で、黒人の少年が 10ドル札を 1ドル×10枚に両替してくれと 客に頼み歩いていたが、みんな 1ドル札を持っていない。 車掌にも尋いていたが (PATHの車掌は客室にいる)、 驚いたのは、そのうち車掌が運転席に行き、そこのドアをガチャっと開けて、 運転手に向かって「お前、1ドル札もってる?」と尋いてたことである。 あの、電車は走行中なんですよ。 さいわいその運転手は 10ドル持っていたらしく、 少年はめでたく 1ドル札10枚を手に入れたのだが、 しかし…心あたたまる、というよりは「両替ごときにそこまでするか」と驚きだった。 この時間帯は WTC 線はガラガラなので、車掌もヒマそうにしているというのは わかるのだが、あれはちょうどトンネルに入るところで、 あの状況で運転席のドアをガンガンと叩いて開けさせ両替を頼むというのは、 ちょっとやりすぎだろ。これではそのうち事故が起きてもしょうがないと思う。 ひやひや。

google://印象 印度象/ (920)

ところで (てくるde) いきなり思ったが、中国人というのはカニが好きだ。 ちゃいなタウンの魚屋へいくとカニを売っているが、人間のコブシ大ぐらいの、ちっちゃいやつ。 どういう品種かわからないけど手の部分が青い。そんで、連中 (=カニ) は活きたまま (こういうときには「活き」を使うのが正しいんだよね?) バケツの中に大量に 放りこまれてガサガサやっている。中国人はそれを 10個とか 20個とか買っていって、 まるごとスープに入れる。日本のようにでかい品種ではないので中身はそんなに 食うところがない。

Jul 30 [Sat]


(12:11)
連日の厳寒冷房のせいですっかり調子悪い。くそ

今日はもうオフィス行かねーーからな!! こんにゃろ

(13:08)
「々」の文字が検索できないのでアッタマきて Yahoo search をはじめて使ってみた。 これも明らかに Google のパクリだね。なんかもっと新しいアイデアがほしいよ。 しかし「やほお」と入力して yahoo を提案してくるのはよろしい。 そのほかは、まあ、特に感想なし。
(20:13)
いま自分のプロセスがどれくらいメモリを使っているかてっとり早く知る方法 (Linux):
print file("/proc/self/status").read()

Jul 29 [Fri]


(10:39)
問題は、「選択」ということなのだ、と思う。いや、思わない。あるいは、その逆。
(12:18)
きょうもそんなに暑くない (昨日ほど涼しくもないケド)。 大学にクル途中、さいきんの「オフィスの冬将軍」対策をどうしようかな、 と考えているうちに、頭にピコリーノと電球が明滅し (せはしくせはしく)、あるアイデアを思いついた。 大学でもレモネードを作ればいいではないか! ということでさっそく近所のデリではちみつ (Acacia) とレモン 2個を買い求め、 7階の流し台でつくる。アカシアのはちみつはクセが非常に少なく、水あめのような感じだ。 だがレモンを切るためのナイフがないぞよ。裁断器でレモンを切ったら…さすがにおこらえるだろうな、 と思ったので、ハサミでなんとか切断。それとあと使い残しのレモンを包んでおく ラップもない。流し台のそばになんかあるかと思ったが、ナンにもねえでやんの。 しょうがないなあ。

もう一杯…

てくるで、ハチミツのとりすぎで太るってことはありうると思う。 あるいはクマ化するとか。

(13:20)
きょうは システム管理者の日 です。
(14:22)
タエガタイサムサ。
タエガタイざムざ。
(14:59)
まったくなんでこんなに寒いのかしら?? さいきん、ここにあまり生活的なことを書いてない (この極寒のこと以外で)。 まるでここは生きた冷蔵庫か? いや、「生きた冷蔵庫」というのは名辞矛盾だ、なぜなら冷蔵庫というのは 生まれたときからとうに生きているからだ。キーボードを打っていると 手がかじかむので、ついついこんな文章を書いてしまう (迷 文)。

さっきちょっと昼飯ついでに外に出てみたら、 外で作業しても十分なような気がした。 てくるでデリでいつもご飯ものと麺類を両方とり、 一緒にパックに入れると、ご飯と麺類がまざってしまい大変に 食べにくい (まあ、ラーメンの中にご飯をつっこんだ経験のある人だらば おわかりだろう)。なので「ご飯と麺類をまぜないこと!」というのが これまでの教訓として頭にたたきこんでいたのだが、きょう新たな教訓が生まれた。

スウィートコーンと麺類もまぜないこと!

<ぢv align=right><small>
てろてん
</small></div>

夏も冬もサムいのがニューヨークです。

(17:35)
マウスで腱鞘炎になる人が増えているらしいが、悪いのはマウスではなく、 何にでもマウスを使わせるようなインターフェイスである。 たとえばブラウザとか。これ、ほぼ確信。

あるページを見ていてふと思ったこと。 新山は日本語が好きだし、文章を読んだり、書いたりするのも好きである。 しかし、高校生のころ国語は大キライであった。 これはだういうわけなのか? 「受験英語」という言葉があるのなら、 あれはさしずめ「受験日本語」といっていいと思う。

(21:51)
Lisp で 1関数が 200行以上というのを書いた。許されじ、 と思うが、パラメータが 10個ぐらいあるので効率をかせごうと思うと どうしても 1関数内に処理をまとめなければならなくなってしまふ。許すまし。
(23:14)
誰もがやりそうな計算シリーヅその 495:

この調子でいくと、第11番目の惑星が発見されるのは西暦 2080年ごろということになる。 ちなみに第100番目の惑星が発見されるのは西暦 8750年ごろであり、 そのころ日本では旧天皇誕生日が約100個増えて 1年の半分は休日になっている。

Jul 28 [Thu]


(10:53)
ぼこっっ
(11:58)
ぷくはち
(13:57)
てくるで、今日はうって変わって非常にすずしい。 大学の中はあいかわらず厳寒だけど。

韓国語は目立つということについて。 電車の中で、他にいろいろ雑音があっても だれかが韓国語を話しているとすぐにわかる。 なぜなら独特の抑揚があるからだ。とくに女の人の話し方がめだつ。 どんなのかというと、80年代ぐらいのいわゆる女子大生コトバ 「ナントカでぇ〜〜」「ナントカがぁ〜〜」というのをもっとクドくして間延びさせた感じ。 しかも連中は声がデカい。だから実際の音節はまったく聞こえないのだが、 抑揚だけでじゅうぶん特徴的である。混雑した車内で姿は見えなくても 「ああ、あっちのほうに韓国人がいる」ということがわかってしまう。 中国人も声がデカいのだが、中国語の場合は抑揚があんなに大きくないので、 近くまで行かないと中国語かどうかはわからない。

(15:29)
google://ごっくし/

12件か…・・・まあまあだな。(何が?)

(17:14)
学習しない新山が Common Lisp を使っていていつもいつもいつもいつもムカつくこと:

変数名に t を使おうとして怒られる。

もっとも、同じことは Python の len とかにもいえるんだから文句いえない。 あと、新山は "id" ってのを使いたくなるときが多いのだが、 これは built-in の id を隠してしまうのでなんか気分悪い。 この関数ってほんとに builtin に必要?

(21:01)
空調があまりに寒いのでそそくさと帰ってきてしまった

Jul 27 [Wed]


(13:10)
そういえばここに書き忘れていたが、 2週間ぐらい前に家のちかくでホタルが大量発生していた! しかもけっこう明るい品種。水辺もないのになぜだ? でもその日一日だけだったので、その後かれらがどうなったのかわからず。

待て。あれはホントにホタルだったんだろうか?

(16:21)
あーーーミーティング長かった〜〜。つかれた〜〜〜〜。 やっぱ、○○○○○○○○。

それにしても。

新山はふだんの体温がだいたい 35℃ちょっとなのだ、 だから今日の暑さは自分の体温とほぼ同じということになる。 もっとも、東京ではこんな日はよくあったような気がするが。 いまオフィスの窓を開けているが、蒸した空気が外からむわーーっと入ってくる。

なんだか自分がキョーレツに「資源の無駄遣い」をしている気がしてならないのだけど。

こういう日に外で働いてる人ってホントにスゲエなあ。 きのうは熱波で今年初の死人が出たっていうし。

google://ザカルウィ/ (54件)

(17:17)
ヤルキー君。(が。) ない。

今日もあらためて自分が“この手の”自然言語処理に まったく興味をもてないことを知った。 情報なんか検索できなくていいよ、と思うのである。 「かしこい検索エンジン」の話が出るたびにいつも思うのだが、 どうかこれ以上、賢くなってくれるな、と。 Google 程度で十分だ。ツールは単純にしておこう。 そもそも世の中が今よりも便利になってどうすんだ。 たしかに国によっては、明らかに今よりも便利になったほうが いい所もあるだろう。が、少なくとも米国や日本の場合は、これ以上いくら 世の中が便利になっても、絶対、今以上には幸せにならないということが はっきりしている。あとは「どうやって死ぬまで暇つぶしをするか」 ということだけが問題だ。だから、世の中はわざとある程度不便にしておくべきである。

もちろん、これは新山の本心ではないです。30% ぐらい。

(追記) きょう聞いた話だが、 さいきん日本では web を勝手にクロールして得られたデータを学術研究に 利用することも禁止される流れになってきているという。 たとえデータそのものを公開しなくてもダメなんだそうな。 なんかおかしな議論だが、米国では日本とは事情が違うってことでとりあえず無視しておく。

(18:28)
そして夕立がきた。
(21:32)
夜になったら、一気に 10℃くらい下がって、ガバっとすずしくなった。 駅で久しぶりに lei と遭遇。かれは今月のはじめに日本へ旅行してきたのだが、 ナギャーーに滞在していたというので、「きしめん食った?」などという会話をする。 彼はほかにも奈良、教徒、ヒロシマと宮島へいってきたという。 「日本の食い物はウマいが量が少ない」といっていた。 まあ、こっちの感覚からいえば明らかにそうだね。 オレは広島には行ったことないなあ。というか、西日本に 足をふみ入れたことがないのである。そもそもこのあいだ始めてトーホグに行ったくらいだし、 日本での行動範囲は非常にせまい。もともとオレはヒキコ盛体質なのだ!

Jul 26 [Tue]


(09:15)
なぜか父親と銭湯にいっている夢を見た。 が、本当にショッキングなのはここからだ。(以下略)

さいきん、おかしね夢が多ひなあ。

(10:27)
いまドキュメントを書いているが、プログラムを書くよりもずっと時間がかかる… いや、かかっているような気のする。論文を書くのに時間がかかるのと同じだね! 「文章を書く」という作業自体は、嫌いではないが、 いい文章を書くのはいいプログラムを書くよりもずっと難しい。 なぜなら、自由度がプログラムよりもずっと多いからである。 それに、ほんらい頭の中にあるものは 1次元的ではない (どちらかというと 3次元的だ) から、 これをわかりやすくシリアライズするにはいろいろ制約条件がある。 すぐれたコードやファイル形式と同じように (ファイル形式にも優劣はある!)、 すぐれた文書にもいくつかの特徴があるはずだ。 どんなものだろう? うーん、このどれも非常に大ざっぱなことでしかないような気がする。 細部でもっと重要なことがあると思うのだが…。

学問的な興味としては「人が文章 (あるいは発話) をどう“理解する”のか」 というのがここ 10年間ぐらいずっと持っている疑問。そしてこれがそのまま現在の 自然言語処理に対する不満につながっている。構文解析の研究がいくら盛んになっても、 そのあとなにをするかという研究はほとんどだぁ〜れもやってないし、そもそもそれらが言語理解にとって 本当に必要なのかすらもわからない (そもそも「構文解析が必要」という発想じたいが、 失敗したかつての記号論 AI の呪縛をいつまでも引きずっているように見える)。 そして、誰もシンボルを分解しない。このことはとくに問題だと思う。 みんながやっているのは、結局のところ「シンボルを分解して、より小さなシンボルにする」か、 あるいは「シンボル間のつながりを見る」ことによって意味を処理しようとしているだけだ。 しかし、だとしたら自然言語は一体どこで現実世界とつながっているのか? 「リンゴ」という単語のどこにリンゴのあの形との関連が含まれているのだろう。 現実世界がすべて記号で表現できるとすれば (そう思いたい人はいるようだけど) それは筋が通っているが、新山はそう思わない。それは近似ですらないと思う。 現在の自然言語処理においては自然言語は完全に数式のような記号処理として扱われており、 現実的な基盤がまったくない。さしずめそれは「プカプカ浮いている」のである。 しかし、この分野にはあまりこのことをシリアスな問題として考える人がいないようで、 みんなどうでもいい枝葉な (と新山には思える) ことばかりやっている。 だいたいなあ、自然言語処理ってのはそのうち「情報検索 + 機械翻訳 + α」だけの世界に 吸収合併されるんじゃないかと思うんだよ、この場合「合併」っていうのかどうかはべつとして…。 これというのも DARPA や Google のおかげだね! あと、米国には マーケティングや軍事関係のためのデータマイニング屋が沢山あるらしいので、 そういったところも最近 NLP づいて繁盛しているらしい。 こうした傾向は、Ralph やセキネさんにとっては嬉しいのかもしれないが、 新山はさっぱり興味ないので、オレの「学問的な興味」は永久に解決されないまま 終わるのではないかという気がしている。まあ自分で研究するのなら話はべつだけど、 そんなことしてたらいつまでたっても平和な生活はできないし。

てくるで、午前中家にいるとだいたいセールス電話 (ロボット版) がかかってくるのは 10時〜11時のあいだなのだが、なにかこの時間帯がイイという統計でもあるんだろうか??

(14:29)
てくるで、いつのまにゃら Google Maps で日本地図がサポートされていた。 新山はブラウザの言語環境を英語にしてるから気づかなかったのだが、 あるときインターフェイスが日本語で表示されたのでモシヤ…? と思ったのである。 しかし、なんかカーナビ画像をそのまま貼りつけたダケって感じだね。 で、なんとなく「首相官邸」と入力したら「滋賀県犬上郡多賀町大川相」という どっかの山奥の場所が表示された。 脱力。どうやら英語版と違って、Google local との統合はされていないようだが、 それにしてもなんで? 「首相官邸」の「相」とマッチしたのだろうか。 ついでに Google local で「首相官邸」近くの「大学」というのを検索したら、 トップに「焼肉大学」というのが出てきて爆笑。 「ラーメン大学」というチェーン店が長野にあるのを思い出した。 つくづく日本語版はいい加減だと思ったが、ウケたので許してやる。 それでも地図があるのは便利だね。地名しりとりのリンク先をこっちに変えておこう。 さよなら Mapion。

いまなにげなく思いついた等式:

slashdot.org とスラッシュトッド・じゃぱんの関係 == google.com と google.co.jp の関係

実際には google は slashdot.jp ほどひどくはないと思うけど…。 と、いうか、外資系の IT 関連企業ってほどんどこんな感じじゃないのかな。

新山が勝手に想像する外資系企業の特徴 (偏見入り):

いやーーー、当たっていそうでコワイよ!

と、ここまで書いておいて思うのですが、ラジむかはいつ更新するのでそふか。

(16:35)
Mac Mini ほしい。500ドルってのは非常に…ヤバい価格だ。 しかし買わないぞオレは。決っっっっっtして。 だって使い道がないもの。
(18:06)
ひとミリオンこといわせてくれたまえよ。 きみは「アメリカのピザ」を知っているかっ。そう、アメリカのピザだ。 これを食うとその後 1ヵ月くらいは「もう二度とピザなんか食うか」と思わせる、 あのアメリカのピザである。 他州からきた人間によると「ニューヨークのピザは他よりずっとうまい」らしいが、 そして実際それはそうかもしれないが、それでもピザはピザだ。 この油っこさは人を不信にする。 もーー、きょうは暑くてあつくて 35℃ くらいあって、 ドサ屋まで行く気力がなかったので、ついつい、 「ま、ピザでいっか」と思ったところが 敗北だった。胃にもたれすぎ。でも、フンとに今日はアツイよ。 むわ~~~~~~~~~~っとしている。オレはいつ帰れるのか。
(23:20)
帰ってきたんだけれどまだすごく暑いよ、おもては。

Jul 25 [Mon]


(10:54)
おそろしい夢をみた。自分しか知らないはずのことを、 いつのまにかみんな知っているのである:

「ユウスケ、じつは○○○のことが嫌いなんだって?」
なぜ それを!!
「お前、いつも○○○○読んでるんだって?」
なぜそれを!!
「お前、自分の夢を web 日記に書いてるんだって?」
なぜ それを!!!!!!!

こんなぐあいだった。

てくるで、 Penn. station で「this is a bomb」男が逮捕されたんだって。 シャレになんねーな。てっとり早く有名になりたい人向けだね。 (おっと)

(12:46)
知りませじ。

ぬんにも。

訳注: PHP を「ぴひぴ」って読むことはご存じでした?

(13:15)
いま、あることのために css の文法について調べているが、 どうでもいいが、css zen garden に 書いてあるヘタな日本語文字を見てワラっちゃうんのはオレだけ?
(18:10)
マイクロソフトがスマイリーに対して特許

事実上、これはアスキーアートに対して特許を取ろうとしているといってもいいと思う。 どこまでがエモティコンでどこからが違うのか? i-doesn't-knows-me-are-whom.

(23:03)
きのう、おとといはずっと Lisp をいじっていたが、 きょうはずっとぴちょん君をいじっていた。 これで Python/Lisp 比率がまた上がったと思う (これが 1.0 を大きく下回ると健康によくないので気をつけねばならない)。 新山は Lisp という言語そのものは好きじゃないが、Lisp ユーザには わりと好感をおぼえることが多い。なぜなら、彼らには 「いかにマイナーであろうがいいものはいい!」という思想の人が多いからである。 その選択が Lisp だというのには、まあ、はっきりいえば同意できないのだが、 少なくとも世のメジャー性とは別の基準で「いいかダメか」を判断しようとする姿勢には 共感をおぼえる。「ようわからんが、とりあえずメジャーなやつ使っとけ」という 人々よりはずっといい。たしかに Python なんかだと最近そういうの多そうだよなあ。 とかいいつつ、周囲の人々から Python の質問をされると喜んで時間をさいて 答えている新山。

Jul 24 [Sun]


(10:47)
けさ、ゆうべの残った味噌汁にタマゴを割って入れようとしていたら、 どこからともなく、

「ぎゃあああああ〜割らないで〜〜〜〜!!」

とゆう声が聞こえた。おネエ言葉ってことはメス卵か? と思ったが、 しかしそのときはすでに手の動きは止まらなかったので、 タマゴはパッカリと割れて黄身が味噌汁の上に落ちた。 そいつはなおもまだ絞りだすような声でなにやら叫び続けていたが、 「うるせーな」と思ったのでおタマでもって上からぶしぶしと つぶしにかかった。そのあとぶしゅぶしゅと何かがせき込むような 音がしばらく聞こえていたが、やがて聞こえなくなった。

そしてしばらくするとぼくは完全に白濁した卵の白身を見たのです。

この後の展開:

  1. どくいり きけん たべたら しぬで
  2. いただきまーす
  3. じつは卵の黄身に人の顔が!!
さてどれでしょう。
(13:06)
ヨークタウンから電話がかかってきてまた意味もなく世間話。 なんでも、こないだ停電があったそうだが、 某研究所には半導体関連の研究のため化学施設があって、 急に停電が起こるとあやしいガスが出てヤバいらしい。 これには笑った。新山はいつもハイテク機器が ブっこわれるのを笑う傾向があるが、おそらく元から ハイテク機器なんざたいして信じていないからだろう。

てころで (←新しい組み合わせ)、最近 slashdot の google 関連の重複記事 (dupe と呼ばれる) がメチャクチャ多い。 そのたびに cowboyNeal などがさんざコケにされていて笑える。 かれらは tf/idf 程度のツールを使えば重複記事の判定 (少くとも、その示唆) ぐらいできるんじゃないか?

(16:51)
た、たべすぎ た。。。。。。....
(19:28)
きょう新たに発見した Common Lisp のワナ:

> (loop for i from 0.0 below 1.0 by 0.1 do (print i)) ;; i=0.0 から 1.0 まで 0.1 きざみで増加させる
...
> (loop for i from 1.0 above 0.0 by -0.1 do (print i)) ;; i=1.0 から 0.0 まで -0.1 きざみで減少させる − 間違い
...
じつは above の場合は by には減少させる差分の絶対値、 つまり正の値を与えなくてはいけないのである。 さもなくば、i はどんどん増え続けて無限ループになってしまう。 いやーー、この仕様に気づくのにどれほど時間がかかったことか! 例の loop page を更新しなくては。

それにしても罠だらけの言語だ。まるで C++ のようである。 (いや、C++ よりはるかにましだけど)

(20:47)
ふーー。ようやく動いた。帰ろ。

todo: フォント管理。いちど読み込んだフォントは重複ロードしないこと。

(追記) きょうも長ネギと米をしょって帰ってきたが (米をリュックに入れていたが、爆弾を背負っている、とはたぶん思われなかったろうと思う)、 日本食料品店で買い物していたらアメリカンのおばさんが近づいてきて、 何かと思ったら「Organic な納豆を買ってこいと言われたのだが、 自分は日本語が読めないので、どれが organic な納豆か教えてくれまいか」という。 この店には納豆の種類が異様に多い。十数種類はあると思う。 それで、「これは organic って書いてある、 これは有機栽培とは書いてないけれども、無農薬って書いてある、 これは遺伝子組み替え大豆不使用と書いてある…」 と説明していったら、そのおばさんは片っぱしからカゴにホイホイと 放りこんでいくのである。あれ、ぜんぶ食うんだろうか? ところで「遺伝子組み替え大豆」の英語がわからんかったので、 テキトーに "genetically altered soybeans" などと言っておいたのだが、 これは正しい英語だったんだろうか? たしか遺伝子なぞの改竄のときは alter を使う雰囲気があるような気がしたが、いま考えてみると genetically engineered のほうがよかったのかな。 ときどき慣れない言葉を使うとふと考えこむことがある。

Jul 23 [Sat]


(11:28)
今回の地震の容疑者もエジプト人学生?
(11:51)
ところで(てくるで)、"trusted computing" ってのは日本語で何て訳されるんだい? 著作権管理に (妙なところで) うるさい日本では trusted computing みたいな概念は 好まれると思うんだけど…。しかし、この概念は汎用 PC でやろうとしたところから 生まれたものであって、日本みたいにほとんどのハードウェアが proprietary な場合は 関係ないのか。ぜんぶ組み込みにして隠しちゃえばいいんだもんな。
(13:08)
ふと思ったのだが「ご飯の上にハシを立てる」という行為が 忌み嫌われるのは日本の風習? それとも中国の風習?

あと、棺桶に入れるときに三角のアレをつけるのはどこの出自?

(00:09)
今朝は 10時ごろだが、かなり風がすずしかった。24、5℃ くらいだったと思う。 機嫌がよかったので Newport からフネに乗ることにした。はっきりいって、 新山はべつにウォーターフロントに住んでいるわけではないので、 船に乗るには一回、地下鉄に乗ってから途中でわざわざ降りて乗り換えねばならない。 金も時間もかかるのである。が、そんなこといってる暇はない。 てくるで (ところで)、週末の船は midtown までしか出てないんだってさ。 前からそうだったっけ? まあよい。船着き場から見た光景がえらくよかったので写真に撮る。 船の中には警官が 2人もいた。船は Newport を出たあと保母県の 2箇所でとまるが、 あのあたりってどことなく西海岸っぽいよな。水辺で、建物がやたらとみんな新しく、 芝生やら公園があって個人所有のクルーザーやヨットが岸辺に浮いてるからそう見えるのだろう。 さて、きょうは船の中からカルガモを発見した。やつら、並んでぷかぷか浮かんでいやがった (ほんとは泳いでいるのだろうが、こちらの船が走っているので、 連中はほぼ止まっているようにしか見えない)。42st. で降りてからは とくに用もないのでそのまま南下し、気がついたらいつもの kebab 屋にいた。

午後はずっとプログラミんぐ。きょうはかなりくたびれた。 中心となっている部分は、まあ、100行ぐらいの量しかないのだが、 もろにベクトル操作 + 場合分けのために頭を使う。だいぶ紙に下書きをしたが、 コードを最適化すると大したことをやっていないように見える (実際、そうかも)。 しかも、ここはなるべく速く処理しなきゃいけないところなのだ。だから、 あまりアホな式にするとよくない。超越関数 (atan とか) なんか 使っちゃあマズいだろう…でも平方根を使っても同じかな? いやいや、しかしこんなことしたって他の部分がどうせ遅いんだ… などと、うだうだ悩んでいた。帰ってきてからは久しぶりにギョウザを焼く。 いや、やっぱ、ギャウザはいいやね! そのあと図書館で借りてきた本を むさぼり読み、桃を剥く。今日はすずしいらしいのでよく眠れるのこと予定。

Jul 22 [Fri]


(14:18)
そらきたきた…。

きょうの目標 (もくひゅう) (さ):
タオルかうこと。
塩かうこと。
コーヒー
かうこと。
そしてあとは?

(17:01)
文字化けな人生ってありうる? ありうるよね。 いや、ありうるにちがいない。 ピーナッツバター。
(00:41)
ぽっり ぽっり

ねっし ねっし

ぽっり

ねっし

あー

…とここまで書いて死にたくなり、やめた。

Jul 21 [Thu]


(11:48)
それらの話にはもうあきた。

ほんとうに自分がそういう人生を送りたいのかと自問すると、 考えこんでしまう。

(18:35)
またセキネさんとケンケンガクガクな議論をし、 1時間以上しゃべっていた。かなり疲れた。 この人にいつも議論してもらえるのは非常にありがたいのだが、 両方ともツッコミ気質なので相手の発言をお互いに途中でさえぎることが多い。 おまけに 2人とも言いたいことをズバズバ言うタイプなので、非常にやかましい。 「そりゃあぁー、決めつけですよ!」とか「その定義は卑怯だ!」 「じゃあこの場合はどうなんですか!」という罵声 (のようなもの、に聞こえるだろう、 他人にとっては) がとびかっている。これは疲れるよ。 しかしまったく後腐れがないので、スポーツみたいなもんだな。

なんとなくわかったが、どうやら人の情報欲求には 2通りのパターンがあって、 「検索指向」の人と「ブラウズ指向」の人がいるらしい。 これによれば新山は圧倒的に「ブラウズ指向」だ。 そもそも「探したい情報? そんなんねーよ。それより、腹へった」という タイプなので、明確な目的をもって検索している人の問題というのが あまり理解できないのである。そもそも人生の態度として、 ゴールに向かって一直線、というのがいただけない。余裕がないというかね、 そんなんじゃダメですよ (断   定)。 新山の場合、ゴールはわりと明確に定まっているのだが、寄り道上等、 というか、迷ってるうちにゴールに着いちゃうような生活がいいんだな。 しかしむしろ脱線こそが人生の真の目的なのであるから、脱線しまくっていけば、 いつかそのうち目的地 (と自分が信ずるところのもの) にたどりつく
であろう????

nemy

(23:13)
…あれから眠気にどうにも堪へがたくなり、オフィスで机につっぷして ヨダレをガァーガァーたらしながら爆睡。いつも 15分ほどで目ざめるんに、 きょうは 1時間近くも寝ちまった。周りからは 「よくそんな姿勢で長時間眠れるね、高校生じゃあるまいし」 とか言われるが、たしかに起きたあと顔が微妙に変形しているような気がするが、 微妙にどうでもいい。 あと、ヨダレ対策 (口の下にハンカチを敷いておく) を忘れると ひどいことになるので注意せねばならない。

てくるで (ところで)、今夜はなにげに満月じゃない??
(↑この「なにげに」の使い方は語用論的にみて偽であろうか、わからじず)


Yusuke Shinyama