2005年 11月 (3)。

|やさしさ| == |やさしくなさ。|

Last Modified: Thu Dec 1 02:50:10 EST 2005 (12/01, 16:50 JST)

Nov 30 [Wed]


(03:46)
一度起きたら眠れませず。

なぜオレはこんな時間に起きているのか? ゆうべ、メシを食ってから 3時間ぐらい寝て、そのあとなぜか夜中に目がさめて LWN翻訳をやった。そしてまた眠りにつこうとしたら、目がさえて眠れなくなっていた。 しょうがないので今日バグっていた部分のうまいやり方を考える。 新山はいつも寝るときに考えるべき厄介なプログラムのロジックや数式を 覚えておくことにしている。そういうのを布団の中で「うーん、わかんねーわかんねー」と 考えていると数回アクビが出て、いつのまにかスッポリ眠りに落ちているということが 何度もあったので。しかし最悪なのは今日のように「考えているうちに答えが出てしまう」というケースだ。 こうなったらもう余計眠れなくなる。メラトニンのお世話になるべき時かもしんない。 こまったもんだ。

そういえば今月は 11月だから、今日が月末ということになるのだよね。 まいったな。締め切りは刻一刻と近づいてきている。今年はなんでこんなに早いんだよ? だうでもいいけど今年は LL5 はやんないのかしらね、やっぱり。 たとえやったとしても 12月中にそんなの行ってたらセキネさんに殺されそうだな。

(09:45)
ヤルコト一覧: travel signature 取得 (あれ? こんだけ??)
(12:14)
つまらんもんはつまらん。くそ
(19:11)
なんかやっぱりヘンな時間に起きたのが悪かったのか、午後になっておそろしく眠くなり、 3時ごろにさっさと早退してしまった。こういうとき学生っていいね。 そのあと 6時ごろまでバクスイし、今に至る。 これから大学にログインして研究やんなきゃ (やんなか)。

ところで (てくるで) 新山はいつも古いバージョンを OZOU というディレクトリに入れるくせがある。 これは誰かが「お蔵入り」を「おぞういり」と読んだことへの復讐だ??

(21:29)
いまおそろしいことを発見した。 うちのアパートのコンロは全部ガスではなくて電気式なのだが、 こいつはじつは漏電しているのである。いまみそ汁を作ってるときに ステンレス製の鍋を片手で持ち、もう片方の手を流し台に当てると なんかビリビリくるのである。フンギョエー! な、感じ。 いままでずっと知らずに使っていたのな。こわいのう。

…しかし、20秒ぐらい考えてみたらこれは実は当たり前なのではないかと思い出した。 そもそも電熱線に電流が流れてるんだから、やや外界と電位差が生じるのはしょうがないんではないかという 気もする。でもよくわからん。ほかの電気コンロを知らないからな。 でもフツーーはなんか絶縁のコーティングとかするんじゃないの…? と思ってコンロを使い終えてから見てみたが、なんか、昔はコーティングされていたような 跡が残っているが、今は…。まあ、ニューヨークで感電死したらごめんよ母ちゃん。

(23:21)
新しいダイエーのマークが非常に脱力系に見えるのはオレだけだろうか。 いま、日本ではああいうのがはやっているのだろうか。 ウラシマ。
(01:31)
ふーーむ。どうやらヤツも某社に就職したいようだ。オレには全然わからんが。

だいたいさ、日本にいたときから思っていたのだけど、理系の大学院生風情が 「就職しても今やっている分野と同じようなことをやりたいです」って言う気分が、 オレにはわからん。なんで? ラクだから? ひとつのことを続けるとカッコいいから? それとも自分のできることがソレしかないから? この分野の中にとじこもっていれば自分のプライドを保てる?? それとも、それが人生を通して追求するテーマだと本気で思っているから?

オレにはわからん。

これまでこの分野の研究をいろいろ見てきて新山が出した結論は、いまの自然言語処理は 自分のプライド (かっこわらい) をかけてまで続けるほど奥の深い分野ではないということだった。 少なくとも現在の方法論では。むしろ、やればやるほど 自分の本来やりたかったことではないような気がしてくる。 それに、たいして (まともな意味で) 世の中の役に立てるとも思えない。

というか、ほんらい「研究したい」って思うのは、 自分になんらかの問題意識があるからだよね。 あるいはもっとオオゲサな言葉を使えば、「理想があるから」といってもいいかもしれない。 ただ働いておカネをもらうだけじゃ満足できませんっていう何かが。 少なくとも新山はそうだ。 しかし今こうやって研究してても、ちっとも問題に近づいているって 感じがしないのはどうしてだろう? (もちろん世の中には給料や見栄のために博士をとりたがるのもいる、 でもそういうのはとりあえず無視)

前に経済学をやってる phd学生と話したのだが、ふたりとも 「結局、研究をやればやるほど自分の分野に失望してくるよね」 ということで意見が一致した。 こういう感覚はどの博士学生もたいてい経験するらしい。 まあ一時的なものかもしれないが、そうかな? どうかな?

Nov 29 [Tue]


(13:52)
「どうやって検索するか」よりも、「どうやって検索しないか」のほうがより重要だ。

「どうしたら検索で発見されるか」よりも、「どうしたら検索で発見されないか」のほうがより重要だ。

いま考えたのだけど、プライバシーを心配して ネットで検索されないためにニセの情報を流しつづける “反google秘密結社”のようなものがすでに地球上のどこかに存在しているのかもしれない。 スパマーは商業目的でこれと同じようなことをやるだろうけど、倫理的にこれをやるところがミソだ。 なにがミソなんだ? 最初からネットを使わなければいいだけの話である。 いやしかしそれでは根本的な解決にならん。 ともあれ、5流SF小説ぐらいにはなるかもな。

(17:48)
Adam が来て、charniak の最新版のパーザがコンパイルでけへん、といってきたので、 見てみたら悲しくなった。boost 使ってるうえに、もとからの n-best な出力に対してさらに reranking をやっており、これが全然別のコードで書かれている。 しかもこれで精度が向上するのはせいぜい 1% かそこらだそうな。こういうのを見ると、 なぜ世の中の人々はこうも不毛な研究ばかり好きなのかと思うね。 とりわけ構文解析の研究は不毛である。 こんなもんを 10年もやってる奴はキチガイだろ (おっととと、地雷だ)。 いくら論文のネタになるからといっても、 こんなヘンテコなことまでやって精度 1% 向上というのはまったく正当化できない (99% の正解率が 100% になるなら正当化してもいいけど)。 おまけに、c++ でわざわざ S式を扱うコードまで書き直して…。 キミらは greenspun's tenth law を知らないのか??
(19:12)
ぐぞーーーー今日はノルマ (ノルミぃ) 達成できづ。 とあるバグをつぶすのに 3時間近くかかって、途中で Adam やら H嬢やらに翻弄され、 もうスポンジ頭になったんで帰る。メールの返事も書いてねえしよ、っったく。
(20:07)
帰ると留守電が入っていて、録音された音声で 「GSOC 組合員に告ぐ。明日は大規模な集会があるので絶対参加のこと。 スケジュールはblablablah」… お前ら懲りねえな。すげーよ、このしつこさ! でも出ないけど。

David は真面目に参加してるらしい。たいしたやつだ。

(22:37)
bokuhabyoukida. (ぼくは病気だ。)

身のまわりのもの、何を見てもすべてが「」に見える。 いま、このディスプレイの中にも、閉じた瞳と唇が埋まっているのが見える。 そして、そいつらがあるとき目を見開いて一斉にこちらを見る! …そういう病気。

そしてそれは、 2日後に現実に起こった。

Nov 28 [Mon]


(09:07)
なんでこんなにあったかいんだろ?

…うーむ、いま読み返してみると昨日はなんかテンショニが高かったようの気のする。 締め切りのせいだろう、と勝手解釈。

今日の目標: ふだんより多めにまばたきする。

(13:40)
非常アッタ。 (= 『非常アッタかい』の略) 今日は雨がふるとのことだったが、朝のうちにやんでしまったようだ。 あとの空は曇ってばかりで、気温 15℃ ある。

きのうテンショヌ高すぎた反動できょうはテンションんが低くい。

切手が切れたので (?) Cooper Union の郵便局に買いに行く。 自販機で 20枚つづりの 37¢切手シート $7.40 を買ったら、 おつりが $12.60 だったのだが、1ドルが全部 コインで出てきやがった。 しょうがないので Staples までいって散財。そのあと銀行。 どっちでもいいが、この間の距離が遠すぎるのは効率がよくないと思う。 でもここは世界で一番近い郵便局なのだ。しょうがない。

(23:18)
きょうはどうにもテンションが上がらず、サッサと帰ってきてしまったが、 家に着いてから異常なネムケに教われそのまま 3時間ほど爆睡 (バクネムリ)。 実験プログラムがどういう理由かスッゲーのろいので、 1ファイル処理するのに 20分ぐらいかかっている。 この原因はいづれ追求せねばなんない。ふんげあ。 新山は毎日米国の 10かそこらの新聞サイトをクロールして 「自分用 Google News」のようなものをつくり、 これをさらにクラスタリングしたあと解析してデータベース化している。 週末にデータベースの構造を全面的に変えて あつめた新聞記事中のすべての文に固有の ID をつけた。 さらにこいつらを照応解析をかけて NE抽出をかけてGLARF化して、 「何月何日の、どの新聞の、どの記事の、何番目の文の、何番目の名詞句」と 「別の日の、別の新聞の、この記事の、この文の、この名詞句」が 実は同じものをさしている、というような情報をまとめる。 そのうえで述語から事実関係を抽出する、といった実験をやっている。 だけどもこのデータ管理が面倒でさ…。 これだけやっても大した結果が出るかどうかはなんともいえないんだぜ、 やんなっちゃう。

どうでもいいけど、いま日本で起こっている「姉歯えんがちょ大作戦」は 他人事ながらとってもおもしろい。 いまんところはあの設計事務所しか見つかってないけど、 「他にも似たようなところは一杯あるのカモ?」と思い始めている人は沢山いるだろう。 ホテルやマンションでも大打撃だろうけど、官公庁や病院がダメだったらどうするんだろ? しかし耐震構造なんてものは、結局のところ「地震が起きてみなきゃわからない」わけで、 たとえ設計段階で基準を守っていても現場の細かいところであちこち手抜きが起きて 結局ダメかもしれないんである。そしてさらにこわいのは、一般人が見てその違いを 判断することはできないらしい、ということ。でも考えてみりゃ、そんな技術は山のようにあるな。 建造物だけでなくて飛行機や電車だってそうだし、もっと身近な例でいえば食べ物自体がそもそもあやしいのだ (でも、米国の食いもんよりはゼンゼン安全だと思うぜ、正直)。疑い出したらきりがない。 もともと世界基準よりはるかに心配症っぽい日本人がこの疑心暗鬼をどこまで 拡大するかみものだね。

いや、しかし農薬や添加物でいえば日本の一部の食品ほうが米国よりはるかに多いのかもしれない。 現代人の生活を理解するのはタイヘンなのである。オレはとにかく単純な生活がいいな。 なんだかよくわからない化学物質を食って死ぬよりは、 単純に腐ったモノを食って死ぬほうがよりマヌケな、人間らしい死に方だと思わないかい? そしてオレはたぶん死に方にこだわる。人生、 死ぬまでが遠足

(02:22)
子供がどうして夜を怖がるかといえば、それは未知のバケモノが現れるという可能性を、まだ捨てきれていないからだ。

大人がどうして夜を怖がらないかといえば、彼らはそんな可能性はもうとっくに捨ててしまっているからだ。

おやすみ

Nov 27 [Sun]


(12:43)
感謝祭が終わると、街は一気にキチガイ的なクリスマス年末商戦シーズンへ突入する。 きょうは近所のデリへ行ったら、すでに "♪ Better watch out, Better not cry ..." というおなじみの曲が流れていた。しかし本日 (ほんづち) は外は非常にあたかく、 いま 10℃近くある。予報によると明日はさらにメチャ暑くなる予定らしいが、 ホントかね? こりゃどう見ても 11月の気温じゃないんじゃないの?

♪ He knows if you've been good or bad, so be good for goodness sake!

(15:05)
実験中ヒマ。。。

そういえば、昨日すごいものをテレビで見たんだよ。日本では一度も見たことのなかった "Neon Genesis Evangelion (新世紀エヴァンゲリオン)" であるっ。 Cartoon Network にチャンネルをまわして (アナクロ的表現)、 最初なにげなく「あー、また日本っぽいアニメをやってら」と思っていたのであるが、 ふと「これってもしかして?」と気づいたのであった。 新山はエヴァンゲリオンを知っていてもおかしくない世代だと思うが (もう 10年以上前だよね? 当時たぶんオレは学部生だった)、 そもそも下宿にテレビがなかったうえに、 周囲にもこのアニメにハマるような友達はいなかったんで、ほぼ完全に スルーされていたのである。とはいっても「♪ざ〜ん〜こ〜くな〜テっンシのテーゼ!」という 曲は耳に残っているから、どこかで何か摺り込みがあったのだろう (たしかイマイさんがカラオケで歌っていたような…)。ちなみに、新山が知っている このアニメに関連した語句は次のとおりである:

ちなみに、新山がこれまた全然見たことないガンダムについても なぜか関連語句だけは覚えてるのな:

おっと。こうしてみるとオレはガンダムのほうがエヴァンゲリオンより 4/3倍 詳しいではないか (関連語句の数によって、それともバイト数を比較すべきか? いやエントロピーを比較すべきだ)。 といってもこれらの台詞は文字列のみしか知らないので、あんまり役に立たないんだけど…。 だいたい、これらはほとんどハシモトさんが言っていたのを覚えたような気がする。 まあどうでもよろ (ddy)。

で、いまになって英訳されたバージョンを見ているというのはじつにヘンだが、 昨日の放送はサッパリわからんかった。まあ、そもそもあらすじを知らないうえに、 ひとつのストーリーも途中から見ているので、ワケわかんなくても仕方がないと思う。 いちおう覚えている範囲で書いておくと、 なにか正八面体の物体がどこかの基地 (あれは日本か?) にドリルのようなものを 打ちこんでいて、ナヨナヨした男 (たぶん「シンジ」だと思うが、 英語では「シェンジ」と発音されている) と目の赤い女 (英語では「アヤナーミ」) がロボットに乗って闘う。 そんで日本が停電する。そんで最終的に勝って、シェンジがアヤナーミを助け出し 「サヨナラなんて、そんな悲しいこと言うな」みたいなことを言い、女のほうがなにか謝罪めいたことを言い、 シェンジが「そんなら笑え!」といって、笑って、終了 -- はあ?? 「見るんじゃなかった」という後悔の念にとらわれた。結局、いつもそうなのだが、 オレはこういうロボットやら軍事モノといった「男の子向け」なアニメや映画がどうにもダメなのだ。 ダメというのは単純に白けるという意味で。 たぶん Star Trek とかを見ても同じことを感じると思う。 どうせダメだとわかっていて見るというのは敗北以外の何もんでもない。 絵はそれなりに綺麗なのにね…。なんでだろ?

(追記) 結局のところ、この手のアニメや映画というのは SF的な飾りつけをとってしまったら 「3年B組・金八先生」のような話とたいして変わらないか、あるいはより単純な話になってしまうんだと思う。 だから精神年齢が中学生以上の人々にとっては「飾りつけ」の部分で楽しめないとまったく楽しくならない。 しかし新山にとっては、こうした映画はアメリカの菓子と同じようなものに見える。 つまり、砂糖が周りにゴッテリついていて、派手で毒々しい色がぬりたくられているような。 なぜ人はこうした派手なモノに引かれるのか謎だ。

(18:00)
日曜日なのに、新山以外に 2人来ています。

今週も freebsd インストール無理そう…。敗北っキブ

(追記) 3人目登場。

(20:25)
オレは RSS なんか使わなくってもラジむかが更新されたのがわかったんだぜ。すげえだろ

メトロノーム先生にはちょっとウケた。 というか、これはご飯を食っている最中に聴くべきでなかった。 新山の笑いのツボというのは、自分でわかっているかぎりでは、 「不条理な繰り返し」である。すでに最初からややアホだということはわかっているのだが、 しつこくそれを繰り返すというのに弱いと思う。サミュエル・ベケット。 ただしアホ度が足りないのに繰り返したり、何度もやりすぎてはいけない。 じつに難しい。

(22:59)
ネムいっす。

つみれ色ってどんな色??

くそーー、夜食を作ってたら、包丁を流し台にコツンとやって刃がカケちまった。

(00:26)
またもや Jay から nylug に転送されてきたイベントのお知らせ。
Richard Stallman will talk on

Copyright vs Community
starting at
12 noon, on Tuesday 29 November 2005,
in the
Great Hall of Cooper Union
しかしガーソなことに、この日のお昼はミーティングがあって行けない!! ガーソ。
(01:47)
もうねむいんで頭狂ってるのだけど、さいきんあらためてムーミンを読んでいるが、 ムーミンと遠野物語はおそろしく似ている。とくに「ムーミン谷の冬」でそれが顕著だ。 この童話をメルヘンなものと思っている人は多いだろうけど、実際には ヤンソンは自然を「不気味な、恐しいもの」というスタンスで書いており (これはとりわけ「大きな彗星〜」などでははっきりしている)、 ムーミンにとって冬は「異界」だ。そこでは遠野における山と同じように 「この世のもの」と「この世ならぬもの」が互いに干渉するという恐怖を味わわされる。 本来起こるはずのない時間の流れが起こるし、本来この世界にいるはずのない存在が現れる (かれらは「復活する」のではなく、最初からこの世界と重なった世界にいるのだ)。 にもかかわらず、ヤンソンは自然が実は厳密に規則にしたがっているのだと 言いたいように見える。「冬」ではこれは毎日すこしずつ長くなる太陽なんかがそうだし、 「〜海へいく」では波と風向きとの関係がそうだろう。自然の一部を 「解説する」役目はおしゃまさんと、「〜海へいく」では灯台もりに与えられている。 このことはいつか真面目に考えて書かねばならない。

トーベ・ヤンソンがゲイであったということは最近になって知った。 それ自体はいかにも「ありがち」な話だし、さしてビックリするもんでもないのだが (彼女が書いた小説でゲイが出てくるのは結構ある。 「フェアプレイ」なんかまさにヤンソンの生活そのものっぽい、 こんな女どうしのカップルがどこにいても不思議じゃない)、 「彼女はレズビアンである」 という言葉が使われてるのを見て、なんか抵抗あった。 たぶん語感の問題だろう。「ゲイ」とか「同性愛」よりも 「レズビアン」という響きはなんだか悪い病気みたいでヤバそうに聞こえる (おそらく真ん中の「ビ」が悪い)。こんなもんは「近視」と同じくらい よくあるんだからもっと軽い用語をつくるべきだと思う。 まあ、日本じゃあと 30年ぐらいかかりそうだけど。

(ほんとは「近視」と比べちゃまずいのかもしれないが、 社会的ハンデとしては近視と同じくらいになればいいという意味で)

Nov 26 [Sat]


(07:56)
知りま線増。(←マカ)

マカというのはバカの柔軟形です。「バカ」をソフトにしたものが「パカ」であり、 さらにそれがソフトになると「マカ」になります。つなみに、この次の形態は「ハカ (=墓)」。

っていうかこんなことこの時間にここに書いてるってことそれ自体がすでに アレってるんであってね。

(13:35)
白い空に白い空気。 キミは白けているのか?
(18:16)
今年の目標: メールの返事はなるべく (= ぬるべく) すぐに書くこと!
(20:04)
枯れ葉には匂いがある。秋のニオイは枯れ葉のニオイ。

MPEG をサポートしだしたら vnc2swf でわなくなってしまうではないか。

Nov 25 [Fri]


(14:03)
きょうは寒い。正午でもまだ氷点前後だ。

ほんとうは今日は公式には大学は休みなのだが、実験をしなければならない (論文締め切りが近いので、ちょっと焦っている)。マンハッタンに来ても 道にはまだ氷が張っている。まだそれほど温度が低くはないので、氷は透明にならず 白い空気が入って薄くなっている。 新山は道端に白い薄氷がはってるとかならずパキっと割りたくなっちゃうんだよね。 この場合、オレは正しい。オレは間違ってない。うん、うん。

(15:58)
ある日、あるところに、指数関数的な深さをもつ、深い深い穴があった。

そこに飛び込めば幸せになれるという噂があるため、その穴は「しあわせの穴」と呼ばれていた。

(16:34)
もしも世の中のソフトウェアからバグというものがなくなったら、 世界の人口の半分は自滅する。
(21:36)
大根おろしのコツというのはあるんかね? 新山は Sunrise Mart で買った プラスチックのおろしがね (…しかし、定義上、これはおろしとはいわないハズだが? “おろし器”が正しいのか) を使っているが、いつも最後のほうで手をこすってしまい、「いたたたた」となってしまう。 金属製のおろしがねだったらさらにさらに痛いだろう。 それとも、いまの大抵のニポン人家庭には フウド・プロセッサーなるものがあって、 こんな作業はもう必要なくなっているのだろうか? だとしたらアメリ化しているね。

どうでもいいけど、「そばがき」を自動的に 作るという機械はあるのん?

(00:38)
スカーーっと晴れた日。

Nov 24 [Thu]


(12:43)
バグを作りつづけて四千年…。

てくるで (tkrd)、「ナントカしつづけて四千年」とはよくいうけれど、 なぜ「四千年」なのだろう? 以下、新山の考えた仮説。

まず、候補は「三千年」か「四千年」のどちらかでなければならず、 「二千年」や「五千年」ではまずい、なぜなら「さんぜんねん」と「よんせんねん」では 拍が「○ん○ん○ん」というふうに続くのに対して、 「にせんねん」や「ごせんねん」では「×○ん○ん」というふうになって 発音したときに重く聞こえないから。とすると、「三千年」か「四千年」なのだが、 どうせなら歴史を長くしたほうがエラそうに見えるということで、 「四千年」が残る。「六千年」までいくと 6モーラが戻ってくるが、 ちょっとこれはさすがに長すぎて歴史的に無理がある。

しかし「〜を作りつづけて三十年」ともよくいうよな。 こっちの場合はなぜか「三」のほうがメジャーで、 「四」はなぜかメジャーじゃない。 この場合はなにかまた別の制約があるのだろう。

結論: つねに、つけやき。(←うまそう)

(追記: ちなみに、中国の歴史が四千年という文句はよく知られているが、 ユダヤの歴史も四千年らしい)

(02:28)
七面鳥で呼ばれて Cristina の家に行く。アッパーイーストのすんごい豪奢なマンション。 きょうの人口構成は「日本人とポルトガル・スペイン人が多く、中国人はマイノリティ」という おかしなものだった。新山はシャクヤクの花 (peony) と菓子類をもっていく。 カスタードシュークリームは新山の個人的な好物だから持っていったのだが、これはウケた。 しかしそれにしても彼女はすごい。 あれほど入念に準備したら、いったいどれほど時間がかかるんだ? 基本的にオレの料理好きは「下手の横好き」にすぎないということを思い知らされた。 しかしすばらしい食事でありました。七面鳥は 5キロぐらいあるデッカイやつで、 切るのが大変だった (つうか、アメリカ人が一人もいないので、みんな基本的に 感謝祭の正統な方法を知らない)。話しこんでいたために帰りはすっかり遅くなってしまい、 風のふきすさぶ Lex. Ave. を歩いて地下鉄を一本のがして家についたのは 2時ごろ。 外はすっかり冷えこんでいた。この冷たさは -3℃ ぐらいだと思ったら、もっと低かった。

今日は LWN も感謝祭でお休み。

Nov 23 [Wed]


(10:30)
オレは何をいい人ぶってるのだろう?

うじうじ

うじうじ

自己嫌悪 / 倦怠感 / 逃避 / 罪悪感 / ボクは弱い人間です / てんぷら / 温州みかん / ネマガリ竹 / 正直 / 食欲 / / 晩秋 / ピアノ /

結論: 信じてもらえないでしょうが、ぼくはデリカシイな人間なのです!!

にんげそ。

(21:09)
もるもるもるもるもる盛るモ。
cat >人間社会 2>&1

どうでもいいが (どうでもよろ)、今晩は韓国料理を食いに行った。
Chen が一人で喋りすぎてて周囲がみんなヒイてた。
一体あいつはなんであんなにテンション高いんだ?
まあ
なぞ。 <>

google://ワールド・わいど・ホエッぶ/ (0/0)

どっちでもよろ。

(21:52)
てころで (とくるで)、PyJUG のことを「ぱいじゃぐ」と呼ぶ阿呆はこの世界に存在しないのか? だったらオレがその阿呆・第一号になってやる!

そういえばむかしから「他人のいやがることをすすんでやりなさい」といわれてきたよね。 この「他人のいやがること」という部分だが、 「他人のいやがること → 他人のやりたがらないこと」とも取れるいっぽうで、 「他人のいやがること → 他人が不快になるようなこと」とも取れるところがポイントなのだが、 だから、なんだ。いや、そういうことだ。どうゆう事? サッサと、サッサと (右側通行↑↑)。

これが左に表示されていたらどうなるんだ? ああ、そうか。

(22:45)
あまりに真実すぎて信じられないが、iTunes って、 ただの音楽プレイヤーとして使ってるぶんにはいいのだけど iTMS にアクセスするためのツールとしては最悪だね。 しょせん web ブラウザと同じことしかしてないのに (HTTP使ってるしさ)、 通常のブラウザにあるべきあらゆる機能がない。くそったれ。

Nov 22 [Tue]


(10:10)
でろでろ降ってるなあ。。。

きみのような忙しい宇宙人は

(17:11)
うちのフロアでずっと事務をやっていた Lourdes が 11月いっぱいで NYU をやめるというので、 今日はその「お別れパーティー」をした。このおばさんにはホントーにお世話になりました。 このフロアでは会議室の予約処理から、小包の受け取りから、旅費の精算から、 あれこれの備品の管理まで、総務っぽい仕事はすべて彼女ほとんど一人で切り盛りしていたのである。 今日は WWH からも何人もの教授がきて、学科長もきて、ほかにも学生が全部で 20人ぐらい来て、 せまいラウンジは人でごった返していた。

正直、カリブ海方面の出身で、色が黒くて体格がデカイ彼女は最初みたときはかなりコワかった (しかも、新山がはじめてここにきた 2001年当時は今よりだいぶ太っていた)。 しかし実際にはとってもいい人であるし、なんでも頼めばちゃんと覚えてて キチンとやってくれるというテキパキした仕事ぶりにはホントーに助かったことも 多かったので、最近では新山はケーキやシュークリームを買ってくるとなるべく 彼女のところにもおすそ分けするようにし、ご機嫌をとっていた。 もちろんこれは新山の利己的な目的のためかもしれないが、 実際に「いつもどうもありがとう」と思っていたことも事実である。 いつも思うのだが、事務のおばちゃんとか、掃除のオッサンとかに 感謝できねえ奴ってのは人間として失格だからよ。 それにしてもワインはまずかった。おまけに今日は昼メシを食わずに パーティーでカナッペやらワインやら食ったので、いまはひどく腹がもたれているのである。

どうでもいいけど、もう外まっくらですね。。。

(22:57)
私はきょう (本日 (ほんづち)) 一日いったい何をしていたのでしょ
うか??? ??
(22:59)
オレは宇宙でただ一人なのかシリーズその 49654。
(23:56)
はずれのまん中。
(02:37)
いまや まっこすXでもマトモに使えるようになりました

Nov 21 [Mon]


(12:03)
Washington Sq. の黄葉はいまあたりが枯れててちょうどよろしい。 いや、黄葉というのはみんな枯れてるもんだが、新山がスキなのは 秋も深まってきてそろそろ木々がハゲだしてきて、やがて寒々とした光景になる 一歩手前の寂寥とした感じがいいのだ。

そういえば、大田区は鵜の木だか下丸子だかのあたりにステキな“けやき並木”があるよね。 キやノンの工場があるへん。毎年秋になるとあそこはよく散歩したものだが、 歩道にケヤキの落ち葉がつもっていた。新山はこのトシになっても、 いまだに落ち葉の上を歩いたり新雪の上を歩きたがる。 とくに山のほうへいくと落ち葉が深くなっていて、 その上を踏みしめると「ざん、ざん」という音がするのが好きだ。 てくるで、ケヤキって漢字だと「欅」らしいのだが、これって檸檬の「檬」と同じかね? …と思ったら違った。 区別がつかねえ。しかし「檬」って字はよく見るとなんかゲジゲジに似ているような気がする。 っていうかむしろミノムシを連想させない? つまり木にぶらさがってるゲジゲジという意味で。しかし、どちらにせよ あんまり漢字の見た目イメージよくないので、梶井基次郎が何といおうともレモンはカタカナで書くことにしよう。

(14:29)
あすこのケヤキ並木は 「ガス橋通りケヤキ並木」っていうらしいよ。 ガスキョーーッ!!
(18:32)
ご飯を買いに行って、ふと Astor Place のあたりで 「ん? なんかヘンだな?」ということに気がついた。

Alamo 復活!!

ってことです。 それにしても消えたのが 3月だから、けっこう修復に時間がかかったんだな。 ちなみに新バージョンは前よりも廻りにくくなったらしい。

(23:09)
どうでもいいけど Google の英日翻訳はなんであんなに出来が悪いんだろう? Excite の生成する日本語と比べるとあきらかにヘボい。

Excite のほうはまだ日本語として意味が通じるのに、 Google のほうは意味が通じない。

さらにひどい例:

なんじゃこりゃ? 「簡単くと」って、「簡単」は名詞なのに活用してるのか? 連用形か?? 恐るべきほにゃくエンジンだ! しかも、上の例では「〜持っている。」と である調になってるのに、下のは「軽量い です」で統一されてない。 ただし、この「軽量い」という表現はなかなか創造的であると感じさせる…。 どうせ外部から翻訳サービスを買ってるんだろうけど、ずいぶん値切ったんだろうな。

しかし Excite のほうで "Slime on Linux" を 「リナックスでは、ぬめります。」 と訳してるのには爆笑した。


Yusuke Shinyama