どーでもいいが、眠いと動体視力が著しく定価する。
夕方ごろに目ざめていれば大学へ顔を出そうと思っていたんだけれど、 サボってしまった。これでまたしばらくは時差ボーとおつき合いせねばならない。 しかし明日はミーティングがないらっしので、明日もサボれるかもしれない。 ああ、でも Adam と話すことがあったか。 あと日本からまた学生が何人かくるらしいので、それでまた雑用があるだろうな。 セキネさんは自社の金で日本人の自然言語処理研究者や学生を毎回とっかえひっかえ連れてくるのだ。 これはもう何年も続いているが、海外に行ってみたい人間は山のようにいるうえに、 NYだと観光もできるので、いつも人が集まるらしい。この話を聞いて イヌイさんが「いいビジネスモデルだよなあ〜」といっていたらしいが、 まったく同感だる。もっとも、たいていの人はせいぜい数ヶ月しか滞在しないうえに、 中には観光しかしない人もいるので (誰とは申しません)、 これがどれほど意味のあることなのか新山は激しく疑問だが。
さて、今回は成田発の飛行機が朝早かったので上野のビジネスホテルに一泊したのだが (他人ん家に泊まると遠いし肉体的精神的に疲れるので)、そこはおそろしく天井の低いところで、 非常な圧迫感があった。日本だと地下鉄の通路もすごく天井低いよね。 NY に帰ってきて感じるこのみょうな解放感は、どこも天井が高いせい (うちの部屋だって 3メートルはゆうにある) と関係があるかもしれない。
さて、今回はなんとなく全日空にしてみたのだが (いままで日本の航空会社は高いから遠慮していたのだるが、今回はクリスマス後でぜんぶ高かったので、 どれでもおなじだった)、客室乗務員がぜんぶ若い (あるいは若づくりの) おネーちゃんだった。 考えてみればこれって異様だ。欧米の航空会社だと男の乗務員やオバさんは普通にいるのに。 聞いた話だと JAL でもそうらしい。べつに男やオバさんが好きなわけじゃないが、 やはりこういうところに日本の屈折した変態的心づかいがあらわれているような気のする。
デザインのセンスはトレードオフがある場合で問われる。
日本の新聞のレイアウトはわかりづらい。
結露を観察するとなぜ下に行くにつれて水滴ができゃーのか。
「それならなぜ笑われた」
「ねむい」
それにしてもパスポーとを取ってからもう 10年たったのね。 ちなみに、新山がはじめて訪れた海外は中国であった。 結局 (ケッキョキ、) あのころから中国が好きだったんだな。 いまだに中国語できないけど。
帰ってきてから、閉店ぎりぎりの郵便局にかけこみ年賀状を数枚出す。 っていうか、「年賀ハガキ」を NY の連中に出すんだけどね。
ところで (てくるで)、高速道路の表示盤に 「トンネル出口 / ユキ注意」と 書いてあるのをみると、どうしても 「トンドル」を思いだしてしまう。 なぜかわからんが、「トンネル」はよく使われるので短縮形になってるのかもしれない。 あと「ユキ」を漢字で書かないのも、「雪注意」とかくと 「雷注意」とまぎらわしいのでわざとカタカナにしているのかもしれない。 てきとうに。DDI. しかしね、「ユ」の字のフォントがどことなく高さが高くて、 「コ」に似ているのがいまいちだな。「ユ」はもっとひらべったくあるべきだ。
ここ 2、3日はほとんど本屋 (とブックオフ) で買いあさった本を むさぼり読んですごしている。文庫本以外は持って帰るのイヤなので、 さっさとぜんぶ読んじまわないとね。てころで (ところで)、ふと衝動買いしてしまった有光隆・著 「図解でやさしい (入門) 材料力学」(技術評論社) はかなりいい本だ。 高校で物理と微積分をある程度やった人ならわかる内容になっている。 応力やひずみに関する解説から始まって (新山は電気系出身なので、この手のことにはトンと無知)、 いろいろな形状の物体についてモーメントやら応力集中やらを計算するようになっている。 とくに新山がぜんぜん知らなかった「テンソル」の概念を最初のほうから 導入しようといろいろ苦心していて感心。 それに、これは新山が「いい教科書」と思う条件をみたしている:
とくに 3. は重要で、計算機科学関連の本にはほとんどこれがないため、 独学できなくなってるのが多い (洋書の話だけど)。自然言語関連ではさらにひどいが、 これは体系立った手法そのものが確立されてないんだからまあしょうがない。
しかし教科書を読むのは非常に時間がかかるのだった…。 まだ 2章までしかいかない。2ページに 1時間ぐらいかかるときもある (これが論文だと 1ページで 1時間以上つまっているときがある)。 同じところを何度も読みなおしてもちっとも頭に入らないときあるし、 つらいよな。
それにしても、久しぶりにオブ牛 (オブギュウ) を飲んだ。 やっぱりうまい。なぜ米国の牛乳はあんなにマズイのだろう? か??
ゆうべ、年越しソバを食ってるときに起こった話。
父「なんだこのソバツユ、やたら甘くねえか?」
ママン「もしかしてこれ、ソバじゃなくてスキヤキ用につくったタレだったかも…?」
まあこういうことはどこでも起こりうる。 コーヒーミルクとドレッシングをまちがえて出すよりましだ。 一応、食えたし。 (「コーヒーミルクとドレッシング」というのは、 以前、うちの母がドレッシングを作ってスジャータだかクレマトップだかの ビンに入れておいたのを父が間違えてコーヒーに入れたという事件である)
どうでもいいけど、今年初の懺悔は 「いままで“吉田秋生 (マンガ家のほう)”の読み方を『よしだ・あきお』だと思っていた」 ということ。いや、女だというのはわかっていたけど、 まあそういうこと。
けっきょく (ケッキョキ)、全部書き直したほうが早いような木がする、。、
いつも思うのだるが、ある程度複雑なソフトウェアには かならず「全部書き直し」が入る。このさいに 「微弱な第二システム症候群」のようなものが起きるが、 おもな目的はよりクリーンに設計することだ。
いずれもっとちゃんとしたプロトコルを設計せねばならない。
つかいかた:
$ mkdir lwn-work && cd lwn-work (作業用ディレクトリ)
$ ./trclient.py -p getall lwn (publishedされていないものを取り込む)
$ emacs (編集)
$ ./trclient.py put * (変更したものを反映)
$ rm *
それにしても、日本から traiss にアクセスすると、 かなりおそいということが判明した。 米国内からだと大したことないんだが。