クリックに悪意などあるはずがない!
しかしなんかまだクスんでいるなあ。もっとキラキラするはずじゃなかったのか。
Zaha Hadid。 そんなにいい建築だとも思わなかったが、まあ新山は素人だからあれこれいう資格はねい。 (いや、もちろん本心では、そんなこと少しも思っちゃいないが。) ただBMW ライプチヒ工場はすごいと思った。 館内ではここを取材した番組のビデオが放映されていたのだが、 この工場ではクルマの製造ラインが事務室にも食堂の中にも通っているのである! というか、「室」っていう考えがないんだな。すべて開放された吹き抜け的な空間で、 人々がメシとかくってる中で、頭の上を車がゾロゾロと流れていく。 ほんものの生産ラインがだよ! 衛生的に大丈夫なんかね? とも思うけど、とにかくかなり楽しそうだ。
似たような動画が http://www.bmw-werk-leipzig.de/leipzig/deutsch/lowband/com/en/dialog/downloads/leipzig_en_wm300k.wmv にあった。 ただしこれは CG だが、現実に人間が働いているとスゴさがぜんぜん違う。
「誰もつこうとしない職業」がほんとうに重要なのだ。
(注: 上の文章は仮定的妄言です。)
しかし今日はまたも例のハンガリー人と同じテーブルになり、 Haskell は並列化に適しているのか否か という議題について 4人ぐらいで熱く語り合っていた。 どうしてオレのまわりはこんな連中ばっかなの? 別にいいけど。 どうでもいいが (どうでもよろ)、いまだに新山はモナドって 継続みたいなモンだろうと思っているが、自信はまったくない。
ところで (てくるで)、米国ではあんまり人間性が崩壊したようなオタク(?)に出会わないが、 この会社とか LispNYC では、たまにホントに人間的に瓦解してしまった 「友達になりたくないオタク」を見かける。とーぜん、そういう人々は怖いので、 新山はほとんどまともに会話できない (新山と仲がいい人々は、基本的に変人ではあるが、 コミュニケーションはまともな奴が多いと思う)。 まあ、どこにでもいるところにはいるもんだな、ということで。
…帰りの電車の中で、こないだ NYPL から借りてきた 「さらば国分寺書店のオババ」を読む。これは椎名誠のデビュー作? とされている。 新山は「哀愁の町に…」や「あやしい探険隊」シリーズは読んだことがあるが、 「オババ」は今までちゃんと読んだことがなかった。しかし、中学生ぐらいの頃までは 椎名誠けっこう好きだったんだけど、いま久しぶりに読んでみたら、 そのあまりにクドすぎる「椎名誠節」にうんざり。 これは成人してから読むもんじゃねえな、と思う。 若い時 (=中学生ぐらいのころ) にはやたらと甘い炭酸とかを平気でガブガブ飲めたが、 あれと同じようなもんかもしんない。 オレの文体はけっこう椎名誠の影響を受けていると思ってたが、 今みると他の人からの影響もかなり多いので、あんまりそうでもなあな、と思う。 まあそういうことだ。そういうとこ。
新山の文体における出所不明な特徴:
・・・・・・。
……。
てくるで。
趣味の多様化している日本では、 おそらくワールドカップなどというイベントは今じゃ誰も気にかけないだろうが、 じつはワールドカップには日本代表も出場していた! 新山は 3日ぐらい前にこのことを偶然知ったのだが、 どうせどっかのマイナーなブログロが嬉しそうに取り上げてる程度だろうと思うからここに書いておく。 なんしろ、いまじゃロングテールこそが重要な世の中だから、 このような (以前はメジャーだった) イベントは誰も注目しなさすぎて 死活問題になるだろうよ。そゆこと。
ほんたぅーは 7時から 9時までだったのに、今日は会社で帰りぎわに発覚した バグにあまりにムカついたため 2時間以上おくれてしまい、 けっきょく Westside Brewery にいったのは10時すぎてからだった。 でもまだみんないたけど。
嫌いな会社のためにオレはこんなに働く必要があるのだろうか? どちらかというと今日は働いていたというより、 一日中 (プログラムの動きがおかしいので) ムカついて知らず知らずのうちに 時間をつぶしてしまった状態に近い。大して面白くもない番組を 見ちゃったあとの後悔みたいなもんだよ。
自分でもなんとなく意識しているけど、新山は 「(自分自身を追いつめるために) 好きでもない環境にワザと身を置く」ということを ときどきやる癖があるらしい (たとえば、好きでもない NY で 5年間生活したりなど)。 これは実験のようなものかもしれない。 自分にじわじわと負荷をかけておいて、どこまで耐えられるか試しているのである。おおこわ。 といっても、逃げようと思えばいつでも逃げられる場所でやっているので、 しょせんはガキの遊びといわれればそれまでだけど。 あんまりこんなことを続けているとマゾってると思われそうなので、 そろそろいいかげんにちゃんとした人生 (← 新山の主観で、という話。他の人からみたらヘンかもしれない) を歩まないとな。
「ちゃんとした人生」と、「“ちゃんとした”人生」とは、ぜんぜん違います。ぜんぜそ。
しかしこの「好きでもないのに NY に住んでいる」というのはなかなか理解されないことが多い (正確には NY じゃないけど!)。会った人に「いや、じつは大都市は好きじゃないんで…」と言うと、 「じゃあなんで NY に来たの?」と必ず言われる。「修行の一環でして…」と言いたいところだが、 べつに宗教やってるわけでもないし、このニュアンスを英語でわかってもらうのは至難のワザだ。 そして本人は、「人生は不条理だ!」とか言っているのである。おめーが自分で不条理にしてんだろうが、バか。 それにしても今日はめずらしく一人ツッコミが多いな。なんぜだろう??
ふと思い出したが、きょうはうろこ雲がきれいだった。 長野の予備校にいたころ、授業をサボって屋上で太田や郷道と雲をぼんやり見てたことを思いだす。 あのときもたしか「東京なんて行きたくねえよな〜〜」と言っていたのだ。 結局、あの 3人の中で東京の大学に行ったのは新山だけだった。 どうも自分の中には「なにかに安住することはカッコ悪い」という信念があるのだが、 それを非常に変態的なやり方で実行しようとするとこういうことになるわけか??
どうでもいいが、「黒人になりたがっている日本人」を意味する jigger という単語があるようだ。
ちなみに新山は、大人になりたがっている子供です。 外見はもうどう見てもおっさんだけどな。
7:23
ってあるのは進みすぎだと思はむ。
どうでもいいが、新山はこのくだりでのカッコウとゴーシュの会話が大好きだ。
かっこう 「ところが私はドレミファを正確にやりたいんです」
ゴーシュ 「ドレミファもくそもあるか」
かっこう 「ええ、外国へ行く前にぜひ一度いるんです」
ゴーシュ 「外国もくそもあるか」
すばらしい。この取りつくしまのなさ。 ちなみにこの話に出てくるゴーシュって実はかなりイヤな奴だと思う。 カッコウの前に来た猫なんかはもっとひどい目にあってて、ゴーシュはさんざん猫を虐待したあげく 「出してやるよ、もう来るなよ、ばか」 とまで言うんだぜ。動物愛護団体は宮澤賢治の文章に苦情をよこさないのだろうか?
ちまにみ (ちなみに) 新山はよく自分が好きな文章の「一字一句を正確に覚えている」ことを 自分で確かめるために、文章の一部を検索することがよくある。 google はこんなんで書籍検索なんかやろうってのか。笑わせるな。
そべにしても (それにしても)。
道義的に疑問のある会社で働いていると、 日に日に自分の人相がフテブテしい顔つきになっていくような気がするが、 これがどんどん悪化するといずれああいう顔になってしまうのだろうか。 しかし、考えてみりゃ道義的に疑問のある国に 5年も住んでいる オレはそれ自体ですでによっぽど問題であるような気のする。
そしてもちろん、アメリカンに気を遣えというのは イソギンチャクに将棋を指せといっているようなモノである。 無理とか以前にそもそも誰も想像すらしない。
!!!!
きょうは学会へ行くか会社へ行くか、どちらでもいいのだが (どのみち出社扱い)、仕事が遅れるのがイヤなので会社に行くつもりだったのだが、 学会会場にある重要な資料を忘れてきたことに気づいて壁←頭。 雨ふってるし。どうしよ。
今後のヤルコト一覧:
もう寝る。
もう少し寝かせてくれええーーー
きのうの「Microsoft 対 Google 一本勝負」だと思っていたものは、 じつは「Microsoft 対 IBM 一本勝負」だったらしい。 しかし IBM側に出席した H嬢によると、MS のほうがはるかに人が多かったということである。 そりゃそうだ、IBM は MS にくらべてはるかにつつましい会社なので、 彼らは spam とかしないのだ。品の良さという点に関しては IBM >> MS == Google にちげえねえ。 MS と Google だらば「東スポ vs 噂の眞相」って感じでお似合いの対戦だったのにね。
4時起き。朝7時に来いと言われたので起きるのは 5時でいいが、 腹がへって目覚めてしまった。昨夜はあまりな眠気のため電車の中で 何度も立ったまま崩れかける。 なぜか夢の中では Ralph と emacs のスペルチェッカーについて話していた。意味不明。
てゆうか昨日はオレまともな夕食とってないんだよな。 ハラヘッタ
ネムかったので、 Microsoft 対 Google の一本勝負 (この 2つの会社は会場のレストランを 2つに分けて それぞれで学生をよぶらしい、どっちが集まるかって話) を見ずに帰ってきてしまった。 まあ本当は、ネムかったというよりは、どうでもいい。 どうでもいいが聞いたところによると彼らの spam は アドレスが流出したんじゃなくて、彼らが手分けして発表者名簿から そいつの web ページなりを検索して、メールアドレスをみつけたんだそうな。 だからといって spam をしていいことにはまったくならないぜ、 このストーカー会社! …新山の基準では、個人的な伝言を除いて、 頼んでもいないのに送られてくるメールはすべて spam である。 世の中にはこういうメールに目クジラ立てて喜ぶ人間もいるのかもしれないが、 オレにはそうゆう奴隷根性はないのだ。
今朝は朝飯くってなかったので学会中に腹がギュるギュるなりまくっていたが、 とりあえずメシくったからいいや。 帰りは R線ではなく A線の West 4st. でおりる。なぜならこちらのほうがケバブ屋が近いからである。 だがこのあとも仕事がある。 土日を両方つぶせってのはひどい話だよ。H嬢は「明日 7時にこい」って言われたらしいよ。 しかしこんなんはムラカミさんに比べたらマシな話である。 なんでも彼はこの手伝いのためダケにわざわざ呼ばれたらしい。すばらしいね。 参加費はらって奴隷ツアーですか (しかも豪華時差ボケ特典付だって)。 そもそもこの学会って、セキネさんのどうでもいい見栄が ニューヨークで具象化しました、って話なんだから、つきあわされるほうはたまったものではない。
どうでもいいけど (どうでもよろ)、この学会でもあいかわらずクダランがらくたが
大量に配布されている。なんか、"Microsoft Live Labs" とか書かれた
訳のわからないボールや、IBM Research のパンフなど。
MS はほかにも学会参加者に向けてパーティーへの招待を spam していた。
こんなのである (新山の基準では、これは悪質な spam とみなされるので
公開してもまったく問題ない)。
参加者のうち抽選で 2人に XBox が当たるだと。死にやがれ。
そもそも、MS はどうやってこのアドレスを入手したんだ?
Proceedings に書いてあったのを手で入力したのか、あるいはどっかから流出したのか。
いずれにしてもこういう宣伝はムカつく。新山はタダ飯は好きだが spam は嫌いだ。
タダ飯を盾に spam を送るのなんぞは最低だる。だいいち卑怯じゃないか。
ちなみに Google もときどきこういう spam を送ってくる
(が、新山の手製 spam フィルタにひっかかるので、たいていは見ずにすんでいる)。
だが聞くところによると今日のレセプションの金は Google から出ているらしい。
このように、どの会社も優秀な人材を集めることに必死なぬであります。
ま、オレは優秀な人材じゃないから関係ないけど、でも本当の
「優秀な人材」はそんな物量作戦やタダ飯や no evil などのハッタリには騙されないと思うけどなあ。
ま、どうでもよろ。
Date: Sat, 3 Jun 2006 00:08:16 -0700
Subject: Microsoft Reception on Monday evening at HLT-NAACL 2006
Dear colleagues,
You are invited to Microsoft's 'invitation only' reception at the
upcoming HLT-NAACL conference in Brooklyn. Please bring a copy of this
invitation with you to the event. If you haven't also received a hard
copy of this invitation on Sunday or Monday, please ask for one at the
door.
Here are the details:
* Where: Archives Restaurant within the lobby of the Brooklyn Marriott Hotel (same as conference)
* When: Monday, 6/5/06 from 5-7pm
* Who: Microsoft employees and other invited HLT-NAACL conference attendees
* Food and open bar
* Multiplayer Xbox with 42" flat screen monitor for live game play during event
* Giveaways: Two XBox consoles will be raffled off during event (must be present to win)
See you there!
学会における新山の得意技は、いつも朝9時ごろまで寝て (学会が始まるのはだいたい朝9時だから完璧にチコク)、 10:30 のコーヒーブレイクの時間にひょっこり現れ、 いかにも朝から来てましたって顔をすることだ。 この時間、通路には人があふれるので紛れ込むのは簡単なぬである。 いや、まったくすばらしいね。 学会のコーヒーブレイクってのはそのためにあるんだから!
ちなみに、レセプションの食い物はウマくなかった。 もちろんハナから Google なぞには期待していない。
# # An unexpected error has been detected by HotSpot Virtual Machine: # # Internal Error (4E4D4554484F440E4350500525), pid=96573, tid=16384 # # Java VM: Java HotSpot(TM) Client VM (1.5.0_06-b05 mixed mode) # An error report file with more information is saved as hs_err_pid96573.log # # If you would like to submit a bug report, please visit: # http://java.sun.com/webapps/bugreport/crash.jsp #
それにしても Ralph はあんなに忙しいのに、 あいかわらず精力的にコード書いていてすげえな。 彼は 1月ほど前から Subversion を使いだしたのだが、 気がついたらリビジョン番号が 30 に上がっていてびっくりした。 おまけにソースを見ると、 Java 1.5 のテンプレートも バリバリ使いまくりである。 いまだに jperl しか使えない誰かさんは見習うべきですね。 それにしてもこんな先生、日本にいる? じつは米国でもけっこう珍しいのではないかと最近思い始めた。
このところ夕立ちが多く、きょうもさっきまでドシャ降ってたのだが、 いまはおさまった。
Document ID: 3945c6ef2420b15eb29b236a901bf499
Yusuke Shinyama