大きくズレているのではなくて、*微妙に* ズレている、ということの大切。
configure
で一発インストールできますよー」
とか言っておいて、いざ使い始めたら実際にはバグだらけでドキュメンテーションもなく、
困ったら自分でなんとかしろというのはひどく不親切である。
しかも configure でインストルーすると、uninstall が大変。
それはまるで売るときだけ親切で、いったん買った客には見向きもしない
セールスマンのようなものだ。
新山の基準では、少なくともドキュメンテーション完備で、rock-solid であり、
完全にシステムと統合できており、
かつ 24時間体勢のサポートがないソフトウェアはクズである。
…まあ「24時間体勢のサポート」は冗談としても、
少なくともそれくらいの完成度までもってく覚悟がなければ
ソフトウェアをパッケージ化してはいけない。
クズなソフトウェアはクズらしく見せておくのが
正直だと思う。もちろん、
世間のオープンソースソフトウェアのほとんどはひどい出来だけど、
べつに他人がだらしないからといって、自分を同じ基準に落としめる必要はぜんぜんない。
やれやれ、真面目な人間には生きにくい世の中だ。
(追記)
しかし、真の問題は、UNIX のファイルシステム (/usr
とか /bin
とか) が
名前空間という概念をまったく考慮に入れてないことにあると思う。
こいつは、どうにかならないのかなあ…。
もちろんそんな奴は人間ではない。
ところで (てくるで、) オレが自分でやめられなくて困っているのは、なんだろう? 「くよくよと心配すること」かな。それからカフェインをとりすぎていること。 あと、それから、google でキチガイ的な単語を検索すること。
つまり日本は戦争向きの国家なのだった。いやほんと。
もうひとつの感謝すべきことは、人間というものが、 疲れたり老化したり死んだりできるということである。 答えが出ない (決定不可能な) 計算プロセスにおいて、 唯一の答えらしきものが「プロセスを (外側から) 停止させること」なのかもしれない。 まあ、これは、実際には答えてないので「メタ答え」って感じだけどね。
(追記 5/26: もしかすると、人生が有限なのでトレードオフがあるのかもしれない。 だとするとこの 2つは同じことの両面をいっていることになる。)
There is Style, and then there is style.-- The New York Times, Manual of Style and Usage
ニュアンスを英語に翻訳できない文章:
創ることと造ることは違う。
すべては姿勢です。
さいきん思うことだが、歳をとるにつれて、自分の中である部分は今までよりガンコになるが、 同時にべつの部分ではより柔軟になる。どうやらこれは同じことの両面をさしているらしい。 新山は、 10年ぐらい前は今よりもずっと偏った見方をしていた。しかし今ではそうでもない。 視野を広げることがなぜ重要かというと、いろんな人や状況を見ているうちに、 今まで自分の中で固定された部分だと思っていたものが、 実はいくらでも変化しうるという事実に気づくからである。 定数だと思っていたのにじつは変数だった、という。 にもかかわらず、ガチャガチャとあっちこっちの変数を動かしていくうちに、 いつまでも「変化しない部分」があることに気づく。こういった部分に関しては 今ではより (動かないことに自信があるので) ガンコに固執できる。 あまりにも早いうちにこれを固めてしまうとヤバい。 しかし、一生グラグラしているわけにもいかぬので… 正しいやめどきは一体いつなんだろうね?
どうでもよいが、google で「あかよろし」を検索すると なぜか「あのよろし」もハイライトされて出てくる。たしかにオレも「あのよろし」「みなしの」って読んでたけどさ。
ところで (てくるで)、英語で「つらい目にあう」という意味をあらわす "come under fire" という表現があるが、 なぜこれは above じゃなくて under なんだろう? 火の下ならアツくないじゃん? しかしこれは "under ... circumstance" という言い方をするように、 なんらかの「状況下」にある、という意を表現したいのだ、と思はるる。 その状況がここでは fire だっただけだ。
いや、まじめな話、Web には (使い勝手という点では) 動けるスペースがほとんどない。 にもかかわらず、これに依存する量は増えつづけてるんだから、これはもう不幸としか言いようがない。 だから前にも言ったでしょう、インターフェイスという意味では世の中は退化してるって。 「なんでも再利用したほうがいい」というオタク的な (半端に機能主義的な) 考え方にしたがえば、Web ブラウザいっこで済むなら全部それに統一しちゃえ、ということになるのだが、 インターフェイス的にはこれはまずい選択なのだ (いくら Google がブラウザの枠からはみ出そうと必死になろうとも)。 ブラウザがいっこあれば用は足りるのに、わざわざ Gadget などというものをこしらえた Apple はある意味このことをよく理解してるのだと思う。 だって彼らの売り物は、究極的にはインターフェイスなのだから。 オレは使わないけど。
自然言語処理も「人間」が系に入っている限りユーザインターフェイス研究の一環として考えるべきだと 新山は思っているが (工学的な見地からいえば、最終的に目的を達成さえすりゃどんな方法だっていいのだから、 言語処理しないという選択肢だってありそうなものだ)、そう考える人はほとんど いないようである。みんな、ただ与えられた問題を解くのが好きなんだろう。
豆乳を飲め。
これなら味は日本とそんなに変わらない。 (ただし、こっちで売ってる豆乳はデフォルトで砂糖が入っているので 必ず "unsweetened" を選ぶこと)
っていうか、なんでこっちの牛乳はこんなにマズいんだろうね? (どのブランドを買っても、ローソン牛乳と同じような味がする) 牛が違うのか、それとも殺菌方法が違うのか?
eval
が入ってるから)。Scheme コミュニティの欠点は、実用指向の人と
理論指向の人がなんか完全に分裂してるように見えることだが、まあなんにせよオレの知ったこっちゃない。
これがそれ。写真ではデカく見えますが、実際デカいです。 このケースはこぶし大ぐらいある。
これは古いタイプの抗ヒスタミン剤だが、症状はピタっととまる。 いやー、クスリづけ最高。ただし副作用として唇が乾くんだよね。
Document ID: c367ea57e65926ba25f00109316f5f6d
Yusuke Shinyama