2009/8 (a)

Last Modified: Wed Sep 2 07:56:19 JST 2009

情報は、どのように処理してもウソをついたことになる。

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(07:56)
gc = goyah champuruu

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(07:49)
夢の中であまりにもハラを立てると、血圧が上がって目が覚めちゃうのだろうか??

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(07:54)
サムイです
(00:27)
きょう見たナイスな格言:
宝くじとは、算数ができない人に課せられる税金である。
(Lottery: A tax on people who are bad at math.)

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(09:21)
おわったよ。
(19:55)
紀伊国屋へいったら、きのうときょうは洋書が 2割引セールであることを知り、ラッキーだった。 ふだん接しているのが英語の web だと、どうしても読みたい本も洋書になてしまう。なてしまうあるね
(20:51)
てくるで、点字投票について。

日本の選挙は点字での投票することが許されている。 ときどきこのことを自慢げに語る盲人がいるが、 実際にはこれは慣例による「みなし投票」であり、 公式に点字投票の方式が定められているわけではない、ということを最近知った。 だから晴眼者が点字で投票しようとしても断られるし、 点字の形式も決められていない (候補者の名前を6点漢字で書いたらどうなるのだろう?)。 そもそも日本では国が定める統一した点字の形式というものはないし、 とうぜんそれを読み書きするための公式な手続きや資格というものも存在していない。 いっぽう手話では、いちおう厚労省公認の資格が存在しているが、 これも「政見放送に出てもよい」という程度の役割しかない。 だけどホントに手話や点字を公用語として認めることになったら大変だよ。 はっきりいって、この手のものは正式にやろうとすればするほど 規格がヘビーになって誰もやりたがらなくなるので、点字投票については こんなもんでいいような気がする。でも、点字が書けない盲人はどうするんだろう?

(22:39)
またぞろ(国際的に)発音しにくい名前の首相が誕生してしまう。 今度のやつは4音節もあるぞ。ふつうの人間にはまず覚えらんないね。 それでも asshole首相や、ひと昔前のtakeashit首相と比べると、はるかにマシな名前だけど (あいかわらずオレは語感だけを気にしている)。

…ところで、今後の日本は確実に財政破綻国家になると思う。 しかし、案外それは日本人の心中気質に合っているんではないかとも思える。 新山としてもべつにそれで問題ない。でもオレが老人になったら若者にたかるのはイヤだなあ。

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(23:32)
偉大なるバケモノの世界について。 ときどき夜中にふと思い立ってコンビニに買い物にいくとき、 新山は (暑い時は別として) わざと遠くのコンビニへ行ったり、遠回りしたりすることがよくある。 なぜかというと、お墓の前を通るのが好きだからだ。 新山は基本的に「人間がいるはずのない所」を観察するのが好きである。 しかし今までに一度もアヤしいものを見たことがない。だいたい、 日本では山の中だろうが墓場だろうがどこにでも人はいるし、 しかもそいつらはたいていただのアホだったりするので、じつにガッカリである。 そもそも新山がなぜ幽霊を見たがっているかというと、それはとどのつまり 「狂った状態の自分を一度体験したい」ということなのだ。 そう、幽霊なんかを見るってことは間違いなく自分は狂っているということで…。 しかし、少なくともいまみたいな性格でいるうちは、あちら側の世界は 決してやってきてはくれないだろう、という気がしている。 もしかしてこれが、現実主義的な人間に与えられる罰なのかもしれない、とも思う。
(00:32)
(追記) 10分間に収まっていると思ったけど、よく見たら 9:59 でギリギリじゃないか!

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(20:00)
パレスチナ人の若者が、イスラエルに殺されて臓器を取られた というニュースを見て思ったこと。 この討論に出てくるイスラエル側のおやじは言ってることが完全にトンでて笑える。 イスラエルって、北朝鮮みたいに頭がおかしい。 しかし北朝鮮が基本的には痩せ我慢をしているガキんちょなのに比べて、 イスラエルは金も武器も本当に持っている「本物のチンピラ」である。 それでこれだけ狂っているんだから怖いね。 これはアルジャジーラの番組だから、かれらの論調をそのまま鵜呑みにするのは危険だとしても、 それにしてもイスラエルって一体、なにを恐れているのだろう?

基本的に、アラブにしろイスラエルにしろ北朝鮮にしろ、気がふれている (その結果、マスコミで目立って取り上げられる) のは、一部の連中だけである。 ほかの多くの国と同様、ほとんどの住民は平和的な人たちだろう。 にもかかわらず、一部のアホのせいで、国あるいは組織全体に対してこれほど 強烈なレッテルを貼られてしまうってのは、どうなんか? …そういう意味では、やっぱ投票ってのは重要なんかもしれない。

(7:05) ... Listen, here is what I'm saying to you. If you don't vote, you're a moron, all right? I know what you're saying. "Well, not voting is voting." No it isn't. Not voting is just being stupid. Voting is not sexy. Voting is not hip, it is not fashionable, it's not a movie, it's not a videogame! All the kids ain't doing it! Frankly, voting is a pain in the ass. But here's the word to look it up. It is your DUTY to vote! "Duty!?" The foundation in this democracy is based on free people making free choices. So, young people, if your can't take your hand on your bag of Cheetos long enough for filling a form, then you can't complain when we will end up with President Sanyaja. ...

... 聞いてくれ、言いたいことはこうだ。 もし投票しないのなら、あんたは馬鹿だ。いいかい? ああ、わかるよ、「投票しないのが投票だ」っていうんだろ? いいや、違うね。投票しないのはただの馬鹿だ。 投票はカッコいいものじゃない。投票はセクシーじゃないし、 ファッショナブルでもないし、映画とは違うし、テレビゲームでもない! 子供がみんなやるもんじゃないもんねーー!! …正直いって、投票は七面倒くさいもんだ。だが、この言葉を覚えておけよ、 投票するのは、お前の、義務だ! “義務だって!?” そう、民主主義の基本は、自由な人々が自由な選択をすることに負っている。 だから若者よ、もしあんたが自分で投票用紙に書けるその長い手を チートスの袋から離せないんならな、うちらの大統領が最終的に“サンジャヤ氏”かなんかに なっちゃっても文句言うなよ。...
(訳注: “サンジャヤ (Sanjaya)”はインド人の名前だが、 ここでは「どこの誰とも知らぬ者」の意味で使われている)

-- Craig Ferguson, "If you don't vote, you're a moron"
(20:43)
笑える CM をみつけたのでひとつ。
おねーちゃん: こんにちわ! バーガーひとつとフライドポテト、あとミルクシェイクをお願いね!

司書のおばさん: ・・・。

司書のおばさん: ここは図書館ですよ。。。

(金髪のねーちゃんはあたりをキョロキョロし、ああそうかという顔。 おばさんは信じられないといった顔で仕事に戻る。)

おねーちゃん: (小声で) フライドポテトと、バーガーと、あとミルクシェイクをお願いします!

... Beauty is nothing without brains

中身なくしては、美しさは無も同然だ。

(23:27)
$ python
Python 2.5.2 (r252:60911, Jul 22 2009, 15:35:03)
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> True+False == True
True
>>> True+False+False+False+False+False+False+False == True
True
>>>

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(21:07)
飛べない鳥は、ただの鳥か?

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(08:10)
ずずじい゛。

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(09:38)
きょうは振替休日でおやすみ。ひさびさに寝坊できるぞォと思って 今朝よく寝たつもりで起きたら、まだ 7:30 だった。 かつては午後3時ごろまで眠れたオレのあの能力はどこへいってしまったのか!

きょうの予定:

(10:16)
日本強酸党うるさいぞーーー!!
(11:26)
(12:22)
きょうの感想: 世の中、なんてせまいんだ!
(16:12)
きょうは久しぶりに時間があるので、たまっていたソフトウェア関連の更新や翻訳ばかりやっている。
(19:14)
先週は葬式やら出張やら飲み会の幹事やらで休まるヒマがなかったが、 きょうはひさびすりに「休日っぽい」1日でありました。 けっこう涼しかったし…。月曜日に代休をとることの不具合のひとつは、図書館が休みだということで、 仕方なくきょうは駅前の書店まで立ち読みしに行った。しかし、なんとなく落ちつかず、すぐに出てくる。 これから雨がふるのかね?
(21:33)
フッタ

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(22:34)
某所で行われた全国盲聾者大会から帰ってきた。 参加者は実際の盲聾者が 200人、その通訳者・介助者が 400人で計600人だった。 (ちなみに新山はただの外野で、上記のどちらでもない)

新山は盲聾者のことをいままでわりと 「不幸な人々」のように思っていたが、今回の様子を見たかぎり、 それが偏見だったということがわかり、安心した。 ケッキョキのところ、彼らもほかの人間と同じように「にぎやかで、 ワガママな」連中だったわけだ。 たしかに彼らは「(生活するのが) 大変な人々」ではあるが、 不幸のようにはちっとも見えない。

(追記) むしろ、あまりいい印象をもたなかったのは (盲聾者自身でなく) ボランティアのほうである。 新山は人々の『善意』というものをまったく信じてないわけではないが、同時に 『善意』というものが、いかに人間を狂わせるかも知っている (いや、正直、まだまだよく知らない)。 新山自身もときどきボランティアっぽいことをやるから、これは自分へのイマシメとしても 言っておくのだが、一般にボランティアというのは、もっとも倫理的な罪を犯しやすい職業 (? というのはヘンだな、 行為ということにしておこう) だと思う。フリーソフト作者も同じ。

どうでもいいけど、きょう感動したこと: 無性にメンチカツが食いたくなり、わりと遅くにスーパーへ行き、揚げ物売り場で買った (つかんであの透明のプラスチックな容器に入れた) ところ、そばで商品整理をしていた おじさんがやおら新山の容器をつかみ、「2割引」シールを貼って返したこと。

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(19:25)
ただいま某所のホテルから更新中。

きょう学んだこと:

どうでもいいけど、ホテルの血デジ対応のテレビを見ようと思ったら、 リモコンのボタンが沢山ありすぎて訳わかんね。

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(08:08)
あーもう飲み会の幹事なんかもうやんねーからな、チクショウ。
(21:47)

101 East - Japan elections - 20 August 09 - Part 2

(1:30)
レポーター: After five decades of being in power, how is it that the LDP can lose the public's vote? (50年間つづいている政権のなかで、いかにして自民党の人気は落ちたのでしょうか?)

佐藤ゆかり: Well I guess that more than four decades of being a ruling party, the LDP has definitely lost its competitiveness in Japanese political arena, but I guess it is a time for the LDP itself to change itself. ... (40年間も与党にいると政治の競争力が落ちてくると思うんですよね、 しかしいまは自民党が自分で自分を変わる時だと思います) (訳注: 文法がヘンなのはわざと)

(8:55)
レポーター: You said that the LDP should continue its reform which hasn't even been really started, has it? What sort of reforms do you think the LDP should take immediately? (いま自民党が改革を続けるべきだとおっしゃいましたが、それはまだ始まってもいないんじゃないですか? 自民党が続けるべきだとお考えになる改革とはどんなものでしょう?)

佐藤ゆかり: Well, the thing is that, うっ..., we have been advocating actually implementing the set of reform policies, as far as I know, since the time of Koizumi administration. But the problem is that there are some setback since then, but we do need to continue on its reform track that has been initiated in Koizumi administration. ... (ええと、つまりその… 私たちは改革を実行するよう主張しているんです、 私の知るかぎりでは小泉政権の時からですね。しかし問題は、それからいくらか 逆行しまして、でも小泉政権が始めた改革を本当に続けるべきだと思うんですよ)

なんだこりゃ。とりあえず質問と答えがチグハグ。まじめにやれ! どうせニッポン人はこんな番組見ないと思って適当にやってんだろうが、 これじゃ元アラスカ州知事なみにひどい。 (でも、少なくもあっちは笑えた)

そして、最高に笑えるオチはなにかっつーと、 こいつは新山と出身大学(院)が同じだということである。

きょうの教訓: 大学でヒトを判断するべからず。オレは関係ない。

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(23:09)
きょうは葬式が終わって、やっと東京に帰ってきた。 そういえばうちの地元では火葬してから葬式をやるけれど、 一部の地域では葬式をしてから納棺するという。名古屋ではそうだといってた。 そういや、タナカ先生も告別式のときはまだ遺体だったな。 とにかく、長野県北部 (と思われる) では、お通夜は非常にリアルであるが、 葬式のときは故人はすでに骨と化しているので、儀式はかなり抽象的である。 葬儀場の演出がくどかった。 まあいいや。きょうはもう疲れたので寝る。

新山は (抽象的な) 人の死というものに異様な興味を抱いている。 今回は久しぶりに身内の葬儀を始めから終わりまで観察し、なかなか興味深かったのだが その感想はまたあとで書く。

帰りの電車の中でだいぶコーディングが進んだ。あしたテストしてみよう。

追伸/きょうの喜び: 実家に帰るとき、しばらく留守のあいだ部屋にハエとり用のトラップをしかけておいたら、 沢山とれていた。ざまーーみやがれ!!

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(08:16)
…などと供述しているという。

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(18:17)
きょうはよーやく火葬が終わった。夏は死体にハエがたかって大変だ。

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(08:33)
いやー、それにしても、おボンに人が死ぬと大変なんだってことがわかった。 なぜならお盆の期間中は葬式ができないためで、終わってからたまっていた バッファが一気に flush され、“葬式ラッシュ”になるからである。 新聞の訃報欄を見ても普段よりかなり多めに載っている。 おボウさんも依頼がいちどに来るため、引っぱりだこになって なかなか予定が空かないらしい。

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(08:20)
きのう祖母が死んだ。今年は人がよく死ぬ。まるで狙いすましたようなタイミングで。

きのうの夕方、帰省して長野市内の病院に寄り、祖母のお見舞いをした。 容態があまりよくないとは聞いていたが、祖母はもう何年も入院中だったので、 そのときは普通のお見舞いのつもりでいた。そしたらその後の夜に 電話がかかってきて、再び病院へ行ったら、バアちゃんはもう冷たくなっていた。 なんかすごい。物理世界の変化がいかに (残酷的なまでに) 速いかということを実感する。 こういう変化には人間の頭はすぐに対応できない (ショックというのは、基本的にそういう状態をさすのかもしれない)。 こういう状況で見てみると、死というのはとても離散的である。 たしかに人が死ぬときには「1→0」というはっきりした状態変化が起きているように見える。 死体を見ると、自分とあんまり違いがあるとは思えないのだが、 なぜか一方はもう動かなくて、一方はまだ動いている。 これは、とっっってもおかしい。

それにしても、ゆうべ感心したのは「葬儀屋さん」である。その葬儀屋は 地元ではよく知られた会社なのだが、2代目であるというその葬儀屋の社長は、 新山と歳が同じくらいらしいのだけど、真夜中だというのにピシっとした正装で長野市の病院に現れ、 なにもかもカンペキな手際のよさで処理して帰っていった (かたやオレはTシャツにぼさぼさの髪でその場に口をあけてポカーンとしてたダケ)。 仕事とはいえ、たいしたもんである。 人はみんな勝手な時間に死ぬので大変だろうなあ。 彼にくらべたら自分の仕事はぜんぜんプロっぽくない。

ああ、寝不足 (しかしうちの親はもっと寝不足のはずである)

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(09:53)
新山は政治にはすこし興味があるが、政治“家”にはぜんぜん興味がない。 いま、世間ではobamaが大した仕事をしていないといって叩かれているが、 彼が大統領になっても大して変わらないだろうということは選挙の前からわかっていたはずだ。 大統領の権限が強い米国でさえこうである。その理由は彼がアホだからではない。 政治というものは、政治家が議会でするもんではないからである。 同時に、お役人がするものでもない。政治のほとんどの部分は、ふつうの人々によって、 日常生活で、集合的に、実行されているのだ。投票に行くのはたしかに重要だが、 それは政治のごく一部にすぎない。きっとオバマはとても優秀なのだろうが、 たんに優秀なヒーローを「選択」するだけですぐに世の中が変わるなら苦労はしない。 この世はコンピュータ・ゲームみたいにはいかないのだ。フントに

さいきん、人々の行動にはある傾向があるということがわかってきた。 このごろの人々はみんな「とにかく、動かなくて良い」選択肢をとりたがるのである! 昔は、こういう考え方をするのは、体育が苦手な一部の人間 (新山とか) だけかと 思っていたが、どうやら最近は違うらしい。なぜITがこれほどもてはやされるのか? とか、 なぜ個人投資がこれほど人気あるのか? といったら、それは、 これらのものが基本的に「とにかく、動かなくて良い」からである。 ただ机の前に座って、なにがしかの「選択」をしていればいい。 これで世の中が変えられる、という考えは、どうなのよ? 基本的に、人間は「入力」と「出力」だけで定義される関数である -- 理論的にはそれでかまわないし、 むしろ理論家はそう考えなければならない。しかし、同時に、まともな理論家は理論と現実とのギャップが いかに大きいか (つまり、理論全般というものがいかに不完全か) も認識している必要がある。 世の中みんなが「出来の悪い理論家」になったら、それは最悪だ。

(追記) どうでもいいけど、新山の政治に対する考え方は、ボトムアップ指向すぎるんだろうか? “市場原理主義”ってのも、基本的にはボトムアップ指向だよね? ボトムアップ的な思考の欠点ってのは、局所的にはまともそうなふるまいをするけど 大局的には間違っているかもしれず、トップダウン的な思考の欠点はその逆である。 あるいは「小さなことはきちんとできるが、大きな事業には手がつけられない」のがボトムアップで、 「大きな事業をできるが、間違っていることが多い」のがトップダウンかもしれない。 どっちも、不完全だ。

/13 [4]


(21:27)
帰りは暑かった。

If you're so sure about something, you must be already wrong.

(01:01)
なんだこのムシ暑さ!

きょうは夜中になって銭湯に入りたくなり、発作的に出かける。 近所の風呂屋は au bon で休みだったので、おそるおそる隣駅まで行ってみたら、 「一の湯」はあいていた。灯りの消えた街中に銭湯の入り口が煌々とともっているのを見ると、 なんともいえずホッとする。「ありがとうございます!」という気分になる。 新山は風呂に関してはかなり執着するほうなので、入りたいと思ったときに やっている銭湯があることはとてもありがたい。そのあと浴槽に入って思ったのだが、 「これ以上、ヒトは人生に何を望むのか?」と。誰が何といおうが、ニッポンに生まれてきてよかった!

…その後、風呂から上がってエアコンの前に置いてあった新聞を読んだ。 ら、その新聞 (産経) の一面で桜井よしこがコラムを書いており、なんでも 「日本人にとってもっとも重要なのは、経済なんかよりも心の問題」であるそうで、 その結果「つまりヤスクニに産廃しない首相はバカである」という結論が導かれており、 はっきりいって爆笑した (まわりの人からは変な奴と思われたことだろう)。

ちなみに、このおばさんを 15歳ぐらい若くして、 もうちょい過激な発言をするように加工したものが米国では人気を博しており、 それは "Ann Coulter" と呼ばれている。ちなみに、さらにそこから過激さを除いて よりバカさ加減をふんだんに取り入れたものが “サラ・ペイリン” だ。 しかしオレは一体なんでこんな政治活動家の (べつに好きでもない) オバさんたちについて 語っているのだるか? 世の中には、もっとよくできたコメディがあるはずだ… いや、そうかな?

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(07:38)
今朝は涼しかった。毎日こうだとよいのに。
(20:51)
このごろ朝食をオートミールにしたら、あまり午前中に腹が減らない。 はたしてそれが「イイこと」なのかどうかはわからず。 新山が気にいっているのは和風の味付けで、 しらす干しとめんつゆをあえて食うというものである (ゲテモノ)。 薬味として、海苔か三ツ葉か大葉なんかを入れるとなかなかよしね。

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(23:10)
これらの質問に、簡潔な、単一の答えというものはないと思う。 ほとんどの場合、病気や事故や貧困は、不運が重なって起こる。 ときに世の中には本当に (遺伝的に) 病気になる運命の人や、どうやっても貧乏な人生になる 運命の人もいるかもしれないが、たいていの不幸というのは、本人の行動と周囲の環境が合わさった複合的な要因で起こるものだ。 それがどの程度まで「本人のせい」で、どの程度まで「本人以外のせい」なのかを 見きわめるのはとてもむずかしい。ただひとついえることは、 たいていのだまされやすい人々は、 このうちのどっちかひとつに原因を限定してしまうことだ。 それはとてもアホであり、危険なことである。 そして不幸なことに、ほとんどの人はだまされやすい。(新山も含めて)
(23:16)
さいきん、C#の event に慣れてしまったのだが (幸か不幸か)、 じつはこれはかなりよくできた概念だということにようやく気がついた。 ただしこれのメリットは、それなりに複雑なシステムを設計しないとありがたみが少ない。 C# のサンプルではよく GUI が例として挙げられているが、 じつは C# の event は GUI に適しているというよりも、もっと直接的には 「データフローっぽいプログラミングスタイル」に適しているのである。 そしてデータフロー的な設計が GUI に適しているからこそ、「C# の event は GUI に適している」ことになるのだ。

GUI にデータフローの概念を持ちこむのはなにも新しいことじゃない (Kennyはいまだに Cells という Common Lisp用のデータフロー用マクロを自画自賛しているし、 かつて Adobe は Atom というフレームワークをオープンソースとして公開していた。 これがいまの Flex や AIR とどの程度関連しているのかは知らない)。 データフロー処理における鍵となる概念のひとつとして挙げられるのは、 「決まった制御構造が存在しない」ことにある。 ほんらい GUI における各オブジェクト (ウィンドウやらボタンやら状態変数やら) は、 個々に独立して動作するものであり、各自が勝手に通知を受けとって動作してもよいはずだ。 しかし従来的なイベント処理ループを使った枠組みだと、イベントはかならず逐次的に 処理されてしまうので、このアイデアが見えにくい。 キューを使った逐次的なイベント処理は、処理を簡単にするために 必要なときあるが、じつは本質的なものではない。 ただお手軽なのでみんなイベントキューを使っているだけなのだ。

C# の event について欲を言えば、こいつは今のところ単なる手続きの (即時) 呼び出しだけである。 これをもっと言語レベルのサポートを充実させて、 柔軟に制御できるようにしてもよかったと思う。どういうことかというと、 データフロー的なプログラミングにおいては、実際にイベントを処理するタイミングを どうスケジュールするかで効率が大幅に違ってくる場合があるのである。 実際には、これはグラフ探索問題と関係している (と思う、ちゃんと習ってないので自信ないけど)。 「イベントを受けとったら、すぐに動作を開始する」設計というのは、 つまり深さ優先探索なわけだ。これはときに効率が悪いときがある。 たとえば、あるノードが同一のイベントを何度も繰り返し受けとるような場合である (アホな実装だと無限再帰したりもする)。それから、複数のスレッドが相互にイベントを 送るときなどは自分でちゃんとシリアライズしないとおかしなことになる (Windows Forms の Invoke ではこれをやっている)。 ただし、あんまり仕様を追加したら、複雑すぎてかえって使いにくくなるのかもしれないけど…。

しかし、ほとんどの時間はいまでも Python をいじっている。 たいした会社だ。

/10 [1]


(07:52)
なんつー天気だ!
(21:21)
きょうの教訓: FUCK ALSA。(+ その他いろいろある。)

いや悪いのは ALSA だけではないのだが…。

さいきん、パソコンにマイクで声を録音しようと思って、 500円ぐらいの安いマイクを買ってみたら、ほとんど音が入らない。 ふつうに喋っても「ガサガサ?」程度にしか聞こえない。 大声で喋ったりマイクを叩いたりして、やっときこえる程度。 もちろん入力はちゃんとマイク端子につないであるし、音量設定も最大にしてある。 いちおう音は入っているのだが、非常に小さい。なんで? 新山はオーディヨにまったく詳しくないので、 「マイクなんて、ただ買ってきてつなげりゃ動くだろう」と気楽に考えていた。 まず、マイクのインピーダンスとかブリッヂ出力とかの用語が、まったくわからん。 おまけに、コンデンサマイクとダイナミックマイクの違いもわかってない (原理が違うということぐらい知ってるが、周波数特性の違いとか、電圧とか、その手のこと)。

やっぱ、安いマイクだから悪いのかな? とか思って、 5000円ぐらいする高い (といっても、これはかなり安いほうである) マイクを買ってみたが、 あいかわらずぜんぜん音が小さい。なぜじゃー!! …と思い、 この段階になってようやく調べたら、ひとつの事実が発覚した。それは PC サウンドカードのマイク入力というのは、もともと Creative が勝手に開発した規格で Creative SoundBlaster に準ずる。これは通常のオーディオ機器における 「マイク入力」とはぜんぜん違っているらしい。まず、アナログ回路が安物で、 増幅がかなりヘボい (つうか、ほとんど増幅しない)。あと +5V電源が供給されている。 このマイク入力に直接接続できるのは、基本的に「PC用」と銘打たれたコンデンサ・マイクだけなのだそうな。 それでもたいていは音が悪い。まともに声を取るためには、楽器屋などで売っている 「プリアンプ」を接続しなければならない。 関連情報は以下のページ参照。(とくにシュアーのページは親切で参考になった。)

で、新山にはプリアンプを買ったりするほどのズクはないので、 結論をいうと、録音を手軽にやるためには...

USBマイクを買え。
ということである。サウンドカードのアホな増幅回路を使わなくてすむので、 これでようやく聞こえる音が録音できるようになった。今回買ったのは Elecom の USBマイク (新宿のヨドバシで1980円也) だが、ぜーんぜん下調べをしないで買ったのだが、 ふつうの USB Audio としてちゃんと認識された。チップは C-Media である。 ちなみに新山はスピーカーも Elecom で、これも中身は C-Media だ:
$ uname -a
Linux grouchy 2.6.24-24-generic #1 SMP Fri Jul 24 22:46:06 UTC 2009 i686 GNU/Linux
$ lsusb
Bus 008 Device 001: ID 0000:0000
Bus 006 Device 001: ID 0000:0000
Bus 005 Device 020: ID 0d8c:0008 C-Media Electronics, Inc.
Bus 005 Device 019: ID 0461:4d22 Primax Electronics, Ltd
Bus 005 Device 001: ID 0000:0000
Bus 004 Device 038: ID 04f3:0103 Elan Microelectronics Corp.
Bus 004 Device 037: ID 0d8c:0001 C-Media Electronics, Inc.
Bus 004 Device 001: ID 0000:0000
Bus 007 Device 001: ID 0000:0000
Bus 003 Device 001: ID 0000:0000
Bus 002 Device 001: ID 0000:0000
Bus 001 Device 001: ID 0000:0000
$ cat /proc/asound/cards
 0 [Intel          ]: HDA-Intel - HDA Intel
                      HDA Intel at 0xfdff4000 irq 22
 1 [Audio          ]: USB-Audio - USB Audio
                      C-Media INC. USB Audio at usb-0000:00:1a.1-1, full speed
 2 [default        ]: USB-Audio - C-Media USB Audio Device
                      C-Media USB Audio Device    at usb-0000:00:1a.2-2, full speed
と、ここまではよかったが、…とゆうわけで、ALSA である。 ALSAに関してひどいのは、どこさがしてもテキトーな生煮えの情報しかないことだ。 ALSA の設定はたいてい .asoundrc/etc/asound.conf でやるのだが、 これの文法が意味不明。オフィシャルな説明書なし。 本家 alsa-project.org の文書は不完全な Wiki だし、 /usr/share/alsa/pcm/ 以下の設定ファイル例なんか見たらなおさらワケわかんなくなること必至。 そのほか Ubuntu の文書も中途半端で、しかも古いのが多い。 「いつのバージョンのカーネルで、どういうハード構成か」によって設定ファイルが 違ってくるので、いったいサンプルがいつのもので、いまのバージョンで 正しく動くのかどうかもわからん。しかも、一般人にはほとんど必要ないマニアックな設定 (“サウンドカード 2つを使ってサラウンド出力を各チャンネルごとに割り当てる方法”など) ばかり載ってる。 くそったれ。

じつに1時間近くあーでもない、こーでもないと設定をいじくりまわしたあげく、 ようやく dmix とともに使える設定をでっちあげたのでここに貼りつけとく:

pcm.Intel { type hw; card Intel; }
ctl.Intel { type hw; card Intel; }
pcm.usb { type hw; card Audio; }
ctl.usb { type hw; card Audio; }
pcm.input { type hw; card default; }
ctl.input { type hw; card default; }
pcm.dsp0 pcm.dmixer
ctl.mixer0 ctl.usb
ctl.!default ctl.usb
pcm.!default {
 type plug
 slave.pcm dmixer
}
pcm.dmixer {
 type dmix
 # mpd が別ユーザ権限で動いているので、誰でも勝手にアクセス可能にしておく。
 ipc_key 1024
 ipc_key_add_uid false
 ipc_perm 0666
 slave.pcm usb
}

ALSA に限ったことじゃないが (PFや Sambaでもそうだが)、この手の設定ファイルで とくにむかつくのは、文法があまりにも柔軟すぎることである。 理想的には、同じ構成の設定ファイルはかならず同一のテキストになるようにすべきだ。 「こう書いてもいいし、こうでも書ける」みたいな設定は、 まったく同じ機能なのにサイトによっては別々の書き方が解説されてたりして、 結局のところ (ケッキョキ) ユーザはその文法のすべての書き方をマスターせざるを得なくなって、 混乱するだけ。とにかく、ALSA はひどすぎるのでもう寝る。

/09 [0]


(23:29)
きょうは、雨に降られなかった。

さいきんあまり日記を書いてないが、とくに時間がないわけではない。 しかしなかなかプログラムが完成しなくてイライラしているのは確か。 書くことは沢山思いつくのだが、なぜか書かないうちに忘れてしまうし、 自転車に乗っているときは「そうだ、これを書こう」などとよく思うのに、家につくとすっかり書く気をなくしている。 なぜだろう。

/07 [5]


(00:15)
新山はなぜか手品を見るのが好きである。 でも、たいていの理系人間とは違い、手品のトリックを見破るのが好きなワケではない (まあ、たまにトリックがわかってしまう時があるが、そういうのは悪い手品だ)。 むしろ手品の醍醐味とは「あーまた騙された、見事にオレは騙された」という感じを味わうところにある。 自分のバカさ加減を笑えない奴には手品は楽しめない。

どうでもいいけどこんな動画を発見した:
Penn & Teller: 世界一・金のかかったカードマジック (1994年) (総費用 5万ポンド … 当時の相場で1000万円程度か?)

概要:

おそろしくバカっぽくてよい。しかし 設備を見ると「ハードディスクが100MB、RAMが12MB」とかいってて泣かせる。 15年前ってそんなだったっけ?

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(20:21)
きょう、ふと気がついた Microsoft の策略: つまりこういうことなのだ。連中は Windows 7 をまともに見せるために、 わざと Windows Vista を最悪にしたと考えられる。 ほかに可能性はありえない。なんって賢いヤツらだろう!
(20:40)
どうでもいいけど、最近よく自転車のカギを忘れる。 カギを家に忘れてくるのではなくて、“カギを道端の自転車につけたまま放っておく”のだ。 とうぜん自転車は盗まれ放題だし、おまけに新山は自転車のカギと家のアパートの鍵を一緒にしているので なおさら始末がわるい。万が一盗まれたら、自転車はなくなるわ、家には入れないわ、 おまけに侵入される可能性ができるわで、もうフンだりケッたりの恐れがある。 決っっして、自分の運をためしているわけではないのだが…。 しかし今まで何度となくカギをつけたまま放置しているが (それも、かなり人通りの多いところで)、 幸運にも一度も盗まれたことはない。でもこのままいくといずれはソノ日がやって来そうな気がする…。 dungea.

今日はなんかもうひとつ書くことあったんだけど忘れta.

(20:57)
後知恵と“前知恵”について。 新山は、「ベストな洗濯」をするということを好まない。 むしろ、とりあえず選択して、それをベストな選択にする覚悟が必要だる。 後知恵で考えてあれはまずい選択だったと言うのは簡単だし、 前知恵で考えてベストかどうかを言うのは臆病だ。

どっちも、クソくらえ。

(00:34)
まふむーど・あふまでぃねじゃーど
まふむーど・あふまでぃねじゃーど

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Yusuke Shinyama