2010/b (9)

Last Modified: Mon Oct 4 11:28:44 UTC 2010

この世は感想文じゃない。

/04 [Mon]


(07:49)
今日って雨降るわけ??

Y combinator の謎 (14分)

(18:53)
フッタ
(18:54)
きょうはつかれた〜〜〜。 お客様向けのマニュアルを書いていたのだるが、たった20行ぐらいの説明を書くのに、 ああでもないこうでもないと1時間以上やっていた。 いかに複雑な概念をコンパクトに、わかりやすくまとめるか? プログラミングのほうがよっぽどラクだ。 分量的には大したことないのに、同じような表現を 何度も何度も書きなおしていると、だんだんアタマが狂ってくる。 ほかの部分までおかしく見えてきて書きなおさなきゃいけないような気がしてきたり、 たかが2、3語の表現を変えては戻したり、といったことをやりだす。 終わったら短距離ダッシュしたあとのような疲れ具合。 同じような疲労は手話通訳の訓練のときにもよく感じる。 つくづく自分は、アタマが弱いと思う。
(19:43)
ところで (てくるで) 昨日、ふいに豚汁が食いたくなったので 作ったのだるが、あまりにもアホみたく具を沢山入れたもんだから ほとんど液体の部分が見えない。これじゃ豚“汁”じゃなくてただの“豚(トン)”だ。 そして具の種類もこれまたバカみたいに多い。1080品目ぐらいは入っている。 もちろん、ニュートリノ配合。ざまあみろ!

ちなみに1080というのは、宇宙全体にある陽子の個数であります。

/03 [Sun]


(12:41)

組み込みシステムに要求されるコード量:

「…メルセデスの Sクラス自動車には、現在 Airbus A380 に搭載されているのとほぼ同数の 100個近い電子制御ユニットが搭載されており、全部で2000万行程度のコードが走っている。 安いモデルでも、その半分ぐらい。…」

「…近い将来、ソフトウェアの量は 2億〜3億行に達するだろう。…」

「…現在、電子回路とソフトウェアの開発費だけで自動車の開発コストの 35〜40% を占めている。…」

「…現在の自動車の保証コストのうち約半分は電子回路とそのソフトウェアに関連するものである。…」

「…これらのソフトウェアのうち約1/3は診断に関するものだが、データ量が多すぎて普通の修理工には分析できない。…」

「…将来的には、自動車の修理と診断はネットワーク経由でおこなわれ、ソフトウェアの更新が主になるだろう。…」

出典:

  1. This Car Runs on Code
  2. Flight Software Complexity

/02 [Sat]


(14:49)

…おまえら死ね、いいから死ね。

/01 [Fri]


(19:32)
そういえばきのうある展示会に出て思ったのだるが、 世の中には実に自称「アイデア君」が多い。 自分が瞬時にひらめいたテキトーでいいかげんな考えを 「誰も思いつかなかった素晴らしいアイデア」だと思うらしいのである。

「これ、もっと値段下げたらすごく売れるんじゃない?」
…一般論は聞きあきた。こっちだってもっと安くしたいんだよ!

「こって高齢者にも売れるんじゃないの?」
…アーそれはみんな考えてんだよ、あんただけじゃないよ。

「このアイデアは他にも応用できるよな? たとえば…」
…わかったわかった、そんなの凡人っぽい思いつきじゃなくて、 もっと奇抜なことをいってくれ!

新山もこういう傾向があるので人のこた言えないけど、 こういう人々ばっかり相手にしていると、 「ウガーーーーーっ」という気分になるよね。

(21:17)
カネでも名誉でも、自分は「もらう」よりも「稼ぐ」ことを選びたいね、 pretty much。

/30 [Thu]


(01:08)
スコットランド英語と北信濃方言の類似性について。 昔から、なんかスコットランド英語の発音っていいよなあ、 と思っていたのだるが、最近ふとあることを思いついた。 Scottish では、 "i" → "e" という発音の変化が起こることが多いが、 これは北信でもよく起こるのである!

というように、新山にとって "i" → "e" の変化は 何か田舎を思い出させるものがある。以上

/27 [Mon]


(20:07)
きょうふと思いついた法則。 英語で「〜er」という単語をテキトーに日本語訳するには、 「…君」というのをつけてみたらいいのではないか?

てくるで、電車の中でよくみかける大学の広告について。 日本の私立大学の広告は、だいたい「自由な校風」とか 「由緒ある伝統」とか「すてきなキャンパス」ばかり宣伝しているが、 肝心の「具体的に何をどう学べるのか」については まったく書かれていないことが多い。 これを見て、やはり米国とは違うなあ、とつくづく思うのである。 NYの地下鉄にもよく大学の広告とか貼ってあるけれど、 とにかく向こうは実際の生徒が出てきて、言っていることも具体的だ:

ということが結構な頻度で書いてある (ま、書いてないこともあるけど)。

小学生を相手にした商売なら話は別だが、高校生以上の年齢の客に対して、 具体的なメリットを説明せずに何十万という授業料を取るのは、 はっきりって詐欺商法の一種にしか見えない (説明が難しいのはよくわかっている -- ここでの問題は、その努力すら見られないということなのである)。

/25 [Sat]


(09:24)
きょうは朝からくだらぬ場所に集合せねばならぬい。ddit (都々逸)
(19:36)
うむ、やはりくだらぬ場所だった。

きょうは生まれて初めて「経営セミナー」なるもの (といえば言えるようなもの) に 参加してきたのである。べつに新山は重役でもなんでもないのだが、 「出てみる?」と言われ、あのアヤしげな雰囲気と人々に興味をそそられたのは否定しようがない。 (ご存じのとおり、新山はアヤしげな人・モノに惹かれる危険な傾向がある。) で、その感想だけど、やっぱりああいうところにカネをはらって 参加するのは、(たとえそれが会社の金であれ) 無駄だと思った。 その内容は、べつにたいしたインパクトがあるわけでもなく、 もっぱら (新山にとっては) 一般論にすぎないことである:

財務とかのこまかいノウハウについてはやらなかったが、 まあそれは独学でも勉強できるわけだからね。 いずれにせよ、新山は政治にも経営にも興味がない。経済にはちょっと興味あるけど、 それはもっぱらその心理学っぽい側面だけである。ま、講師や受講生をこまかく 観察できたのはそれなりに意義があった、ということにしとこう。

それにしても、やはり会社の社長という (ある意味) キチガイ的な人々を 抑えこむために、話がかなり誇張されていたような気がする。 いたるところで「米国のやり方を見習え」って論調になってて笑えた。 たしかに資本主義の原則にのっとれば、米国はお手本なんかもしれないが、 新山は米国型にバリバリ合理化された、爽やかに社員のクビを切る経営者よりは、 バカで頑固で混乱してる“ニッポンの社長”のほうが好きである。 なぜなら、これは根本的に科学の問題じゃなく、趣味の問題だから。 結局のところ (ケッキョキ)、人生における選択は最終的にはほとんど 趣味の問題に帰着する。(だが、このことをわかってない米国人は意外に多い。)

思うに、こういうセミナーが対象としている日本型の社長ってのは、 体育会タイプが多いのだろう。だから「合理的にやれ」って話になるんだろうけど、 いつの時代も「体育会系 (=根性) が好き」ってのは、日本人の文化的な趣向だと思う。 太平洋戦争から60年たっても日本人のこの傾向はまだ変わってないのだから、 これからもずっと変わらないんだろうな。もしこれが体育会以外の 「思考型」タイプを対象としていたら、内容はかなりちがっていただろうと思われる。

/24 [Fri]


(22:52)
ただの cookie よりもさらにすごい cookie、 evercookie。 合計8つの異なる場所に個人が特定できる情報を保存する。 Flash の shared object などについてはかなり前から知っていたけど、 「キャッシュされたpng内のピクセルRGB値を使う」なんてのはすごい。 世の中には、いろんなこと考えるやつがいるもんだ。 このライブラリはそういったセキュリティ上の注意を喚起するために作られたらしいけど、 そもそも一般の消費者がこういったことを気にかけるのか、正直なところあやしいと思う。 個人的には、こういった軽微なプライバシー侵害までいちいち目くじらたてることはない、 と思える一方で、この手の害悪は「塵もつもれば悪となる」という性格をもっているとも考えられる。

たとえば某no-evil社なぞがやっていることを見ると、個々の「evilness」はほとんど測定不能なほど小さい。 しかし、これを信じられないほど大規模に、かつ何年も継続してやったらどうなるか? …今までにこれほど大規模かつ並列的かつ継続した個人情報収集というのは歴史上 やられたことがなかった (たとえ個々の情報がどれほど瑣末なものだとしても)。 レッシグがかつて言っていたように、これまでの犯罪とコンピュータを使った犯罪との 一番の違いは、かつては不可能だった操作の大量な自動化と集約化によって、 一見ささいなことでも深刻な被害をもたらしうるということである (heck, 計算機の本質を言いあてている引用が、よりによって計算機科学者ではなくて レッシグのものだとは!) 人類はおそらくこれほどのスケールでやられた実験の結末というものを、 直感的には想像できないと思う。そしてその影響が人間にわかるほど大きくなったときは おそらくすでに相当被害が出たあとなのである。

(追記) 個人的には、webは今よりももっともっと宣言的になるべきだと思う。 そうすればデータフローを制御するのがより確実になるから。 そもそも、たかがデータを読むだけなのに、なんで手続きを実行せにゃ ならんのよ? データとプログラムを混ぜるな! …しかし、だからといって新山が HTML5 などの、 HTML4よりもさらに3倍もデカイ、 おまけにすでに SGML 標準ですらなくなった仕様が好きなわけではぜんぜんない (そもそも HTML5 はちっとも宣言的じゃない)。 そういえば一時はやった XHTML ってどうなったん? まだあるらしいけど、 これの普及してなさ具合がすでに何事かを物語っている。 ma-, せいぜいがんばってくれ。

(02:02)
ヌナブト準州。なんか、

/23 [Thu]


(14:47)
ようやく涼しくなった。

こういう雨の日は好きである。 こんな日は、家でじっとソースコードを読むに限るね。

Also watch...

こいつらは、あまりにデカイので(計1Gbytes以上) tabesugi.net に置くわけにいかず、 数時間かけてyoutubeにアップロードした。ふう

/21 [Tue]


(08:33)
ある種の人々は、永久にそのままだ。
(20:53)
きょう、すばらしい格言を思いついた。 (DDY 格言って“思いつく”ものか?)

これである:

ソースコードに書くコメントは、自分の遺言だと思え。
-- euske
(21:52)
またコバンザメっぽい人がきた。

むかし、日本語には「提灯持ち」って言葉があったのである。 でもいまじゃ提灯なんてだれも知らないし、見たこともない。 ついでに昔の人は家に電話を置いていたらしいよ。 で、電話とラジオがつながってて、幽霊を受信すると電波の世界へ行けたんだそうな。 その手の技術は今は幻の大陸とともに水没してしまった。 あと、メンチカツも。

ついでに、牛乳でできた香水はアタマを軽くする。 だから性格が歪むこともなく、ティッシュを洗濯することもない。 幽玄なる雲が湧き出たあとにシーツを消毒 (ガラパゴスゾウガメで)。 涅槃とは、地図がなくても遭難する人のことであるよ、またはその場所だよ。 そうだかもしれねい、もう日本語変。ungarktel-fzpÿ;

まろやか運転

/20 [Mon]


(09:52)
あんまり涼しくないなあ、ここは。
(10:28)
学生 (あるいは社会人) の学力低下とか活字離れについて。 よく取り沙汰されるが、新山はこの種の話はよくある 「ワシが若いころはなぁ〜…」的な年寄りのグチにすぎないと考えている。 実際には、学力が低下したり情報を取得したりしなくなってきたのではなく、 ただ学力の種類や情報源が「変わってきた」にすぎない。 で、たいてい学生というのはオトナよりも世の中の風潮に早くから影響をうけるので、 いま学生のあいだで起こっている変化というのは、近いうちに社会全体の 現象になるわけだ。そう考えると、いま学力低下とかいって騒いでいる連中は、じつはそいつ自身の 学力が低下している (あるいは将来、低下する運命にある) にすぎない。 そもそも、オトナが勉強しない社会では、 そりゃ子供だって勉強しないよ。ケッキョキ (結局)
(10:39)
“障害者”を増やす方法。たとえば日本では、障害者は全人口の約半分を占めている。 なぜなら、オトコというものは、子供が生めない障害をもった女と 考えることもできるから (まあ、男はそれ以外の障害もいっぱい持ってますが)。 ほかにも“障害者”を増やす方法はたくさんある。しかし“障害者”が 社会の50%を超えることは決してない。なぜなら、割合が50%を超えた時点で、 障害者は“ショーーガイ者”とは呼ばれなくなるからである! 人類はみんな、すでにひどい病気 (虚弱体質、力不足、短寿命、頭の混乱 etc.) 持ちにもかかわらず、 いまだに自分たちを障害者として認めようとしない。これは、社会の害悪だ。
(19:06)
カッコ悪いなあ。

/19 [Sun]


(21:56)
ふと、「自分は人生において、いま寄り道をしているんではないか?」と思うときがある。 でも、じつは寄り道こそが人生の本質だとしたら?
人生とは歯医者にかかっているようなものだ。
これから本格的になると思っているあいだに終わってしまう。
-- Otto von Bismarck

/18 [Sat]


(08:23)
ゆうべは御茶ノ水である会合があったので、会社から自転車で行った。 それで行きはまあ順調だったのだけど、帰りは 飯田橋のあたりで道を間違えたらしく、見事に迷った。 ホントーは目白通りを行きたかったのに、気づいたらなぜか大久保にいたのである。 ふんとにもーーー。で、いまさら気づいたのが、 「オレって実は方向音痴らしい」ということだった! (これまで何度も旅行に行ったりしてるのに、 なぜ気づかなかったのかフシギだ) …それにしてもオレは山手線の内側に自転車で行くと いつもかならず迷っているような気がする。 つうわけで、きのうは帰ってきたらあまりにも疲労困憊しており、 PCの電源も切らずに寝てしまった。
(12:53)
やべー、今日は偏頭痛がくるぞ。きっと

/16 [Thu]


(23:24)
なんじゃと。これまで日本はアジア随一の自殺大国だと思っていたが、 いまや韓国にその座を抜かれたらしい。 日本人的にはめでたくないニュースであり、 韓国人的にはめでたいニュースである。逆かな?

そんな韓国があみだした新種の集団“生前葬”セミナー。 どう考えてもあやしいが、こんなんで自殺防止になるんかね? それにしてもメディアはあいかわらず kettieな (ケッタイな) ものぶくり発見してくる。

わざ (ろ)。


Document ID: 0333691870524cca2233646505fb6907

Yusuke Shinyama