2011年9月

Last Modified: Sat Oct 8 14:19:35 UTC 2011

“自転車の魂をもつ男 (Man with Bicycle Soul)”

/09 [Sun]

@00:19

きょうは (厳密には昨日だが) 中野サンプラザ前で「よりあいバザー」の手伝いをした。 腕が痛かった。

/07 [Fri]

@07:45

…で、Steve Jobs が死んだのは本当に昨日だったのか??

@19:00

そうです ≒ そのようです

@19:03

きょう、どっかのnyu学生からいきなりメールがあった。 新山が 2004年に書いた実験用スクリプトに対しての質問だった。 彼はどうやらShasha先生の授業をとっているらしいが、 まだあの「救急車の経路最適化問題」をやってんのね…。なつかしいことよ。

/06 [Thu]

@19:14

わお... 新山が日記に書いたその翌日に死ぬとは、なんということだ。 べつにオレは呪い殺してないぞ。

とくに気に入っている Jobs の quote は以前 ここに書いた。 とりわけ、以下の文句が非常に好きである。彼が30代かそこらのときの発言:

この世界になにがしかを“植える”ことができて、それがいずれ少しずつでも世界を変えていく。
(You can plant something in the world and you can grow, and it changes the world ever so slightly.)

陳腐かもしれないが、新山は何事も「しぶとく続ける」ことが大事だと思っている。 この世になにかを“植えて、育てる”というのは、とても気の長い仕事だ。 Apple のように短期間に成果が出ることばかりじゃない。しかし、それが必要なのだと思う。 そういうことを思い出させる意味で上の言葉は好きなのだ。ちなみに、この日記ももう14年目だよね…

べつに Jobs が死んだのとはなんの関係もないが (nytimesではずっと1面トップ扱いだった)、 きょうは午後からずっと気分が落ちこんでいた。開発中の製品のバグがなかなか減らず、 しかも旅行に行くまでにテストを終わらせないといけないので。まあ、しかし、 そんなことは実は何でもないことだ、と自分に言い聞かせようとしている。

@21:45

…公平を期すために言っておくと、新山は Jobs を美化するつもりは毛頭ない。 彼は極端な秘密主義者であり、同時にキムじょんいるのような独裁者で、 自分の気に入らないやつは容赦なく消した。そして多くの人が知らないフリをしているが、 iPhoneは中国におけるひどい労働災害だ。 人間としてつきあうには、Jobs はおそらく最悪だったと思われる。

しかし、それでもヒトラーや毛沢東がある意味で「偉大」だったのと同じように、 Jobs もまたリーダーとして偉大だったのである。彼が死んで、ようやく まともな事実が明るみに出ることだろう…。

@00:45

どーでもいいけど今日発見した Windows の恐しい事実。 新山はぜんぜん知らなかったんだけど、Vista以降の Windows には WinSxS という機能がある (これは "Windows Side-by-Side" と発音する由)。 これはようするに悪名高い DLL hell を解消するためにあみだされた機構で、 同じ名前をもつ (同じパス名に存在する!) 異なるバージョンの DLL を各アプリケーションが 別々に扱えるようにする機能である。考えただけで混乱しそうでしょ? 通常のexeやDLLファイルには "manifest" というデータが埋め込まれていて、 これがどのライブラリのどのバージョンを使うかを指定する (システムはそれを参照してバイナリ実行時に適宜正しいバージョンの DLL を参照可能にする… どうやってこれを実現してんだかは知らない)。ふつう、Visual Studio なんかで インスーラを作成すると、これはそのプログラムで使っている特定のバージョンの DLL (たとえば MSVCRT.DLL のバージョン 8.0.50725.6145) を WinSxS に インストールするような merge module (.msm) も同時に作成する。 ところがどういうわけか新山のマシンでコンパイルすると、EXE(のmanifest)に含まれている DLLのバージョンと、実際にインストールされるDLLのバージョンが微妙に異なるという 不具合が発生するのだ! …で、ようやく原因をつきとめてみると、これは新山が 自分のマシンに Visual C++ 2005 Redistributable SP1 をインストールしていなかった ためだということがわかった。こんなの、どうやって発見しろとゆうんだ! いやはや Windows の開発は恐ろしい。

/05 [Wed]

@20:25

Steve Jobs はすごい経営者だったとみんないうし新山も実際そう思うのだが、 新山がすごいと思うのは、あの非人道的な完璧主義もさることながら、 彼の「失敗からの学習能力」である。具体的には NeXT だ。 あれ以降、Jobs の戦略は変わった。それまでの Apple や NeXT に見られていた 「高くてもイイものはイイんだ!」という高飛車な路線から、 「とにかく一般人でも買える価格帯のものを作る」という戦略をとるようになった。 いま思うに、あの変化はデカかった。iMacとか iPodとか Mac Mini とか、 以前の Apple ではまず考えられないような安っぽさだが、 あれで資金力を得たというのはまちがいない。つうか、ふつう会社の社長で あそこまで失敗から顕著に学習する人っている? そういないよな…。 Jobs の本当に興味ぶかいところはそこだ。 はて、オレは一体なぜ今さらこんなことを書いているのだろう?

@20:41

だあよ!

/04 [Tue]

@07:59

きのう判明したこと。朝食をたべすぎると会社でネムくなって苦労するから注意!

ところで (てくるで)、みんなの言ってる「フェイスブック」っていうのは これのことだよね? 新山から見ると明らかに頭がおかしいが、まあ、キリスト京都なんてそんなもんだ。

さらにところで (てくるで)、きのう eV (electronvolt) が 電位差でなく、エネルギー量を表すのだということをはじめて知った。 (いや、でも高校の物理で習ったんだっけ?) これは 1.6×10-19J らしい。

そんだけ。

@00:16

tell me moar!

@00:16

ハイテク教育は金ばかりかかって効果上がらず。 まあ、そりゃそうだろうな。 ハイテク教育のすべてが無価値だとは思わないが、 ようするに適材適所ってことだよ。 そして実際、機材にたいした金は必要ないと思うのだ。

/01 [Sat]

@10:48

それはそうと、アッチのほうはすでに冬の気配らしい。

アッチとな?

まあ、それはそうとして。

@23:56

Skype で話し始め、気がつくと通話時間 8:03:49 と出ていた。ガーーーソ。

今晩は本当はカレーを作る予定だったのに大幅遅刻。 でも予定を変えるのはくやしいので、ジャガイモを買いに わざわざ沼袋駅前のSEIYUまで自転車で出かけた。サムかった。

どうでもいいが (どうでもよろ)、もし映画 "JAWS" の広告が 以下のように翻訳されてたらウケいると思うのである。

平和な海水浴場に迫りくる恐怖……

       ア ゴ

ウケいる。ぬ

/29 [Thu]

@19:57

CMS = Color Management System

、だったのか。

、だったのだ。

やっぱ、emacs はいいよな。 行頭を句読点ではじめても爆発したりしない。

/28 [Wed]

@18:50

ふと思ったこと。 なぜ「敗北」は北なのか? べつに敗南でもいいだろう。

というか今日は外は涼しいのに社内はなぜかアツかった。

@18:54

きょう新しくリリースされた Firefox といえば 3.6.23 だよな、うん。

/27 [Tue]

@08:15

多くの場合、ツケを払うはめになるのは借金した本人ではない。

だから往々にして借金は「したもん勝ち」になる。

もちろん、金銭の貸し借りだけなら数値で表せるのでことは簡単だ。 しかし、多くの場合は…

/26 [Mon]

@19:10

またもやバカを発見した。

日本人による衝撃映像 - UFOか、はたまた昨日落下したUARS衛星か?

さて今回は何人騙されるのやら。

参考文献: ミサイルのように見えた飛行機雲

/25 [Sun]

@02:04

結論: NetworkManager が悪い。

ふたたび結論: NetworkManager が悪い。

@02:10

OpenPandora のおそろしい事実を発見した。 こいつはフタを閉じてスリープ中もしっかりカーネルが動いていて、 ちゃんとUSBに電源も供給されているしsshログインもできる。 ただし動作周波数は 125MHz まで落ちているけど (通常は600MHz)。

@23:25

二匹目のトジョウは、ときにバカでかい時があるらしい。

ぷったべ

/24 [Sat]

@09:23

Python で日本語処理をするときによく使っている関数がある。 あまりにもよく使うのでパターン化しているため、ここに載せておく。

HIRA2KATA = dict( (c, c+96) for c in xrange(0x3041,0x3094) )
def hira2kata(s):
    """与えられたunicode文字列s中のひらがなをカタカナに正規化。"""
    return s.translate(HIRA2KATA)

FULLWIDTH = u" !”#$%&’()*+,\uff0d\u2212./0123456789:;<=>?" \
            u"@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_" \
            u"‘abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}"
HALFWIDTH = u" !\"#$%&'()*+,--./0123456789:;<=>?" \
            u"@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]^_" \
            u"`abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{|}"
Z2HMAP = dict( (ord(zc), ord(hc)) for (zc,hc) in zip(FULLWIDTH, HALFWIDTH) )
def zen2han(s):
    """与えられたunicode文字列s中の全角を半角に正規化。"""
    return s.translate(Z2HMAP)

import re
RMSP = re.compile(r'\s+')
def rmsp(s):
    """与えられたunicode文字列s中の余計な空白を除く。"""
    return RMSP.sub(' ', s.strip())

(追記: ハイフンが2種類あるのは shift_jis と cp932 でのコーディングの差異をどちらもサポートするため)

@19:12

なぜ人は卑語や下ネタを喋るときに思わずワラってしまうのか? これはいったいどういう反応なんだろう?

/21 [Wed]

@08:13

これのどこが25℃なんだ?

@19:42

ふー。きょうは会社から家まで歩いて帰った。 どうでもいいが (よくないが)、こわれたビニール傘を無理矢理さしている連中は死にやがれ。 奴らが前にいるときは、いつあの針金にアタックされるんじゃないかと気が気じゃなかった。 ちなみに新山の傘はかなり高級で頑丈なやつだが (裏返しになってもスプリングが入っているので平気)、 途中から傘をさすのはほとんどあきらめて、もっぱら護身用の杖として用いた。 なぜなら視界がきかないうえに、いろいろ飛んできたりコロがってきたりするのである。 でも6時ちょい過ぎ (日本時間) に着いたのだからマシと言わねばならない。 おそらくまだ駅は沢山の人で埋まっているのであろう。

…しかし「ツイッター」を使えば彼らはカンペキな情報を得られるので、 きっと簡単に家に帰れるに決まってる。tabun.

/20 [Tue]

@19:24

今日、昼休みにメシを食いながらネットを見ていたら 「日本の研究者、ウンコから食肉を合成」 という記事を発見してしまい、なんとも脱力した。ホントかどうかは知らないが、デッチあげだとしたら上出来だ。 いかにも「日本人ならやりそうだ」と思われていることをうまく捉えている、と思う。 米国人の日本人に対するステレオタイプってのはいつもこういうもんである。

ちなみに、このサイトの本日の人気記事は 「この夏のUFO目撃者が急増」 である。

繰り返すが、これが Fox News だ。 恐しいのは、これが CNN や MSNBC よりも視聴者数が多いということである。

@19:45

編集 | 訂正 | 修正 | 変更

どう違うのよ?

@21:05

ちなみに今日の帰りはビショ濡れでした。

/19 [Mon]

@23:48

もしかしたら、ただのドラゴンかも。

ちなみに新山はトイレの中でプログラミングをするつもりなどは決してない。決っっして。

/18 [Sun]

@23:05

きのうは朝から郵便屋さんに起こされ、何かと思ったら、 ついに OpenPandora が届いた!

おかげできのうは午後いっぱいこれをいじってすごし、 ほぼ徹夜。明日も休日とはいえ、きょうはちゃんと寝ないと。

(追記) どうでもいいけど今回「税付き郵便」というものをはじめて受けとった。 要するに、この配達は「輸入」とみなされるらしく、関税 (実際には消費税) が かけられており、郵便屋さんにそれを配達時に払わなくてはいけないのである。 へー? そんなん知らんかった。

@00:29

ある知人 (マツダさん) が Linux をインストールしたいというので、 きょうは午後半日をまるまる使って、Skype で彼にやり方を教える。 ちなみに先週もやったのだが、iso イメージをダウンロードして、 Windows のコマンドプロンプトで cdrecord.exe を使って CD イメージを焼くところまでで半日かかった (彼は Windows では JAWS を使っている)。 きょうは brltty を使って実際にインストールが完了するところまで行ったのだから、えらい進歩である。 新山は向こうの画面は見えないし、相手も点字ディスプレイしか見えないので、 brltty が動かないと何が起きているのかわからない、完全にお手上げ状態。 ちなみに、grub のプロンプトは「めくら打ち」である。 最初は netinst でやろうとしたのだが、彼の環境は無線LANしかなく、 WPA が使えないとネットワークに接続できない。 しかしそんなもんは通常のインストーラにはないので…うだうだ。

以下、盲人が自力で Debian をインストールするときのメモ:

まだやることが山のようにありそう…。 彼が一人前のLinuxユーザに育つのはいつか?

それにしてもあらためて思うのだが、Debian は嫌いだ。 あのインストールガイドは人をバカにしている。 たとえばインストールガイドの 4.2節 "ミラーからファイルをダウンロードする" のページから、実際の .iso が置いてある国内のディレクトリへすぐにたどり着ける人いる? じつにムカつく。にもかかわらず、デフォルトで点字サポートをしているディストリビューションはこれダケなのだ。 不幸なことよ。(もしかして Ubuntu でもあるのか? まあどうでも余炉)

どうでもいいけど (ddy)、Wifi関連のパッケージって、さっぱり新山には理解できぬ。 とにかく複数のプロジェクトが混在しているのである。むかしは wavelan だったのに、 いまはそれは消滅し…MadWifi ってどうなったんだ? いまは Ath5k に統一されてるのか? インターフェイスの名前も一時期 ath0 だったり wifi0 だったり eth0 だったりし、 いまじゃ wlan0 が標準なのか? もー、わけわかんない。

/17 [Sat]

@00:41

普段ほとんどしない音楽の話などを…。 きょう、あるところでキャロル・キングの "You've Got a Friend"が流れていて、 泣けた。新山は洋楽にぜんぜん詳しくないし、とーぜん昔のヒット曲なども 知らないので、正直「おばさんになってからの Carole King」しか知らない (じつは米国にいたとき GAP のコマーシャルで流れていたのではじめて知ったというのは秘密)。 しかし、これは曲調からしてもかなり日本人好みだと思う。 もともとはこの曲は James Taylor がカバーしたから「オトコっぽい曲」として 認知されているのかもしれないが、Carole King バージョンしか知らない新山の頭の中では、 「Carole King が喋るであろうサバサバした日本語」の歌詞に変換されている:

あなたが悩んで、落ちこんで、 (When you're down and troubled)
誰かそばにいてほしいとき (And you need some loving care)
どうにもならなくなったら (And nothing is going right)
目を閉じて私のことを考えればいい (Close your eyes and think of me)
そしたら私はそこにいる (And soon I'll be there)
最悪な夜だって少しは明るくできる (To brighten up even your darkest night)

ただ名前を呼んでくれればいい (You just call out my name)
私がどこにいようと知っているでしょ (And you know wherever I am)
すぐに走ってくるんだから (I'll come running to see you again)
冬でも、春でも、夏・秋だって (Winter, spring, summer or fall)
ただ呼んでくれればいいだけ (All you've got to do is call)
私はきっとそこにくる (And I'll be there)
ねえ、あなたには友達がいるのよ (Yeah, you've got a friend.)

…彼女の一人称は漢字の『私』かひらがなの『わたし』かで一瞬迷ったが、 ここは漢字だろう。さすがに『あたし』ではないよな。どうもビミョーに翻訳口調っぽいが、 米国人というものは、たとえ想像の中でさえ、完璧に日本人のような 日本語は喋らないもんなのである。少なくとも新山の頭の中ではそうだ。

/15 [Thu]

@08:26

さいきん、6時間ぐらいしか眠ってないことが多い。 これは暑いためか、あるいは新山の身体が年老いてきたための変化か??

てくるで、この記事は とてもおもしろかった。統計によると、学生時代に恵まれた環境で優等生だった子供は、 社会に出てから挫折してしまう可能性が高いという。よくある話かもしれないが、 逆境で育った子供のほうが、長期的にみると成功する可能性が高い。 だから子供の「成績」というのは、その人間の将来を示す指標としては むしろ役に立たないのかもしれない。…かといって、子供をみんな貧乏にするわけにもいかない。 どんな親でも子供には惜しみなく資源を与えたいものだから。 これは現在の教育が抱える根本的なジレンマである…といったような内容。

で、上の記事とあんまり関係ないけどふと思ったことがある。 たいていの場合、子供は大人よりもずっと速く物事を学習するとされているが、 新山はつねづねこのことに疑問をもっていた。その差は年齢による記憶力の違いだけで説明できるもんだろうか? もしかすると、子供の学習能力が高いのは、子供には大人に比べて 「より多くの失敗が許されている」からじゃないだろうか? 学習というのはようするに「どれだけ失敗したか」によって決まる。 成人になるにつれて、失敗が許されないという社会的圧力が強まるので、 したがって学習の機会も失われる。だとしたら、世間というのは罪なもんだな。

@22:28

踏み切り待ちをしているときに右腕を蚊に刺されたら、ハレハレ。 これもみんな沼袋駅前の開かずの踏切が悪い。フミキラー

/14 [Wed]

@08:04

各電力会社の方々へ :

 当方ヤラセ承ります! 原発賛成派でもダム建設派でもなんでもOK! 24時間大歓迎受付中!!
 (価格は応相談)

@20:22

いったい秋はいつ来るんだあああ! サンマが売り出されてもオレは信じないぞ!

@00:39

I'll give them *propes*.

/13 [Tue]

@08:06

いま適当にデッチあげた、 外国人にとって“日本人っぽく”見える名前例:

@08:13

朝からネムネムだ

@18:48

きょうのバカな話。 昼休みにドンキホーテとサントクに出かけ、 自転車で出たのだが忘れてそのまま徒歩で会社に戻ってきて、 帰りに「アレ? おれ自転車どこに停めたっけ?」とアセった。 本日は社内でインフルエンサ患者一人発生につき、 しばらくは油断できないのである。

しかし、朝死ぬほどネムかったにもかかわらず今日はおヒルネしなかった。 なぜか。

/12 [Mon]

@08:12

あるメーリングリストで「X11用のドローツールでいいやつ知ってる?」というから Tgif を紹介したら、たいそう喜ばれた。20年以上存在しているツールなのに、 いまだに(古株の中にも)知らない人が結構いるようである。

@20:01

ソフトワぁー (software) の信頼性について。 よく素人は「クラッシュした」ことを気にするが、 じつはクラッシュすること自体は (よほど特殊なアプリでない限り) 重要な問題でない。 新山はよくいうのだが、クラッシュはいいのである。 なぜならクラッシュしないでデータを corruption するほうがはるかに悪いのだから。 新山が個人的に考える、ソフトウェアのバグの深刻度のめやすは以下のようなかんじだ:

  1. 一見正常に動作しているように見えるが、じつは内部でおかしな動きをしている。深刻度…最悪
  2. ソフトウェアがまったく無反応になり、動いているのかいないのか判然としない。深刻度…かなり悪い
  3. ソフトウェアに明らかな異常が発生し、操作の続行が不可能になる (クラッシュする)。深刻度…悪い
  4. ソフトウェアに異常が発生しているが、操作の続行は可能。深刻度…普通
  5. ソフトウェアに異常は発生していないが、いろいろと不便さを感じる。深刻度…軽い

ということで、クラッシュは「見せかけの正常」「無反応」よりもはるかにいい現象なわけだ。 もっともこれはすでに実装がだいぶできてからの話であり、 設計やプロトタイプの段階では話はまったく違ってくる。 たとえば設計段階で「いろいろと不便さを感じる」というのは、かなり悪い。 しかしバグをつぶす段階になったら、上にあげた優先順位のほうが理にかなっている。

ちなみに上で明示的には書いてないが「assertで落ちる」というのがある。 これは、不注意により落ちているのだったら軽傷。どこにもミスがないのに assert で落ちたら、 それはロジックが破綻していることを意味している。 こうなったら設計を再度見直す以外に解決策はない。 だから新山は実は assert のエラーがけっこう怖い。

/11 [Sun]

@08:58

さて、いろんな意味でフルっていた8月は終わった。 新山のいまの一番の関心事は、「いつ冷房なしで過ごせるようになるのか」ってことで、 今朝も朝からバリバリつけております。問題は

@00:52

…問題は、一日があっという間に終わることだ。


Yusuke Shinyama
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